JPH0217822Y2 - - Google Patents

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JPH0217822Y2
JPH0217822Y2 JP1985076470U JP7647085U JPH0217822Y2 JP H0217822 Y2 JPH0217822 Y2 JP H0217822Y2 JP 1985076470 U JP1985076470 U JP 1985076470U JP 7647085 U JP7647085 U JP 7647085U JP H0217822 Y2 JPH0217822 Y2 JP H0217822Y2
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piston
slide
closing
cylinder
opening
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は部品の供給、排出を行う装置、ロボツ
ト等に用いるチヤツクに係り、爪が平行に開閉す
ることを特徴とする。
[従来の技術] ロボツト用等には回動爪方式のチヤツクが構造
簡単なことから多用されているが、把持の確実性
等で有利な平行開閉チヤツクも用いられている。
この平行開閉チヤツクはガイドバーあるいは摺
動溝で爪を往復案内する構造がとられており、構
造が複雑、機能の割に大型、組立て性が悪い、力
のかかり方によつてこじれが出てしまう等の欠点
があつた。
[考案の目的] 本考案は、平行開閉チヤツクに於ける上記欠点
を解決し、特に小型、軽量、構造簡単にして円滑
な動作をさせる事を目的とした考案である。
[考案の構成] 本考案は、上記目的を達成するために、 スライド爪を開閉するピストンを二重構造とし
て構成を簡単化すると共に、 シリンダの一端を開口させてピストンの剛性を
出し、 アクシヨンレバーを押圧部材、拡開部材、スラ
イド爪との間に回動自在に設けて確実かつ安定な
爪の平行開閉動作をさせたもので、 具体的には、 一端が開口したシリンダに独立可動の二重ピス
トンを摺動自在に支持し、 内側ピストンを上記開口側に伸ばして拡開部材
とし、外側ピストンを拡開部材の両側にそれぞれ
伸ばして閉じ部材とし、 シリンダの開口側に、ピストンの移動方向と直
交方向に開閉自在のスライド爪を支持し、 各スライド爪と拡開部材、閉じ部材との間に回
動自在のアクシヨンレバーを設けて成り、ピスト
ンの移動によりスライド爪を開閉させるようにし
た平行開閉チヤツクにより目的を達成した。
[実施例] 以下図面により本考案の一実施例を説明する。
構 成 流体通路10,17を設けたシリンダ1には下
方開口の中心孔が設けてあり、順に径が小となる
シリンダ室11,15,16を形成している。
シリンダ室11には外側ピストンとなる閉用ピ
ストン2が摺動自在に嵌入している。
そしてシリンダ室15は流体通路10と連通
し、外側は平面部10′〔第2図参照〕となりこ
こで図示しない配管とシールして結合する。
又シリンダ室16には内側ピストンとなる拡開
ピストン9が摺動自在に嵌入し、上方が流体通路
17と連通している。閉用ピストン2の中心孔に
は拡開ピストン9の軸部92が摺動自在に貫通し
二重ピストンを構成している。従つて2つのピス
トンは独立可動である。
閉用ピストン2の溝22Vパツキング23が嵌
り、下方には両側に延出して下方に折曲した押圧
片20,20が切欠き案内面14,14間に嵌つ
て回り止めされている。
又拡開ピストン9の溝92,93,94にはV
パツキング95,96,97が図示方向に嵌つて
いる。
中心孔21は軽量化の為の肉ヌキである。
シリンダ1の下方には巾広の切欠き12となつ
ていて、ここに後述アクシヨンレバー3,3、ス
ライド爪4,4が入り、側面13,13がスライ
ド爪4,4の案内をする。
シリンダ1の切欠き12をはさむ両側には孔1
8,18が設けてあり、ここにスリーブ6,6を
介して軸5,5が貫通し、両端がEリング8,8
により抜け止めされている。
この軸5,5にアクシヨンレバー3,3が回動
自在に嵌り、その両側にベアリング7,7を介し
てスライド爪4,4の基準片40,40に設けた
案内長孔41,41が摺動自在に嵌り、スライド
爪4,4はピストンの移動方向と直交方向に開閉
自在となつている。〔第4図参照〕 アクシヨンレバー3は略三角形状をして、一端
面33が閉用ピストン2と一体で下方に突出した
閉じ部材となる押圧片20と当接し、逆側の端面
32が拡開ピストン9の拡開部材となる軸部92
の先端平面91と当り、下端切欠き部31にスラ
イド爪4のピン42が嵌つている。
そして端面32,33は、第1図に示す通りピ
ストン2,9の最進出時に押圧片20、先端平面
91と夫々平行な面となつて面当りするように内
下り斜面に成りかつ先端を面取りしてある。
スライド爪4は上方中心にアクシヨンレバー3
と同巾の切欠き部44が形成してあり、ここにピ
ン42が支持してあつて、片側上方には偏つた基
準片40に摺動方向の案内長孔41が軸5,5の
間隔で2ケ所に形成してある。
このスライド爪4は左右共通であり、対向させ
ると(180度回して)基準片40が夫々切欠き部
44を介した逆側の上に臨んで組み合わさり、開
閉爪を構成してこの間の切欠き部44にアクシヨ
ンレバー3が回動自在に入り、アクシヨンレバー
3の切欠き部31にピン42が嵌り、アクシヨン
レバー3の回動にスライド爪4が連動するように
なつている。
作 用 流体通路17に加圧空気が送られ、流体通路1
0より排気すると、(大気圧と連通)ピストン9
が進出し〔第1図ロの状態〕、アクシヨンレバー
3を介しスライド爪4,4が逆方向に移動して爪
4,4が開き、部品等を把む時には流体通路10
より加圧空気を送ると共に、流体通路17より排
気することにより上記とは逆にピストン2が進出
し、ピストン9が逆方向に後退する。〔第1図イ
の状態〕 即ち、ピストン2の進出により両押圧片20,
20が両アクシヨンレバー3,3の端面33,3
3を押して回動させ夫々のピン42,42を押
す。
従つてスライド爪4,4は軸5,5に嵌つたベ
アリング7,7に案内され、かつ摺動面43,4
3が側面13,13に案内されて、案内長孔41
の方向に閉じ、部品等が把持される。
一方部品等の解放時には流体通路10より排気
し、流体通路17より加圧空気を送つて、上述の
通り爪4,4を開かせればよい。
尚図示してないが、スライド爪4,4には部品
等を把む指部が固定されて使用される。
又Vパツキングを用いたのは摺動抵抗を小さく
する為で、Oリングを用いれば溝92パツキング
95は省略できる。
そして夫々の動作はピストンの移動時に線当
り、力のかかるピストンの最進出時に面当りとな
り、摩耗が少なくて円滑な動作が行なえ、アクシ
ヨンレバーの端面32がピストンの先端平面91
に当たるので最大の回転モーメントが取出せる。
[考案の効果] 二重ピストン、アクシヨンレバー、スライド爪
の構成としたので、小型・軽量で部品点数が少な
く、回動するアクシヨンレバーで作用方向を直交
方向に変換して爪を開閉させるので動作が円滑で
効率も良い。そして把持力も、類似大きさの従来
の平行開閉チヤツクに比し1.5〜2倍にもなる。
更に、実施例の構成ではチヤツクの開閉を流体
圧(駆動源)で制御したので両方向共強い力が出
せて、アタツチメントの荷重、作業環境等に左右
されず信頼性の高い動作が得られると共に、スラ
イド爪、軸等全て左右共通部品で出来、チヤツク
に多用されているエアー等の流体制御がそのまま
使える。
【図面の簡単な説明】
第1図イはチヤツクが閉じた状態の本考案一実
施例断面図、第1図ロはチヤツクが開いた状態の
同断面図、第2図はその平面図、第3図は同底面
図、第4図は軸部分の断面図、第5図はシリンダ
の部品図(正面図、側面図)、第6図はスライド
爪の部品図(正面図、側面図)、第7図はスライ
ド爪の外形図、第8図はピストンの部品図(正面
図、側面図)を示し、 1……シリンダ、2……閉用ピストン、20…
…押圧片、4……スライド爪、5……支点および
案内用の軸、7……ベアリング、9……拡開ピス
トンである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が開口したシリンダに独立可動の二重ピス
    トンを摺動自在に支持し、 内側ピストンを上記開口側に伸ばして拡開部材
    とし、外側ピストンを拡開部材の両側にそれぞれ
    伸ばして閉じ部材とし、 シリンダの開口側に、ピストンの移動方向と直
    交方向に開閉自在のスライド爪を支持し、 各スライド爪と拡開部材、閉じ部材との間に回
    動自在のアクシヨンレバーを設け、 ピストンの移動によりスライド爪を開閉させる
    平行開閉チヤツク。
JP1985076470U 1985-05-24 1985-05-24 Expired JPH0217822Y2 (ja)

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