JPH0217920Y2 - - Google Patents

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JPH0217920Y2
JPH0217920Y2 JP1983183457U JP18345783U JPH0217920Y2 JP H0217920 Y2 JPH0217920 Y2 JP H0217920Y2 JP 1983183457 U JP1983183457 U JP 1983183457U JP 18345783 U JP18345783 U JP 18345783U JP H0217920 Y2 JPH0217920 Y2 JP H0217920Y2
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JP1983183457U
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【考案の詳細な説明】 本考案は自動製図機の芯ヘツドにおいて芯保持
体の取り外し時における押しピンの曲がり欠損事
故を防止する機構に関する。
従来、複数の芯カートリツジを保持する芯保持
体をその支持機構から取り外す場合には、まず、
別途に設けたスイツチをONとして筆圧用トルク
モータから成る駆動装置をペンアツプ方向に駆動
し、押しピンを上昇させて、押しピンを芯カート
リツジ内から引き抜く。次に前記芯保持体に対す
る支持機構の支持を解除し、しかる後に、芯保持
体を芯ヘツドから取り外す。この場合、もし上記
スイツチをONとすることを忘れて押しピンが芯
カートリツジ内に入つた状態のまま芯保持体を芯
ヘツドから取り外すと、押しピンが曲がつてこれ
を破損してしまう欠陥が存した。
本考案は、上記押しピンの曲がり事故を防止す
ることを目的とするものである。
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例に
基いて詳細に説明する。
2は自動製図機の芯ヘツドであり、テーブル面
(図示省略)に対して、一定の対向間隔を保持し
た状態で、該テーブル面に対して相対的に所定の
方向に移動制御されるように公知のヘツド支持手
段(図示省略)によつて支持されている。4はヘ
ツド基板2aの孔に垂直方向にスライド自在に嵌
挿した支軸であり、該支軸4はスプリング6の弾
発力によつて上方向に付勢されている。前記支軸
4の下端鍔部8には突起20とストツパーピン1
2が下向き垂直方向に突設されている。14は芯
保持体18の下部外周に嵌着されたスラストボー
ルベアリングであり、該ベアリング14の下面は
基板2bの、孔16の外周部の上面に載置されて
いる。前記保持体18の下部外周面は前記孔16
にスライド自在に嵌合している。前記孔16は半
円形で、一方が解放されている。前記保持体18
の上部の中心には係合孔10が形成され、且つ、
半径方向に係合溝22が形成されている。前記保
持体18の円周方向に沿つて所定間隔毎に複数形
成された、一対の保持孔から成る芯カートリツジ
保持部にはそれぞれ芯カートリツジ24が保持さ
れている。前記芯カートリツジ24内には鉛芯等
から成る消耗性筆記芯が内置されている。前記基
板2aにはブラケツト(図示省略)を介してトル
クモータから成る駆動装置26が固定され、該駆
動装置26の出力軸にはローププーリ28が固定
されている。30,32はブラケツト(図示省
略)を介して前記基板2aに回転自在に支承され
たローププーリであり、これに無端状のワイヤロ
ープ34が掛けられ、該ワイヤロープ34は前記
ローププーリ28に1回乃至複数回、巻回されて
いる。36は前記基板2aに立設された昇降ガイ
ドであり、これに垂直方向に形成された昇降ガイ
ド溝(図示省略)にスライダ38の一方がスライ
ド自在に嵌合している。前記スライダ28の他方
は前記ワイヤロープ34に連結し、該スライダ3
8の下端には押しピン40の上端が固定されてい
る。前記押しピン40の下端はその最上昇待機位
置において、前記基板2aに固設されたガイド部
材(図示省略)のガイド孔にスライド自在に嵌合
し、該ガイド孔によつて押しピン40の下部位置
が規制されている。前記押しピン40の下端は、
前記芯カートリツジ24の上端の各中心点の配列
円線の一点上方に位置している。42はレバー軸
であり、これの一方はヘツド基板2cに固設され
た軸ガイド44に水平方向にスライド自在に保持
され、該レバー軸42はスプリングの弾発力によ
つて第1図上、左方向に付勢されている。46は
前記レバー軸42に固定されたカムであり、前記
支軸4の上端に固着された板部材48の上面を押
圧するための水平面と、傾斜面が形成されてい
る。前記支軸4、カム46及びレバー軸42は、
保持体18を解除可能に支持する支持機構を構成
している。前記支軸4は公知の回転力伝達機構
(図示省略)に、昇降方向に移動自在に、連結し
ている。50は基板2aに固定された台に取付け
られたマイクロスイツチから成る検出器であり、
これの可動スイツチ54は前記レバー軸42に固
定されたスイツチ投入部材52に対向して、その
移動線上に配置されている。前記検出器50は、
通常はスイツチ片54と連動するスイツチ片56
が接点Aに接し、可動スイツチ片54が押動され
ると、スイツチ片56が接点Bに接するように構
成されている。前記検出器50の接点Bはトルク
モータ用電源58に接続している。前記駆動装置
26の出力軸は入力端Uに電源が供給されると、
押しピン40を上昇する方向に回転し、入力端D
に電源が供給されると反対方向に回転するように
構成されている。60は押しピンアツプダウンコ
ントローラ、62,64はリレー、66,68は
リレー62,64によつてON,OFF動作するス
イツチである。前記電源58、該電源58、駆動
装置26間を接続するコード、スイツチ片56及
び接点Bは駆動装置を、押しピン40が上昇する
方向に、駆動する手段を構成している。
次に本実施例の作用について説明する。
支軸4の突起20は、保持体18の孔10に嵌
合し、ストツパーピン12は、係合溝22に嵌合
している。これによつて保持体18の上部中心位
置が規制され、且つ保持体18の支軸4に対する
回転が阻止されている。支軸4の上部板部材48
はカム46の水平面によつて加圧され、この加圧
力は支軸4の下端鍔部を介して保持体18に加わ
り、保持体18は基板2bの孔16の外周部の上
面と、支軸4の鍔部とでしつかりと挟圧支持され
る。別途に設けた回転駆動装置(図示省略)をコ
ントローラによつて駆動して、支軸4を回転制御
し、所望の芯カートリツジ24を押しピン40の
直下に位置させる。次にコントローラ60によつ
てリレー62を励磁すると、スイツチ66がON
となり、駆動装置26が駆動して押しピン40が
下降し、該押しピン40の下端が芯カートリツジ
24内に嵌入して、該芯カートリツジ24内の芯
をテーブル上の画紙に所定のトルクで押圧する。
芯が画紙に弾接した状態で、ヘツド2をテーブル
面に対して一定の間隔を保持した状態で所定の方
向に相対的に移動制御すれば、画紙上に所定のパ
ターンが作図される。保持体18をヘツド2から
取り外すには、まずレバー軸42を第1図上、右
方向に引張る。これにより、カム46の水平面が
右方向に移動し、該水平面が板部材48の上面か
ら外れる。支軸4はカム46の水平面からの押圧
力が解除されると、スプリング6の弾発力によつ
て上昇し、突起20とストツパーピン12が上昇
して保持体18がヘツド2の基板2bに対して取
り外し可能状態となる。該状態において操作者は
保持体18を支軸4に対して直角方向に、且つ孔
16の解放部方向に移動して、保持体18をヘツ
ド2内から取り外す。上記保持体18取り外し動
作においてレバー軸42を右方向に移動すると、
検出器50の可動スイツチ片54がスイツチ投入
部材52によつて変位され、スイツチ片56が接
点Aから外れて接点Bに接触する。これにより電
源58が駆動装置26の入力端Uに供給される。
駆動装置26の駆動により、押しピン40が最上
昇設定位置まで移動し、押しピン40は、芯カー
トリツジ24内から上方に引き抜かれる。従つて
保持体18を支軸4から外すときは、必ず、押し
ピン40は上昇して、芯カートリツジ24の上方
所定位置の待機状態にある。
尚、本実施例ではレバー軸42の移動を検出器
50によつて検出しているが、支軸4の移動を検
出器50によつて検出するようにしても良い。ま
た、本実施例では芯保持体18の芯カートリツジ
保持部に保持された芯カートリツジ24の管部が
芯保持孔を形成しているが、この芯保持孔の構成
は図示する芯カートリツジに特に限定されるもの
ではない。
本考案は上述の如く構成したので芯保持体をそ
の支持機構から外すときの、押しピン曲げ破損事
故を防止することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図は断
面図、第2図は電気回路図である。 2……芯ヘツド、4……支軸、6……スプリン
グ、8……鍔部、20……突起、12……ストツ
パーピン、16……孔、14……スラストボール
ベアリング、18……芯保持体、10……係合
孔、22……係合溝、24……芯カートリツジ、
26……駆動装置、28……ローププーリ、3
0,32……ローププーリ、34……ワイヤロー
プ、36……昇降ガイド、38……スライダ、4
0……押しピン、42……レバー軸、44……軸
ガイド、46……カム、48……板部材、50…
…検出器、52……スイツチ投入部材、58……
電流、60……コントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周部に複数の芯保持孔が設けられた芯保持体
    18の芯保持孔内に駆動装置26に連結する押し
    ピン40を嵌入して、該押しピン40によつて上
    記保持孔内の芯を画紙面に押圧するとともに、前
    記芯保持体18をヘツド基板に支持機構によつて
    取り外し可能に支持した装置において、前記支持
    機構を前記ヘツド基板にスライド自在に支承され
    た支軸4と該支軸4を前記芯保持体18に圧着す
    る方向に付勢する付勢手段とで構成し、前記支持
    機構の前記芯保持体18に対する支持解除方向の
    移動を検出する検出器50と、該検出器50の検
    出動作に基いて前記駆動装置26を、前記押しピ
    ンが上記保持孔から離反する方向に駆動する手段
    とを設けたことを特徴とする自動製図機の芯ヘツ
    ドにおける押しピン曲がり防止機構。
JP18345783U 1983-11-28 1983-11-28 自動製図機の芯ヘツドにおける押しピン曲がり防止機構 Granted JPS6091490U (ja)

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JP18345783U JPS6091490U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 自動製図機の芯ヘツドにおける押しピン曲がり防止機構

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JPS6091490U JPS6091490U (ja) 1985-06-22
JPH0217920Y2 true JPH0217920Y2 (ja) 1990-05-18

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316738A (en) * 1976-06-25 1978-02-16 Hallmark Cards Rehumidifiable polyolefinweb or ribbon and its production method
JPS5563297A (en) * 1978-11-07 1980-05-13 Mutoh Ind Ltd Automatic drawing instrument
JPS5630899A (en) * 1979-08-23 1981-03-28 Delphi Co Drawing line head for automatic drawing instrument
JPS5842159U (ja) * 1981-09-16 1983-03-19 日東電工株式会社 間接抵抗加熱式蒸発源

Patent Citations (4)

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