JPH02177485A - 電歪効果素子 - Google Patents

電歪効果素子

Info

Publication number
JPH02177485A
JPH02177485A JP63331123A JP33112388A JPH02177485A JP H02177485 A JPH02177485 A JP H02177485A JP 63331123 A JP63331123 A JP 63331123A JP 33112388 A JP33112388 A JP 33112388A JP H02177485 A JPH02177485 A JP H02177485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminate
resin
caplike
thin plates
effect element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63331123A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0828539B2 (ja
Inventor
Takayuki Inoi
隆之 猪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP63331123A priority Critical patent/JPH0828539B2/ja
Publication of JPH02177485A publication Critical patent/JPH02177485A/ja
Publication of JPH0828539B2 publication Critical patent/JPH0828539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧電アクチュエータに用いられる電歪効果素
子に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の電歪効果素子の製造方法について説明す
る。
まず、ペロブスカイト結晶構造をもつ多成分固溶体セラ
ミック粉末に有機バインダーを混合してグリンシート化
し、その上に銀電極導体層をペースト状に塗布した後、
数十層(例えば、64層)積層して焼結する。この焼結
体の側面には、銀電極導体層の端部か全層露出しており
、くし歯形内部電極を形成するために、銀電極導体層の
端部を一方の側面において一層おきに絶縁処理し、他方
の側面については、絶縁層が形成されなかった銀電極4
体層の端部を絶縁処理する。そして、銀電極導体層を一
層おきに交互に接続し、2つのくし歯形内部電極を形成
する。このようにして得られた電歪効果を示す積層体1
にリード線5をハンダつけした後、電気絶縁性の樹脂3
を形成する。このようにして、第2図に示すような電歪
効果素子が得られる。
この電歪効果素子は、防湿用の樹脂が側面にのみ塗布さ
れて、上面と下面には塗布されておらず、−素子の側面
と樹脂との界面が表面に露出している構造になっている
ため、湿気が、この界面を透過しやすく、素子表面に進
入し、そして素子は全面電極構造になっており、内部電
極が、数10〜100μlの間隔で表面に露出している
ことから、先に示したような湿気の進入により、素子の
耐電圧が著しく低下するという欠点があり、素子の側面
と樹脂との界面の露出を防ぐため樹脂で全面を覆った場
合には、樹脂の弾性により、上面と下面に塗布された樹
脂が、素子の変位を吸収してしまい、十分な変位を取り
出せないという欠点がある。この素子の側面と樹脂との
界面の露出を防ぐため、第3図に示すように、樹脂の替
わりに、金属の薄板6を素子の上下端面に固着した電歪
効果素子がある。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の電歪効果素子(第3図)は、次のような
欠点がある。
(1)素子の中心部と周辺部で変位に落差を生じ、上下
端面に固着された金属の薄板にこの落差による変形力(
加わり、繰り返し変位させた場合には、金属の薄板が剥
離してしまい、寿命上の欠点がある。
(2)また、端面に金属の薄板を固着することにより、
側面と樹脂との界面の露出を防ぐ構造になってはいるが
、界面の湿気の進入距離から見た場合、電気絶縁性の樹
脂の厚み分しかとれないため十分とは言えない。
(3)さらに、素子に直接リード線を半田付けしている
ことから、取り扱い時にねじりや曲げなどの力がリード
線に加わり、断線してしまったり、また、断線してしま
ったリード線の補修もしにくいという欠点がある。
(課題を解決するための手段〕 本発明の電歪効果素子は、圧電セラミック部材と内部電
極導体とが交互に積層された積層体を含む電歪効果素子
において、上記積層体の外部電極導体に一対のリード端
子が設けられ、上記ソート端子の一部が突出するような
状態で、前記積層体の内部電極導体層か露出する4側面
に電気絶縁性の樹脂が被覆され、さらに上記樹脂も含め
て、上記電歪効果素子の上下端面に、キャップ状の金属
の薄板が固着されている。
(作用) 素子の上下端面に固着する金属の薄板をキャップ状にす
ることにより、金属の薄板が端面だけでなく側面におい
ても接着されることから、繰り返し変位させた場合でも
、金属の薄板が剥離してしまうことがない。また、界面
の湿気の進入距離についてみた場合、キャップ状にする
ことにより、距離が十分にとれる。さらに、リード線の
取り出しについても、素子から直接リード線を取るので
はなく、リード端子で素子から取り出し、そのリード端
子にリード線を取り付ける構造にすることにより、リー
ド線が断線してしまった場合でも修理が容易である。
(実施例) 次に1本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の電歪効果素子の第1の実施例の縦断面
画である。
本実施例の電歪効果素子は、圧電セラミック部材と内部
電極4体とか積層された積層体1を含み、積層体1の外
部電極導体に一対のリード端子2が設けられ、リード端
子2の一部が突出するような状態で、積層体1の内部電
極導体層が露出する4側面に電気絶縁性の樹脂3が被覆
され、さら(樹脂3も含めて電歪効果素子の上下端面に
キャップ状の薄板4が固着されている。
次に、この電歪効果素子の組立方法について説明する。
従来の方法と同様な方法で作成された積層体1にリード
端子2をハンダ付けした後、積層体1を樹脂鋳込み用治
具に取り付け、エポキシ樹脂を注入して、 170℃−
1時間の条件で硬化させ、電気絶縁性の樹脂3を形成す
る。続いて、電気絶縁性の樹脂3が形成された積層体1
の上下端面に、エポキシ系接着剤を塗布した厚さ0.0
8@01のキャブ状のステンレス製の薄板4を取り付け
、治具で押えつけながら、 150℃−30分の条件で
硬化させて接着する。以上により、第1図に示す電歪効
果素子が得られる。
次に、第2の実施例について述べる。
第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、積層体1の
上下端面に接着するキャップ状の金属の薄板に、厚さ0
.08mmのりん青銅製の薄板を用いている点である。
本実施例では、キャップ状の金属の薄板としてりん青銅
を用いているが、同じ板厚の時には、ステンレスよりも
つん青銅の方が、バネ定数が小さいことから、変位の落
差が大きくなるような場合には、利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、電歪効果素子の電気絶縁
性の樹脂を含んだ上下端面に固着する金属の薄板をキャ
ップ状にすることにより、金属の薄板が、素子の端面だ
けでなく、側面にも固着されることから、繰り返し変位
させた場合、従来10万回以上変位を繰り返すと、金属
の薄板が剥離していたものが、 100万回以上変位を
繰り返しても、金属め薄板の剥離は起こらず、また、界
面の湿気の進入距離が長くなった結果、直流耐湿負荷寿
命が従来2500〜3000時間だったものが、400
0時間以上、十分信頼性が得られ、さらに、従来、リー
ド線を素子に直接半田付けして用いていた時には、リー
ト折れなどで修理不能の不良が多発していたが、リード
端子を用いることにより、リード線が折れた場合でも修
理が可能となり、歩留りが向上する効果がある。
縦断面図、第2図および第3図は従来の電歪素子を示す
縦断面図である。
1・・・積層体、 2・・・リード端子、 3・・・電気絶縁性の樹脂、 4・・・キャップ状のステンレス製の薄板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.圧電セラミック部材と内部電極導体とが交互に積層
    された積層体を含む電歪効果素子において、前記積層体
    の外部電極導体に一対のリード端子が設けられ、前記リ
    ード端子の一部が突出するような状態で、前記積層体の
    内部電極導体層が露出する4側面に電気絶縁性の樹脂が
    被覆され、さらに前記樹脂も含めて前記電歪効果素子の
    上下端面に、キャップ状の金属の薄板が固着されている
    ことを特徴とする電歪効果素子。
JP63331123A 1988-12-28 1988-12-28 電歪効果素子 Expired - Lifetime JPH0828539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63331123A JPH0828539B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 電歪効果素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63331123A JPH0828539B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 電歪効果素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02177485A true JPH02177485A (ja) 1990-07-10
JPH0828539B2 JPH0828539B2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=18240127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63331123A Expired - Lifetime JPH0828539B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 電歪効果素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0828539B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014057091A (ja) * 2009-07-27 2014-03-27 Cts Corp カプセル型セラミック素子とその製作方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59218784A (ja) * 1983-05-26 1984-12-10 Nippon Soken Inc 積層セラミツク圧電体
JPS62262472A (ja) * 1986-05-08 1987-11-14 Nec Corp 電歪効果素子

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59218784A (ja) * 1983-05-26 1984-12-10 Nippon Soken Inc 積層セラミツク圧電体
JPS62262472A (ja) * 1986-05-08 1987-11-14 Nec Corp 電歪効果素子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014057091A (ja) * 2009-07-27 2014-03-27 Cts Corp カプセル型セラミック素子とその製作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0828539B2 (ja) 1996-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4978881A (en) Piezoelectric actuator of lamination type
CN107968149B (zh) 压电元件单元
JPS62274681A (ja) 電歪効果素子
US9698333B2 (en) Piezoelectric element unit and driving device
JPH0457373A (ja) 電歪効果素子
JP2893741B2 (ja) 電歪効果素子
JPH05218519A (ja) 電歪効果素子
JPH0666483B2 (ja) 電歪効果素子
JP2009267114A (ja) 積層型圧電セラミックス素子およびその製造方法
JPS63153870A (ja) 電歪効果素子
JP2001210886A (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JPH02177485A (ja) 電歪効果素子
JP2004128084A (ja) フレーク型サーミスタ及びその製造方法
JP2707782B2 (ja) 積層型圧電素子
JPH03129786A (ja) 積層型電歪体
JP4667036B2 (ja) 積層型圧電振動子及びその製造方法、並びに圧電アクチュエータ
JPH0476969A (ja) 電歪効果素子
JPH0373581A (ja) 電歪効果素子
JPH0666484B2 (ja) 電歪効果素子
JPS62199074A (ja) 積層型圧電素子の製造方法
JPH11195818A (ja) 積層型圧電アクチュエータおよびその製造方法
JPH02250678A (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JPS639168A (ja) 電歪式変位素子
JPS5853031Y2 (ja) デイスプレイパネル
JPH02164085A (ja) 電歪効果素子