JPH03231409A - 補償リアクトル装置 - Google Patents
補償リアクトル装置Info
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- JPH03231409A JPH03231409A JP2027442A JP2744290A JPH03231409A JP H03231409 A JPH03231409 A JP H03231409A JP 2027442 A JP2027442 A JP 2027442A JP 2744290 A JP2744290 A JP 2744290A JP H03231409 A JPH03231409 A JP H03231409A
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Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は補償リアクトル装置に関する。
(従来の技術)
変電所などにおける地絡保護のために、補償リアクトル
装置が使用されている。この種装置は、接地変圧器と、
その中性点側に接続される補償リアクトルと、接地抵抗
とを備えた構成とされており、補償リアクトルの外側を
電磁遮蔽体で包み、これらを絶縁ガスとともに同一のタ
ンクに収納して構成されている。
装置が使用されている。この種装置は、接地変圧器と、
その中性点側に接続される補償リアクトルと、接地抵抗
とを備えた構成とされており、補償リアクトルの外側を
電磁遮蔽体で包み、これらを絶縁ガスとともに同一のタ
ンクに収納して構成されている。
このような構成において、補償リアクトルとして、抵抗
要素を持つ空心式の構成を採用し、これによって接地抵
抗を省略し、また絶縁ガスたとえばSF、ガスを使用し
たものが知られている。
要素を持つ空心式の構成を採用し、これによって接地抵
抗を省略し、また絶縁ガスたとえばSF、ガスを使用し
たものが知られている。
第2図はその構成の一例を示し、1は1次巻線2がスタ
ー接続されである接地変圧器で、U、V。
ー接続されである接地変圧器で、U、V。
W端子によって線路に接続される。3は零相地絡電流を
安定して流すための三角接続された2次巻線で、一端が
接地されである。
安定して流すための三角接続された2次巻線で、一端が
接地されである。
接地変圧器1の中性点Nは、断路器4を介して接続導体
5により補償リアクトル6に接続される。
5により補償リアクトル6に接続される。
補償リアクトル6の反対側は、接地導体7により接地さ
れている。
れている。
補償リアクトル6はリアクタンス分61と抵抗分62と
からなる。ここではりアクドルコイルを、鋼ニッケル合
金などの抵抗線によって構成することにより、抵抗分6
2を得るようにしている。8はタンクで、前記した各要
素をSF、ガスとともに収納している。
からなる。ここではりアクドルコイルを、鋼ニッケル合
金などの抵抗線によって構成することにより、抵抗分6
2を得るようにしている。8はタンクで、前記した各要
素をSF、ガスとともに収納している。
第3図に従来の補償リアクトル6を示す。9はリアクト
ルを構成する空心のコイルである。これはこのコイルか
らの洩れ磁束がタンクその他に入るのを防ぐため、アル
ミ板などからなる円筒状の電磁遮蔽板10と、同じく円
盤状の電磁遮蔽板11によって包まれている。
ルを構成する空心のコイルである。これはこのコイルか
らの洩れ磁束がタンクその他に入るのを防ぐため、アル
ミ板などからなる円筒状の電磁遮蔽板10と、同じく円
盤状の電磁遮蔽板11によって包まれている。
12はコイル9に接続される接続導体5を通すための開
口部で、その周縁は、SF6ガス中の電界を緩和するた
め、静電シールド部13が設けられである。14は接地
導体7を引出すための開口部である。
口部で、その周縁は、SF6ガス中の電界を緩和するた
め、静電シールド部13が設けられである。14は接地
導体7を引出すための開口部である。
なおこの種装置には、たとえば接地変圧器のコイルに短
絡故障が起きたとき、その発熱によるSFGガスの圧力
上昇を検出して保護するための、衝撃ガス圧力に応動し
て動作する継電器が設置されている。
絡故障が起きたとき、その発熱によるSFGガスの圧力
上昇を検出して保護するための、衝撃ガス圧力に応動し
て動作する継電器が設置されている。
(発明が解決しようとする課題)
ところでこの種装置において、これが接続されている線
路に地絡が起ると、接地変圧器の中性点Nの電圧が上昇
する。これによって補償リアクトル6にそのインピーダ
ンスによって決る電流が流れる。
路に地絡が起ると、接地変圧器の中性点Nの電圧が上昇
する。これによって補償リアクトル6にそのインピーダ
ンスによって決る電流が流れる。
ところが前記のように補償リアクトルは抵抗分があるた
め、前記した電流によって、かなりの熱が発生する。こ
の熱がタンク内のSF、ガスに伝わると、ガスの圧力が
上昇する。そして場合によってはその圧力によって前記
した衝撃ガス圧力継電器が誤動作することがある。
め、前記した電流によって、かなりの熱が発生する。こ
の熱がタンク内のSF、ガスに伝わると、ガスの圧力が
上昇する。そして場合によってはその圧力によって前記
した衝撃ガス圧力継電器が誤動作することがある。
第4図によってその動作状態を説明すると、Aは*tガ
ス圧力継電器の動作曲線である。またB。
ス圧力継電器の動作曲線である。またB。
B′は内部故障その他によるガスの圧力上昇特性線であ
る。
る。
特性線Bは、発熱が大きく、ガスの圧力上昇速度が大き
い場合を示し、この場合は動作面MAとP点で交わるた
め、衝撃ガス圧力継電器はここで動作する。
い場合を示し、この場合は動作面MAとP点で交わるた
め、衝撃ガス圧力継電器はここで動作する。
特性線B′は、発熱が小さくガスの圧力上昇が僅かの場
合を示し、この場合は前記リレーは動作することがない
。
合を示し、この場合は前記リレーは動作することがない
。
この発明は、補償リアクトルで発生する熱を、できるだ
けタンク内のSF、ガスに伝えないようにし、これによ
って衝撃ガス圧力継電器の誤動作を回避することを目的
とする。
けタンク内のSF、ガスに伝えないようにし、これによ
って衝撃ガス圧力継電器の誤動作を回避することを目的
とする。
(111題を解決するための手段)
この発明は、補償リアクトルの電磁遮蔽体の外側を断熱
体で包囲したことを特徴とする。
体で包囲したことを特徴とする。
(作用)
補償リアクトルが通電したときに発生する熱は、断熱体
によってタンク内のSF、ガスに伝わるのが防止される
。これによってSF、ガスの加温による圧力上昇は遅れ
、衝撃ガス圧力継電器の誤動作は回避される。
によってタンク内のSF、ガスに伝わるのが防止される
。これによってSF、ガスの加温による圧力上昇は遅れ
、衝撃ガス圧力継電器の誤動作は回避される。
(実施例)
この発明の実施例を第1図によって説明する。
なお第3図と同じ符号を付した部分は、同一または対応
する部分を示す。この発明にしたがい、プレスポードな
どからなる断熱体21.22が、電磁遮蔽体10.11
をその外側から包囲するようにして配置される。
する部分を示す。この発明にしたがい、プレスポードな
どからなる断熱体21.22が、電磁遮蔽体10.11
をその外側から包囲するようにして配置される。
23は同じ断熱体料からなるコーン状の断熱体で、開口
部12において、電磁遮蔽体10の内側から開口部12
にはめ込まれ、その先端で接続導体5が貫通している。
部12において、電磁遮蔽体10の内側から開口部12
にはめ込まれ、その先端で接続導体5が貫通している。
−断熱体23をコーン状にするのは、SF、ガス内の沿
面距離を長くし、かつその方向の電界を弱くして、その
部分の絶縁強度を高めるためである。
面距離を長くし、かつその方向の電界を弱くして、その
部分の絶縁強度を高めるためである。
導体7は断熱体21の開口部から引き出される。
しかしこれは低電圧であるため、コーン状の絶縁物を設
ける必要はない。ここでは導体として突起部分をなくす
るため、パイプ状のものを使用し、かつ電磁遮蔽体10
の開口部14は、第3図の場合よりもやや大きくしてお
くとよい。
ける必要はない。ここでは導体として突起部分をなくす
るため、パイプ状のものを使用し、かつ電磁遮蔽体10
の開口部14は、第3図の場合よりもやや大きくしてお
くとよい。
以上の構成において、補償リアクトル6の通電により発
生する熱は、断熱体21.22により。
生する熱は、断熱体21.22により。
タンク8内のSF、ガスに伝わるのが十分阻止される。
このためSF、ガスの圧力上昇は第4図の特性線B′の
ようになり、リレーの誤動作を防ぐことができるように
なる。
ようになり、リレーの誤動作を防ぐことができるように
なる。
また断熱体は接地電位にある電磁遮蔽体の外側にあるの
で、断熱体の使用がリアクトルの絶縁性能に影響を及ぼ
すことはほとんどない。
で、断熱体の使用がリアクトルの絶縁性能に影響を及ぼ
すことはほとんどない。
なおリアクトル装置が通電するのは、線路の地絡が除去
されるまでの、通常数秒以内の短時間である。したがっ
てリアクトルの時間定格も、15乃至30秒の短時間定
格である。
されるまでの、通常数秒以内の短時間である。したがっ
てリアクトルの時間定格も、15乃至30秒の短時間定
格である。
このため通電時のりアクドルに発生する熱量は。
−時的にすべてリアクトルの導体内に蓄えられる。
したがってコイルの絶縁物はそのときの温度上昇に十分
に耐えられるように設計されている。したがって断熱体
によりリアクトルの放散が抑制されても、コイルに用い
られる絶縁物に対して、なんら悪影響を及ぼすことはな
い。
に耐えられるように設計されている。したがって断熱体
によりリアクトルの放散が抑制されても、コイルに用い
られる絶縁物に対して、なんら悪影響を及ぼすことはな
い。
(発明の効果)
以上詳述したようにこの発明によれば、単に断熱体を電
磁遮蔽体の外側に配置するだけの簡単な構成により、リ
アクトルの通電時に、機器保護用の衝撃ガス圧力継電器
の誤動作を防止することができる効果を奏する。
磁遮蔽体の外側に配置するだけの簡単な構成により、リ
アクトルの通電時に、機器保護用の衝撃ガス圧力継電器
の誤動作を防止することができる効果を奏する。
第1図はこの発明の実施例を示す断面図、第2図は内部
構造の結線図、第3図は従来装置の断面図、第4図は衝
撃ガス圧力継電器の特性図である。 1・・・接地変圧器、6・・・補償リアクトル、8・・
・タンク、9・・・コイル、10.11・・・電磁遮蔽
体、21゜22・・・断熱体。 泉2図 ! 1川 −特開
構造の結線図、第3図は従来装置の断面図、第4図は衝
撃ガス圧力継電器の特性図である。 1・・・接地変圧器、6・・・補償リアクトル、8・・
・タンク、9・・・コイル、10.11・・・電磁遮蔽
体、21゜22・・・断熱体。 泉2図 ! 1川 −特開
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 接地変圧器と、前記接地変圧器の中性点側に接続され
てあって、電磁遮蔽体で包んでなる補償リアクトルとを
備え、前記接地変圧器、補償リアクトルを同一のタンク
に絶縁ガスとともに収納してなる補償リアクトル装置に
おいて、 前記電磁遮蔽体の外側を断熱体で包囲してなる補償リア
クトル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2027442A JPH088181B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 補償リアクトル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2027442A JPH088181B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 補償リアクトル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03231409A true JPH03231409A (ja) | 1991-10-15 |
JPH088181B2 JPH088181B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=12221231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2027442A Expired - Lifetime JPH088181B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 補償リアクトル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088181B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107516588A (zh) * | 2016-06-17 | 2017-12-26 | 特变电工沈阳变压器集团有限公司 | 一种特高压并联电抗器器身用组合电、磁屏蔽结构 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW459275B (en) | 1999-07-06 | 2001-10-11 | Semiconductor Energy Lab | Semiconductor device and method of fabricating the same |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP2027442A patent/JPH088181B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107516588A (zh) * | 2016-06-17 | 2017-12-26 | 特变电工沈阳变压器集团有限公司 | 一种特高压并联电抗器器身用组合电、磁屏蔽结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH088181B2 (ja) | 1996-01-29 |
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