JPH02180676A - ウエザストリップ仕上げ塗膜の形成方法 - Google Patents

ウエザストリップ仕上げ塗膜の形成方法

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JPH02180676A
JPH02180676A JP33455088A JP33455088A JPH02180676A JP H02180676 A JPH02180676 A JP H02180676A JP 33455088 A JP33455088 A JP 33455088A JP 33455088 A JP33455088 A JP 33455088A JP H02180676 A JPH02180676 A JP H02180676A
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JP
Japan
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difference
design surface
weather strip
film
primer
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Pending
Application number
JP33455088A
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English (en)
Inventor
Tadanobu Iwasa
忠信 岩佐
Takeshi Naito
剛 内藤
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、エチレンプロピレンゴム製であり、押出し部
が型成形部と接続されているウェザストリップ本体の意
匠面に仕上げ塗膜を形成する方法に関する。
ここで、ウェザストリップとは、自動車において、前後
窓、クォータウィンドなどの固定窓ガラス部、フード、
ドア、サンルーフなどの戸当り部、及びドアとドアガラ
スなどの摺動部などにつけて、車室内を外界の風雨、埃
、音、寒暖などから遮断するものである(「新編 自動
車工学便覧」自動車技術会、昭和59年10月10日発
行、第6編1−39P参照)、即ち、いわゆる、窓枠ゴ
ム、ドアウェザストリップ、ガラスラン等を含むもので
ある。
また、本明細書で、プラスチック材料の略号「PVCJ
、rP PJはそれぞれ、「ポリ塩化ビニル」、「ポリ
プロピレン」を意味し、可■剤の略号rDOPJは「フ
タル酸ジ(2−エチルヘキシル)」を意味する。
〈従来の技術〉 自動車等に使用されるウェザストリップの本体は、通常
、耐候性・耐オゾン性、耐熱性等の見地からエチレンプ
ロピレンゴム製であり、押出し部が型成形部と接続され
ている。そして、昨今の自動車における意匠性向上の要
求の高まりから、ウェザストリップにおいても、押出し
部と型成形部との接合部位における段差・色差・光沢差
等、従来、はとんど問題とされなかったような僅かな差
異も問題とされるようになってきている。
〈発明が解決しようとする課題〉 これらの問題は、押出し部と型成形部とが、それらの材
料配合が異なる上に、押出しと型成形との成形法の基本
的相違に基づく材料流れ・硬化挙動が相違するため、接
合部位の色差・光沢差を一致させることは現在の製造技
術では不可能視されており、また、段差についても、0
.1mm以下に制御して型成形することは不可能視され
ている。
このため、ウェザストリップ本体意匠面に、ウレタン塗
装して仕上げ塗膜を形成することが考えられる。
しかし、ウレタン塗装の仕上げ塗膜の膜厚は、通常30
〜50μmが限界であり、接合部位の色差・光沢差は解
消できるが、段差の解消はできない、また、このような
厚肉のウレタン塗膜を形成するには、何回も乾燥工程を
挟む重ね塗り(通常5〜6回)をする必要があり、工数
が嵩んだ。
本発明は、上記にかんがみて、押出し部と型成形部との
接合部位における色差・光沢差をなくすことは勿論、段
差もなくすことができ、しかも、工数も低減できるウェ
ザストリップの仕上げ塗膜形成方法を提供することを目
的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、下記構成により、上記課題を解決するもので
ある。
エチレンプロピレンゴム製であり、押出し部が型成形部
と接続されているウェザストリップ本体の意匠面に仕上
げ塗膜を形成する方法であって、前記意匠面をプライマ
ー処理後、当該意匠面上にPVCペーストを塗布し加熱
ゲル化させることにより前記仕上げ塗膜を形成すること
を特徴とする。
く手段の詳細な説明〉 以下本発明の手段について詳細に説明を行なう、なお、
以下の説明で配合単位を示す1部」は「重量部」を意味
する。
第1図は、本発明の仕上げ塗膜の形成方法の概略工程図
である。
本発明の方法は、第3図Aに示されているような、エチ
レンプロピレンゴム製であり、押出部1が型成形部3.
4とM!統されているウェザストリップ(窓枠ゴム)本
体6の意匠面りに適用する(第2面断面図参照)、この
ウェザストリップ本体6は、押出し加硫して形成したス
トレート部(押出し部)里を、金型にセットしてコーナ
部(型成形部)3.4を型成形加硫・接続して製造する
ここでエチレンプロピレンゴムとは、エチレンプロピレ
ンコポリマー(EPM)又はエチレンプロピレンジェン
ターポリマー(EPDM)をベースとする双方を包含す
るが、通常、硫黄加硫系が可能な後者を使用する。
第1・2表に押出し部及び型成形部の各ゴム材料の配合
処方の一例を示す。
次に上記押出し部が型成形部と接続されたウェザストリ
ップの仕上げ塗膜の形成方法は下記工程からなる。
■意匠面りをパフ加工する。
■トルエン等の溶剤で脱脂処理を行なう。
■第一プライマーを塗布し、塗膜乾燥を行なう■第ニプ
ライマーを塗布し、塗膜乾燥を行なう■PVCペースト
を塗布し、加熱ゲル化させる上記において、第一・第ニ
プライマーとしては、具体的には、前者: 「ニーラッ
ク C−3930^」 (塩素化PPベースのアミン化
合物添加プライマー塗料)、後者:「ニーラック B−
5220CJ  (P V Cのアクリル変性体をベー
スとするプライマー塗料)を挙げることができる。なお
、「ニーラック」は、「広野化学株式会社」の商品名で
ある。
プライマー処理は、上記方法にに限られることなく適宜
の表面処理、例えば、プラズマ処理と併用、さらにはア
クリル変性天然ゴム等のプライマーを使用することも可
能である。
また、上記PVCペーストとは、数μm以下の粒子系の
微細なペースト用レジンを、可塑剤中又は可塑剤に希釈
剤を添加した分散媒中に分散させてペースト状としたプ
ラスチゾル又はオルガノゾルであって、僧形後、加熱溶
融によりゲル化(硬化)させるものであり、塗料として
使用した場合、溶剤型塗料に比して、成膜操作による重
量変化がなく(固形分濃度路100%)、−回の塗装に
よる付着量も大きく、さらには、火災・衛生上の危険性
もほとんどない(「プラスチック加工技術便覧」日刊工
業新聞社列、昭和52年12月20日発行、第485〜
486頁参照)。そしてこのPVCペーストには、通常
、安定剤、さらには、段差を隠蔽する見地から、カーボ
ンブラックを配合したり、隠蔽力の大きな顔料、染料等
の着色剤を配合しておく。
上記pvcペーストの塗布方法は、汎用の塗布方法のう
ち、流し塗り(フローコート)、刷毛塗り、ローラ塗り
、浸漬塗り、スプレー塗り等が通用可能であるが、塗布
面が凹凸形状を有していたり、変形しやすい場合は、流
し塗りが望ましい。
このときの塗布量は、意匠面の段差を顕出させない厚さ
を形成できればよく、要求される意匠性に応じて、塗膜
厚50〜2000μmとなるような塗布量とする。
このPVCペーストによる塗膜形成に際して、ウェザス
トリップ本体は、予め加温しておくことが、密着性向上
の見地から望ましい。
加熱ゲル化後の仕上げ塗膜8の膜厚は、ゲル化前の塗膜
厚とほとんど変らず50〜2000μmとなり、第3図
Bで示すごとく、接合部位1における色差・光沢差がな
くなることは勿論、段差も解消され、接合部位2におけ
る意匠性が向上する。
〈発明の作用・効果〉 本発明のウェザストリップ仕上塗膜形成方法は、上記の
如く、エチレンプロピレンゴム製であり、押出し部が型
成形部と接続されているウェザストリップ本体の意匠面
に仕上げ塗膜を形成する方法であって、意匠面をプライ
マー処理後、当該意匠面上にPVCペーストを塗布し加
熱ゲル化させることにより仕上げ塗膜を形成する構成に
より、段差解消の可能な50μm以上の仕上げ塗膜を本
体のプライマー処理をした意匠面上に直接かつ一段で形
成でき、押出し部と型成形部との接合部位における色差
・光沢差をなくことができるとともに段差もなくすこと
ができ、工数の削減も可能となる。しかも、プライマー
層の形成を意匠面にのみ区画して形成しておけば、PV
Cペースト塗布工程において意匠面以外にPVCペース
トが付着しても、該部位ではPVCペーストが密着して
いないので、簡単に、意匠面の境界線に沿って奇麗に剥
ぎ取ることができ、見切の奇麗なウェザストリップを得
ることができる。
〈実施例〉 第1表に示す配合処方のゴム材料を使用して、第2図に
示す断面に押出し加硫(条件;200℃×6分)後、裁
断して各押出部材1.1.1を得た。
各押出部材を金型にセットし、第2表に示す配合処方の
ゴム材料を使用して、型成形(7IO硫条件;170℃
×10分)を行ない型成形部3.4を形成し、第3図に
示す環状のウェザストリップ(窓枠ゴム)本体6を調製
した。
前述の方法およびプライマー塗料を使用して、このウェ
ザストリップ本体6にプライマー処理を施した。第一・
第ニプライマーの乾燥条件はそれぞれ、40℃X30秒
、150℃×3分とした。
当該プライマー処理後の意匠面りに、第3表に示す真空
脱泡後のPVCペーストをシャワーコート法により膜厚
100μmとなるように塗布し、200℃×3分の条件
で塗膜を加熱ゲル化させたそして、冷却後、意匠面以外
に付着したPVCペースト層を剥ぎ取った。
こうして得られたウェザストリップの意匠面りには、意
匠性(見切りも奇麗な)の高い黒色の仕上げ塗膜が得ら
れるとともに、段差も完全に消失した。また、塗膜の本
体に対する密着性を判定するために、180°剥離試験
(引張速度;10cm/分)を行なったところ、剥離強
度は、5kg/c。
(ゴム基材酸1であった。
第1表 第2表 ※三井石油化学■製造 1・・・押出し部(ストレート部)、 3.4・・・型成形部(コーナ部)、 6・・・ウェザストリップ本体、 8・・・仕上げ塗膜、 1・・・押出し部と型成形部との接合部位。
特  許  出  顧  人 第3表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のウェザストリップの仕上げ塗膜の形成
方法の全体工程図、 第2図は本発明において得られたウェザストリップの断
面図(′s3図1−1線部位)、第3図A−Bは本発明
の方法に使用する仕上げ!4!膜形成前後の各ウェザス
トリップの平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレンプロピレンゴム製であり、押出し部が型成形部
    と接続されているウエザストリツプ本体の意匠面に仕上
    げ塗膜を形成する方法であつて、前記意匠面をプライマ
    ー処理後、当該意匠面上にPVCペーストを塗布し加熱
    ゲル化させることにより前記仕上げ塗膜を形成すること
    を特徴とするウエザストリツプ仕上げ塗膜の形成方法。
JP33455088A 1988-12-28 1988-12-28 ウエザストリップ仕上げ塗膜の形成方法 Pending JPH02180676A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0985525A4 (en) * 1998-03-30 2000-05-24 Dainippon Printing Co Ltd SHAPED ITEM AND SURFACE COVER FOR THIS

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EP0985525A4 (en) * 1998-03-30 2000-05-24 Dainippon Printing Co Ltd SHAPED ITEM AND SURFACE COVER FOR THIS
US6416866B1 (en) 1998-03-30 2002-07-09 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Molded article and surface covering sheet therefor

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