JPS5826387Y2 - 電気機器のコロナ検出装置 - Google Patents

電気機器のコロナ検出装置

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JPS5826387Y2
JPS5826387Y2 JP1978135943U JP13594378U JPS5826387Y2 JP S5826387 Y2 JPS5826387 Y2 JP S5826387Y2 JP 1978135943 U JP1978135943 U JP 1978135943U JP 13594378 U JP13594378 U JP 13594378U JP S5826387 Y2 JPS5826387 Y2 JP S5826387Y2
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JP
Japan
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corona
output
electrical equipment
circuit
detection
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JP1978135943U
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JPS5551775U (ja
Inventor
稔 熊田
光寛 佐藤
Original Assignee
株式会社明電舎
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高圧回転機や変圧器などの電気機器の運転中で
の巻線絶縁の部分放電(コロナ)連続監視を可能とする
電気機器のコロナ検出装置に関する。
一般に高圧回転機や変圧器などの電気機器巻線絶縁のコ
ロナ測定を電気機器の運転中に行なうのrc、tri、
通常のコロナ測定器を用いて電気機器外部からコロナ電
流を検出して行なわれでいる。
この場合のコロナ検出装置には、例えば第1図に示すよ
うにコロナ検出時に電気機器本体たとえば回転電機本体
1から外部へ取り出されている高圧ケーブル2と接地と
の間に結合コンデンサ3と検出抵抗4を接続して、この
検出抵抗4のコロナ電流による電圧降下をコロナ測定器
5へ入力し、コロナ測定検出を行なう場合コンデンサ法
がある。
なお第1図E&いて6ri接地線である。
しかし、このように高圧側に結合コンデンサ3を取付け
てコロナ測定する結合コンデンサ法では、高電圧に対す
る配線が必要で、大型、高価な結合コンデンサ3が必要
となり、オたこの結合コンデンサ3が短絡した時検出抵
抗4’に大電流が流れて回転電機本体1を焼損させる恐
れがある。
また第2図に示すように電気機器本体たとえば回転電機
本体1に接続された接地線6に検出器7を設け、検出器
7の出力をコロナ測定器5に入力し、接地線電流でコロ
ナ測定検出を行なう接地線電流法があるが、この方法に
よるものでは回転電機本体1の接地状態、接続される回
路条件等によって検出感度が左右される。
曾た第3図に示すように電気機器本体たとえば回転電機
本体1から取り出されている高圧ケーブル2に電流変成
器7あるいは計器用変圧器8を結合してコロナ1lff
l器5へ入力するものがあるが、このものでは比較的高
価な電流変成器7あるいは計器用変成器8を要し、これ
らの要素7あるいVi8自体からコロナが発生されるの
で、測定結果に誤差が含1れで感度が悪い。
さらに以上第1図〜第3図のいずれの方法による場合も
付近で発生する雑音の影響を受けやすい。
そこで本考案は電気機器巻線絶縁内で発生するコロナ放
電電流は周波数成分が数10MH2オーダ1で含むパル
ス電流で、巻線を伝搬する時、巻線周囲に電磁波を発散
していることに着目し、上述した従来の問題点を解決す
るために、電気機器の絶縁巻線付近に金属導体をコロナ
検出用アンテナとして配置してなる電気機器のコロナ検
出装置を提供しようとするもので、以下回転機に適用し
た場合の実施例を用いて説明する。
第4図〜第6図は夫々本考案による電気機器のコロナ検
出装置の各実施例を示す要部説明図であり、ここでば特
に電気機器として回転機の場合を例にとってコロナ検出
用アンテナの配置方法を示しである。
第4図では回転機枠内K>ける鉄心11の端部にコイル
エンド12に近づけてしかも鉄心11より浮かすか(あ
るいは絶縁して)コロナ検出用アンテナ線13を取付け
る方法を示し、第5図では回転機枠内111Ci−ける
鉄心11の溝内に嵌合された巻線14を押えている楔1
5の上にコロナ検出用アンテナ線16を接着して取付け
る方法を示し、第6図では回転機枠内ニ釦ける鉄心11
の溝内に嵌合された巻線14を押えている楔15の下に
アンテナ線16を埋込む方法を示してかり、本考案では
アンテナの配置方法としてはこれら第4図〜第6図の方
法などが有効である。
本考案ではこれら第4図〜第6図などのように回転機枠
内の巻線付近に金属導体をコロナ検出用アンテナ13.
16として配置し、このアンテナ13.16でコロナパ
ルス電流により発生する電磁波をとらえてアンテナ13
.16からの出力を第7図に示すようにリード線17を
介して検出回路18へ導き、ここで取り出された検出出
力をノ・イパスフィルタ19に適して常規電圧周波数分
を取り除き、さらにコロナ計数器20に入れてコロナ測
定を行なうもので、回転機の運転中にコロナ特性を連続
監視することができる。
第1図V?、、bいて、検出回路18とノ・イパスフィ
ルタ19とコロナ計数器201dコロナ測定器5を構成
する。
次Vlたとえばアンテナ線16で検出した出力にもとづ
いてコロナを測定する第7図のコロナ測定器5の詳細な
コロナ測定回路図を第8図に示す。
第8図vckいて、前述のコロナ測定器5ri交流(0
0v電源の整流器18aと増幅器18bからなる検出回
路18と、制御盤(図示せず)に取付けられ同軸ケーフ
ル21を介して検出回路18からの増幅された検出出力
を表示する表示部22とから構成される。
表示部22ri検出回路18の増幅器18bからの入力
のうち周波数の高域部分を通過させる・・イパスフィル
タ19とコロナ計数器20とからなる。
コロナ計数器20はバイパスフィルタ19の出力を増幅
するための増幅器20aと、この増幅器20aの出力を
極性反転させる増幅器20bと、増幅器20aと20b
の出力が供給されるオア回路20cと、とのオア回路2
0cの出力をレベル設定器20dの設定出力と比較し所
定レベル以上を取出すクランプ回路20eと、クランプ
回路20eの出力パルスを計数するカウンタ20fと、
カウンタ20fの出力をディシタルーアナログ変換(D
/A変換)するディジタル−アナログ変換器20gと、
このディジタル−アナログ変換器20gの出力が所定レ
ベル以上のとき出力を送出する比較器20hと、この比
較器20hの出力により点灯されるランプ20iと、デ
ィジタル−アナログ変換器20gの出力を記録する表示
計20jと、ディジタル−アナログ変換器20gの出力
が所定レベル以上のとき出力を送出する比較器20にと
、この比較i20にの出力により動作されて後続の停止
回路や警報回路(いずれも図示せず)を動作させろリレ
ー回路201と、交流1oovの電源から各回路素子へ
直流電圧を供給する整流器20mと、変圧器20nと、
変圧器20nの出力を波形整形し、カウンタ20fをリ
セットするためのリセット信号を送出するリセットハル
ス発生器200とからなる。
なト、ディジタル表示としたい場合には、カウンタ20
fの出力側にディジタル比較器20pを接続シ、このデ
ィジタル比較器20pの出力をディジタル比較器20q
[供給してやればよい。
ここでディジタル比較器20priたとえばある一定期
間にカウンタ20fからの出力合計(カウント数)が所
定値を越えたら、その1渣そのカウント数を送出しディ
ジタル表示計20qで表示する。
y’<ジタル表示とした場合にはこれらディジタル比較
器20p1デイジタル表示計20qは同じく制御盤(図
示せず)に取付けられ、コロナ計数器20を構成するも
のである。
以上第8図のコロナ測定器5の所定段の出力んB、C,
・・・、・・・Gは第9図に示しである。
上述したように本考案による電気機器のコロナ検出装置
は高圧回転機や変圧器などの電気機器の巻線付近にコロ
ナ検出用アンテナを配置してなるもので、きわめて簡単
な構成で、かつ安価である。
lた本考案を用いれば、電気機器の運転中にコロナパル
ス電流により発器する電磁波をコロナ検出用アンテナで
とらえ、該電気機器の巻線絶縁のコロナ特性を連続監視
することができると共に従来第1図〜第3図の各方法に
よる問題点を解決除去することができるなどその効果は
きわめて太きい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は夫々従来のコロナ検出装置の回路図、
第4図〜第6図は夫々本考案に係るアンテナの配置方法
の各実施例を示す説明図、第7図は本考案を適用してコ
ロナを測定する場合のブロック図、第8図は本考案に使
用のコロナ測定器のブロック図、第9図は第8図の各部
の出力波形図であって、図中5はコロナ測定器、11は
鉄心、12はコイルエンド、13.16はコロナ検出用
アンテナ、14ri巻線、15は楔、18&−j検出回
路、19はハイパスフィルタ、20はコロナ計数器を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転電気機器の回転機枠の鉄心端部あるいは鉄心溝内に
    取り付けたアンテナ線と、このアンテナ線の一端に検出
    器を介して接続されたバイパスフィルターと、このバイ
    パスフィルターの出力側ニ接続された絶対値変換用増幅
    器と、この増幅器の出力を一定レベルにてクランプする
    クランプ回路と、このクランプ回路に接続されクランプ
    回路よりの出力をカウントするカウント回路と、このカ
    ウント回路をリセットするリセット信号を発するリセッ
    トパルス発生器とを備えたことを特徴とする電気機器の
    コロナ検出装置。
JP1978135943U 1978-10-02 1978-10-02 電気機器のコロナ検出装置 Expired JPS5826387Y2 (ja)

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JPS5551775U JPS5551775U (ja) 1980-04-05
JPS5826387Y2 true JPS5826387Y2 (ja) 1983-06-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2543902B2 (ja) * 1987-08-12 1996-10-16 株式会社東芝 部分放電検出装置
US4949001A (en) * 1989-07-21 1990-08-14 Campbell Steven R Partial discharge detection method and apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4832360U (ja) * 1971-08-19 1973-04-19

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