JP2717646B2 - 遊戯用貨幣処理装置 - Google Patents
遊戯用貨幣処理装置Info
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- JP2717646B2 JP2717646B2 JP9005311A JP531197A JP2717646B2 JP 2717646 B2 JP2717646 B2 JP 2717646B2 JP 9005311 A JP9005311 A JP 9005311A JP 531197 A JP531197 A JP 531197A JP 2717646 B2 JP2717646 B2 JP 2717646B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の遊戯用台列
を背中合せ状に配置した遊戯用台の島の数箇所に配設さ
れる両替機、球貸機等の台間貨幣処理機と、遊戯用台列
間に長手方向に延びるように配設され、前記台間貨幣処
理機から排出された貨幣を一方向に送出する搬送機構と
から成る遊戯用貨幣処理装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来の技術としては、例えば台間貨幣処
理機として、実開昭５１−１４７５７２号公報及び実開
昭５１−１３２０８７号公報に開示されている１００円
硬貨・５００円硬貨等の薄型硬貨玉貸機及び特開昭５３
−３３９９号に開示されている紙幣・硬貨兼用の薄型玉
貸機が公知であった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、投入されて薄型硬貨玉貸機及び紙幣・硬
貨兼用薄型玉貸機から外部に排出された硬貨と紙幣の両
者を一緒に効率よく搬送する全体システムとしての装置
については何ら考えられておらず、この点に問題点があ
り、その他、組立て性に関しても、コストダウンを図る
べく改良すべき余地があった。 【０００４】また、玉貸機の正面上部に硬貨投入口と紙
幣投入口とが近接するように開設されているため、硬貨
の投入は問題ないのだが、腰がない紙幣でも持ち上げる
ようにして上方に位置する投入口にうまく真直ぐ入れな
ければならず、非常に投入しにくいという問題点があっ
た。 【０００５】本発明は、このような従来の技術の問題点
に鑑みて、これを解決するために成されたもので、排出
された硬貨及び紙幣を効率よく処理でき、組立て性にも
優れ、更に、腰がなく一般に投入しにくい紙幣でも極め
て容易に投入することができ、使い勝手に優れた遊戯用
貨幣処理装置を提供することを目的としている。 【０００６】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、一対の遊戯用台列
を背中合せ状に配置した遊戯用台の島の数箇所に配設さ
れる両替機、球貸機等の台間貨幣処理機（Ａ）と、遊戯
用台列間に長手方向に延びるように配設され、前記台間
貨幣処理機（Ａ）から排出された貨幣を一方向に送出す
る搬送機構とから成る遊戯用貨幣処理装置において、前
記台間貨幣処理機（Ａ）の機枠（ａ）に、硬貨投入口
（１）と縦式紙幣投入口（８）とを上下に離れて並ぶよ
うに開設し、かつ該硬貨投入口（１）に連絡する硬貨選
別機（２）と該縦式紙幣投入口（８）に連絡する紙幣選
別機（９）とを上下に並ぶように収蔵し、前記硬貨選別
機（２）及び紙幣選別機（９）の各排出口（２ａ，１
０）を外部に連絡せしめ、各排出口（２ａ，１０）は、
前記遊戯用台列間で、かつ遊戯用台列と平行かつ上下に
重設して配設された紙幣と硬貨の搬送装置（５，１２）
に連絡するとともに、紙幣の搬送装置（１２）は、前記
紙幣選別機（９）の排出口（１０）と並行状態に配置さ
れていることを特徴とする遊戯用貨幣処理装置に存す
る。 【０００７】次に前述した解決手段に基づく作用につい
て説明する。本発明に係る遊戯用貨幣処理機によれば、
貨幣を投入する台間貨幣処理機（Ａ）と、ここから排出
された貨幣を一箇所に送出する搬送機構とを組合せたこ
とで、島側に投入された硬貨と紙幣の両者を一緒に効率
よく搬送して回収・収納することができる。 【０００８】台間貨幣処理機（Ａ）の機枠（ａ）に、硬
貨投入口（１）に連絡する硬貨選別機（２）と、縦式紙
幣投入口（８）に連絡する紙幣選別機（９）とを、互い
に並ぶように収蔵したから、機枠内にて各投入口に連通
する部材や各選別機が互いに干渉したり、配設スペース
が干渉し合うことがない。 【０００９】また、遊戯用台列間に、硬貨用コンベヤ
（５）と、紙幣用コンベヤ（１２）とを重ねて構成した
搬送機構を遊戯用台列と平行に延びるよう配設し、かつ
紙幣の搬送装置（１２）は、前記紙幣選別機（９）の排
出口（１０）と並行状態に配置されているので、台列間
における狭いスペースに配置できて、確実に硬貨や紙幣
を搬送できるだけではなく、搬送機構を対にとして取扱
えるので、島への組付け作業を簡易かつ迅速に行なうこ
とができる。 【００１０】しかも縦式紙幣投入口（８）に投入された
紙幣はそのまま真直ぐ直進して紙幣搬送装置（１２）に
取り込むことができるので、途中で引っ掛かったりする
ことがなく、ジャム故障が極めて少なくなる。 【００１１】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一の
実施の形態を説明する。図１は本発明の一の実施形態を
示している。図１に示すように、一対の台間貨幣処理機
Ａの機枠ａが背向けに対向している。この機枠ａの正面
側の上方には硬貨投入口１が、下方には縦式紙幣投入口
８が上下に離れて並ぶように開設されている。 【００１２】機枠ａ内には、硬貨投入口１に連絡する硬
貨選別機２と、縦式紙幣投入口８に連絡する紙幣選別機
９とが互いに上下に離れて並ぶように収蔵されている。
硬貨選別機２と紙幣選別機９との間には、玉容器７に玉
を供給する連通部材６ａ，６ｂ等の他部材を配設し得る
スペースが確保される。 【００１３】硬貨選別機２の排出口２ａはシュート４に
連絡するよう接続されており、紙幣選別機９の排出口１
０は紙幣ガイド１１に連絡するよう接続されている。ま
た、機枠ａの正面側には、不正硬貨等の返却口３が設け
られている。更に、機枠ａ内の最上部には、玉カウンタ
ー６が設けられており、この玉カウンター６にはパチン
コ玉搬送用ジャバラ１３が連通している。 【００１４】遊戯用台列間には、硬貨用コンベヤ５を上
方に、紙幣用コンベヤ１２を下方にして一体的にユニッ
トとして構成された搬送機構が、遊戯用台列と平行（紙
面に直角）に延びるよう配設されている。そして、紙幣
選別機９の排出口１０は、紙幣ガイド１１を介して紙幣
用コンベヤ１２の要所に連通接続している。一方、硬貨
選別機２の排出口２ａは、シュート４を介して硬貨用コ
ンベヤ５の要所に連通接続している。さらに、紙幣用コ
ンベヤ１２は紙幣選別機９の排出口１０と並行状態に配
置されている次に作用を説明する。島を組立てる際、遊
戯用台列間に配設する硬貨用コンベヤ５及び紙幣用コン
ベヤ１２は一体的にユニットとして構成されるので、組
付け作業を簡易化することが可能となる。また、台間貸
付機Ａは、投入し易い硬貨の硬貨投入口１が上方に配置
され、投入しにくい紙幣の紙幣投入口８が下方、すなわ
ち遊戯者が比較的投入し易い位置に配置されているか
ら、レイアウト上使い勝手がよい。 【００１５】また、台間貨幣処理機Ａの機枠ａに、硬貨
投入口１に連絡する硬貨選別機２を上方に、縦式紙幣投
入口８に連絡する紙幣選別機９を下方にして、互いに離
れて並ぶように収蔵したから、機枠ａ内にて各投入口
１，８に連通する部材１ａや各選別機２，９が互いに干
渉したり、配設スペースを浸食し合うことがなく、ま
た、上下の各選別機間２，８に、玉容器７を玉を供給す
る連通部材６ａ，６ｂや玉カウンター６等の他部品を無
理なく配設し得るスペースも確保できる。 【００１６】図１において、台間貨幣処理機Ａの硬貨投
入口１から１００円または５００円の硬貨を投入する
と、硬貨選別機２により選別され、不良貨の場合には返
却口３に戻される。一方、真貨の場合はシュート４を通
って硬貨用コンベヤ５上に導入され、一方向へ搬送され
て金庫またスタッカーなど一箇所に集められる。 【００１７】そして、真貨であることが識別された時点
で、前記硬貨選別機２またはシュート４の一部に取付け
られた検出機（図示せず）から玉カウンター６に信号が
送られて該玉カウンター６を作動させ、ジャバラ１３を
通して送給される玉を所定数量だけ玉容器７に送り込
む。 【００１８】次に、投入し易い位置にある紙幣投入口８
から紙幣を投入すると、紙幣選別機９で選別された不良
紙幣の場合は、再度該紙幣投入口８に戻される。一方、
真札の場合には、紙幣排出口１０から紙幣ガイド１１を
通って紙幣用コンベヤ１２に送給される。 【００１９】紙幣用コンベヤ１２に送給された紙幣は、
そのまま前記硬貨の搬送方向と一致する一方向へ搬送さ
れて島端に設けた金庫またはスタッカーに溜られる。縦
式紙幣投入口８に投入された紙幣はそのまま真直ぐ直進
して紙幣用コンベヤ１２に取り込むことができるので、
途中で引っ掛かったりすることがなく、ジャム故障が極
めて少なくなる。そして、前記紙幣選別機９により真札
と判定した時点で、信号が玉カウンター６に送られ、そ
の紙幣分の玉の排出が行なわれる。 【００２０】 【発明の効果】本発明に係る遊戯用貨幣処理機によれ
ば、その台間貨幣処理機から排出された硬貨及び紙幣を
搬送機構により効率よく処理できる。また、台間貨幣処
理機の機枠に、硬貨投入口に連絡する硬貨選別機と縦式
紙幣投入口に連絡する紙幣選別機とを互いに上下に並ぶ
ように収蔵したから、機枠内にて各投入口に連通する部
材や各選別機が互いに干渉したり、配設スペースが干渉
し合うことがなく、台間貨幣処理機自体の組立て作業や
メンテナンス作業が容易となり、例えば玉容器に玉を供
給する通路部材や玉カウンター等の他部品を無理なく配
設し得るスペースも確保することが可能となる。 【００２１】遊戯用台列間に、平行かつ上下に重設して
配設した紙幣と硬貨の搬送装置に連絡するとともに、紙
幣の搬送装置は、前記紙幣選別機の排出口と並行状態に
配置したので、硬貨と紙幣の搬送機構を狭い遊戯用台列
間に容易に配置でき、しかも一体的に取扱えるので、島
への組付け作業を簡易かつ迅速に行なうことができ、工
期が短縮されることによってコストを大幅に低減するこ
とができる。そして縦式紙幣投入口８に投入された紙幣
はそのまま真直ぐ直進して紙幣搬送装置に取り込むこと
ができるので、途中で引っ掛かったりすることがなく、
ジャム故障が極めて少なくなる。
を背中合せ状に配置した遊戯用台の島の数箇所に配設さ
れる両替機、球貸機等の台間貨幣処理機と、遊戯用台列
間に長手方向に延びるように配設され、前記台間貨幣処
理機から排出された貨幣を一方向に送出する搬送機構と
から成る遊戯用貨幣処理装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来の技術としては、例えば台間貨幣処
理機として、実開昭５１−１４７５７２号公報及び実開
昭５１−１３２０８７号公報に開示されている１００円
硬貨・５００円硬貨等の薄型硬貨玉貸機及び特開昭５３
−３３９９号に開示されている紙幣・硬貨兼用の薄型玉
貸機が公知であった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、投入されて薄型硬貨玉貸機及び紙幣・硬
貨兼用薄型玉貸機から外部に排出された硬貨と紙幣の両
者を一緒に効率よく搬送する全体システムとしての装置
については何ら考えられておらず、この点に問題点があ
り、その他、組立て性に関しても、コストダウンを図る
べく改良すべき余地があった。 【０００４】また、玉貸機の正面上部に硬貨投入口と紙
幣投入口とが近接するように開設されているため、硬貨
の投入は問題ないのだが、腰がない紙幣でも持ち上げる
ようにして上方に位置する投入口にうまく真直ぐ入れな
ければならず、非常に投入しにくいという問題点があっ
た。 【０００５】本発明は、このような従来の技術の問題点
に鑑みて、これを解決するために成されたもので、排出
された硬貨及び紙幣を効率よく処理でき、組立て性にも
優れ、更に、腰がなく一般に投入しにくい紙幣でも極め
て容易に投入することができ、使い勝手に優れた遊戯用
貨幣処理装置を提供することを目的としている。 【０００６】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、一対の遊戯用台列
を背中合せ状に配置した遊戯用台の島の数箇所に配設さ
れる両替機、球貸機等の台間貨幣処理機（Ａ）と、遊戯
用台列間に長手方向に延びるように配設され、前記台間
貨幣処理機（Ａ）から排出された貨幣を一方向に送出す
る搬送機構とから成る遊戯用貨幣処理装置において、前
記台間貨幣処理機（Ａ）の機枠（ａ）に、硬貨投入口
（１）と縦式紙幣投入口（８）とを上下に離れて並ぶよ
うに開設し、かつ該硬貨投入口（１）に連絡する硬貨選
別機（２）と該縦式紙幣投入口（８）に連絡する紙幣選
別機（９）とを上下に並ぶように収蔵し、前記硬貨選別
機（２）及び紙幣選別機（９）の各排出口（２ａ，１
０）を外部に連絡せしめ、各排出口（２ａ，１０）は、
前記遊戯用台列間で、かつ遊戯用台列と平行かつ上下に
重設して配設された紙幣と硬貨の搬送装置（５，１２）
に連絡するとともに、紙幣の搬送装置（１２）は、前記
紙幣選別機（９）の排出口（１０）と並行状態に配置さ
れていることを特徴とする遊戯用貨幣処理装置に存す
る。 【０００７】次に前述した解決手段に基づく作用につい
て説明する。本発明に係る遊戯用貨幣処理機によれば、
貨幣を投入する台間貨幣処理機（Ａ）と、ここから排出
された貨幣を一箇所に送出する搬送機構とを組合せたこ
とで、島側に投入された硬貨と紙幣の両者を一緒に効率
よく搬送して回収・収納することができる。 【０００８】台間貨幣処理機（Ａ）の機枠（ａ）に、硬
貨投入口（１）に連絡する硬貨選別機（２）と、縦式紙
幣投入口（８）に連絡する紙幣選別機（９）とを、互い
に並ぶように収蔵したから、機枠内にて各投入口に連通
する部材や各選別機が互いに干渉したり、配設スペース
が干渉し合うことがない。 【０００９】また、遊戯用台列間に、硬貨用コンベヤ
（５）と、紙幣用コンベヤ（１２）とを重ねて構成した
搬送機構を遊戯用台列と平行に延びるよう配設し、かつ
紙幣の搬送装置（１２）は、前記紙幣選別機（９）の排
出口（１０）と並行状態に配置されているので、台列間
における狭いスペースに配置できて、確実に硬貨や紙幣
を搬送できるだけではなく、搬送機構を対にとして取扱
えるので、島への組付け作業を簡易かつ迅速に行なうこ
とができる。 【００１０】しかも縦式紙幣投入口（８）に投入された
紙幣はそのまま真直ぐ直進して紙幣搬送装置（１２）に
取り込むことができるので、途中で引っ掛かったりする
ことがなく、ジャム故障が極めて少なくなる。 【００１１】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一の
実施の形態を説明する。図１は本発明の一の実施形態を
示している。図１に示すように、一対の台間貨幣処理機
Ａの機枠ａが背向けに対向している。この機枠ａの正面
側の上方には硬貨投入口１が、下方には縦式紙幣投入口
８が上下に離れて並ぶように開設されている。 【００１２】機枠ａ内には、硬貨投入口１に連絡する硬
貨選別機２と、縦式紙幣投入口８に連絡する紙幣選別機
９とが互いに上下に離れて並ぶように収蔵されている。
硬貨選別機２と紙幣選別機９との間には、玉容器７に玉
を供給する連通部材６ａ，６ｂ等の他部材を配設し得る
スペースが確保される。 【００１３】硬貨選別機２の排出口２ａはシュート４に
連絡するよう接続されており、紙幣選別機９の排出口１
０は紙幣ガイド１１に連絡するよう接続されている。ま
た、機枠ａの正面側には、不正硬貨等の返却口３が設け
られている。更に、機枠ａ内の最上部には、玉カウンタ
ー６が設けられており、この玉カウンター６にはパチン
コ玉搬送用ジャバラ１３が連通している。 【００１４】遊戯用台列間には、硬貨用コンベヤ５を上
方に、紙幣用コンベヤ１２を下方にして一体的にユニッ
トとして構成された搬送機構が、遊戯用台列と平行（紙
面に直角）に延びるよう配設されている。そして、紙幣
選別機９の排出口１０は、紙幣ガイド１１を介して紙幣
用コンベヤ１２の要所に連通接続している。一方、硬貨
選別機２の排出口２ａは、シュート４を介して硬貨用コ
ンベヤ５の要所に連通接続している。さらに、紙幣用コ
ンベヤ１２は紙幣選別機９の排出口１０と並行状態に配
置されている次に作用を説明する。島を組立てる際、遊
戯用台列間に配設する硬貨用コンベヤ５及び紙幣用コン
ベヤ１２は一体的にユニットとして構成されるので、組
付け作業を簡易化することが可能となる。また、台間貸
付機Ａは、投入し易い硬貨の硬貨投入口１が上方に配置
され、投入しにくい紙幣の紙幣投入口８が下方、すなわ
ち遊戯者が比較的投入し易い位置に配置されているか
ら、レイアウト上使い勝手がよい。 【００１５】また、台間貨幣処理機Ａの機枠ａに、硬貨
投入口１に連絡する硬貨選別機２を上方に、縦式紙幣投
入口８に連絡する紙幣選別機９を下方にして、互いに離
れて並ぶように収蔵したから、機枠ａ内にて各投入口
１，８に連通する部材１ａや各選別機２，９が互いに干
渉したり、配設スペースを浸食し合うことがなく、ま
た、上下の各選別機間２，８に、玉容器７を玉を供給す
る連通部材６ａ，６ｂや玉カウンター６等の他部品を無
理なく配設し得るスペースも確保できる。 【００１６】図１において、台間貨幣処理機Ａの硬貨投
入口１から１００円または５００円の硬貨を投入する
と、硬貨選別機２により選別され、不良貨の場合には返
却口３に戻される。一方、真貨の場合はシュート４を通
って硬貨用コンベヤ５上に導入され、一方向へ搬送され
て金庫またスタッカーなど一箇所に集められる。 【００１７】そして、真貨であることが識別された時点
で、前記硬貨選別機２またはシュート４の一部に取付け
られた検出機（図示せず）から玉カウンター６に信号が
送られて該玉カウンター６を作動させ、ジャバラ１３を
通して送給される玉を所定数量だけ玉容器７に送り込
む。 【００１８】次に、投入し易い位置にある紙幣投入口８
から紙幣を投入すると、紙幣選別機９で選別された不良
紙幣の場合は、再度該紙幣投入口８に戻される。一方、
真札の場合には、紙幣排出口１０から紙幣ガイド１１を
通って紙幣用コンベヤ１２に送給される。 【００１９】紙幣用コンベヤ１２に送給された紙幣は、
そのまま前記硬貨の搬送方向と一致する一方向へ搬送さ
れて島端に設けた金庫またはスタッカーに溜られる。縦
式紙幣投入口８に投入された紙幣はそのまま真直ぐ直進
して紙幣用コンベヤ１２に取り込むことができるので、
途中で引っ掛かったりすることがなく、ジャム故障が極
めて少なくなる。そして、前記紙幣選別機９により真札
と判定した時点で、信号が玉カウンター６に送られ、そ
の紙幣分の玉の排出が行なわれる。 【００２０】 【発明の効果】本発明に係る遊戯用貨幣処理機によれ
ば、その台間貨幣処理機から排出された硬貨及び紙幣を
搬送機構により効率よく処理できる。また、台間貨幣処
理機の機枠に、硬貨投入口に連絡する硬貨選別機と縦式
紙幣投入口に連絡する紙幣選別機とを互いに上下に並ぶ
ように収蔵したから、機枠内にて各投入口に連通する部
材や各選別機が互いに干渉したり、配設スペースが干渉
し合うことがなく、台間貨幣処理機自体の組立て作業や
メンテナンス作業が容易となり、例えば玉容器に玉を供
給する通路部材や玉カウンター等の他部品を無理なく配
設し得るスペースも確保することが可能となる。 【００２１】遊戯用台列間に、平行かつ上下に重設して
配設した紙幣と硬貨の搬送装置に連絡するとともに、紙
幣の搬送装置は、前記紙幣選別機の排出口と並行状態に
配置したので、硬貨と紙幣の搬送機構を狭い遊戯用台列
間に容易に配置でき、しかも一体的に取扱えるので、島
への組付け作業を簡易かつ迅速に行なうことができ、工
期が短縮されることによってコストを大幅に低減するこ
とができる。そして縦式紙幣投入口８に投入された紙幣
はそのまま真直ぐ直進して紙幣搬送装置に取り込むこと
ができるので、途中で引っ掛かったりすることがなく、
ジャム故障が極めて少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一の実施形態に係る遊戯用貨幣処理装
置を遊戯用台が並ぶ島に設置した状態を示す縦断面図で
ある。 【符号の説明】 Ａ…台間貨幣処理機 ａ…機枠 １…硬貨投入口 ２…硬貨選別機 ２ａ…排出口 ５…硬貨用コンベヤ（搬送機構） ８…縦式紙幣投入口 ９…紙幣選別機 １０…排出口 １２…紙幣用コンベヤ（搬送機構）
置を遊戯用台が並ぶ島に設置した状態を示す縦断面図で
ある。 【符号の説明】 Ａ…台間貨幣処理機 ａ…機枠 １…硬貨投入口 ２…硬貨選別機 ２ａ…排出口 ５…硬貨用コンベヤ（搬送機構） ８…縦式紙幣投入口 ９…紙幣選別機 １０…排出口 １２…紙幣用コンベヤ（搬送機構）
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．一対の遊戯用台列を背中合せ状に配置した遊戯用台
の島の数箇所に配設される両替機、球貸機等の台間貨幣
処理機と、遊戯用台列間に長手方向に延びるように配設
され、前記台間貨幣処理機から排出された貨幣を一方向
に送出する搬送機構とから成る遊戯用貨幣処理装置にお
いて、 前記台間貨幣処理機の機枠に、硬貨投入口と縦式紙幣投
入口とを上下に離れて並ぶように開設し、かつ該硬貨投
入口に連絡する硬貨選別機と該縦式紙幣投入口に連絡す
る紙幣選別機とを上下に並ぶように収蔵し、 前記硬貨選別機及び紙幣選別機の各排出口を外部に連絡
せしめ、各排出口は、前記遊戯用台列間で、かつ遊戯用
台列と平行かつ上下に重設して配設された紙幣と硬貨の
搬送装置に連絡するとともに、紙幣の搬送装置は、前記
紙幣選別機の排出口と並行状態に配置されていることを
特徴とする遊戯用貨幣処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9005311A JP2717646B2 (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 遊戯用貨幣処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9005311A JP2717646B2 (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 遊戯用貨幣処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09173620A JPH09173620A (ja) | 1997-07-08 |
| JP2717646B2 true JP2717646B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=11607737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9005311A Expired - Lifetime JP2717646B2 (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 遊戯用貨幣処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2717646B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-16 JP JP9005311A patent/JP2717646B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09173620A (ja) | 1997-07-08 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |