JP2544464Y2 - 鋳型造型機 - Google Patents
鋳型造型機Info
- Publication number
- JP2544464Y2 JP2544464Y2 JP543191U JP543191U JP2544464Y2 JP 2544464 Y2 JP2544464 Y2 JP 2544464Y2 JP 543191 U JP543191 U JP 543191U JP 543191 U JP543191 U JP 543191U JP 2544464 Y2 JP2544464 Y2 JP 2544464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- squeeze
- squeezing
- plate
- model
- casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、鋳枠と模型板とで画成
された空間内に鋳物砂を充填してのち、該鋳物砂全体を
スクイズして鋳型を造型するタイプの鋳型造型機に関す
る。
された空間内に鋳物砂を充填してのち、該鋳物砂全体を
スクイズして鋳型を造型するタイプの鋳型造型機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記タイプの造型機におけるスク
イズプレートとしては、模型の湯口、押湯等に応じた位
置に該湯口、押湯等の形状を有する突起部を設け、さら
に該突起部には湯口棒、押湯棒等の嵌入できる貫通孔を
設け、該貫通孔上部を小孔を介してそれぞれ空気通路に
連通させ、該空気通路には圧力空気を送入させるように
した構造のものが知られており（例えば、特公昭４７−
３０４９１号公報）、該スクイズプレートにより、湯
口、揚り、押湯等を鋳型造型と同時に造型することが可
能になり、鋳型の造型工程を単純化できるメリットがあ
る。
イズプレートとしては、模型の湯口、押湯等に応じた位
置に該湯口、押湯等の形状を有する突起部を設け、さら
に該突起部には湯口棒、押湯棒等の嵌入できる貫通孔を
設け、該貫通孔上部を小孔を介してそれぞれ空気通路に
連通させ、該空気通路には圧力空気を送入させるように
した構造のものが知られており（例えば、特公昭４７−
３０４９１号公報）、該スクイズプレートにより、湯
口、揚り、押湯等を鋳型造型と同時に造型することが可
能になり、鋳型の造型工程を単純化できるメリットがあ
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする問題点】ところで、上記スク
イズプレートでは、スクイズ時に上記貫通孔の内部に入
った鋳物砂は、スクイズプレートと鋳枠の分離後、圧縮
空気を上記空気通路から貫通孔の小孔を通って噴出させ
ることにより吹き飛ばすように成してある。しかし貫通
孔内部の鋳物砂は、スクイズ時、湯口棒、押湯棒等によ
りある程度圧縮された状態で充填されているため、圧縮
空気を空気通路へ供給しても、全ての貫通孔内の鋳物砂
を完全に除去することは困難である。このため、以後の
造型サイクルで鋳物砂が残留している貫通孔へ嵌入され
た湯口棒、押湯棒等が破損する問題があった。本考案は
上記のような事情に鑑みてなされたものであり、湯口、
揚り、押湯等を鋳型造型と同時に造型することができる
と共に、スクイズ時にスクイズプレートの貫通孔内に入
った鋳物砂を完全に除去でき、従って以後の造型サイク
ルで湯口棒、押湯棒等が破損する恐れのない鋳型造型機
を提供することを目的としている。
イズプレートでは、スクイズ時に上記貫通孔の内部に入
った鋳物砂は、スクイズプレートと鋳枠の分離後、圧縮
空気を上記空気通路から貫通孔の小孔を通って噴出させ
ることにより吹き飛ばすように成してある。しかし貫通
孔内部の鋳物砂は、スクイズ時、湯口棒、押湯棒等によ
りある程度圧縮された状態で充填されているため、圧縮
空気を空気通路へ供給しても、全ての貫通孔内の鋳物砂
を完全に除去することは困難である。このため、以後の
造型サイクルで鋳物砂が残留している貫通孔へ嵌入され
た湯口棒、押湯棒等が破損する問題があった。本考案は
上記のような事情に鑑みてなされたものであり、湯口、
揚り、押湯等を鋳型造型と同時に造型することができる
と共に、スクイズ時にスクイズプレートの貫通孔内に入
った鋳物砂を完全に除去でき、従って以後の造型サイク
ルで湯口棒、押湯棒等が破損する恐れのない鋳型造型機
を提供することを目的としている。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】本考案は上記の目的を
達成するため、鋳枠と上部に模型を固着した模型板とで
画成された空間内に鋳物砂を充填してのち、該鋳物砂全
体をスクイズして鋳型を造型する鋳型造型機において、
上記鋳枠内の鋳物砂をスクイズするスクイズヘッドを、
該鋳枠の上方に昇降自在に設けられたスクイズベース
と、該スクイズベースの下端に連結部材を介して装備さ
れた水平板状のスクイズプレートとで構成し、該スクイ
ズプレートには、上記模型上の湯口棒、揚り棒等が貫通
可能な貫通孔を穿設し、上記模型上に立設された湯口
棒、揚り棒等の高さを上記鋳枠の高さよりも高くし、以
って上記スクイズプレートにより上記鋳枠内の鋳物砂を
スクイズするとき、該湯口棒、揚り棒等の上端が該スク
イズプレートの背面から突出するようにし、上記スクイ
ズヘッドを支持するカバー部材又は上記スクイズベース
には、スクイズ完了後の上記スクイズプレートの背面に
向けて圧縮空気を噴射するエヤーブローノズルを装備し
たことを特徴としている。
達成するため、鋳枠と上部に模型を固着した模型板とで
画成された空間内に鋳物砂を充填してのち、該鋳物砂全
体をスクイズして鋳型を造型する鋳型造型機において、
上記鋳枠内の鋳物砂をスクイズするスクイズヘッドを、
該鋳枠の上方に昇降自在に設けられたスクイズベース
と、該スクイズベースの下端に連結部材を介して装備さ
れた水平板状のスクイズプレートとで構成し、該スクイ
ズプレートには、上記模型上の湯口棒、揚り棒等が貫通
可能な貫通孔を穿設し、上記模型上に立設された湯口
棒、揚り棒等の高さを上記鋳枠の高さよりも高くし、以
って上記スクイズプレートにより上記鋳枠内の鋳物砂を
スクイズするとき、該湯口棒、揚り棒等の上端が該スク
イズプレートの背面から突出するようにし、上記スクイ
ズヘッドを支持するカバー部材又は上記スクイズベース
には、スクイズ完了後の上記スクイズプレートの背面に
向けて圧縮空気を噴射するエヤーブローノズルを装備し
たことを特徴としている。
【０００５】
【構成】以下、本考案を一実施例に基づいて詳細に説明
する。図面は静圧式鋳型造型機におけるスクイズ機構を
示す要部縦断面図であり、図１はスクイズ前の状態を、
図２はスクイズ後の状態をそれぞれ示すものである。図
において、１は上端を開口した箱体状のテーブルであ
り、図示しないシリンダにより昇降自在にされている。
該テーブル１上には、上部に模型２を固着した模型板３
が気密に載置、固定されており、模型２の上部ほぼ中央
には湯口棒４が、また模型２の上部周縁には揚り棒また
は押湯棒５がそれぞれ立設されている。なお、上記模型
板３上面の適宜個所には、テーブル１内空部に連通する
通気孔６が複数個穿設されており、またテーブル１の内
空部は図示しない開口を介して外気と連通している。上
記模型板３上には鋳枠７が切離し可能に載置されてお
り、更に該鋳枠７上には盛枠８が同じく切離し可能に載
置されている。該盛枠８の上部には、その上端開口を気
密に覆う筒体状のカバー部材９が配設されており、これ
は図示されていない造型機の一部を構成している。該カ
バー部材９内は、水平板状の隔壁１１により上下に仕切
られており、該隔壁１１の中央には下向きのシリンダ１
２がそのピストンロッド１３を隔壁１１から突出させて
装備されている。該ピストンロッド１３の下端部には、
上記鋳枠７及び盛枠８内に充填される鋳物砂をスクイズ
するスクイズヘッド１４が装備されている。なお上記隔
壁１１の端部には圧縮空気の供給孔１５が貫通穿設させ
ており、該供給孔１５の上端側は図示しないエヤーホー
スを介して同じく図示しない圧縮空気源と連通してい
る。
する。図面は静圧式鋳型造型機におけるスクイズ機構を
示す要部縦断面図であり、図１はスクイズ前の状態を、
図２はスクイズ後の状態をそれぞれ示すものである。図
において、１は上端を開口した箱体状のテーブルであ
り、図示しないシリンダにより昇降自在にされている。
該テーブル１上には、上部に模型２を固着した模型板３
が気密に載置、固定されており、模型２の上部ほぼ中央
には湯口棒４が、また模型２の上部周縁には揚り棒また
は押湯棒５がそれぞれ立設されている。なお、上記模型
板３上面の適宜個所には、テーブル１内空部に連通する
通気孔６が複数個穿設されており、またテーブル１の内
空部は図示しない開口を介して外気と連通している。上
記模型板３上には鋳枠７が切離し可能に載置されてお
り、更に該鋳枠７上には盛枠８が同じく切離し可能に載
置されている。該盛枠８の上部には、その上端開口を気
密に覆う筒体状のカバー部材９が配設されており、これ
は図示されていない造型機の一部を構成している。該カ
バー部材９内は、水平板状の隔壁１１により上下に仕切
られており、該隔壁１１の中央には下向きのシリンダ１
２がそのピストンロッド１３を隔壁１１から突出させて
装備されている。該ピストンロッド１３の下端部には、
上記鋳枠７及び盛枠８内に充填される鋳物砂をスクイズ
するスクイズヘッド１４が装備されている。なお上記隔
壁１１の端部には圧縮空気の供給孔１５が貫通穿設させ
ており、該供給孔１５の上端側は図示しないエヤーホー
スを介して同じく図示しない圧縮空気源と連通してい
る。
【０００６】上記スクイズヘッド１４において、１６は
上記ピストンロッド１３の下端に固着されたスクイズベ
ースであり、該スクイズベース１６の背面には一対のガ
イドピン１７が立設されている。該ガイドピン１７は上
記隔壁１１上のガイドホルダ１８内を上下に摺動可能に
されており、スクイズベース１６の水平回動を防止して
いる。該スクイズベース１６の下端には、連結部材１９
を介して水平板状のスクイズプレート２１が装備されて
おり、該スクイズプレート２１は、上記ピストンロッド
１３の縮引により、上記カバー部材９内に引上げられる
と共に、該ピストンロッド１３の伸長により、上記盛枠
８及び鋳枠７内へ挿入されるように成してある。なお上
記連結部材１９は、複数の円柱をほぼ等間隔で立設して
成るものであり、これによりスクイズベース１６とスク
イズプレート２１との間に空隙が生ずるようにされてい
る。上記スクイズプレート２１の下面には、上記模型２
上の湯口棒４に対応する位置に湯口カップ２２が取り付
けられている。該湯口カップ２２の下面からスクイズプ
レート２１の背面にかけて貫通孔２３が穿設されてお
り、湯口棒４が該貫通孔２３を摺動して貫通可能にされ
ている。また上記スクイズプレート２１には、上記模型
２上の揚り棒又は押湯棒５に対応する位置に貫通孔２４
が穿設されており、揚り棒又は押湯棒５が該貫通孔２４
を摺動して貫通可能にされている。なお上記湯口棒４、
揚り棒等５の高さは上記鋳枠７の高さよりも所定寸法高
くされており、上記スクイズプレート２１が上記鋳枠７
内の鋳物砂をスクイズするとき、該湯口棒４、揚り棒又
は押湯棒５の上端がスクイズプレート２１の背面側に突
出するようにされている。上記カバー部材９の両側壁に
は、上記スクイズプレート２１が上昇位置にある時、そ
の背面上に圧縮空気を噴射可能な一対のエヤーブローノ
ズル２５が対向配置されている。
上記ピストンロッド１３の下端に固着されたスクイズベ
ースであり、該スクイズベース１６の背面には一対のガ
イドピン１７が立設されている。該ガイドピン１７は上
記隔壁１１上のガイドホルダ１８内を上下に摺動可能に
されており、スクイズベース１６の水平回動を防止して
いる。該スクイズベース１６の下端には、連結部材１９
を介して水平板状のスクイズプレート２１が装備されて
おり、該スクイズプレート２１は、上記ピストンロッド
１３の縮引により、上記カバー部材９内に引上げられる
と共に、該ピストンロッド１３の伸長により、上記盛枠
８及び鋳枠７内へ挿入されるように成してある。なお上
記連結部材１９は、複数の円柱をほぼ等間隔で立設して
成るものであり、これによりスクイズベース１６とスク
イズプレート２１との間に空隙が生ずるようにされてい
る。上記スクイズプレート２１の下面には、上記模型２
上の湯口棒４に対応する位置に湯口カップ２２が取り付
けられている。該湯口カップ２２の下面からスクイズプ
レート２１の背面にかけて貫通孔２３が穿設されてお
り、湯口棒４が該貫通孔２３を摺動して貫通可能にされ
ている。また上記スクイズプレート２１には、上記模型
２上の揚り棒又は押湯棒５に対応する位置に貫通孔２４
が穿設されており、揚り棒又は押湯棒５が該貫通孔２４
を摺動して貫通可能にされている。なお上記湯口棒４、
揚り棒等５の高さは上記鋳枠７の高さよりも所定寸法高
くされており、上記スクイズプレート２１が上記鋳枠７
内の鋳物砂をスクイズするとき、該湯口棒４、揚り棒又
は押湯棒５の上端がスクイズプレート２１の背面側に突
出するようにされている。上記カバー部材９の両側壁に
は、上記スクイズプレート２１が上昇位置にある時、そ
の背面上に圧縮空気を噴射可能な一対のエヤーブローノ
ズル２５が対向配置されている。
【０００７】
【作用】上記のように構成された装置において、テーブ
ル１を所定レベルまで上昇させて模型板３上に鋳枠７及
び盛枠８を載置した状態で、該鋳枠７及び盛枠８内へ鋳
物砂を投入する。次にカバー部材９を盛枠８の上部に移
動させた上、テーブル１を更に上昇させて盛枠８の上端
開口をカバー部材９により気密に閉鎖する（図１の状
態）。そして鋳枠７、盛枠８及びカバー部材９によって
形成された密閉空間内へ隔壁１１の供給孔１５を介して
圧縮空気を供給する。この圧縮空気は、盛枠８及び鋳枠
７内の鋳物砂中を通過し、模型板３の通気孔６、テーブ
ル１の内空部及び開口（図示せず）を経て機外へ放出さ
れ、これによって上記鋳物砂が予備圧縮される。しかる
後、スクイズヘッド１４を下降させてスクイズ作業を開
始する。スクイズ作業が進み、湯口棒４及び揚り棒ない
しは押湯棒５がスクイズプレート２１の貫通孔２３、２
４に挿入されると、湯口、揚り、押湯部等が模型２と同
時に造型されて図２のような状態になる。この場合、貫
通孔２３、２４の内部に入った鋳物砂は湯口棒４または
揚り棒、押湯棒５によりスクイズプレート２１の背面に
押し上げられる。図２の状態までスクイズヘッド１４が
下降すると、スクイズ作業が終わり、スクイズヘッド１
４が上昇すると共にテーブル１の下降が始まる。そして
スクイズプレート２１と鋳枠７及び盛枠８が分離され
る。更にテーブル１が下降することにより、盛枠８と鋳
枠７が分離され、最後に鋳枠７と模型板３が分離され
る。模型板３の下降が終わると、カバー部材９と共にス
クイズヘッド１４が盛枠８の上方位置からはずされる。
次にエヤーブローノズル２５から圧縮空気を噴射してス
クイズプレート２１の背面に堆積した鋳物砂を吹き飛ば
してスクイズプレート２１背面の清掃が行われる。一方
スクイズ作業が終わった鋳枠７は次工程へ移動される。
なお上記実施例では、エヤーブローノズル２５をカバー
部材９側に取付けたが、スクイズベース１６の下面にス
クイズプレート２１に向けて配置してもよい。また本実
施例は静圧式鋳型造型機に本考案を適用したものである
が、本考案は鋳物砂をスクイズして鋳型を造型する方式
の装置全てに適用可能である。
ル１を所定レベルまで上昇させて模型板３上に鋳枠７及
び盛枠８を載置した状態で、該鋳枠７及び盛枠８内へ鋳
物砂を投入する。次にカバー部材９を盛枠８の上部に移
動させた上、テーブル１を更に上昇させて盛枠８の上端
開口をカバー部材９により気密に閉鎖する（図１の状
態）。そして鋳枠７、盛枠８及びカバー部材９によって
形成された密閉空間内へ隔壁１１の供給孔１５を介して
圧縮空気を供給する。この圧縮空気は、盛枠８及び鋳枠
７内の鋳物砂中を通過し、模型板３の通気孔６、テーブ
ル１の内空部及び開口（図示せず）を経て機外へ放出さ
れ、これによって上記鋳物砂が予備圧縮される。しかる
後、スクイズヘッド１４を下降させてスクイズ作業を開
始する。スクイズ作業が進み、湯口棒４及び揚り棒ない
しは押湯棒５がスクイズプレート２１の貫通孔２３、２
４に挿入されると、湯口、揚り、押湯部等が模型２と同
時に造型されて図２のような状態になる。この場合、貫
通孔２３、２４の内部に入った鋳物砂は湯口棒４または
揚り棒、押湯棒５によりスクイズプレート２１の背面に
押し上げられる。図２の状態までスクイズヘッド１４が
下降すると、スクイズ作業が終わり、スクイズヘッド１
４が上昇すると共にテーブル１の下降が始まる。そして
スクイズプレート２１と鋳枠７及び盛枠８が分離され
る。更にテーブル１が下降することにより、盛枠８と鋳
枠７が分離され、最後に鋳枠７と模型板３が分離され
る。模型板３の下降が終わると、カバー部材９と共にス
クイズヘッド１４が盛枠８の上方位置からはずされる。
次にエヤーブローノズル２５から圧縮空気を噴射してス
クイズプレート２１の背面に堆積した鋳物砂を吹き飛ば
してスクイズプレート２１背面の清掃が行われる。一方
スクイズ作業が終わった鋳枠７は次工程へ移動される。
なお上記実施例では、エヤーブローノズル２５をカバー
部材９側に取付けたが、スクイズベース１６の下面にス
クイズプレート２１に向けて配置してもよい。また本実
施例は静圧式鋳型造型機に本考案を適用したものである
が、本考案は鋳物砂をスクイズして鋳型を造型する方式
の装置全てに適用可能である。
【０００８】
【考案の効果】本考案は上記の如くであるから、造型機
による造型の場合、湯口及び揚り等を鋳型造型と同時に
造型することができるため、鋳型の造型工程が単純化さ
れる。また、スクイズ時にスクイズプレートの貫通孔内
に入った鋳物砂を完全に除去することができるため、以
後の造型サイクルで湯口棒、押湯棒等が破損する恐れも
ない。
による造型の場合、湯口及び揚り等を鋳型造型と同時に
造型することができるため、鋳型の造型工程が単純化さ
れる。また、スクイズ時にスクイズプレートの貫通孔内
に入った鋳物砂を完全に除去することができるため、以
後の造型サイクルで湯口棒、押湯棒等が破損する恐れも
ない。
【図１】静圧式鋳型造型機におけるスクイズ機構を示す
要部縦断面図であり、スクイズ前の状態を示すものであ
る。
要部縦断面図であり、スクイズ前の状態を示すものであ
る。
【図２】静圧式鋳型造型機におけるスクイズ機構を示す
要部縦断面図であり、スクイズ後の状態を示すものであ
る。
要部縦断面図であり、スクイズ後の状態を示すものであ
る。
２ 模型 ３ 模型板 ４ 湯口棒 ５ 揚り棒又は押湯棒 ７ 鋳枠 ９ カバー部材 14 スクイズヘッド 16 スクイズベース 19 連結部材 21 スクイズプレート 23 貫通孔 24 貫通孔 25 エヤーブローノズル
Claims (1)
- 【請求項１】 鋳枠７と上部に模型２を固着した模型板
３とで画成された空間内に鋳物砂を充填してのち、該鋳
物砂全体をスクイズして鋳型を造型する鋳型造型機にお
いて、上記鋳枠７内の鋳物砂をスクイズするスクイズヘ
ッド１４が、上記鋳枠７の上方に昇降自在に設けられた
スクイズベース１６と、該スクイズベース１６の下端に
連結部材１９を介して装備された水平板状のスクイズプ
レート２１とから構成されており、該スクイズプレート
２１には、上記模型２上の湯口棒４、揚り棒等５が貫通
可能な貫通孔２３、２４が穿設されており、上記模型２
に立設された湯口棒４、揚り棒等５の高さが上記鋳枠７
の高さよりも高くされ、以って上記スクイズプレート２
１により上記鋳枠７内の鋳物砂をスクイズするとき、該
湯口棒４、揚り棒等５の上端が該スクイズプレート２１
の背面から突出するようにされており、上記スクイズヘ
ッド１４を支持するカバー部材９又は上記スクイズベー
ス１６には、スクイズ完了後の上記スクイズプレート２
１の背面に向けて圧縮空気を噴射するエヤーブローノズ
ル２５が装備されていることを特徴とする鋳型造型機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP543191U JP2544464Y2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 鋳型造型機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP543191U JP2544464Y2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 鋳型造型機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0498347U JPH0498347U (ja) | 1992-08-25 |
| JP2544464Y2 true JP2544464Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=31735952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP543191U Expired - Fee Related JP2544464Y2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 鋳型造型機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2544464Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104487907B (zh) * | 2012-10-04 | 2017-06-23 | 新东工业株式会社 | 设备检查系统 |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP543191U patent/JP2544464Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0498347U (ja) | 1992-08-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100866694B1 (ko) | 사형 조형법 | |
| JPS6354476B2 (ja) | ||
| US6499531B1 (en) | Machine for producing flaskless moulds | |
| US2112910A (en) | Method and apparatus for making molds | |
| US3878881A (en) | Method for producing and assembling cope and drag mold parts | |
| JP2544464Y2 (ja) | 鋳型造型機 | |
| JP3459913B2 (ja) | 無枠式造型装置の鋳物砂充填方法及び装置 | |
| US2882566A (en) | redhead | |
| JP3802358B2 (ja) | 鋳物砂の圧縮方法および鋳物砂の造型方法 | |
| JP6665935B2 (ja) | 鋳型造型方法 | |
| JPH0952151A (ja) | 無枠式鋳型造型機 | |
| JPS6321577B2 (ja) | ||
| GB2050892A (en) | Method and apparatus for the compacting of foundry molding sand | |
| US1091020A (en) | Molding-machine. | |
| US3726335A (en) | Foundry mold making apparatus | |
| US1699218A (en) | Automatic stripper machine | |
| JPS5935324Y2 (ja) | 鋳型造型機のスクィズ装置 | |
| JP3119329B2 (ja) | 生砂鋳型の造型方法 | |
| JPS6089313A (ja) | プラスチツク成形用金型 | |
| US1807578A (en) | moavoy | |
| JP3407882B2 (ja) | 鋳型の抜型方法 | |
| JPH0214841Y2 (ja) | ||
| JPS63303651A (ja) | 三段重ね無枠鋳型造型機 | |
| JPS623706B2 (ja) | ||
| JPS6034440Y2 (ja) | 鋳型造型装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |