JPH0218175B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218175B2 JPH0218175B2 JP57134288A JP13428882A JPH0218175B2 JP H0218175 B2 JPH0218175 B2 JP H0218175B2 JP 57134288 A JP57134288 A JP 57134288A JP 13428882 A JP13428882 A JP 13428882A JP H0218175 B2 JPH0218175 B2 JP H0218175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- squeeze board
- squeeze
- board
- mold
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 15
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 11
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 8
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 4
- 239000003110 molding sand Substances 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C15/00—Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor
- B22C15/28—Compacting by different means acting simultaneously or successively, e.g. preliminary blowing and finally pressing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C11/00—Moulding machines characterised by the relative arrangement of the parts of same
- B22C11/10—Moulding machines characterised by the relative arrangement of the parts of same with one or more flasks forming part of the machine, from which only the sand moulds made by compacting are removed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C15/00—Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor
- B22C15/23—Compacting by gas pressure or vacuum
- B22C15/24—Compacting by gas pressure or vacuum involving blowing devices in which the mould material is supplied in the form of loose particles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無枠式上・下鋳型同時造型機に関す
る。従来、この種の造型機は、造型後、抜枠する
に際して上・下テーブルで、上・下鋳型を保持し
たあと、テーブルを固定しておいて、枠を押し上
げて抜枠するか、或いは上・下枠を固定して上・
下テーブルを同調下降させて上・下鋳型を枠から
抜枠するかのどちらかであつた。しかし、これら
の方法によると、上・下枠から上・下鋳型を同時
に抜枠するため、上・下鋳型に対する各枠の分離
抵抗力が一度に各鋳型に加わり、押し込み現象に
よる鋳型不良が発生しやすかつた。
る。従来、この種の造型機は、造型後、抜枠する
に際して上・下テーブルで、上・下鋳型を保持し
たあと、テーブルを固定しておいて、枠を押し上
げて抜枠するか、或いは上・下枠を固定して上・
下テーブルを同調下降させて上・下鋳型を枠から
抜枠するかのどちらかであつた。しかし、これら
の方法によると、上・下枠から上・下鋳型を同時
に抜枠するため、上・下鋳型に対する各枠の分離
抵抗力が一度に各鋳型に加わり、押し込み現象に
よる鋳型不良が発生しやすかつた。
本発明はこれらの問題点に鑑みて成されたもの
であつて、各鋳型に加わる力を少なくし、押し込
み現象による鋳型不良の発生を防止するための無
枠式上・下鋳型同時造型機を提供することを目的
とするものである。
であつて、各鋳型に加わる力を少なくし、押し込
み現象による鋳型不良の発生を防止するための無
枠式上・下鋳型同時造型機を提供することを目的
とするものである。
以下に、本発明の構成を実施例に基づき説明す
る。１は下部フレーム２と上部フレーム３の四隅
を支柱４を介して一時的に連結接続した構成の門
型フレームで、該下部フレーム２の上面中央部に
は、スクイズシリンダ５が上向きに取り付けてあ
り、そのピストンロツドの先端には、上端段付部
６ａの周縁に環状ゴムシール（図示せず）を固着
し、かつ下端部周縁にフランジ部２ｂを突設した
下スクイズボード６が固着してある。該下スクイ
ズボード６のフランジ部６ｂ四隅には、盛枠シリ
ンダ７が上向きに取り付けてあつて、そのピスト
ンロツド７ａの先端には、内面が下方に向けて狭
くなるように形成してあつて、かつ側壁面に鋳砂
供給孔８ａを備えると共に、該スクイズボード６
が気密状に嵌挿可能な開口部を備えた盛枠８が固
着連結してあり、また盛枠８の上面には、位置決
めピン９と、この位置決めピン９より若干短めの
ストツパピン１０が立設してある。１１は前記下
スクイズボード６の対向上方に設けられた上スク
イズボードで、上部フレーム３下面に固設されて
いる。１２は側壁面に鋳砂供給孔１２ａを備え、
かつ内面が下向きに広がり形状に形成してあると
共に、上スクイズボード１１が気密状に嵌挿可能
な大きさの開口部を備えた上枠で、該上枠１２は
腕部を介して両側に張設した案内筒１３を支柱４
に摺動自在に嵌挿されると共に、上部フレーム３
下面から垂設したストツパ部材１４によつて下方
への移動を阻止されるようにされている。１５は
支柱４に図示されないフレームを介して支持され
た位置決めシリンダで、ピストンロツド１５ａの
先端を、上枠１２側壁面に穿つた位置決め孔１２
ｂに突出嵌入して上枠１２を固定できるようにな
つている。１６は下スクイズボード６と上スクイ
ズボード１１の中間位置に前記盛枠８が通過可能
な幅間隔を保つと共に門型フレーム１内を前後に
貫通して設けられたＬ字状のガイドレールで、支
持部材１７を介して支柱４に支持されている。１
８は下枠で、該下枠１８の上面には、上・下面に
模型部１９ａを備えたパターンプレート１９がマ
スタープレート２０を介して取り付けられると共
に、該マスタープレート２の下面両側には、ロー
ラフレーム２１を介して鍔付ローラ２２が回転自
在に支持されていて、下枠１８、パターンプレー
ト１９及びマスタープレート２０はガイドレール
１６に鍔付ローラ２２を介して走行移動自在に支
持されている。２３は先端部に、２叉状に分岐し
た鋳砂吹込孔２４，２５を有し、かつ上端に鋳砂
供給口を備えたブロータンクで、該ブロータンク
２３の内部には、スリツト筒２６が該ブロータン
ク２３の内周壁面との間に若干の間隔を保つて嵌
挿されていて、該ブロータンク２３の供給口上面
には、スライドゲート２７を介して鋳砂供給ホツ
パ２８が連設されている。該スライドゲート２７
はゲートシリンダ２９のピストンロツド２９ａに
連結されていて、ゲートシリンダ２９の作動によ
り、ブロータンク２３の鋳砂供給口を開閉できる
ようになつている。また、該ゲートシリンダ２９
は上部フレーム３上面に立設した支持台３０に横
向きに取り付け支持されている。
る。１は下部フレーム２と上部フレーム３の四隅
を支柱４を介して一時的に連結接続した構成の門
型フレームで、該下部フレーム２の上面中央部に
は、スクイズシリンダ５が上向きに取り付けてあ
り、そのピストンロツドの先端には、上端段付部
６ａの周縁に環状ゴムシール（図示せず）を固着
し、かつ下端部周縁にフランジ部２ｂを突設した
下スクイズボード６が固着してある。該下スクイ
ズボード６のフランジ部６ｂ四隅には、盛枠シリ
ンダ７が上向きに取り付けてあつて、そのピスト
ンロツド７ａの先端には、内面が下方に向けて狭
くなるように形成してあつて、かつ側壁面に鋳砂
供給孔８ａを備えると共に、該スクイズボード６
が気密状に嵌挿可能な開口部を備えた盛枠８が固
着連結してあり、また盛枠８の上面には、位置決
めピン９と、この位置決めピン９より若干短めの
ストツパピン１０が立設してある。１１は前記下
スクイズボード６の対向上方に設けられた上スク
イズボードで、上部フレーム３下面に固設されて
いる。１２は側壁面に鋳砂供給孔１２ａを備え、
かつ内面が下向きに広がり形状に形成してあると
共に、上スクイズボード１１が気密状に嵌挿可能
な大きさの開口部を備えた上枠で、該上枠１２は
腕部を介して両側に張設した案内筒１３を支柱４
に摺動自在に嵌挿されると共に、上部フレーム３
下面から垂設したストツパ部材１４によつて下方
への移動を阻止されるようにされている。１５は
支柱４に図示されないフレームを介して支持され
た位置決めシリンダで、ピストンロツド１５ａの
先端を、上枠１２側壁面に穿つた位置決め孔１２
ｂに突出嵌入して上枠１２を固定できるようにな
つている。１６は下スクイズボード６と上スクイ
ズボード１１の中間位置に前記盛枠８が通過可能
な幅間隔を保つと共に門型フレーム１内を前後に
貫通して設けられたＬ字状のガイドレールで、支
持部材１７を介して支柱４に支持されている。１
８は下枠で、該下枠１８の上面には、上・下面に
模型部１９ａを備えたパターンプレート１９がマ
スタープレート２０を介して取り付けられると共
に、該マスタープレート２の下面両側には、ロー
ラフレーム２１を介して鍔付ローラ２２が回転自
在に支持されていて、下枠１８、パターンプレー
ト１９及びマスタープレート２０はガイドレール
１６に鍔付ローラ２２を介して走行移動自在に支
持されている。２３は先端部に、２叉状に分岐し
た鋳砂吹込孔２４，２５を有し、かつ上端に鋳砂
供給口を備えたブロータンクで、該ブロータンク
２３の内部には、スリツト筒２６が該ブロータン
ク２３の内周壁面との間に若干の間隔を保つて嵌
挿されていて、該ブロータンク２３の供給口上面
には、スライドゲート２７を介して鋳砂供給ホツ
パ２８が連設されている。該スライドゲート２７
はゲートシリンダ２９のピストンロツド２９ａに
連結されていて、ゲートシリンダ２９の作動によ
り、ブロータンク２３の鋳砂供給口を開閉できる
ようになつている。また、該ゲートシリンダ２９
は上部フレーム３上面に立設した支持台３０に横
向きに取り付け支持されている。
次に、このように構成されたものの作動につい
て第２図〜第８図の工程図に基づき説明する。上
枠１２が位置決めシリンダ１５によつて固定され
た第１図の状態において、マスタープレート２０
を介してパターンプレート１９を載置固着した下
枠１８が、ガイドレール１６に鍔付ローラ２２を
係合させて下スクイズボード６と上スクイズボー
ド１１の間に進入し停止すると、盛枠シリンダ７
及びスクイズシリンダ５が押出し作動して盛枠８
及び下スクイズボード６を上昇させて位置決めピ
ン９を下枠１８の位置決め孔（図示せず）に嵌挿
して盛枠８を下枠１８下面に重合し下スクイズボ
ード６、盛枠８、下枠１８及びパターンプレート
１９によつて下部密封空間を形成すると共に、さ
らにこれらを一体的に上昇させて位置決めピン９
を上枠１２の位置決め孔（図示せず）に嵌挿して
下枠１８を上枠１２の下面にパターンプレート１
９及びマスタープレート２０を介して重合し上ス
クイズボード１１、上枠１２及びパターンプレー
ト１９によつて上部密封空間を形成する。
て第２図〜第８図の工程図に基づき説明する。上
枠１２が位置決めシリンダ１５によつて固定され
た第１図の状態において、マスタープレート２０
を介してパターンプレート１９を載置固着した下
枠１８が、ガイドレール１６に鍔付ローラ２２を
係合させて下スクイズボード６と上スクイズボー
ド１１の間に進入し停止すると、盛枠シリンダ７
及びスクイズシリンダ５が押出し作動して盛枠８
及び下スクイズボード６を上昇させて位置決めピ
ン９を下枠１８の位置決め孔（図示せず）に嵌挿
して盛枠８を下枠１８下面に重合し下スクイズボ
ード６、盛枠８、下枠１８及びパターンプレート
１９によつて下部密封空間を形成すると共に、さ
らにこれらを一体的に上昇させて位置決めピン９
を上枠１２の位置決め孔（図示せず）に嵌挿して
下枠１８を上枠１２の下面にパターンプレート１
９及びマスタープレート２０を介して重合し上ス
クイズボード１１、上枠１２及びパターンプレー
ト１９によつて上部密封空間を形成する。
この状態において、盛枠８の鋳砂吹込口８ａは
鋳砂供給口２５に一致し、また、ストツパピン１
０は下枠１８及びマスタープレート２０に穿設し
た貫通孔（図示せず）を通つて上枠１２の若干下
方位置まで延出する（第２図の状態）。次いで第
３図に示す如く、図示されない圧縮空気供給口よ
りスリツト筒２６を介してブロータンク２３に圧
縮空気を供給すると、ブロータンク２３の鋳砂物
Ｓは鋳砂供給口２４，２５より鋳砂吹込孔８ａ，
１２ａを経て前記下部及び上部密封空間内に吹き
込まれ、圧縮空気のみ下枠１８及び上枠１２の側
壁面に穿設された排気孔（図示せず）から外部に
排出される。つづいて、位置決めシリンダ１５の
作動を解除したあと、さらに、スクイズシリンダ
５を押し出し作動して、盛枠８、下枠１８パター
ンプレート１９及び上枠１２を上昇させると共
に、前記下部及び上部密封空間内の鋳物砂を下ス
クイズボード６と上スクイズボード１１によつて
狭圧し該鋳物砂をスクイズする（第４図の状態）。
なお、この際、盛枠８は内面テーパが下枠１８及
び上枠１２の内面テーパと逆勾配になつている
が、下枠１８及び上枠１２の内面テーパよりも緩
い勾配になつているため、下枠１８下面と分離す
ることなく、下スクイズボード６の上昇によつて
該鋳砂を介して持上げられるものである。スクイ
ズ完了後、スクイズシリンダ５が縮引作動して下
スクイズボード６を下降させると、上鋳型を内蔵
した上枠１２はストツパ部材１４に当接支持され
ると共に、下枠１８、パターンプレート１９及び
マスタープレート２０は、ガイドレール１６に鍔
付ローラ２２を介して残置される。さらに、スク
イズシリンダ５の縮引作動により、下鋳型を保持
した盛枠８は下スクイズボード６と共に原位置ま
で下降し停止する（第５図の状態）。次いで、下
枠１８、パターンプレート１９及びマスタープレ
ート２０を造型位置から後退させたあと、再び、
スクイズシリンダ５が押出し作動し、下スクイズ
ボード６を上昇させると、先ず盛枠８上面のスト
ツパピン１０が上枠１２下面に当接する。この
時、下鋳型上面は上鋳型に未だ接しておらず、パ
ターンプレート１９の厚みに相当する〓間が上・
下鋳型間に形成されており、一方、盛枠８は下ス
クイズボード６に対して摺動自在に支持されてい
るので、ストツパピン１０が上枠１２の下面に当
接した時から押し下げられていき、前記上・下鋳
型間の〓間分だけ下スクイズボード６に対して相
対的に押し下げられ、盛枠８と下鋳型は分離さ
れ、上鋳型は重合密着される（第６図の状態）。
さらに、スクイズシリンダ５を押出し作動する
と、上・下鋳型は重合密着した状態で持上げら
れ、上鋳型上面は上スクイズボード１１下面に当
接され、該上・下鋳型は上・下スクイズボード
６，１１によつて保持される。なお、スクイズシ
リンダ５の出力は、スクイズ時出力よりも小さい
出力に設定してあつて、鋳型を損傷しない程度の
出力に調整してあるため、上・下鋳型を上・下ス
クイズボード６，１１によつて保持しても押しつ
ぶしたり、損傷することはない。
鋳砂供給口２５に一致し、また、ストツパピン１
０は下枠１８及びマスタープレート２０に穿設し
た貫通孔（図示せず）を通つて上枠１２の若干下
方位置まで延出する（第２図の状態）。次いで第
３図に示す如く、図示されない圧縮空気供給口よ
りスリツト筒２６を介してブロータンク２３に圧
縮空気を供給すると、ブロータンク２３の鋳砂物
Ｓは鋳砂供給口２４，２５より鋳砂吹込孔８ａ，
１２ａを経て前記下部及び上部密封空間内に吹き
込まれ、圧縮空気のみ下枠１８及び上枠１２の側
壁面に穿設された排気孔（図示せず）から外部に
排出される。つづいて、位置決めシリンダ１５の
作動を解除したあと、さらに、スクイズシリンダ
５を押し出し作動して、盛枠８、下枠１８パター
ンプレート１９及び上枠１２を上昇させると共
に、前記下部及び上部密封空間内の鋳物砂を下ス
クイズボード６と上スクイズボード１１によつて
狭圧し該鋳物砂をスクイズする（第４図の状態）。
なお、この際、盛枠８は内面テーパが下枠１８及
び上枠１２の内面テーパと逆勾配になつている
が、下枠１８及び上枠１２の内面テーパよりも緩
い勾配になつているため、下枠１８下面と分離す
ることなく、下スクイズボード６の上昇によつて
該鋳砂を介して持上げられるものである。スクイ
ズ完了後、スクイズシリンダ５が縮引作動して下
スクイズボード６を下降させると、上鋳型を内蔵
した上枠１２はストツパ部材１４に当接支持され
ると共に、下枠１８、パターンプレート１９及び
マスタープレート２０は、ガイドレール１６に鍔
付ローラ２２を介して残置される。さらに、スク
イズシリンダ５の縮引作動により、下鋳型を保持
した盛枠８は下スクイズボード６と共に原位置ま
で下降し停止する（第５図の状態）。次いで、下
枠１８、パターンプレート１９及びマスタープレ
ート２０を造型位置から後退させたあと、再び、
スクイズシリンダ５が押出し作動し、下スクイズ
ボード６を上昇させると、先ず盛枠８上面のスト
ツパピン１０が上枠１２下面に当接する。この
時、下鋳型上面は上鋳型に未だ接しておらず、パ
ターンプレート１９の厚みに相当する〓間が上・
下鋳型間に形成されており、一方、盛枠８は下ス
クイズボード６に対して摺動自在に支持されてい
るので、ストツパピン１０が上枠１２の下面に当
接した時から押し下げられていき、前記上・下鋳
型間の〓間分だけ下スクイズボード６に対して相
対的に押し下げられ、盛枠８と下鋳型は分離さ
れ、上鋳型は重合密着される（第６図の状態）。
さらに、スクイズシリンダ５を押出し作動する
と、上・下鋳型は重合密着した状態で持上げら
れ、上鋳型上面は上スクイズボード１１下面に当
接され、該上・下鋳型は上・下スクイズボード
６，１１によつて保持される。なお、スクイズシ
リンダ５の出力は、スクイズ時出力よりも小さい
出力に設定してあつて、鋳型を損傷しない程度の
出力に調整してあるため、上・下鋳型を上・下ス
クイズボード６，１１によつて保持しても押しつ
ぶしたり、損傷することはない。
次に、盛枠シリンダ７が押出し作動して、盛枠
８を上昇させると、上枠１２はストツパピン１０
を介して押し上げられ上鋳型と分離される（第７
図の状態）。つづいて、スクイズシリンダ５が縮
引作動して下スクイズボード６を下降させると共
に、盛枠シリンダ７を縮引作動すると、上・下鋳
型は、第８図に示す如く、下スクイズボード６上
面に載置されて原位置まで下降し、そして下スク
イズボード６上面の上・下鋳型は図示されない押
出し板によつて搬送路上に送り出される。その
後、ゲートシリンダ２９の作動により、スライド
ゲート２７を開き、鋳砂供給ホツパ２８よりブロ
ータンク２３に鋳物砂を補給し次の造型操作に備
える。以後、前記操作を繰返す。
８を上昇させると、上枠１２はストツパピン１０
を介して押し上げられ上鋳型と分離される（第７
図の状態）。つづいて、スクイズシリンダ５が縮
引作動して下スクイズボード６を下降させると共
に、盛枠シリンダ７を縮引作動すると、上・下鋳
型は、第８図に示す如く、下スクイズボード６上
面に載置されて原位置まで下降し、そして下スク
イズボード６上面の上・下鋳型は図示されない押
出し板によつて搬送路上に送り出される。その
後、ゲートシリンダ２９の作動により、スライド
ゲート２７を開き、鋳砂供給ホツパ２８よりブロ
ータンク２３に鋳物砂を補給し次の造型操作に備
える。以後、前記操作を繰返す。
以上の説明によつて明らかなように、本発明に
よれば、枠から鋳型を分離するに際して、先ず下
鋳型を下枠及び盛枠から分離し、次いで上鋳型を
上枠から分離するようにしたため、分離抵抗力が
片枠分となり、押し込み現象による鋳型不良の発
生を防止することができると共に、上スクイズシ
リンダをなくし、単なる固定板としたため、装置
全体が簡素化するなどの効果を有し、この種の業
界に寄与する効果は著大である。
よれば、枠から鋳型を分離するに際して、先ず下
鋳型を下枠及び盛枠から分離し、次いで上鋳型を
上枠から分離するようにしたため、分離抵抗力が
片枠分となり、押し込み現象による鋳型不良の発
生を防止することができると共に、上スクイズシ
リンダをなくし、単なる固定板としたため、装置
全体が簡素化するなどの効果を有し、この種の業
界に寄与する効果は著大である。
第１図は本発明の実施例を示す一部切欠正面
図、第２図乃至第８図は本発明の実施例を示す工
程図である。 ６：下スクイズボード、８：盛枠、８ａ，１２
ａ：鋳砂吹込孔、１０：ストツパピン、１１：上
スクイズボード、１２：上枠、１４：ストツパ部
材、１５：位置決めシリンダ、１８：下枠、１
９：パターンプレート。
図、第２図乃至第８図は本発明の実施例を示す工
程図である。 ６：下スクイズボード、８：盛枠、８ａ，１２
ａ：鋳砂吹込孔、１０：ストツパピン、１１：上
スクイズボード、１２：上枠、１４：ストツパ部
材、１５：位置決めシリンダ、１８：下枠、１
９：パターンプレート。
Claims (1)
- １ 昇降可能な下スクイズボードと、該下スクイ
ズボードに対して独立に、かつ同時に昇降移動可
能に設けられて側壁面に鋳砂吹込孔を備えると共
に、前記下スクイズボードが嵌入可能な大きさの
開口部を備えた盛枠と、前記下スクイズボードの
対向上方に固設された上スクイズボードと、該上
スクイズボードが嵌入可能な大きさの開口部を有
し、かつ側壁面に鋳砂吹込孔を備えて上・下移動
可能に支持された上枠と、該上枠の下方への移動
を阻止するためのストツパ装置と、該上枠を所定
位置に固定するための位置決め装置と、前記下ス
クイズボードと上スクイズボードの中間位置を
出・入移動可能に設けられて、上面にパターンプ
レートを装着した下枠と、前記盛枠の上面に立設
されて、該盛枠、パターンプレート付下枠及び上
枠を重合した際に下枠を貫通して上枠の下方まで
延出するストツパピンと、を具備して成る無枠式
上・下鋳型同時造型機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13428882A JPS5924552A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 無枠式上・下鋳型同時造型機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13428882A JPS5924552A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 無枠式上・下鋳型同時造型機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5924552A JPS5924552A (ja) | 1984-02-08 |
| JPH0218175B2 true JPH0218175B2 (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=15124772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13428882A Granted JPS5924552A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 無枠式上・下鋳型同時造型機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924552A (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529742A (en) * | 1978-08-22 | 1980-03-03 | Hitachi Ltd | Pressure sensor |
| JP2772859B2 (ja) * | 1990-07-27 | 1998-07-09 | 新東工業株式会社 | 無枠鋳型造型機 |
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|---|---|
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