JPH02181289A - 貨幣回収両替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、パチンコ店等にて用いられる貨幣回収両替装
置に関するものである。

（従来における技術） 従来、パチンコ店における所謂島と称される領域には、
第５図に示すような配置で、パチンコ機５０、玉貸機５
１及びこの玉貸機５１から送られてくる硬貨や紙幣（以
下「貨幣」ともいう）を回収する回収金庫５２が所定の
配置で設置されている。

即ち、同図に示すように、島を形成する平担な基台部５
３上において表裏二列の配置で、且つ各列間及び隣り合
うもの双方を夫々所定の間隔をもって多数のパチンコ機
５０を列設しつつ、各パチンコ機５０の間に小幅の玉貸
機５１を組込んでいる０表裏配置の各パチンコ機５０及
び各玉貸機５１の間の領域には、第５図に示すように玉
（パチンコ玉）を補給する為の玉補給コンベア５４、玉
貸機５１から排出される紙幣及び硬貨用の第１及び第２
の搬送コンベア５５．５６が配置されていて、第１．第
２の搬送コンベア５５．５６によす紙幣及び硬貨を回収
金庫５２へ搬送するようになっている。

しかし、上記構成の従来システムでは、玉貸機５１の機
能として、百円硬貨及び五百円硬貨による貸出し機能と
、千円紙幣による貸出し機能とを備えるものが一般的で
あるために、遊戯者が例えば五千円や一万円紙幣で玉を
買入れようとしても近くの玉貸Ｊａ５１を利用できず、
店内の他の場所に設けた両替機又は店のカウンターまで
行き両替してから玉を買入れなければならないという行
動が必須となり、遊戯者に対し煩雑感を与えるという問
題がある。

上述した玉貸機５１が仮に硬貨の専用機である場合には
、紙幣を持っている遊戯者は各パチンコ機５０間の玉貸
機５１を一切利用できず、上述した煩雑感は増々著しく
なる。

他方、上述したような問題を幾分でも解消すべく回収金
庫５２の隣り又は反対側に両替機５７や紙幣用玉貸機を
置く試みもなされているが、この場合には、両替機５７
の設置スペースの分だけパチンコｆｉ５０の設置台数が
低減してしまうことから、遊戯店側にとって店内スペー
スの有効利用を図れないという問題が生ずる。

（本発明が解決しようとする課題） 本発明は、上記従来の実情に鑑み開発されたものであり
、その目的とするところは、遊戯者の玉購入の便宜を図
るとともに遊戯店の店内スペースの有効利用に寄与し得
る貨幣回収両替装置を提供することにある。

〔本発明の構成〕

（前記課題を解決するための手段） 本発明は、遊戯機の近傍に配置される玉貸機に貨幣搬送
手段を介して連結され、玉貸機から前記貨幣搬送手段を
経て送られてくる貨幣を取込む貨幣回収両替装置であっ
て、取込んだ貨幣を収容する貨幣収容手段と、両替用貨
幣を投入する投入口と、この投入口から投入される貨幣
と等価な両替貨幣を放出する貨幣両替手段とを有するも
のである。

前記貨幣両替手段は、紙幣の両替機能、硬貨の両替機能
又は紙幣、硬貨双方の両替機能の内から選ばれるいずれ
かの両替機能を具備するものである。

（作用） 以下、上記構成の装置の作用を説明する。

この装置によれば、貨幣の収容機能に加えて投入口及び
貨幣両替手段による両替機能を発揮するものであるから
、遊戯者は随時この装置で両替を行うことができるとと
もに、専用の両替機を設置するためのスペースが不要と
なる。また、貨幣両替手段として紙幣、硬貨又は紙幣、
硬貨双方のいずれかの両替機能を選ぶことにより、遊戯
者の客層に応じた多様化が図れる。

（本発明の実施例） 以下、添付した図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。なお、第１図に示す本発明の実施例システム
において、第５図の従来システムと同一の機能を有する
ものには同一の符合を付して示す。

この実施例システムが従来システムと異なる点は、前記
回収金庫５２の代りに貨幣の回収機能及び貨幣の両替機
能の双方を具備した貨幣回収両替装置１を島の端部領域
に設置したことである。

この貨幣回収両替装置１は、第２図にも示すように、直
方体状の筺体２と、この筺体内に組込んだ貨幣収容手段
３と、同様に筺体に組込んだ両替用貨幣を投入するため
の投入口４及び両替用貨幣と等価な両替貨幣を放出する
貨幣両替手段５とを具備している。

前記貨幣収容手段３は、前記第１のコンベア５５の放出
端に連続する配置に取付けた紙幣導入路６と、この紙幣
導入路の放出端側に取付けられ回収紙幣の金額判別及び
送出処理を行う回収紙幣処理部７と、この回収紙幣処理
部から送り出される回収紙幣を落下させる落下路８と、
落下してきた回収紙幣を貯留する第１の回収ボックス９
と、前記第２のコンベア５６の放出端に連続する配置に
取付けた硬貨導入路１０と、この硬貨導入路の放出端側
に取付けられ回収硬貨の金額判別及び送出処理を行う回
収硬貨処理部１１と、この回収硬貨処理部から送り出さ
れる回収硬貨を落下させる落下路１２と、落下してきた
回収硬貨を貯留する第２の回収ボックス１３とを具備し
ている。

前記投入口４は、筺体２の前面パネル２ａに設けられた
紙幣投入口４ａと、この紙幣投入口の若干下方に設けら
れた硬貨投入口４ｂとを具備している。

前記貨幣両替手段５は、前記紙幣投入口４ａからの両替
用紙幣を取込みその金額判別、真偽判別を行う紙幣識別
部１４と、この紙幣識別部の下側に設けられ紙幣識別部
からの両替用紙幣を貯留するとともに予め本装置１のオ
ペレータ（店員）が積込んだ各種両替紙幣（高額及び低
額紙！’！りをも貯留し、後述する制御手段２４の制御
の基に必要な金額の両替紙幣を送出する紙幣貯留処理部
１５と、この紙幣貯留処理部１５からの両替紙幣を前面
パネル２ａに臨ませて設けた開口部１６ａを有する放出
箱工６に向けて放出する紙幣放出処理部１７と、前記硬
貨投入口４ｂからの両替用硬貨を取込みその金額判別、
真偽判別を行う硬貨識別部１８と、この硬貨識別部の下
側に設けられ硬貨識別部からの両替用硬貨を貯留すると
ともに予め本装置工のオペレータ（店員）が積込んだ各
種両替硬貨（百円、五百円）をも貯留し、後述する制御
手段２４の制御の基に必要金額の両替硬貨を送出する硬
貨貯留処理部２０と、この硬貨貯留処理部２０からの両
替硬貨を前記放出箱１６に向けて放出する硬貨放出処理
部２１とを具備している。

第３図は本実施例装置１の制御系統を示すものであり、
この制御系統は、装置の動作プログラムを格納している
プログラムメモリ２２及びＣＰＵ２３からなる制御手段
２４を具備し、前記ＣＰＵにより、第１．第２のコンベ
ア５５．５６の駆動制御、回収紙幣処理部７及び回収硬
貨処理部１１の制御を夫々行うようになっている。

また、ＣＰＵ２３により前記貨幣両替手段５の各要素の
制御を行うようになっている。

次に、上記構成の装置１の作用を説明する。

各玉貸機５１からの回収紙幣は第１のコンベア５５によ
り、回収硬貨は第２のコンベア５６により夫々搬送され
、前記紙幣導入路６、硬貨導入路１０を経て回収紙幣処
理部７、回収硬貨処理部１１に取込まれる。

画処理部７．１１は回収紙幣１回収硬貨の金額判別を行
った後１回収紙幣、回収硬貨を夫々第１及び第２の回収
ボックス９．１３に落下する。このようにして、回収紙
幣、回収硬貨は第１、第２の回収ボックスにより回収さ
れて行く。

一方、パチンコ機５０の遊戯者が、例えば玉貸機５１に
百円玉のみの貸出し機能しか無く、自らが一万円札しか
所要していないことから、この−万円孔の両替を欲する
場合には、パチンコ機５０から比較的近い位置に設置さ
れている貨幣回収両替装置１の場所まで歩き、両替紙幣
としての一万円札を紙幣投入口４ａに投入する０紙幣識
別部１４は１紙幣投入口４ａから一万円札を取込みその
金額識別を行って識別結果をＣＰＵ２３に送るとともに
一万円札を紙幣貯留処理部１５に送る０紙幣貯留処理部
１５は、この−万円孔を一旦貯留する。

次に、ＣＰＵ２３の制御の基に、例えば紙幣貯留処理部
１５は両替紙幣として９枚の千円札を紙幣放出処理部１
７へ、硬貨貯留処理部２０は両替硬貨として１０個の百
円硬貨を硬貨放出処理部２１へ夫々送る。

これにより、紙幣放出処理部１７は９枚の紙幣を、硬貨
放出処理部２１は１０個の百円硬貨を夫々放出箱１６に
放出する。

この結果、遊戯者は放出箱１６から、−万円と等価な両
替貨幣を取出すことができる。

なお、筺体２の前面パネル２ａに金額選択ボタンを設け
、この金額選択ボタンを押下することにより、遊戯者の
好みに応じた両替貨幣を放出箱１６に放出することも勿
論可能である。

このように１本実施例によれば、貨幣の回収機能に加え
て両替機能をも一台の装置１で発揮させることができ遊
戯者の便宜を図ることができるとともに、専用の両替機
を設置するスペースが不要となって、店内スペースの有
効利用を図ることができる。

本発明は上述した実施例に限定されるものではなくその
要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である０例えば、
上述した実施例では、紙幣、硬貨双方の両替機能を具備
した装置について説明したが１紙幣のみ又は硬貨のみの
両替機能を有するように両替手段を構成することもでき
る。

本発明の応用例としては、第４図に示すものを挙げるこ
とができる。同図に示す装ＮＩＡは、第１図、第２図に
示す装置ｌに対し更に玉貸機能を付加したことが特徴で
ある。

即ち、該装置ＩＡは、筺体２の内部上方に玉計数部２５
を、前面パネル２ａにおける前記放出箱１６の下側位置
に玉放出部２６を夫々取付け、これらを玉供給パイプ２
７により連結する構成としたものである。この装置ｌＡ
によれば、上述した機能に更に玉貸機能が付加され、実
用価値を一暦向上させることができる。

〔本発明の効果〕

以上詳述した本発明によれば、遊戯者の便宜と店側の店
内スペースの有効活用を図ることが可能な貨幣回収両替
装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置の斜視図、第２図は同装置
の縦断面図、第３図は同装置の制御系統を示すブロック
図、第４図は本発明の応用例を示す縦断面図、第５図は
従来装置の斜視図、第６図は従来の島の構成を示す正面
図である。 図中の主な符合 １・・・・・貨幣回収両替装置 ２・・・・・筐体 ３・・φφ・貨幣収容手段 ４・書・Ｏ・投入口 ５・・・・・貨幣両替手段。 第 図 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）遊戯機の近傍に配置される玉貸機に貨幣搬送手段
   を介して連結され、玉貸機から前記貨幣搬送手段を経て
   送られてくる貨幣を取込む貨幣回収両替装置であって、
   取込んだ貨幣を収容する貨幣収容手段と、両替用貨幣を
   投入する投入口と、この投入口から投入される貨幣と等
   価な両替貨幣を放出する貨幣両替手段とを有することを
   特徴とする貨幣回収両替装置。
2. （２）前記貨幣両替手段は、紙幣の両替機能、硬貨の両
   替機能又は紙幣、硬貨双方の両替機能の内から選ばれる
   いずれかの両替機能を具備するものである請求項１記載
   の貨幣回収両替装置。