JPH0218130Y2 - - Google Patents

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JPH0218130Y2
JPH0218130Y2 JP1983140695U JP14069583U JPH0218130Y2 JP H0218130 Y2 JPH0218130 Y2 JP H0218130Y2 JP 1983140695 U JP1983140695 U JP 1983140695U JP 14069583 U JP14069583 U JP 14069583U JP H0218130 Y2 JPH0218130 Y2 JP H0218130Y2
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JP
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nozzle
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JP1983140695U
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JPS6050270U (ja
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の対象〕 本考案は、人体局部洗浄装置のノズルに関する
ものであり、更に詳しくは、ノズルの照準機構に
関するものである。
〔従来技術〕
人体局部洗浄装置のノズルは、人体局部に温水
を吹き付けるものであるが、かかるノズルは、例
えば実開昭50−10058号公報に開示されている。
すなわち、第1図に示すように、人体局部洗浄装
置AのノズルBは、便器Cの内壁Dに形成された
穴Eに係止されている。
〔従来技術の問題点およびその技術的解消〕 ところが、ノズルBが係止される穴Eの仕上り
精度(例えば、穴Eの内周壁の傾き)やノズルB
の組付け位置精度により、ノズルBから噴出する
温水角度が左右されることがあつた。
〔技術的課題〕
そこで、本考案は、ノズルから噴出する角度が
便器の内壁の穴の仕上り精度やノズルの組付け位
置精度に左右されないようにすることを、技術的
課題とするものである。
〔技術的手段〕
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、前端部が便器の内壁の後側に上下方向に
調整可能なアジヤスターに連結された保持部材の
保持部には、ノズルが遊嵌され、前記ノズルは前
記保持部にネジ手段によつて固定されるようにし
たことである。
〔技術的手段の作用〕
上述の技術的手段は、次のように作用する。す
なわち、アジヤスターを適宜調整することによつ
て、ノズルは便器の内壁の穴を中心として少し回
動させれば、ノズルの水平度が調整でき、ネジを
ゆるめてノズル自体をその軸芯回りに回動せしめ
れば、人体局部への温水の吹きつけ左右方向にも
調整できる。かくして、ノズル先端部を人体局部
に対して正確に照準を合わせることができる。
〔本考案によつて生ずる特有の効果〕
上述したように、本考案によれば、ノズルの人
体局部に対する照準を、ノズル自体の傾度ならび
にその軸芯回りの回動角を調整することによつて
行なうようにしたもので、ノズルが係止される便
器の内壁の穴の仕上りの精度やノズルの組付け位
置精度について、考慮を払うことがない。しかの
みならず、アジヤスターおよび保持部材をノズル
の軸方に沿つて、所定の範囲内で移動できるの
で、ノズル近傍に配設される諸部材の配列を考慮
した上で、最適の位置におくことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第2図ないし第7図
にもとづいて説明する。人体局部洗浄装置10の
便器11の内部は、内壁12によつて左右に区画
されており、第3図示左側が前部11aで、第3
図示右側が後部11bとなつている。内壁12に
は、穴13が形成されており、ノズル14の本体
15の前端部15aが、穴13にある程度傾動で
きるように係止されている。すなわち、パツキン
16が内壁12の後面12aにナツト17にて、
パツキン18が内壁12の前面12bにナツト1
9にて、夫々押されており、ノズル14の本体1
5は、穴13の周壁13aを支点として、若干で
はあるが、全方向に傾けるようになつている。
ノズル14の本体15の前端部からは、噴出口
20を備えたパイプ21が第3図示左方向に突出
しており、ノズル本体15に図示されないタンク
から温水が圧送されて来たとき、噴出口20から
人体局部22に向つて温水が噴出されるようにな
つている。このパイプ21は、ノズル本体15に
対して出入可能で、シヤワー位置とヒデ位置とを
とることができるようになつている。
便器11の内部の後部11b内には、プレート
24が配設されており、このプレート24には、
アジヤスター25が立設されている。アジヤスタ
ー25は、ネジ穴26aが形成された本体26
と、ネジ穴26a内に螺合され、頭部に溝27a
が形成されたネジ軸27とからなつている。しか
して、ネジ軸27には、2つのナツト28,29
によりアーム30の左側部30aが固定されてお
り、ネジ軸27の溝27aにドライバー(図示
略)を係合させて回転すれば、ネジ軸27および
アーム30を一体的に上下方向に移動させること
ができる。
アーム30の左側部30aは直方体であるが、
それよりも右側にある中央部30bは円柱状であ
る。中央部30bの右側には、それよりも小径の
右側部30cが連接されている。31は保持部材
で、一枚の帯状部材を曲げて、円状に近い保持部
32と、互に対向する足部33,33′を備えて
いる。しかして、足部33には穴33aが、足部
33′aには穴33aと同芯の穴33′a(図示略)
が形成されており、穴33a,33′aをアーム
30の右側部30aに嵌めこまれたのち、Eリン
グ34にて抜け止めがなされると、保持部材31
がアーム30に固定されることになる。
しかして、保持部材31の保持部32内には、
ノズル14の本体15が遊嵌されており、両者の
間には、略270゜の弧状の部材34が介装されてお
り、保持部32の最高部に形成された穴32bか
ら下方に螺合されたネジ35により弧状部材34
を介して、ノズル本体15を保持部32に固定す
るようになつている。しかし、ネジ35をゆるめ
れば、ノズル本体15をその軸芯回りに回動させ
ることができるようになつている。
以上の構成における作用・効果は、次のとおり
である。いま、ノズル14の本体15が、第2図
のロで示された位置にあるとすれば、本体15に
圧送されて来た温水がパイプ21の穴20から人
体局部22方向に噴射される軌跡は〔ロ〕で示さ
れる。もし、〔ロ〕にて示される噴射軌跡が、照
準すべき人体局部22より前方(後方)にずれて
おれば、アジヤスター25のネジ軸27をドライ
バーで回動せしめてネジ軸27およびそれと一体
のアーム30を下げて(上げて)、ノズル本体1
5の第1図のハ,イで示された位置に変動せしめ
れば、人体局部22への前後方向の照準を全うで
きる。
また、噴射軌跡が第4図に示すように、人体局
部22の右側がずれているときは、ネジ35をゆ
るめてノズル本体15を反時計方向に回動し、し
かるのちに再びネジ35を締めれば(第6図)、
温水を人体局部2に噴射することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の人体局部洗浄装置の一部断面を
含む側面図、第2図は本考案に係るノズル照準機
構を備えた人体局部洗浄装置の上面図、第3図は
第2図−線に沿う断面図であつて使用状態を
示すために人体を付加したもの、第4図はノズル
本体のアジヤスターへの取付状態を示した図、第
5図は第4図A方向矢視図、第6図はノズル本体
を第4図示の状態から反時計方向に若干回動させ
た状態を示す図、および第7図は保持部材の側面
図である。 11……便器、12……内壁、13……穴、1
5……ノズルの本体、20……噴出口、21……
パイプ、25……アジヤスター、27……軸、3
0……アーム、31……保持部材、32……保持
部材の保持部、35……ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 便器の内壁に形成された穴に、ノズル本体の前
    端部が係止され、前記ノズル本体から噴出口を備
    えたパイプが前記内壁の前方に突出してなる人体
    局部洗浄装置において、前記内壁の後方に配設さ
    れ上下方向に変位可能な軸を備えたアジヤスタ
    と、前記軸にアームを介して一体変位可能に連結
    され前記ノズル本体がその軸芯回りに回動可能に
    遊嵌された保持部材と、前記保持部材に配設され
    前記ノズル本体を弧状部材を介して固定するネジ
    手段とを有する人体局部洗浄装置のノズル照準機
    構。
JP14069583U 1983-09-09 1983-09-09 人体局部洗浄装置のノズル照準機構 Granted JPS6050270U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14069583U JPS6050270U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 人体局部洗浄装置のノズル照準機構

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JP14069583U JPS6050270U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 人体局部洗浄装置のノズル照準機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6050270U JPS6050270U (ja) 1985-04-09
JPH0218130Y2 true JPH0218130Y2 (ja) 1990-05-22

Family

ID=30314917

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14069583U Granted JPS6050270U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 人体局部洗浄装置のノズル照準機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61242234A (ja) * 1985-04-17 1986-10-28 松下電器産業株式会社 衛生洗浄装置
JPH0431339Y2 (ja) * 1986-04-24 1992-07-28

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943576B2 (ja) * 1974-01-07 1984-10-23 ジヨンソン エンド ジヨンソン 安定化されたふわふわの繊維バットの製法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943576U (ja) * 1982-09-07 1984-03-22 株式会社イナックス 局部洗浄装置

Patent Citations (1)

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JPS5943576B2 (ja) * 1974-01-07 1984-10-23 ジヨンソン エンド ジヨンソン 安定化されたふわふわの繊維バットの製法

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JPS6050270U (ja) 1985-04-09

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