JPH0252829B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0252829B2 JPH0252829B2 JP56102999A JP10299981A JPH0252829B2 JP H0252829 B2 JPH0252829 B2 JP H0252829B2 JP 56102999 A JP56102999 A JP 56102999A JP 10299981 A JP10299981 A JP 10299981A JP H0252829 B2 JPH0252829 B2 JP H0252829B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partial discharge
- power cable
- signal
- current
- bandpass filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
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- 238000005314 correlation function Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/50—Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
- G01R31/52—Testing for short-circuits, leakage current or ground faults
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電力ケーブルの部分放電検出方法の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
電力ケーブルに絶縁不良が発生した場合、これ
にともなつて生ずる部分放電電流が金属シース１
ａ，１ｂ，１ｃに接続された接地線２に流れる。
従つて、この接地電流を検出することにより前記
部分放電の検出を行なうことが可能となるが、第
１図に示すように従来はケーブルの金属シース１
ａ，１ｂ，１ｃと大地Ｇとの間に接続した接地線
２に流れる電流を変成器あるいはシヤント抵抗を
通してブラウン管オシロスコープ（図示せず）で
測定することにより電力ケーブルの絶縁不良を検
出していた。
にともなつて生ずる部分放電電流が金属シース１
ａ，１ｂ，１ｃに接続された接地線２に流れる。
従つて、この接地電流を検出することにより前記
部分放電の検出を行なうことが可能となるが、第
１図に示すように従来はケーブルの金属シース１
ａ，１ｂ，１ｃと大地Ｇとの間に接続した接地線
２に流れる電流を変成器あるいはシヤント抵抗を
通してブラウン管オシロスコープ（図示せず）で
測定することにより電力ケーブルの絶縁不良を検
出していた。
しかしながら、このような方法においてはブラ
ウン管オシロスコープに部分放電信号以外にラジ
オ周波の電流などの外部雑音が侵入すると絶縁不
良の測定を正確に測定することが困難であるとい
う欠点があつた。
ウン管オシロスコープに部分放電信号以外にラジ
オ周波の電流などの外部雑音が侵入すると絶縁不
良の測定を正確に測定することが困難であるとい
う欠点があつた。
本発明は上記の欠点を除くためになされたもの
で、外部雑音を部分放電の信号の中に侵入させな
いようにして部分放電の信号を正確に検出し得る
電力ケーブルの部分放電検出方法を提供するもの
である。
で、外部雑音を部分放電の信号の中に侵入させな
いようにして部分放電の信号を正確に検出し得る
電力ケーブルの部分放電検出方法を提供するもの
である。
以下、本発明を実施例にもとづいて説明する。
第２図において活線の電力ケーブルの絶縁体が
不良になるとここで部分放電が発生し、この部分
放電信号が生ずる。部分放電の信号の電流は変流
器３の鉄心３ａの中に磁界を発生し、その磁界は
変流器３の２次側のリード線３ｂの中に２次電流
を発生させる。この２次電流は第３図に示すよう
に３相の不平衡電流とシース誘導電流とから成る
商用周波の信号７上にかさね合わせられた部分放
電の信号８とラジオ周波などの外部雑音（図示せ
ず）とから構成されている。この場合、鉄心３ａ
は必要に応じて接地線２を挿通するのに充分な開
口部を設けたものを使用してもよい。バンドパス
フイルタ４（たとえばコンデンサ４ａとコイル４
ｂの直列回路）により２次電流の低域と高域（た
とえば、20KHz以下100KHz以上の周波数）は、
カツトされ、前記商用周波の信号７とラジオ周波
の電流がカツトされ、第４図に示すようにバンド
パスフイルタの出力波形９となる。
不良になるとここで部分放電が発生し、この部分
放電信号が生ずる。部分放電の信号の電流は変流
器３の鉄心３ａの中に磁界を発生し、その磁界は
変流器３の２次側のリード線３ｂの中に２次電流
を発生させる。この２次電流は第３図に示すよう
に３相の不平衡電流とシース誘導電流とから成る
商用周波の信号７上にかさね合わせられた部分放
電の信号８とラジオ周波などの外部雑音（図示せ
ず）とから構成されている。この場合、鉄心３ａ
は必要に応じて接地線２を挿通するのに充分な開
口部を設けたものを使用してもよい。バンドパス
フイルタ４（たとえばコンデンサ４ａとコイル４
ｂの直列回路）により２次電流の低域と高域（た
とえば、20KHz以下100KHz以上の周波数）は、
カツトされ、前記商用周波の信号７とラジオ周波
の電流がカツトされ、第４図に示すようにバンド
パスフイルタの出力波形９となる。
次に部分放電信号と矩形パルス波との相関関数
を計算する相関器５について説明すれば商用電源
１１からの出力は正弦波・パルス変換１１′によ
り第５図の正弦波７から第６図の矩形パルス波１
０に変換され、第２図の相関器５の中ではこの矩
形パルス波１０の信号と前記バンドパスフイルタ
の出力との積がとられ、さらにその相関器５の中
で積の波形９′は平均値の波形９″となる。（たと
えば、公知のアンド回路と平滑回路によりなされ
る。） 次に部分放電の信号の動作を説明する。すなわ
ち、商用電源からの矩形パルス波の信号１０の出
力レベルは一定であると考えると、バンドパスフ
イルタ４からの出力９が大きくなり、異常表示器
６は電力ケーブルの絶縁が不良であるという警報
を発する。
を計算する相関器５について説明すれば商用電源
１１からの出力は正弦波・パルス変換１１′によ
り第５図の正弦波７から第６図の矩形パルス波１
０に変換され、第２図の相関器５の中ではこの矩
形パルス波１０の信号と前記バンドパスフイルタ
の出力との積がとられ、さらにその相関器５の中
で積の波形９′は平均値の波形９″となる。（たと
えば、公知のアンド回路と平滑回路によりなされ
る。） 次に部分放電の信号の動作を説明する。すなわ
ち、商用電源からの矩形パルス波の信号１０の出
力レベルは一定であると考えると、バンドパスフ
イルタ４からの出力９が大きくなり、異常表示器
６は電力ケーブルの絶縁が不良であるという警報
を発する。
以上説明したように、接地線２に鉄心３を介し
て変流器の２次側が結合され、この２次側にバン
ドパスフイルタ４を介して商用電源信号を矩形パ
ルス波に変換した信号とバンドパスフイルタの出
力との相関（相関関数）をとりその相関器の出力
信号を異常表示器に入力しているので、高い信号
対雑音比で、活線の電線の電力ケーブルの絶縁不
良を検出することができるという効果がある。
て変流器の２次側が結合され、この２次側にバン
ドパスフイルタ４を介して商用電源信号を矩形パ
ルス波に変換した信号とバンドパスフイルタの出
力との相関（相関関数）をとりその相関器の出力
信号を異常表示器に入力しているので、高い信号
対雑音比で、活線の電線の電力ケーブルの絶縁不
良を検出することができるという効果がある。
第１図は電力ケーブルと接地線との関係を示す
図、第２図は本発明の方法を説明する回路図、第
３，４，５，６，７図は部分放電信号と矩形パル
ス波との相関関数を計算する方法の一実施例の各
工程の波形を示す図である。 ２……接地線、３……変流器、４……バンドパ
スフイルタ、５……相関器、６……異常表示器、
１１′……正弦波矩形パルス波変換器。
図、第２図は本発明の方法を説明する回路図、第
３，４，５，６，７図は部分放電信号と矩形パル
ス波との相関関数を計算する方法の一実施例の各
工程の波形を示す図である。 ２……接地線、３……変流器、４……バンドパ
スフイルタ、５……相関器、６……異常表示器、
１１′……正弦波矩形パルス波変換器。
Claims (1)
- １ 変流器を介して取り出した電力ケーブルの接
地電流をバンドパスフイルタに導入し、得られる
信号を異常表示器に導くことによつて前記電力ケ
ーブルの絶縁不良点に発生する部分放電信号を検
出する電力ケーブルの部分放電検出方法におい
て、前記バンドパスフイルタと前記異常表示器と
の間に前記部分放電信号と矩形パルス波に変換さ
れた商用電源の信号との相関係数を計算する相関
器を接続することを特徴とする電力ケーブルの部
分放電検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56102999A JPS585677A (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 電力ケ−ブルの部分放電検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56102999A JPS585677A (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 電力ケ−ブルの部分放電検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS585677A JPS585677A (ja) | 1983-01-13 |
| JPH0252829B2 true JPH0252829B2 (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=14342375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56102999A Granted JPS585677A (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 電力ケ−ブルの部分放電検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585677A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2613435B2 (ja) * | 1988-05-25 | 1997-05-28 | 三菱電線工業株式会社 | 部分放電測定方法 |
| WO2005038475A1 (ja) * | 2003-10-22 | 2005-04-28 | Fujikura Ltd. | 絶縁劣化診断装置 |
| CN103344889B (zh) * | 2013-07-02 | 2015-08-05 | 华北电力大学 | 一种用电容跳线来测量电缆局部放电的方法 |
| JP6527419B2 (ja) * | 2015-07-31 | 2019-06-05 | 富士電機株式会社 | 電子デバイス |
-
1981
- 1981-07-01 JP JP56102999A patent/JPS585677A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS585677A (ja) | 1983-01-13 |
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