JPH0426231Y2 - - Google Patents

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JPH0426231Y2
JPH0426231Y2 JP1989127178U JP12717889U JPH0426231Y2 JP H0426231 Y2 JPH0426231 Y2 JP H0426231Y2 JP 1989127178 U JP1989127178 U JP 1989127178U JP 12717889 U JP12717889 U JP 12717889U JP H0426231 Y2 JPH0426231 Y2 JP H0426231Y2
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slide
guided
piston
claws
protruding piece
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は部品の供給、排出を行う装置、ロボツ
ト等に用いるチヤツクに係り、爪が平行に開閉す
ることを特徴とする。
[従来の技術] 従来より、把持条件の良い平行開閉チヤツク
は、特開昭59−232785号、実開昭58−67684号等
で提案されているが、この平行開閉チヤツクはガ
イドバーで爪を往復案内する構造がとられてお
り、ガイドバーの支持枠が必要で機能の割に大
型、組立て性が悪い、力のかかり方によつてこじ
れが出てしまう等の欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は、平行開閉チヤツクに於ける上記欠点
を解決し、特に小型軽量、安定動作で長寿命を目
的とした考案である。
[考案の構成] 本考案は、上記目的を達成するために、 対向するスライド爪を、離間した2本の軸で案
内してチヤツクを小型軽量化すると共に、突出片
を案内軸方向に対向させて案内軸を兼用し、安
定・円滑な動作をさせたもので、 具体的には、 水平な移動方向に離間して設け、移動方向と直
交方向の2本の水平軸により案内されて開閉する
スライド爪と、 該爪の開閉駆動手段とを備え、 スライド爪は、 移動方向の突出片と、突出片と直交方向の爪部
とから成り、突出片を偏つた薄肉とすると共に、
突出片に上記軸と嵌まり移動方向に長い被案内部
を形成し、 この爪の一方を逆向きにして両爪を対向させ、
この爪の被案内部を逆向きに並べて上記軸で両爪
を案内した平行開閉チャツクにより目的を達成し
た。
[実施例] 以下図面により本考案の一実施例を説明する。
構 成 流体通路10,17を設けたシリンダ1には下
方開口の中心孔が設けてあり、順に径が小となる
シリンダ室11,15,16を形成している。
シンリダ室11には閉用ピストン2が摺動自在
に嵌入している。
そしてシリンダ室15は流体通路10と連通
し、外側は平面部10′〔第2図参照〕 となりここで図示しない配管とシールして結合す
る。
又シリンマダ室16には拡開ピストン9が摺動
自在に嵌入し、上方が流体通路17と連通してい
る。閉用ピストン2の中心孔には拡開ピストン9
の軸部92が摺動自在に貫通し二重ピストンで構
成している。従つて2つのピストンは独立可能で
ある。
閉用ピストン2の溝22Vパツキング23が嵌
り、下方には両側に延出して下方に折曲した押圧
片20,20が切欠き案内面14,14間に嵌つ
て回り止めされている。
又拡開ピストン9の溝92,93,94にはV
パツキング95,96,97が図示方向に嵌つて
いる。
中心孔21は軽量化の為の肉ヌキである。
シリンダ1の下方には巾広の切欠き12となつ
ていて、ここに後述アクシヨンレバー3,3、ス
ライド爪4,4が入り、側面13,13がスライ
ド爪4,4の案内をする。
シリンダ1の切欠き12をはさむ両側には孔1
8,18が設けてあり、ここにスリーブ6,6を
介して水平軸5,5が貫通し、両側がEリング
8,8により抜け止めされている。
この離間した軸5,5にアクシヨンレバー3,
3が回動自在に嵌り、その両側にベアリング7,
7を介してスライド爪4,4の突出片40,40
に設けた案内長孔41,41が摺動自在に嵌り、
スライド爪4,4はピストンの移動方向と直交す
る水平方向に開閉自在となつている。〔第4図参
照〕 アクシヨンレバー3は略三角形状をして、一端
面33が閉用ピストン2と一体で下方に突出した
押圧片20と当接し、逆側の端面32が拡開ピス
トン9の軸部92の先端平面91と当り、下端切
欠き部31にスライド爪4のピン42が嵌つてい
る。
そして端面32,33は、第1図に示す通りピ
ストン2,9の最進出時に押圧片20、先端平面
91と夫々平行な面となつて面当りするように内
下り斜面に成りかつ先端を面取りしてある。
スライド爪4は上方中心にアクシヨンレバー3
と同巾の切欠き部44が形成してあり、ここにピ
ン42が支持してあつて、爪スライド爪4の片側
上方には偏つた薄肉の突出偏40が設けてある。
この突出片40には摺動方向の案内長孔41,4
1が軸5,5の間隔で2ケ所に形成してある。
このスライド爪4は左右共通であり、一方を逆
向きにして対向させると、突出片40が夫々切欠
き部44と同じ間隔で向合つて他方の上に臨み平
行開閉爪を構成している。対向した両突出片4
0,40の間及び切欠き部44にアクシヨンレバ
ー3が回動自在に入り、アクシヨンレバー3の切
欠き部31にピン42が嵌入し、アクシニンレバ
ー3の回動にスライド爪4が連動するようになつ
ている。
作 用 流体通路17に加圧空気が送られ、流体通路1
0より排気すると、(大気圧と連通)ピストン9
が進出し〔第1図ロの状態〕、アクシヨンレバー
3を介してスライド爪4,4が逆方向に移動して
爪4,4が開く。逆に爪4,4を閉じる時には流
体通路10より加圧空気を送ると共に、流体通路
17より排気することにより上記とは逆にピスト
ン2が進出し、ピストン9が逆方向に後退する。
〔第1図イの状態〕 即ち、ピストン2の進出により両押圧片20,
20が両アクシヨンレバー3,3の端面33,3
3を押して回動させ夫々のピン42,42を押
す。
従つてスライド爪4,4は軸5,5に嵌つたベ
アリング7,7に案内され、かつ摺動面43,4
3が側面13,13に案内されて、案内長孔41
の方向に閉じ、部品等が把持される。
一方部品等の開放時には流体通路10より排気
し、流体通路17より加圧空気を送つて、上述の
通り爪4,4を開かせればよい。
尚図示してないが、スライド爪4,4には部品
等を把む指部が固定されて使用され、部品等を内
側から把む場合には上記と逆に爪4,4の開きで
把むようにすればよい。
又Vパツキングを用いたのは摺動抵抗を小さく
する為で、Oリングを用いれば溝92パツキング
95は省略できる。
そして夫々の動作はピストンの移動時に線当
り、力にかかるピストンの最進出時に面当りとな
り、摩耗が少なくと円滑な動作が行なえ、アクシ
ヨンレバーの端面32がピストンの先端平面91
に当たるので最大の回転モーメントが取出せる。
[考案の効果] 逆向きに対向して突出片を向い合せた平行開閉
のスライド爪を、離間した直交方向の案内軸が両
爪兼用で案内する構成としたので、小型軽量で動
作が安定し、組立性も良くて長寿命であり、案内
軸を離したので爪を案内する部分が短くてもスラ
イド爪に作用するモーメントに影響されず爪の位
置精度が良い等の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図イはチヤツクが閉じた状態の本考案一実
施例断面図、第1図ロはチヤツクが開いた状態の
同断面図、第2図はその平面図、第3図は同底面
図、第4図は軸部分の断面図、第5図はシリンダ
の部品図(正面図、側面図)、第6図はスライド
爪の部品図(正面図、側面図)、第7図はスライ
ド爪の外形図、第8図はピストンの部品図(正面
図、側面図)を示し、 1……シリンダ、2……閉用ピストン、20…
…押圧片、4……スライド爪、5……支店および
案内用の軸、7……ベアリング、9……拡開ピス
トンである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平な移動方向に離間して設け、移動方向と直
    交方向の2本の水平軸により案内されて開閉する
    スライド爪と、 該爪の開閉駆動手段とを備え、 スライド爪は、 移動方向の突出片と、突出片と直交方向の爪部
    とから成り、突出片を偏つた薄肉とすると共に、
    突出片に上記軸と嵌まり移動方向に長い被案内部
    を形成し、 この爪の一方を逆向きにして両爪を対向させ、
    この爪の被案内部を逆向きに並べて上記軸で両爪
    を案内したことを特徴とする平行開閉チヤツク。
JP1989127178U 1989-11-01 1989-11-01 Expired JPH0426231Y2 (ja)

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JP1989127178U JPH0426231Y2 (ja) 1989-11-01 1989-11-01

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JPH02117887U JPH02117887U (ja) 1990-09-20
JPH0426231Y2 true JPH0426231Y2 (ja) 1992-06-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2865546B2 (ja) * 1994-01-07 1999-03-08 ベツセル技研工業株式会社 開閉動作装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020886A (ja) * 1983-07-15 1985-02-02 三菱電機株式会社 産業用ロボツトのハンド装置

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