JPH02177175A - 画像補正方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高品位画像を録画／再生することができるビ
デオ記録装置に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の装置としては例えば、第７図に示すよう
な装置が知られている。この従来装置は、記録信号変換
器１、録画ヘッド７、テープ走行／ヘッド回転制御部１
０および１１、再生ヘッド８、再生信号変換器４によっ
て構成されている。

この装置は、録画時には原始画像（録画しようとする画
像）が記録信号変換器１により記録可能な信号に変換さ
れ、録画ヘッド７によってビデオテープに記録される。

再生時には、再生ヘッド８によりビデオテープ上の磁気
変化が再生信号となって再生信号変換器４に送られ再生
画像に変換される。録画ヘッド７および再生ヘッド８は
、それぞれテープ走行／ヘッド回転制御部１０および１
１により適切なヘッド回転／テープ走行状態に制御され
る。

したがって、従来のこの種の装置では、録画ヘッドおよ
び再生ヘッドは独立しておらず、同一のヘッドを共有し
ており、録画処理においては録画ヘッドとして使用され
、再生処理においては再生ヘッドとして使用されるため
、録画時には同時に再生を行なうことができなかった。

発明が解決しようとする課題 従来のビデオ記録装置では、録画処理における画像の品
質はヘッドやビデオテープの品質により決定され、再生
時には録画したデータを補正することができないので画
質を向上させることができないという欠点があった。

課題を解決するための手段 本発明は、ビデオ記録装置に独立した録画ヘッド、再生
ヘッドおよび画像補正データ書き込み用のヘッドを設け
、録画処理時には録画したデータを直ちに再生するのと
同時に、録画を行なった画像データを再生時点まで遅延
させたデータと再生画像データを比較し、輝度、探度、
明度などの相違情報を画像補正データとして書き込むよ
うに構成し、再生処理時においては、画像補正データを
読み取り、再生ヘッドにより読み出した再生画像データ
に対し、上記画像補正データを使用して画質補正をおこ
なうように構成したものである。

作用 以上のようなビデオ記録装置において、録画された画像
データに対し画像補正データを追記し、これを再生時に
読み出して用いることにより、再生画像を録画しようと
した画像の画質により近づけることができる。

また、録画された画像データに対し画像補正データを追
記するため、再生した画質がビデオテープの品質に依存
するのを軽減することができる。

すなわち、記録の忠実度が低いビデオテープを使用した
場合、録画された画像と元の画像との相違が多く発生す
るが、その相違を補正するためのデータをビデオテープ
に加えることによって、誤って録画された画像データを
も補正することができる。

実施例 以下１本発明を実施例図面に従って説明する。

第１図から第６図は本発明におけるビデオ記録装置の一
実施例で、第７図の従来装置と同等部分には同一符号を
説明の便宜上付している。

第１図から第６図における本発明実施例ビデオ記録装置
は、記録信号変換器１、標本化部２、画像記憶遅延部３
、再生信号変換器４、標本化部５、画像補正データ生成
部６、録画ヘッド７、再生ヘッド８、画像補正データ書
き込みヘッド９、テープ走行／ヘッド回転制御部１０お
よび１１．ビデオテープ１２、消去ヘッド１３、制御信
号および音声記録ヘッド１４、制御信号および音声再生
ヘッド１５．テープ送り出し側ハブ１６、テープ巻き取
り側ハブ１７、画像補正データ読み取りヘッド２ｏ、画
像補正データ遅延部２１、画像補正部２２により構成さ
れる。

また、第３図は録画における処理形態を示している。こ
の図に示すように原始画像は、記録信号変換器１および
標本化部２に同時に入力される。

記録信号変換器１は入力された原始画像信号を記録可能
な信号に変換し録画ヘッド７によってビデオテープ１２
に記録する。そして、標本化部２は入力された原始画像
信号を標本化し画像記憶遅延部３に送る。画像記憶遅延
部３は送られてきた標本化データを半導体メモリ素子を
用いて記憶する。原始画像は順次に変化するので、標本
化されたデータは次々と画像記憶遅延部３に送られる。

従って１画像記憶遅延部３は順々に標本化されたデータ
を半導体メモリ素子に容積する。

ビデオテープ１２に記録された信号は、再生ヘッド８に
より再生され、再生信号変換器４により画像信号に変換
され標本化部５に送られる。標本化部５では送られてき
た再生画像信号を標本化して画像補正データ生成部６に
送り込まれる６画像記憶遅延部３に記憶された画像デー
タは、標本化部５から画像補正データ生成部６に再生画
像データが送られると同時に、再生画像データに対応す
る原始画像を標本化した画像データを半導体メモリ素子
から読み出して画像補正データ生成部６に送る。画像補
正データ生成部６は、画像記憶遅延部３および標本化部
５から送られてきた画像データを比較し、画像補正デー
タを生成し画像補正データ書き込みヘッド９を用いてビ
デオテープ１２に記録する。

また、録画ヘッド７、再生ヘッド８および画像補正デー
タ書き込みヘッド９は、テープ走行／ヘッド回転制御部
１０および１１により、適切なヘッド回転およびテープ
走行状態に制御される。

第２図は、この録画におけるテープの移動状態を示して
いる。この図において、テープ送り出し側ハブ１６によ
り送り出されたビデオテープ１２は、消去ヘッドにより
磁気記憶を消去される。次に録画ヘッド７により画像デ
ータが録画され、制御信号および音声記録ヘッド１４に
よって制御信号および音声が書き込まれる。

録画されたビデオテープ１２は、再生ヘッド８により再
生され１画像補正データ生成部６により生成された画像
補正データが画像補正データ書き込みヘッド９により記
録され、ビデオテープ１２はテープ巻き取り側ハブ１７
に巻き取られる。

制御信号及び音声再生ヘッド１５により再生された制御
信号を基に、テープ走行／ヘッド回転制御部１１は再生
ヘッド８１画像補正データ書き込みヘッド９の回転を適
切な状態に制御する。

第３図には録画における画像データの記録遷移を示して
いる。この図において１Ｍ始画像１８は、録画ヘッド７
によって録画されると同時に画像記憶遅延部３に送られ
る。再生ヘッド８で再生された再生データと、画像記憶
遅延部３から送られる画像データとの相違が、画像補正
データとして画像補正データ書き込みヘッド９によって
記録される。

第４図は再生における処理形態を示している。

この図において、画像補正データ読み取りヘッド２０に
より画像補正データが読み出され、画像補正データ遅延
部２１に送られる。そして、画像補正データ遅延部２１
に送られた画像補正データは、再生データが読み出され
るまで次々と蓄積させられる。次に、再生ヘッド８によ
ってビデオテープ上の磁気データが再生されるとともに
、再生信号変換器４により再生画像信号に変換され、標
本化部５に送られる。標本化部５では、送られてきた再
生画像信号を標本化し画像補正部２２に供給する。再生
画像データが画像補正部２２に供給されると同時に、画
像データに対応する画像補正データが画像補正データ遅
延部２１がら画像補正部２２に供給される１画像補正部
２２では供給された再生画像データを画像補正データを
用いて画像補正を行い、再生画像を生成する。

第５図は、再生におけるテープの移動状態を示している
。この図において、テープ送り出し側ハブ１６により送
り出されたビデオテープ１２から、画像補正データが画
像補正データ読み取りヘッド２０を用いて読み出される
。次に、画像データが再生ヘッド８により再生される。

再生が行なわれたビデオテープ１２は、さらに制御信号
および音声が再生ヘッド１５により再生され、テープ巻
き取り側ハブ１６に巻き取られる。

第６図は再生における画像データの遷移を示している。

この図において、画像補正データ１９は、画像補正デー
タ読み取りヘッド２０により読み出され、画像補正デー
タ遅延部２１に送られる。

再生ヘッド８により再生された再生データは、画像補正
データ遅延部２１から送られる画像補正データを使用し
て画像補正され、再生画像２３が生成される。

発明の効果 以上の説明から明かなように、本発明のビデオ記録装置
の画像補正方式によれば、記録された画像と実際の画像
の補正データをビデオテープ上に予め記録することを可
能としているので、再生時においてこの補正データによ
り、再生された画像の画質補正することができる。

かくして、従来のビデオ記録装置に比較して、高品質な
画像を再現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における録画時の処理形態を示す概念図
、第２図は本発明の録画時のテープ移動状態を示す平面
図、第３図は本発明における録画画像データの記録遷移
を示す系統図、第４図は本発明の再生時の処理形態を示
す手順図、第５図は本発明における再生時のテープ移動
状態を示す平面図、第６図は本発明の再生時の再生画像
データの遷移を示す系統図、第７図は従来のビデオ記録
装置を構成する概念図である。 １　・　・ ３　・　・ ５　・　・ ７　・　・ ９　　・ １０　・ １１　・ １２　・ １４　・ １５　・ １６　・ １７　・ １８　・ ２０　・ ２１　・ ２２　・ 記録信号変換器、２・・標本化部、 画像記憶遅延部、４・・再生信号変換器、標本化部、６
・・画像補正データ生成部、録画ヘッド、８・・再生ヘ
ッド、 画像補正データ書き込みヘッド、 ・テープ走行／ヘッド回転制御部、 ・テープ走行／ヘッド回転制御部、 ・ビデオテープ、１３・・消去ヘッド、・制御信号及び
音声記録ヘッド。 ・制御信号及び音声再生ヘッド、 ・テープ送り出し側ハブ、 ・テープ巻き取り側ハブ、 ・原始画像、１９・・画像補正データ、・画像補正デー
タ読み取りヘッド、 ・画像補正データ遅延部、 ・画像補正部、２３・・再生画像。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 独立した録画ヘッド、再生ヘッドおよび補正データ書き
   込みヘッドを持ち、録画処理時には前記録画ヘッドで録
   画したデータを直ちに再生して録画データと再生データ
   との相違を補正するデータを作成し、この補正データを
   前記補正データ書き込みヘッドで予め書き込むとともに
   、再生処理時においては前記再生ヘッドで再生されたデ
   ータと前記書き込まれた補正データとを読み出すことに
   より、前記再生データを前記補正データで補正して、画
   像品質の向上を行なうことを特徴とする画像補正方式