JPH0218015B2 - - Google Patents

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JPH0218015B2
JPH0218015B2 JP56103160A JP10316081A JPH0218015B2 JP H0218015 B2 JPH0218015 B2 JP H0218015B2 JP 56103160 A JP56103160 A JP 56103160A JP 10316081 A JP10316081 A JP 10316081A JP H0218015 B2 JPH0218015 B2 JP H0218015B2
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JP
Japan
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power supply
high potential
potential side
potential
load
Prior art date
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Application number
JP56103160A
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English (en)
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JPS586036A (ja
Inventor
Naoyoshi Fujiwara
Shinichi Sasaya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS586036A publication Critical patent/JPS586036A/ja
Publication of JPH0218015B2 publication Critical patent/JPH0218015B2/ja
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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は該融合装置の中性粒子加速装置に給電
するような高電位を維持された多数の直流電源装
置から同数の負荷にそれぞれ電力を供給する高電
位給電装置に関する。
(従来の技術) 中性粒子加速装置は新分野であるため、高電位
給電装置の従来技術はまだ確立された状態ではな
い。しかし、他の分野、例えば直流送電関係にお
いては、少数の直流電源装置から負荷に給電する
ものがある。第1図にその従来の回路図を示す。
これは高電位を発生維持する高電位発生用直流
電源装置1と、高電位を維持して運転される複数
の直流電源装置2とをカスケードに接続し、又、
高電位維持用負荷3と高電位にて使用される複数
の負荷4とをカスケードに接続し、高電位発生用
直流電源装置1と高電位維持用負荷3の低電位側
5,6を大地Eに接続する。高電位発生用直流電
源装置1の高電位側、即ち、直流電源装置2の低
電位側7は低電位側給電線8により、負荷4の低
電位側9の近くに設けた後述の保護装置10を介
して負荷4の低電位側9に接続する。保護装置1
0はリアクトル11と抵抗部材12を並列接続し
たものである。複数の直流電源装置2の高電位側
13は高電位側の給電線14により負荷4の高電
位側15の近くにそれぞれ設けた保護装置10を
介して負荷4の高電位側15に接続する。高電位
発生用直流電源装置1が発生する電圧は数10〜
100kv程度であり複数の直流電源装置2が発生す
る電圧は数10〜数100v程度である。
このような構成においては、漂遊静電容量とし
て、直流電源装置2と大地E間の容量17、高電
位発生用直流電源装置1と大地E間の容量18、
給電線14と大地E間の容量19等があるが、こ
れらの容量17,18,19は概略高電位発生用
直流電源装置2の電圧、即ち数10〜100kvに充電
される。もし高電位維持用負荷3の高電位側、即
ち負荷4の低電位側9と大地E間で矢印のように
地絡事故が生じた場合、負荷4と保護装置10の
インピーダンス比により電圧が分担され、負荷4
に比較して保護装置10が非常にインピーダンス
が高くなるようにすれば、負荷4にほとんど電圧
が加わらない状態にすることは可能であり、従来
はそのようにして、静電容量17,18,19か
らの放電電流を保護装置10により抑制してい
た。
このように給電装置の保護ができるが、複数の
直流電源装置2が、核融合装置の中性粒子入射装
置のイオン源に用いられるように多数使用する場
合は、保護装置10も同数個必要となり高価とな
る。そこで1個の鉄心に各給電線からのコイルを
巻きつけ、そのコイルにそれぞれ抵抗部材を並列
に接続した保護装置を用いることが考えられる
が、構造上非常に複雑となつて実現し難い。又、
給電線14は高電位状態にあるため、数が多くな
ると、大地からの絶縁及び支持が困難になる等の
欠点があつた。
そこで、負荷端で地絡事故が生じた場合、高電
位側給電線等の対地静電容量に蓄えられた静電エ
ネルギを事故点で消費させない様にするものとし
て、特開昭55−29259号公報や、特開昭55−77325
号公報の発明がなされた。しかし、前者は同軸構
造を有する抵抗体をフエライトコアに鎖交するよ
うに設置したもので、サージエネルギを吸収する
が多数の給電線に対しては構造が複雑になり、後
者は磁性材料にそれぞれ反対方向磁場を加えたも
ので、パルス電流のエネルギを、うず電流損失で
吸収するが、多数の給電線に対しては構造が複雑
になるという欠点がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く、多数の高電位給電線に各々保護装
置を設けると、構成が複雑で高価になるという欠
点がある。
本発明の目的は、複数の直流電源装置が、核融
合装置の中性粒子入射装置のイオン源に用いられ
るように高電位で多数使用される場合に、多数の
高電位給電線をまとめて静電シールドし、サージ
エネルギ吸収用環状鉄心に対して、見掛上1本の
1次導体として取扱えるようにするとともに、多
数の高電位給電線をまとめて支持させるようにし
て、簡単,経済的で負荷に加わる異常電圧を抑制
できる高電位給電装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては
各直流電源装置の低電位側を共通に接続し、これ
をパイプ状をした低電位側給電用のパイプ導体を
介して各負荷の低電位側に接続し、他方高電位側
の給電線を絶縁して前記パイプ導体内を通し、後
述の環状鉄心に対し1本の1次導体と見なせるよ
うにして負荷の高電位側に接続し、前記パイプ導
体に環状鉄心を嵌装し、そのパイプ導体の1部分
と抵抗部材とを環状に接続して2次巻線として環
状鉄心と鎖交した構成を有するようにする。
(作 用) このように構成されたものにおいては、多数の
高電位給電線をまとめて静電シールドすることに
よりサージ吸収用環状鉄心に対して、見掛上1本
の1次導体として取扱えるように、パイプ導体の
中に収納し、負荷点まで給電できる。また、保護
装置は1個所だけ設ければよいから配線を簡略化
し、そして、このパイプ導体は多数の高電位給電
線の支持部材として機能するから、配線支持構造
を容易にする。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について、第2図を参
照して説明する。尚、第2図において第1図と同
一部分には同一符号を付して、説明を省略する。
21はパイプ状をした低電位側給電用のパイプ導
体であつて、アルミニウム又は銅などで作られ
る。多数の直流電源装置2の低電位側7(図では
負荷で示してあるが正極でも良い)を共通に接続
して、パイプ導体21を介して対応する負荷4の
低電位側9を共通に接続したものと接続する。他
方高電位側の給電線14は絶縁してパイプ導体2
1内を通し、後述の環状鉄心22に対し1本の1
次導体と見なせるようにして、それぞれ対応する
直流電源装置2と負荷4の高電位側13,15を
接続する。パイプ導体21の負荷4側末端に近い
所に環状鉄心22を嵌装し、そのパイプ導体21
の1部分と抵抗部材12とを環状に接続して環状
鉄心22に対し1ターンの2次巻線とし、環状鉄
心22と鎖交させ、1個の保護装置10を形成す
る。
次に作用について説明する。
このように構成されたものにおいては、多数の
高電位給電線14をまとめて静電シールド及びサ
ージ吸収用環状鉄心22に対して、見掛上1次巻
線となる1本の導体として取扱えるように、パイ
プ導体21の中に収納し、負荷点まで給電でき
る。また保護装置は1箇所だけ設ければよいから
配線を簡略化し、その上このパイプ導体21は多
数の高電位給電線14の支持部材として機能する
から、高信頼性を保ちながら、支持構造を簡単に
する。
更に詳細に動作を説明すると、負荷4側での事
故時、電源装置1,2側の漂遊静電容量17,1
8からの放電電流は給電線14、パイプ導体21
を介して負荷4,3側に流れ込むが、この場合、
保護装置10の作用により、この部分が大きなイ
ンダクタンスが接続されたと同様であるため、こ
の間のインピーダンスに静電容量17,18の電
圧の大部分が加わる。一方、静電容量17,18
に蓄積されている静電的なエネルギを、出来るだ
け負荷4,3側に移送しないようにするため、環
状鉄心22に鎖交した2次巻線の抵抗部材12に
より、ジユール熱で消費するようにしてあるか
ら、負荷3,4は事故時の過電圧、過電流を受け
ず、安全が保たれる。
他方、定常運転時には、環状鉄心22を貫通し
ている給電線14とパイプ導体21に往復電流が
流れるため、磁気飽和の影響等を無視することが
出来、何等運転上差しつかえない。
そしてパイプ導体21内に絶縁された給電線1
4を通すことにより、パイプ導体21支持を碍子
等により行えば良く、給電線14及びパイプ導体
21の支持が簡略化出来、かつ、パイプ導体21
により電界緩和が出来るので、絶縁設計が容易と
なる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、多数の高
電位給電線をまとめてパイプ導体で静電シールド
し、サージエネルギ吸収用環状鉄心に対して見掛
上1次巻線となる1本の導体として取扱うことが
でき、給電線及びパイプ導体の支持が容易、か
つ、絶縁設計が容易となり、また、保護装置は1
箇所だけ設ければよいから、配線支持構造を簡略
化して経済的にし、安全性が大で高信頼性を有し
た高電位給電装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高電位給電装置を示す回路図、
第2図は本発明の高電位給電装置の一実施例を示
す回路図である。 1…高電位発生用直流電源装置、2…直流電源
装置、3…高電位維持用負荷、4…負荷、7…直
流電源装置の低電位側、9…負荷の低電位側、1
0…保護装置、12…抵抗部材、13…直流電源
装置の高電位側、14…給電線、15…負荷の低
電位側、21…パイプ導体、22…環状鉄心。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高電位で運転される多数の直流電源装置に対
    して高電位発生用直流電源装置をカスケードに接
    続し、又、同数の負荷に対しても高電位維持用負
    荷をカスケードに接続した高電位を維持する装置
    を介して運転される高電位給電装置において、各
    直流電源装置の低電位側を共通に接続し、これを
    パイプ状をした低電位側給電用のパイプ導体を介
    して各負荷の低電位側に接続し、他方高電位側の
    給電線を絶縁して前記パイプ導体内を通し、後述
    の環状鉄心に対し1本の1次導体と見なせるよう
    にして負荷の高電位側に接続し、前記パイプ導体
    に環状鉄心を嵌装し、そのパイプ導体の1部分と
    抵抗部材とを環状に接続して2次巻線として環状
    鉄心と鎖交したことを特徴とする高電位給電装
    置。
JP56103160A 1981-07-03 1981-07-03 高電位給電装置 Granted JPS586036A (ja)

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JP56103160A JPS586036A (ja) 1981-07-03 1981-07-03 高電位給電装置

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JP56103160A JPS586036A (ja) 1981-07-03 1981-07-03 高電位給電装置

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JPS586036A JPS586036A (ja) 1983-01-13
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JP56103160A Granted JPS586036A (ja) 1981-07-03 1981-07-03 高電位給電装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62233077A (ja) * 1986-04-01 1987-10-13 Toshiba Corp 直流高電圧電源装置
US10690728B2 (en) * 2017-04-04 2020-06-23 Fuji Corporation Plasma-generating device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529259A (en) * 1978-08-23 1980-03-01 Hitachi Ltd Surge energy absorbing element
JPS5577325A (en) * 1978-12-06 1980-06-11 Hitachi Ltd Pulse current absorbing circuit

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