JPH02176580A - 部分放電測定方法 - Google Patents

部分放電測定方法

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JPH02176580A
JPH02176580A JP33155388A JP33155388A JPH02176580A JP H02176580 A JPH02176580 A JP H02176580A JP 33155388 A JP33155388 A JP 33155388A JP 33155388 A JP33155388 A JP 33155388A JP H02176580 A JPH02176580 A JP H02176580A
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JP
Japan
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partial discharge
measurement
high voltage
signal
scanning signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP33155388A
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English (en)
Inventor
Takeshi Endo
遠藤 桓
Tadayoshi Ikeda
池田 忠禧
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02176580A publication Critical patent/JPH02176580A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電カケープル、変圧器、開閉器等の交流高電圧
が課電される絶縁体の部分放電測定方法に関する。
(従来の技術〕 従来の部分放電測定方法は、例えば、電カケープルの高
電圧課電端子に結合コンデンサを介して検出インピーダ
ンスを接続し、高電圧課電端子に交流高電圧を印加し、
絶縁体に部分放電が発生したときに誘起される高周波パ
ルスを結合コンデンサを介して検出インピーダンスに流
し、そのときの検出インピーダンスの両端の電位差を測
定することにより部分放電の程度を判定する。
第3図はこのようにして測定された高周波パルスPを示
し、ランダムノイズや測定回路中の増幅器の熱雑音等よ
り成るノイズNの中に混入している。図示から明らかな
ように、高周波パルスPは電カケープルに課電される5
0)1zの交流電圧(周期20m5)の絶対値が増加す
る位相帯θ2、θ2に多く発生することが判る。この高
周波パルスPを測定器で測定することにより部分放電を
検出し、絶縁体の劣化を診断する。第3図は検出インピ
ーダンスの電位差の信号を前述した電圧に重畳したもの
であり、位相帯θ1で発生ずる負の高周波パルスは絶対
値回路を通して正の高周波パルスPになるように示され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の部分放電測定方法によると、高周波パル
スPはノイズNに混入し、そのS/N比が非常に低いた
めに感度の高い部分放電の測定ができないという不都合
がある。
従って、本発明の目的は検出感度を向上する部分放電測
定方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を実現するため、電カケープル等の
電気物品に課電される電圧の所定の位相帯にわたって行
う部分放電の測定を0回繰り返しくnは2回以上の整数
)、0回の測定結果の平均化処理に基づいて部分放電を
判定する部分放電測定方法を提供する。
本発明の部分放電測定方法によると、例えば、電カケー
プルに50Hzの交流電圧を課電し、所定の位相帯、例
えば、20m5の1周期(0°≦θ≦360、θは位相
角)にわたって部分放電を測定する。この測定を、例え
ば、1oooo回繰り返し、その測定結果を加算し、加
算値を10000で除算する。その演算によりノイズの
レベルは17−m= 1 /100に低減するが、高周
波パルスは各測定において位相をほぼ同しくして発生す
る確率が大きいため、レベルの低減は少なくてすむこと
になる。その結果、S/N比の改善が得られる。以下の
実施例では、所定の位相帯として、06≦θ≦360 
°の場合を説明するが、0°≦θ≦1806でも良く、
あるいは3相交流の場合は、R相の位相を基準にして、
R相の測定は、0°≦θ≦90’、S相の測定は、12
0 ≦θ≦210.T相の測定は、2400≦θ≦33
0(θは何れもR相の電圧の位相角)の位相帯において
、それぞれ1回測定しても良い。
〔実施例〕
以下、本発明の部分放電測定方法を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示し、電カケープル1は接
続部2によって接続されており、終端接続部3を介して
高電圧課電端子4に接続されている。高電圧課電端子4
と終端接続部30間にはブロッキングコイル5が挿入さ
れており、ブロッキングコイル5の終端接続部3側には
結合コンデンサ6が接続され、結合コンデンサ6はアー
スされた検出インピーダンス7に接続されている。検出
インピーダンス7は高域通過フィルタ8に接続されてお
り、高域通過フィルタ8は減衰器9に接続され、減衰器
9は増幅器10に接続されている。増幅器工0は増幅さ
れたアナログ信号を高速でデジタル信号に変換するA/
D変換器11に接続され、A/D変換器11はデジタル
信号を演算処理する信号メモリ処理部12(デジタル信
号を記憶するメモリを有し、そのデジタル信号を演算処
理する)に接続されている。信号メモリ処理部12は演
算結果をD/A変換するD/A変換器13に接続され、
D/A変換器13は演算結果を表示する表示部14に接
続されている。A/D変換器11、信号メモリ処理部1
2、D/A変換器13等は制御部15から制御信号を受
けるように接続されており、制御部15は走査信号発生
部16から入力する走査信号によって信号メモリ処理部
12等を制御する。
以上の構成において、本発明の詳細な説明する。
高電圧課電端子4に501(zの交流高電圧を課電する
。この課電によって電カケープル1の絶縁体に部分放電
が発生すると、高周波パルスが導体および金属シースに
誘起する。導体の高周波パルスは結合コンデンサ6を介
して検出インピーダンス7に流れ、検出インピーダンス
7の両端に高周波パルスの大きさに応じた電位差が発生
する。この電位差に基づく信号の高周波成分は高域通過
フィルタ8を通過し、減衰器9で所定のレベルに減衰さ
せられる。減衰器9の出力は増幅器10で増幅された後
、A/D変換器11でデジタル信号に変換される。A/
D変換器11でA/D変換されたデジタル信号は信号メ
モリ処理部12で信号処理される。この信号処理を第2
図(a)〜(dlを参照して説明する。
第2図(alは走査信号発生部16より出力される走査
信号を示す。この走査信号は高電圧課電端子4に課電さ
れる交流高電圧に同期した50Hzの鋸歯状波信号であ
り、1周期が20m5である。信号メモリ処理部12は
、制御部15の制御に基づいてこの走査信号の00≦θ
≦360 °の位相帯、即ち、そのタイミングで20m
5の時間にわたってデジタル信号をメモリする。第2図
(blは正の高周波パルスPF%負の高周波パルスP2
およびノイズNを含んだアナログ信号であり、このデジ
タル値がメモリされている。このような測定をn回行っ
てそれぞれの測定結果をメモリし、n回の平均値を演算
する。
第2図(C1はn=1oOのときの平均化処理後のアナ
ログ信号を示し、第2図(d)はn =10000のと
きの平均化処理後のアナログ信号を示す。これらのアナ
ログ信号はD/A変換器13から出力され、表示部14
に表示される。このようなn回の平均化処理によってラ
ンダムノイズは115−にレベルダウンすることが知ら
れている。従って、n=100のときは、ノイズレベル
が1/10になり、n=10000のときは1 /10
0になる。しかも、それに要するデータサンプリング時
間は、n=100で2秒間であり、n = 10000
で200秒間である。これに演算時間を付加したとして
も短時間で高感度のデータを得ることができる。
本発明は以上の実施例によって限定されるものではなく
、以下の実施態様において実施することもできる。
(11前述したように、1周期の平均化処理の他に半周
期あるいは3相交流に基づく時分割測定により各相毎に
平均化処理を行っても良い。
(2)測定回路で使用される増幅器は特に限定するもの
ではないが、低周波法、広帯域法による測定器で良い。
(3)正および負の高周波パルス信号を単一極性の高周
波パルスに変換してから平均化処理を行っても良い。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明の部分放電測定方法によると
、電カケープル等の電気物品に課電される電圧の所定の
位相帯にわたって行う部分放電の測定をn回繰り返しく
nは2回以上の整数)、n回の測定結果の平均化処理に
よって部分放電を判定するため、以下の効果を奏するこ
とができる。
(1)高い感度の部分放電の検出が可能になる。
(2)長時間の平均化処理によってデータの信頼性が向
上する。
(3) S / N比が向上するため、測定回路の裕度
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は(a
l、(b)、fc)、[d)は本発明の測定動作を示す
波形図、第3図は従来の測定結果を示す波形図。 符号の説明 1・−・・−・−・電カケープル  2−−−−−−−
−−一接続部3−・−一−−−・−・終端接続部   
4−・−一一一一・−課電端子5−−−−−−−−−一
・ブロッキングコイル6−−−−−−・−・−・結合コ
ンデンサ7−−−−−−−−−−・検出インピーダンス
8−・・・・−・・−高域通過フィルタ9−−−−−−
−−−−一減衰器     10−−−一−・−一−−
−増幅器11−・−・・・−A/D変換器 12−−−−−・−・・−信号メモリ処理部13−−−
−−−−・−・・D/A変換器  14−・−・−表示
部15−一一一一一・−・制御部 16・・・・・・・−・−走査信号全生部特許出願人 
 日立電線株式会社 代理人    弁理士   平 1)忠 雄第2図 (50Hzン 一1om、− n−10,000 −U―−5−一一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高電圧が課電される電気物品の絶縁体の部分放電を測定
    する部分放電測定方法において、 前記高電圧の所定の位相帯において行う部分放電の測定
    をn回(nは2以上の整数)繰り返して行い、 前記n回の測定データを平均化処理して部分放電の判定
    を行うことを特徴とする部分放電測定方法。
JP33155388A 1988-12-28 1988-12-28 部分放電測定方法 Pending JPH02176580A (ja)

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Cited By (4)

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