JPH0217955Y2 - - Google Patents

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JPH0217955Y2
JPH0217955Y2 JP1983007175U JP717583U JPH0217955Y2 JP H0217955 Y2 JPH0217955 Y2 JP H0217955Y2 JP 1983007175 U JP1983007175 U JP 1983007175U JP 717583 U JP717583 U JP 717583U JP H0217955 Y2 JPH0217955 Y2 JP H0217955Y2
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JP
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line filter
pressure pipe
fixed
low pressure
connecting rubber
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JP1983007175U
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JPS59113244U (ja
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はトラクターの油圧装置の作動油濾過用
ラインフイルター装置の配置に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 従来から、ステツプの下にラインフイルターを
配置した技術は公知とされているのである。
例えば実開昭56−32108号公報や、実開昭56−
161862号公報に記載の技術の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案も、ラインフイルターをステツプの下方
に配置するものであるが、従来の如くラインフイ
ルターを直接にステツプに固定すると、オペレー
ターの重量によりステツプが上下に曲がる際にお
いて、ラインフイルターがこれに追随し、ライン
フイルターと低圧パイプとの連結部のヒビ割れや
溶接剥離が発生するので、これを防ぐ為にライン
フイルターをミツシヨンケース壁部に固定し、ス
テツプの上下曲がりに追随しないようにしたもの
てある。
またこのようにラインフイルターをミツシヨン
ケース壁部に固定すると、前後でストレーナーや
油圧ポンプに固設した低圧パイプに、寸法誤差や
曲げ加工の誤差が発生した場合には、ラインフイ
ルターの取付孔と、ミツシヨンケース壁部の取付
孔が合致し難くなるのである。
故に本考案においては、ラインフイルターと低
圧パイプとの間に連結ゴム筒を介装して、低圧パ
イプに加工誤差がある場合にも、ラインフイルタ
ーを簡単にミツシヨンケース壁部の取付孔に合致
するように構成したものである。
また、低圧パイプをラインフイルターに固定す
る部分に連結ゴム筒を介装すると、長時間の使用
により連結ゴム筒が太陽の直射日光に当たり、劣
化してしまいこの部分から作動油が洩れるので、
これらに直射日光が当たらないように、ステツプ
6と三方に垂下した縦縁6aにより保護したもの
である。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
ラインフイルター9をミツシヨンケース壁部に
固着し、該ラインフイルター9より前後に突出し
た低圧パイプ連結部9a,9aと低圧パイプ7
a,7bを、連結ゴム筒12a,12bにより弾
力連結し、前記ラインフイルター9・連結ゴム筒
12a,12bの上方を、ステツプ6と三方に垂
下した縦縁6aにて被覆したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図はトラクターのエンジン、クラツチハウ
ジング、ミツシヨンケース部の側面透視図、第2
図は同じく平面図、第3図はステツプ部の拡大平
面図、第4図は同じく側面図、第5図はパイプ保
持部の後面断面図である。
トラクターはエンジン3の後面にクラツチハウ
ジング1を固設し、クラツチハウジング1の後面
にミツシヨンケース2を固設し、ミツシヨンケー
ス2の後面にリアアクスルケースを固設して機体
支持部材のシヤシーを構成している。
そして、これらの内部を、連通した空間として
オイルバスとし変速室を形成し、この変速室内の
潤滑油を作動油として利用するのである。
このシヤシー構成部品のうち、エンジン3の右
側面に油圧ポンプ13が固設されており、クラツ
チハウジング1とミツシヨンケース2の側面にか
けて右側に右側ステツプ6を突出し、変速室の一
部を構成するリアアクスルケースの上面に作業機
昇降用の油圧装置を設けている。
作業機昇降用の油圧装置に使用する圧油をリア
アクスルケース内の潤滑油吸入用のストレーナー
23にて吸引し、ラインフイルター9を通して油
圧ポンプ13に吸引し、圧油化した後に高圧パイ
プ8にてリアアクスルケース上部の油圧装置へ送
油している。
本考案はこのラインフイルター装置9の配置に
関するものであり、従来からラインフイルター装
置は設けられていたのであるが、ステツプの下な
どに剥き出しにされており保護がなされていなか
つたのである。
本考案はこのラインフイルター9の保護を右側
のステツプ6により行つたものである。
第5図においては、ミツシヨンケース2の側壁
に高圧パイプ8の固定体20を固設し、外側から
固定板17をボルト19で当てて高圧パイプ8の
抜け出しを防いでいる。これに対し、低圧パイプ
7は高圧パイプ8の外側で固定体や、固定板によ
る固定はしていない。
ラインフイルター9の低圧パイプ連結部9aが
固定金具30,24により、クラツチハウジング
1またはミツシヨンケース2が構成するミツシヨ
ンケース壁部に固定されている。
このように固定金具30,24によりミツシヨ
ンケース壁に固定された状態で、ラインフイルタ
ー9はステツプ6の下側に配置されているのであ
る。
このラインフイルター9の低圧パイプ連結部9
aに潤滑油吸入用のストレーナー23から出た後
部低圧パイプ7aが連結ゴム筒12aで連結さ
れ、出口側の低圧パイプ連結部9aに油圧ポンプ
13へ行く前部低圧パイプ7bが連結ゴム筒12
bにより連結されるのである。
ステツプ6の三方には下向きの縦縁6aが垂下
されており、ラインフイルター9はこの縦縁6a
の中に入つており、外側からの障害物に対しては
この縦縁6aにても保護すべく構成している。
又、ラインフイルター9の下方からの障害物に
対しても保護できるように、下側にはブレーキペ
ダルのペダル杆5が通過すべく構成している。
従来のペダル杆の場合には、側面視で「く」の
字に折曲がつているだけであるので、それではペ
ダル杆が上端に来た時にラインフイルター9の下
面と係合してしまうのでペダル杆5の屈曲部を2
ケ所として、前後部5a、上方屈曲部5b、後方
屈曲部5cとしている。
そして、前後部5aと上方屈曲部5bとの間の
屈曲部にラインフイルター9を配置している。
この屈曲部でラインフイルター9の円形の外周
に沿うように構成しているのである。
第3図に示す如く、ブレーキペダルはペダル杆
5L,5Rと2本が平行して並べられているの
で、ラインフイルター9の下側は、2本のペダル
杆5L,5Rによりカバーしていることになるの
である。
ブレーキペダルのペダル杆5はペダル枢支軸2
8に枢支されており、オペレーターは足にてペダ
ル面を押すのであるが、このペダル面とペダル枢
支軸28までの間に形成する湾曲ブレーキの湾内
にラインフイルターを入れて、ペダル杆によりそ
の回りを抱持すべく配置している。
又、ステツプの3方から垂下されている縦縁は
実施例に2点鎖線で示す如く、長く6′の如く垂
下すればよりラインフイルターの保護度が高まる
のである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、ラインフイルター9をミツシヨンケー
ス壁部に固定したので、ミツシヨンケースに対し
て固定されることとなり、ステツプの曲げ変形に
追随しなくなり、従来の如くステツプの下面に固
設した場合の如く、オペレーターの重量によりス
テツプが曲がつた場合にこれに連れてラインフイ
ルターが上下し、該ラインフイルターに連結され
た低圧パイプが繰り返し変形し、最後にはヒビ割
れや溶接部剥離が発生するという不具合いを解消
することが出来たものである。
第2に、ミツシヨンケース壁部にラインフイル
ター9を固定する場合には、ラインフイルター9
が確実に固定される為に、後部低圧パイプ7aを
ストレーナー23とラインフイルター9の間に固
着状態としてしまい、また前部低圧パイプ7bを
油圧ポンプ13とラインフイルター9の間に固着
状態としていまうと、パイプ長寸法に誤差がある
場合には、ステツプ6のミツシヨンケース2に対
する取付が出来なくなることがあるのであるが、
本考案はラインフイルター9の低圧パイプ連結部
9aを前後に突出した部分に連結ゴム筒12a,
12bを介装して、低圧パイプ7a,7bと連結
したので、該連結ゴム筒12a,12bの部分
で、寸法誤差を吸収することができるので、組立
不能という事態が発生しなくなつたのである。
第3に、ラインフイルター9と連結ゴム筒12
a,12bの上方部分を、ステツプ6と三方に垂
下した縦縁6aにより保護することにより、該連
結ゴム筒12aに太陽が直射しゴムの劣化を早め
ることを阻止することが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用トラクターのエンジン、クラツチ
ハウジング、ミツシヨンケース部の側面透視図、
第2図は同じく平面図、第3図はステツプ部の拡
大平面図、第4図は同じく側面図、第5図はパイ
プの保持部の後面断面図である。 3……エンジン、6……ステツプ、6a……縦
縁、7a,7b……低圧パイプ、8……高圧パイ
プ、9……ラインフイルター、9a……低圧パイ
プ連結部、12a,12b……連結ゴム筒、13
……油圧ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラインフイルター9をミツシヨンケース壁部に
    固着し、該ラインフイルター9より前後に突出し
    た低圧パイプ連結部9a,9aと低圧パイプ7
    a,7bを、連結ゴム筒12a,12bにより弾
    力連結し、前記ラインフイルター9・連結ゴム筒
    12a,12bの上方を、ステツプ6と三方に垂
    下した縦縁6aにて被覆したことを特徴とする農
    用トラクターのラインフイルター装置。
JP717583U 1983-01-20 1983-01-20 農用トラクタ−のラインフイルタ−装置 Granted JPS59113244U (ja)

Priority Applications (1)

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JP717583U JPS59113244U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 農用トラクタ−のラインフイルタ−装置

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JP717583U JPS59113244U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 農用トラクタ−のラインフイルタ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS59113244U JPS59113244U (ja) 1984-07-31
JPH0217955Y2 true JPH0217955Y2 (ja) 1990-05-21

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JP717583U Granted JPS59113244U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 農用トラクタ−のラインフイルタ−装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632108B2 (ja) * 1973-08-10 1981-07-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025682Y2 (ja) * 1979-08-18 1990-02-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632108B2 (ja) * 1973-08-10 1981-07-25

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JPS59113244U (ja) 1984-07-31

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