JPH02182515A - 減衰器の減衰力制御装置 - Google Patents

減衰器の減衰力制御装置

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JPH02182515A
JPH02182515A JP123489A JP123489A JPH02182515A JP H02182515 A JPH02182515 A JP H02182515A JP 123489 A JP123489 A JP 123489A JP 123489 A JP123489 A JP 123489A JP H02182515 A JPH02182515 A JP H02182515A
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JP
Japan
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damping force
damper
current
target value
oil chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP123489A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Terui
照井 敏泰
Marumu Tomii
トミー マルム
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、リニヤソレノイドの励磁電流によって減衰力
を制御するようにした減衰器に適用される減衰力制御装
置に関するものである。
(発明の背景) 自動車や自動二輪車等の車輌に用いられる減衰器では、
走行条件によって減衰力を変更できるのが望ましい。従
来減衰力を可変とした減衰器として、シリンダ内にピス
トンで2つの主油室を画成し、両主油室間の油路に設け
たオリフィス径をDCモータやステップモータ等を用い
て変化させるものが知られている。
第6図はこのようにオリフィス径によって減衰力を変化
させる従来装置における減衰特性を示す図である。この
図において、各特性a −dはオリフィス径がa −d
の順に小さくなる場合に対応している。このようにオリ
フィス径を機械的に変える構造のものでは、機械的動作
の遅れのためにオリフィス径を減衰器の伸縮中に応答性
良く変化させることができない。このため、伸縮中の特
性はピストン速度の増加に対して減衰力も増大すること
になり、圧縮時と伸び時に対する特性の組合せの選択自
由度が非常に小さい。このためピストン速度増加に対し
て減衰力が減少するなどの特性を得ることができないば
かりでなく、圧縮時と伸び時の特性の組合せも自由にで
きないなど、特性の制御可能な範囲が狭いという問題が
あった。
一方オリフィス制御などの機械的動作を不要とし応答性
を高めるものとして、特表昭62−502067号(W
085104698)にリニヤソレノイドの励磁電流に
よって減衰力を制御するものが提案されている。しかし
このものにおいても減衰器の温度変化のために減衰力特
性が変動するという問題があった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、リ
ニヤソレノイドの励6ri電流によって減衰力を制御す
るものにおいて、使用中に減衰力特性が大きく変化する
ことがなく、常に好ましい減衰力特性を得ることが可能
になる減衰器の減衰力制御装置を提供することを目的と
する。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、シリンダ内に2つの主油室
を画成するピストン内に第1・第2副油室を画成する切
換弁と、前記第1・第2副油室間に介在するオリフィス
とを備え、前記第1副油室に高圧側主油室の油圧を導く
一方、前記第2副油室内圧がリニヤソレノイドにより設
定される圧力を越えることにより前記切換弁を作動させ
て両主油室間の油路を開き減衰力を制御するようにした
減衰器において、前記リニヤソレノイドの励磁電流の目
標値を設定する目標値設定手段と、この目標値に励磁電
流を制御する電流制御手段と、励磁電流の現在値を検出
する現在値検出手段と、これら目標値と現在値の差に基
づき現在値を目標値に一致させるように励磁電流を制御
するフィードバック回路とを有することを特徴とする減
衰器の減衰力制御装置により達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の概念図と機能ブロック図、
第2図はその減衰器の要部断面図、第3A〜3D図はそ
の動作説明図、第4A図と第4 B、図はそれぞれ圧縮
時と伸長時の減衰特性図、第5A図と・第5B図はそれ
ぞれ異なる電流制御手段の内部構造例を示す図である。
第1図において符号10はモトクロス用自動二輪車であ
り、その後輪12はリヤアーム14の後端に保持されて
いる。16は減衰器18とコイルばね22とからなるク
ツションユニットであり、その上端がフレームに軸支さ
れる一方、その下端はリンク22.24を介してリヤア
ーム14に下方への復帰力を付与している。すなわちリ
ンク22の前端がフレームに軸支され、リンク24はこ
のリンク22の中間付近とリヤアーム14とを連結する
。そしてクツションユニット16の下端はリンク22の
後端に軸支されている。
26はクツションユニット16のストローク、すなわち
後記ピストン52の位置Xを検出するためのピストン位
置検出手段としてのポテンショメータである。このポテ
ンショメータ26はフレームに取付けられ、リヤアーム
14の上下動はこのポテンショメータ26にリンク30
.32によって伝えられる。ポテンショメータ26が出
力するピストン位置信号Xは演算装置34に送られる。
次に減衰器18を説明する。第2図において50はシリ
ンダ、52はこのシリンダ50内に2つの主油室54.
56を画成するピストンである。ピストン52はピスト
ンロッド58の上端に螺着されたソレノイドケース60
と、このソレノイドケース60に上方から螺着されたピ
ストンボデー62と、このピストンボデー62の上端に
螺着されたキャップ64とを有する。ピストンボデー6
2内には切換弁66が収容され、この切換弁66がピス
トンボデー62内に第1副油室68と第2副油室70と
を画成する。この切換弁66には両側油室68.70間
に介在するオリフィス72が設けられている。また切換
弁66はばね74によって第1副油室68方向に付勢さ
れている。第1副油室68には各主油室54.56から
チエツク弁76.78を介して高圧側の主油室54また
は56の油圧が導かれる。
80はリニヤソレノイドであってプランジャボデー60
に収容されている。このソレノイド80は励磁電流に対
応して略一定の上向きの圧力をプランジャ82に付与す
るものである。このプランジャ82の先端面には第2副
油室70の圧力が作用し、第2副油室70の内圧がプラ
ンジャ82の圧力より高くなるとプランジャ82が押下
され、第2副油室70の作動油をチエツク弁84または
86を介して低圧側の主油室54または56に逃がす。
この時の第2副油室70の減圧により切換弁66がばね
74を圧縮しつつ下降し、両生油室54.56は油路8
8.90によって連通され、主油室54.56間の作動
油の流動を許容する。
この動作を第3A〜3D図により説明する。減衰器18
の圧縮時(第3A、3B図)において、圧縮初期には(
第3A図)チエツク弁76から高圧側主油室54の作動
油が第1副油室68に入り、オリフィス72から第2副
油室70に入る。
第2副油室70の内圧が上昇してソレノイド80のプラ
ンジャ82の圧力より高くなるとプランジャ82が押下
され、第2副油室70の内圧がチエツク弁84を経て低
圧側の主油室56に逃げる。このため第1・第2副油室
68.70間に圧力差が生じて切換弁66が下降し、第
3B図のように高圧側主油室54が油路88.90を介
して低圧側主油室56に連通し、作動油が低圧側主油室
56に流れる。両生油室54.56間の差圧が減るとプ
ランジャ82が上昇して第2副油室70内圧を上昇させ
、切換弁66を上昇させて油路88.90を遮断する。
すなわち第2図の状態になる。以上のように圧縮中は切
換弁66は上下動を繰り返しながら作動油を断続してい
る。
伸長中の動作は作動油が通るチエツク弁76が78に、
また84が86に変わるのみで他は全く同様であるから
、その説明は繰り返さない(第30.3B図)。
このように減衰器18の減衰力制御は、ソレノイド80
の圧力を励磁電流により連続的に変えることができ、従
来装置のオリフィス制御のもののように機械的動作を伴
わないから応答性が非常に良くなる。
次に演算装置34を第1.4図に基づき説明する。この
演算装置34はデジタル演算装置により構成される。1
00は前記ポテンショメータ26の位置信号χに基づい
て、ピストン位置Xを求めるピストン位置演算手段であ
る。すなわちポテンショメータ26にはリンク22.2
4.30.32を介して減衰器18の伸縮が伝えられる
ため、ピストン位置Xとポテンショメータ26出力電圧
とは比例しない。ピストン位置演算手段100はこの関
係を修正して正しいピストン位置Xを求めるものである
。102はピストン速度演算手段であり、ピストン位置
Xの時間微分によってピストン速度■を求める。104
はROMなどの半導体メモリで構成されたメモリ手段で
ある。
このメモリ手段104は例えば第4図に示すように、圧
縮時(第4A図)と伸び時(第4B図)に対して、最適
減衰力Fをピストン位置Xとピストン速度■の関数とし
て決めるマツプを記憶するものである。第4A、4B図
の3次元減衰特性は、車種や走行条件などによって変更
し得るものであり、ピストン速度Xの増加に対し減衰力
が減少する特性など、従来のオリフィス制御では得られ
ない種種の特性を予めメモリしておいて走行条件に応じ
て好ましい特性を選択して用いるようにすることも可能
である。なお106は補正手段であり、作動油の温度な
どによってマツプの内容を組成するデータを記憶する。
108は減衰力演算手段であり、ピストン位置Xとピス
トン速度■に対する最適減衰力Fをメモリ手段104の
マツプに基づいて求める。
110は目標値設定手段であり、最適減衰力に対応する
りニヤソレノイド80の励磁電流の目標値aを設定する
ものである。この目標値設定手段110の目標値aを示
す信号は電流制御手段112に入力され、ここで前記ソ
レノイド80の励6n電流が制御される。
電流制御手段112は第5A図や第5B図に示すように
構成することができる。第5A図の電流制御手段112
Aは、減算器114、電流制御用トランジスタ1161
、ダイオード118、電流の現在値を検出する現在値検
出手段としての抵抗120、フィードバック回路122
などを備える。目標値aとフィードバック回路の帰還量
すとの差が減算器114で求められ、この差a−bがト
ランジスタ116のベースに人力される。トランジスタ
116はこの差a−bに対応した電流をソレノイド80
に供給し、この励磁電流の大きさは、この電流が流れる
抵抗120の両端間電圧として検出される。フィードバ
ック回路122は公知の比例積分(PI)制御など適宜
の制御特性をもってこの電圧を減算器114に入力する
また第5B図の電流制御手段112Bは、減算器124
、パルス幅制御(PWM)装置126、現在値検出手段
としての光カブラ128、フィードバック回路130な
どを備える。PWM装置126は減算器124で求めた
差a −bの電圧に対応するパルス幅で断続するパルス
電流をソレノイド80に出力する。この励磁電流は光カ
ブラ128で検出され、フィードバック回路130を介
して減算器124に帰還される。
この結果、ソレノイド80の励磁電流が温度変化などの
原因によって変動しても、この励磁電流を目標値aに保
つように制御することができる。
以上の実施例では、目標値aはピストン位置Xとピスト
ン速度Vとに基いて決定されるが、本発明はこれに限定
されるものではない。
(発明の効果) 本発明は以上のように、リニヤソレノイドの励磁電流に
よって減衰特性を制御する場合に、この励磁電流を監視
し、励磁電流が常にほぼ一定になるように制御するもの
であるから、使用中に減衰器の温度が変化しても、減衰
力特性が大きく変化することがなく、常に好ましい減衰
力特性を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概念図と機能ブロック図、
第2図はその減衰器の要部断面図、第3A〜3D図はそ
の動作説明図、第4A図と第4B図はそれぞれ圧縮時と
伸長時の減衰特性図、第5A図と第5B図はそれぞれ異
なる電流制御手段の内部構造例を示す図、また第6図は
従来装置の減衰特性を示す図である。 18・・・減衰器、 52・・・ピストン、 54.56・・・主油室、 66・・・切換弁、 68.70・・・第1、第2副油室 72・・・オリフィス、 110・・・目標値設定手段、 112.112A、112B・・・電流制御手段、11
4.124・・・減算器、 120・・・現在値検出手段としての抵抗、122.1
30・・・フィードバック回路、128・・・現在値検
出手段としての光カップラ1/v!I 第6 図 1154図 第5B図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  シリンダ内に2つの主油室を画成するピストン内に第
    1・第2副油室を画成する切換弁と、前記第1・第2副
    油室間に介在するオリフィスとを備え、前記第1副油室
    に高圧側主油室の油圧を導く一方、前記第2副油室内圧
    がリニヤソレノイドにより設定される圧力を越えること
    により前記切換弁を作動させて両主油室間の油路を開き
    減衰力を制御するようにした減衰器において、 前記リニヤソレノイドの励磁電流の目標値を設定する目
    標値設定手段と、励磁電流の現在値を検出する現在値検
    出手段と、これら目標値と現在値の差に基づき現在値を
    目標値に一致させるように励磁電流を制御するフィード
    バック回路とを有することを特徴とする減衰器の減衰力
    制御装置。
JP123489A 1989-01-09 1989-01-09 減衰器の減衰力制御装置 Pending JPH02182515A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5968102A (en) * 1996-03-19 1999-10-19 Tokico Ltd. Suspension control apparatus
JP2006069527A (ja) * 2004-08-06 2006-03-16 Honda Motor Co Ltd サスペンションの制御装置

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