JPH02182799A - 消臭石鹸 - Google Patents

消臭石鹸

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Publication number
JPH02182799A
JPH02182799A JP176989A JP176989A JPH02182799A JP H02182799 A JPH02182799 A JP H02182799A JP 176989 A JP176989 A JP 176989A JP 176989 A JP176989 A JP 176989A JP H02182799 A JPH02182799 A JP H02182799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soap
plant
plant extract
pts
deodorizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP176989A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Higuchi
樋口 久夫
Atsumi Inoue
井上 敦巳
Sadatoshi Watabe
貞利 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAIZU KK
NOF Corp
Original Assignee
NAIZU KK
Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by NAIZU KK, Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical NAIZU KK
Priority to JP176989A priority Critical patent/JPH02182799A/ja
Publication of JPH02182799A publication Critical patent/JPH02182799A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は消臭効果のある石鹸、すなわちその使用によっ
て体に付着した臭いや体から発する臭いなどを消去する
ことができる石鹸に関する。
〔従来の技術〕
従来、体に付着した臭い(たとえば魚貝類などを取り扱
った場合の生臭い臭いなど)や体から発する臭い(たと
えば腋臭など)を防ぐ場合には、香料の入った洗浄剤で
洗浄することによって臭いをマスキングするという方法
が一般的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このようなマスキングの方法では消臭効
果が持続せず、また使用される香料の匂いも人によって
好き嫌いがあるため必ずしも満足できるものではなかっ
た。
本発明は、上記の事情に謹み、マスキングなどの方法で
はなく、つまりそのものの匂いはほとんどないにもかか
わらず、その使用によって体に付着した臭いや体から発
する臭いなどを消去することができるような消臭石鹸を
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討し
た結果、発酵法によって得た植物エキスを消臭剤成分と
して石鹸中に含有させておくことにより、上記の目的に
かなった消臭効果に非常にすぐれる消臭石鹸が得られる
ものであることを見い出し、本発明に到達したものであ
る。
すなわち、本発明は、植物体を発酵して得られる植物エ
キスを含有することを特徴とする消臭石鹸に係るもので
ある。
〔発明の構成・作用〕
本発明で用いられる植物エキスは、たとえば、植物の葉
、茎、幹、根などをチップ、細切りまたは粉状などにし
た植物体と、バクテリアおよび/またはカビとを混合し
、通常はこれに水や少量のアルコールあるいは場合によ
りハチミツなどを添加して、所定期間発酵させ、ついで
これを圧搾したり、水または?容量などを用いて抽出す
ることにより、またその後蒸留または分留することによ
り、得られるものである。
上記の植物体としては、自然界にある種々のものを使用
でき、特に松、杉、檜、オオバコ、げんのしょうこなど
が好ましく用いられる。また、これを発酵させるための
バクテリアまたはカビとしては、たとえば、Coryn
ebacterium sp、、5taphyl。
coccus sp、、Li5teria sp、、B
acillus sp、、Paecil。
myces sp、、Penicillium sp、
+Periconia sp、またはこれらの混合物な
どが好ましく用いられるが、これらに特に限定されない
本発明においてこのような植物エキスの使用量は、乾燥
石鹸100重量部に対して0.01〜10重量部、好ま
しくは0.1〜5重量部とするのがよい。この使用量が
過少では充分な消臭効果が得られず、また過多となると
石鹸の性能や成形性などを損なうおそれがあり、好まし
くない。
本発明で用いられる石鹸は、たとえば牛脂、羊脂、豚脂
、魚油、パーム油、オリーブ油、ひまし油、ヤシ油、パ
ーム核油など従来から使用されている動植物性油脂また
はこれらの油脂から得られる脂肪酸を原料として製造さ
れるものが、いずれも使用可能である。また、その製造
法としても、油脂を苛性アルカリ水溶液でケン化後、塩
析によってグリセリンを除去する中性油焚法、脂肪酸と
高濃度の苛性アルカリ水溶液を連続的に供給して中和す
る脂肪酸中和法、あるいは油脂をエステル交換反応によ
って脂肪酸メチルにしたのち、これを苛性アルカリでケ
ン化して脱メタノール化する脂肪酸エステル法のいずれ
の方法を用いたものであってもよい。
本発明の消臭石鹸を製造するには、植物エキスを原体の
まま、あるいはより好ましくは水で希釈したものや無機
粉体などにコーティングしたちのを、上記した石鹸の製
造工程中に添加すればよ(、その添加時期は特に限定さ
れない。たとえば、原料油脂や脂肪酸中に添加しても、
またニートソープ中に添加してもよく、さらに石鹸乾燥
後に添加してロールなどで練り込んでもよい。
本発明の消臭石鹸には、植物エキスのほかに、通常の石
鹸に用いられる各種の添加剤、たとえばEDTAなどの
キレート剤、ヒアルロン酸などの保湿剤、香料、染料な
どが含まれていてもよい。
また、本発明では、必要により植物エキスを石鹸中に均
一に分散させるために、他の界面活性剤を添加すること
もできる。この他の界面活性剤としては、特に制限はな
く、通常用いられる陰イオン性界面活性剤、非イオン性
界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤の
いずれでもよい。
通常用いられる界面活性剤としては、たとえば、西一部
編=「界面活性剤便覧」 (産業図書株式会社)や、ソ
フト技研出版部編:[新界面活性剤の機能作用の解明と
その応用製品の開発・実用総合技術資料集」 (経営開
発センター出版部)などに記載されている。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の発酵法によって得た植物エキス
を消臭剤成分として含有した石鹸を用いると、消臭効果
に非常にすぐれているので、たとえば漁業関係の従事者
、体臭の強い人などに対しても幅広く応用することがで
きる。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を記載して、より具体的に説明
する。
実施例1 牛脂脂肪酸とヤシ油脂肪酸とを重量比80:20の割合
で所定量混合したものに、所定量の28重量%水酸化ナ
トリウム水溶液を加え、容量5I!の卓上型ニーダ−(
入江商会製: PNV−5)中でニートソーブにし、こ
れをそのまま乾燥して水分量14重量%の石鹸組成物を
得た。
つぎに、この石鹸組成物を三本ロール〔アシザワ■製二
ロール回転数20rpm、43rpm。
10107rpにかけてフレーク状にし、ここに下記の
方法で得た植物エキスを乾燥石鹸100重量部に対して
0,5重量部となるように添加し、常温で上記のニーダ
−中にて10分間撹拌混合した。
ついで、この混合物を実験用石鹸押出機〔佐藤鉄工所■
製〕のコーン部から押出したのち、型打ちして60 l
IX 40 in X ’l OIllの大きさの固形
石鹸に成型した。
く用いた植物エキス〉 松、杉、檜を重量比で4:3:3の割合で混合したチッ
プに、Corynebacterium sp、5ta
phyloc。
ccus sp、、Li5teria sp、、Bac
illus sp、、Paecilomyces sp
、、Penicillium sp、、Pericon
ia sp、のバクテリアおよびカビが混在する堆肥を
重量比で約3分の1混合し、チップと同重量の水を加え
て3ケ月間発酵熟成した。その後、これらの混合物を布
袋に入れて圧搾機で絞って得た液を、150℃で蒸留し
て植物エキスを得た。
実施例2 牛脂脂肪酸とヤシ油脂肪酸と硬化ヒマシ油脂肪酸とを重
量比77:18:5の11合で所定量混合したものに、
所定量のエタノールを加え、3I!04つ目フラスコ内
で28重量%水酸化ナトリウム水溶液を加えて中和した
のち、これに、松、杉、げんのしょうこを重量比で5:
4:lの割合で混合したチップの混合物から実施例1と
同様の操作によって得た植物エキスを、乾燥石鹸100
重量部に対して0.1重量部となるように添加し、さら
に所定量の砂糖とグリセリンを加えて撹拌し、冷却固化
した。これを乾燥したのち、実施例Iと同じように型打
ちして成型し、枠線りの透明石鹸を得た。
比較例 植物エキスを添加しない以外は、実施例1と全く同じ条
件で作製した固形石鹸を比較用の石鹸とした。
〈消臭効果テスト〉 生の魚を5分間素手で握り締めたのち、上記の実施例1
.2および比較例の各石鹸を用いて1回手を洗ってから
手の臭いを嗅ぎ、生臭い臭いが取れているかどうかを判
定した。
その結果、本発明の植物エキスを添加した実施例1.2
の石鹸で手を洗った場合は、生臭い臭いが全くしなかっ
たが、植物エキスを添加しない比較用の石鹸で手を洗っ
た場合は生臭い臭いがとれていなかった。このテスト結
果から、本発明の植物エキスを添加した消臭石鹸はすぐ
れた消臭効果があることがわかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)植物体を発酵して得られる植物エキスを含有する
    ことを特徴とする消臭石鹸。
JP176989A 1989-01-07 1989-01-07 消臭石鹸 Pending JPH02182799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP176989A JPH02182799A (ja) 1989-01-07 1989-01-07 消臭石鹸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP176989A JPH02182799A (ja) 1989-01-07 1989-01-07 消臭石鹸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02182799A true JPH02182799A (ja) 1990-07-17

Family

ID=11510786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP176989A Pending JPH02182799A (ja) 1989-01-07 1989-01-07 消臭石鹸

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JP (1) JPH02182799A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980067528A (ko) * 1997-02-05 1998-10-15 성재갑 차전자추출물을함유하는피부세정제조성물
KR19990054326A (ko) * 1997-12-26 1999-07-15 성재갑 여드름 예방 및 치료제

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980067528A (ko) * 1997-02-05 1998-10-15 성재갑 차전자추출물을함유하는피부세정제조성물
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