JPH02182796A - 消臭剤入りドライクリーニング用洗浄剤組成物 - Google Patents

消臭剤入りドライクリーニング用洗浄剤組成物

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JPH02182796A
JPH02182796A JP177289A JP177289A JPH02182796A JP H02182796 A JPH02182796 A JP H02182796A JP 177289 A JP177289 A JP 177289A JP 177289 A JP177289 A JP 177289A JP H02182796 A JPH02182796 A JP H02182796A
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JP
Japan
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solvent
cleaning
plant
dry cleaning
plant extract
Prior art date
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Pending
Application number
JP177289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Higuchi
樋口 久夫
Yukihiro Watabe
渡部 幸宏
Sadatoshi Watabe
貞利 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAIZU KK
NOF Corp
Original Assignee
NAIZU KK
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は消臭効果のあるドライクリーニング用洗浄剤組
成物、すなわちドライクリーニング後に被洗物に残存す
る汚れや溶剤の臭いを消去することができるドライクリ
ーニング用洗浄剤組成物に関する。
〔従来の技術〕
ドライクリーニングでは、油汚れなどを落とすための洗
浄液として、石油系溶剤、■・l・1−トリクロロエタ
ン、テトラクロロエチレン(以下、パークレンという)
などの塩素系溶剤、1・1・2−トリクロロート2・2
−トリフロロエタン(以下、フロン113という)など
の弗素系溶剤などが用いられる。
また、洗浄力の向上や水溶性汚れを落とすための水可溶
化のために、あるいは溶剤による過剰脱脂で風合を失っ
た繊維に対する柔軟性付与などの種々の目的で、様々な
界面活性剤が使用される。
これらの界面活性剤の中でも、特に繊維に対する柔軟性
付与機能を重視する観点から、陽イオン性界面活性剤を
用いるのが一般的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このようなドライクリーニングにおいては、
特に石油系溶剤における嫌気性微生物の発生による臭気
の問題や、汚れや溶剤の残存による臭気の問題など、未
だ解決されていない重要な問題点がある。
本発明は、上記の事情に鑑み、ドライクリーニング後に
衣類に残存する様々な原因による臭気の問題をなくすこ
とのできるドライクリーニング用洗浄剤組成物を提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討し
た結果、発酵法によって得た植物エキスを消臭剤成分と
してドライクリーニング用洗浄剤中に含有させておくこ
とにより、上記の目的にかなった消臭効果にすぐれる洗
浄剤組成物が得られるものであることを見い出し、本発
明に到達したものである。
すなわち、本発明は、植物体を発酵して得られる植物エ
キスを含有することを特徴とする消臭剤入りドライクリ
ーニング用洗浄剤組成物に係るものである。
〔発明の構成・作用〕
本発明で用いられる植物エキスは、たとえば、植物の葉
、茎、幹、根などをチップ、細切りまたは粉状などにし
た植物体と、バクテリアおよび/またはカビとを混合し
、通常はこれに水や少量のアルコールあるいは場合によ
りハチミツなどを添加して、所定期間発酵させ、ついで
これを圧搾したり、水または溶剤などを用いて抽出する
ことにより、またその後蒸留または分留することにより
、得られるものである。
上記の植物体としては、自然界にある種々のものを使用
でき、特に松、杉、檜、オオバコ、げんのしょうこなど
が好ましく用いられる。また、これを発酵させるための
バクテリアまたはカビとしては、たとえば、Coryn
ebacterium sp、、5taphyl。
coccus sp、1isteria sp、、Ba
cillus sp、、Paecil。
myces sp、、Penicillium sp、
、Periconia sp、またはこれらの混合物な
どが好ましく用いられるが、これらに特に限定されない
本発明においてこのような植物エキスの使用量は、ドラ
イクリーニング用洗浄剤組成物〔一般には後述する洗浄
剤成分としての界面活性剤を洗浄用溶剤(希釈溶剤)に
約15〜70重量%程度加え、また必要に応じて適宜の
副成分を加えてなる洗浄剤組成物〕の全体中に占める割
合が0.01〜IO重量%、好ましくは0.1〜5重量
%となるようにすればよい。この使用量が過少では充分
な消臭効果が得られず、また過多となると洗浄剤として
の性能を損なうおそれがあり、好ましくない。
本発明で洗浄剤成分として用いられる界面活性剤として
は、特に制限はな(、通常用いられる陰イオン性界面活
性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、
両性界面活性剤のいずれでもよい。
通常用いられる界面活性剤としては、たとえば、西一部
編:「界面活性剤便覧」 (産業図書株式会社)や、ソ
フト技研出版部編=「新界面活性剤の機能作用の、解明
とその応用製品の開発・実用総合技術資料集」 (経営
開発センター出版部)などに記載されている。
本発明の消臭剤入りドライクリーニング用洗浄剤組成物
には、上記の界面活性剤と植物エキスとともに、必要に
応じて適宜の副成分を併用するようにしてもよい。この
副成分としては、たとえばエチルセロソルブ、エチルカ
ルピトール、ブチルセロソルブ、ブチルカルピトールな
どの溶剤、螢光染料、香料、色素、水などがある。
このような洗浄剤組成物を用いて、各種の繊維製品をド
ライクリーニングするにあたっては、前記した石油系溶
剤、塩素系溶剤、弗素系溶剤などの汚れの種類に応じた
適宜の洗浄用溶剤が用いられ、これらの溶剤にこれと通
常同じ溶剤を希釈溶剤として用いた上記の消臭剤入りド
ライクリーニング用洗浄剤組成物をその有効成分(希釈
溶剤を除いたもの)が通常0.1〜5重量%程度となる
ように添加し、これを用いて常法によりドライクリニン
グを行えばよい。
なお、本発明では、必要により上記した消臭効果のある
植物エキスをドライクリーニング用洗浄剤組成物の方で
はなく、この洗浄剤組成物を添加するべき大量の洗浄用
溶剤の方に添加しておいても差し支えない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の発酵法によって得た植物エキス
を消臭剤成分として含有したドライクリーング用洗浄剤
中成物を用いることにより、非常にすぐれた消臭効果が
得られ、ドライクリーニング後に衣類に残存する様々な
原因による臭気の問題をなくすことができる。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を記載して、より具体的に説明
する。
実施例 つぎの第1表の組成比(重量比)にて示される試料N1
11〜7に係る界面活性剤混合物と下記の方法で得た植
物エキスと洗浄用溶剤(希釈溶剤)とを全体が100重
量%となるように混合したものを、本発明の消臭剤入り
ドライクリーニング用洗浄剤組成物とした。また、参考
のために、同表の組成比(重量比)にて示される試料陽
8〜10に係る界面活性剤混合物と洗浄用溶剤(希釈溶
剤)とを全体が100重量%となるように混合したもの
を比較用のドライクリーニング用洗浄剤組成物とした。
なお、第1表中の界面活性剤における( )白表示は、
エチレンオキシドの重合モル数ないし付加モル数を示し
ている。
〈用いた植物エキス〉 松、杉、檜、オオバコを重量比で3:2:2:3の割合
で混合したチップに、Corynebacterium
sp、、5taphylococcus sp、、Li
5teria sp、、Bacillussp、、Pa
ecilomyces sp、、Penicilliu
m sp、、Peric。
nia sp、のバクテリアおよびカビが混在する堆肥
を重量比で約3分の1混合し、チップと同重量の水を加
えて3ケ月間発酵熟成した。その後、これらの混合物を
布袋に人、れて圧搾機で絞って得た液を、150℃で蒸
留して植物エキスを得た。
上記の各ドライクリーニング用洗浄剤組成物を用いて、
下記の要領で洗浄性試験を行った。結果は、後記の第1
表に示されるとおりであった。なお、第1表中、各試験
特性のAとは洗浄用溶剤として石油系溶剤〔ホワイトゾ
ール−共同石油■製〕を、Bとは塩素系溶剤(パークレ
ン)を、Cとは弗素系溶剤(フロン113)を、それぞ
れ用いたことを意味する。
く洗浄性試験〉 牛脂極度硬化油 流動パラフィン からなる有機汚垢40重量部とカ 30重量部 10重量部 ボン8重量部 とからなる人口汚垢を用いて、ウールの汚染布(l Q
cmX I Qcm)を作製し、この汚染布の片隅1c
m四方にグリルでさんまを焼いた時に下のフットに溜ま
った油を集めたものを筆で塗り付け、Te r g−0
−Tome r t e r (うえしま製作所■製の
洗浄装置〕によって、洗浄用溶剤として石油系溶剤(ホ
ワイトゾール)、塩素系溶剤(パクレン)または弗素系
溶剤(フロン113)を用いて、下記の洗浄条件のもと
に洗浄を行った。
9洗浄条件 て求めた。
また、消臭効果は、汚染布の魚の油を塗布した部分の臭
いを嗅いで、魚の臭いと溶剤の臭いが全くしなかったも
のを○、わずかに臭いが残っているものを△、かなり残
っているものを×、と評価した。
浴比   :15倍 浴温度  二20℃ 洗浄時間 :15分 回転数  ニア0rpm 乾燥方法 :常温で風乾 なお、汚染布の洗浄性は、スガ試験機ul製の8Mカラ
ーコンピューター(Model  5M−4)を用いて
洗浄前(反射率3o±2%)と洗浄後の混紡布の反射率
の変化により、次式にしたがっ上記の第1表から明らか
なように、本発明の試料患1〜7に係る消臭剤入りドラ
イクリーニング用洗浄剤組成物は、いずれも洗浄力なら
びに消臭効果にすぐれているが、比較用の試料隘8〜1
0に係るドライクリーニング用洗浄剤組成物では消臭効
果がみられないことがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)植物体を発酵して得られる植物エキスを含有する
    ことを特徴とする消臭剤入りドライクリーニング用洗浄
    剤組成物。
JP177289A 1989-01-07 1989-01-07 消臭剤入りドライクリーニング用洗浄剤組成物 Pending JPH02182796A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006206815A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Nobuo Yasuda 付着剤及びドライ・クリーニング用洗剤
KR100673586B1 (ko) * 2005-08-09 2007-01-24 원광대학교산학협력단 항식중독 기능을 가진 수건 또는 행주로 유용하게 사용할수 있는 이질풀의 추출물을 이용한 항균성 헝겊 및 이의제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006206815A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Nobuo Yasuda 付着剤及びドライ・クリーニング用洗剤
KR100673586B1 (ko) * 2005-08-09 2007-01-24 원광대학교산학협력단 항식중독 기능을 가진 수건 또는 행주로 유용하게 사용할수 있는 이질풀의 추출물을 이용한 항균성 헝겊 및 이의제조 방법

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