JPH02176356A - 給湯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、給湯器のヒータ制御に関するものである。

従来の技術 従来、この種の給湯器は、第５図に示すように構成され
、タンクｌ内の水をヒータ３によって加熱し、給湯ロア
を開くことによって、タンク１下部の給水口１４からの
入り込む水によって内部の湯を押し上げて、給湯ロアか
ら湯を出湯するものであり、タンクｌ内に水が無い状態
でヒータ３への通電（以後、空炊きと称す）を防ぐため
に、タンク１内にタンク１と絶縁された正電ｉ１６を取
り付け、タンクｌを負電極とし、各電極１６および１間
に電圧をかけて、電流が流れた場合はタンクｌ内に水が
あるものとして、ヒータ３への通電を行い、電流が流れ
ない場合はヒータ３への通電を阻止して、空炊きを防ぐ
ものであった。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の方法においては、空炊きを防ぐた
めにタンクｌ内の水に電圧をかけるために、タンクｌ内
において、水の電気分解が行われ、その結果、タンク１
内に水素が発生する恐れがある０通常この種の給湯器は
、毎日頻繁に使用される場合が多く、タンクｌ内の湯が
出湯されるたびに、発生したわずかな水素も同時に外部
に排出されるために、常時使用する際には問題にならな
いものの、長期間、使用されずに放置されると、発生ず
る極わずかな水素も最悪の場合、爆発する量にまで貯る
危険性があるという課題がある。

Ｒ１１Ｉを解決するための手段 上記Ｒ１５を解決するために、本発明の給湯器は、給水
口に流量検知部を設け、前記流量検知部の流量信号を水
量に変換し、変換した水量を加算していく総積算水量部
の総加算水量が規定の水量を越えた場合にのみ、ヒータ
への通電を開始するものである。

作用 本発明は上記した構成によって、ヒータへの通電開始条
件を、流量検知部の流量信号を水量に変換して、タンク
内に水があることを判断し、水がある場合にのみヒータ
への通電を開始するために、ヒータの空炊きを未然に防
ぐとともに、安全性において課題となる水素の発生がな
いものとなっている。

実施例 以下、本発明の一実施例給湯器を添付図面に基づいて説
明する。

第２図は、本発明における一実施例の給湯器のシステム
構成図で、ｌはタンクで内部に水または湯を貯める。２
は流量検知部でタンク１に流れ込む水の流量を検出する
。３はヒータでタンク１内の水を加熱する。１４は給水
口、４は給水口止水せん、１５は排水口、５は排水口止
水せん、６はタンクｌ内の水が沸き上がる時に水が膨張
しタンクｌ内部の圧力があがった場合にその圧力を外部
に逃がす安全弁、７は給湯口である。

第１図は、本発明における一実施例の給湯器についての
ブロック図で、空炊き防止の制御を説明する。２はタン
クｌ内に流れ込む水を検出する流量検知部、９は前記流
量検知部２の流量信号をパルスに変換する水量変換部、
１０は前記水量変換部９のパルスの数を加算していく総
積算水量部、１１は前記タンク１の貯水容量によって適
当な水量を記憶しておく規定水量記憶部、１２は前記規
定水量記憶部１１の値と前記総積算水量部１０のカウン
ト値を比較して前記総積算水量部ｌＯの値の方が大きい
場合にヒータ３通電の信号を出力する比較部、１３は前
記比較部１２の信号によってヒータ３を通電する出力部
、３はヒータであり、制御部２６は総積算水量部１０、
規定水量記憶部１１、比較部１２から構成される。上記
の構成により、比較部１２はタンク１内に流れ込んだ水
量をもつ総積算水盪部１０の値が、タンクｌの貯水容量
に応じた規定水量部１１のもつ規定水量値を越えた場合
にのみヒータ３への通電開始を許可することにより、タ
ンクｌ内に水が無い状態でヒータ３に通電を行うことを
防止するものである。

第３図は本発明に於ける一実施例の給湯器の回路図で、
給湯器全体回路において、本発明に関係のある部分につ
いて記載したものである。タンク３内に流れ込む水は前
記流量検知部２に相当する流量センサ１６を通過するこ
とにより流量センサ１６がパルスを発生する０発生した
パルスは、前記水量変換部９に相当するトランジスタ１
９、トランジスタ１９の駆動用抵抗１８、プルアップ抵
抗２０によって所定のハイレベルとロウレベルのパレス
に整形される。整形されたパルスを前記制御部２Ｇに相
当するＲＡＭ−ＲＯＭ・演算部を有するいわゆるワンチ
ップマイコン（以下、マイコンと称する）１７がパルス
の数をカウントし、カウントしたパルス数とタンクｌの
貯水容量に応じた所定のパルス数と比較し、カウントし
たパルス数が、所定パルス数を越えた場合に前記出力部
１３に相当するトランジスタ２２にハイレベルの信号を
出力する。２１は前記トランジスタ２２の駆動用抵抗で
前記トランジスタ２２がＯＮすることによって、リレー
コイル２３ａを励磁し、リレー接点２３ｂをＯＮＬ、前
記ヒータ３に通電を行う、２４は前記リレーコイル２３
ａに発生する逆起電力吸収用ダイオード、２５は前記マ
イコン１７等に所定の直流電圧を供給する電源回路（内
部の詳細については本発明に関係ないので説明は省略す
る）、２７は交流電源である。

第４図は本発明の制御部２６にマイコン１７を使用した
場合のフローチャートであり、給湯器全体の制御の一部
である。まずＳｌにおいて前記流量センサ１６からのパ
ルスがあるかどうかを判断し、パルスが無い場合はＳｌ
をループする。パルスがあった場合はＳ２において総積
算水量に１を加算し、Ｓ３において、あらかじめ設定さ
れたタンク１の貯水容量に応じたパルス数である所定水
量と比較する。３３で比較した結果、総積算水量の方が
所定水量より少ない場合は、前記タンク１内に充分水が
入ってないものとして、前記ヒータ３をＯＦＦして、Ｓ
ｌに戻り以後Ｓ１から３３をループする。Ｓ３で比較し
た結果、総積算水量が所定水量を越えていればタンク１
内に充分水があると判断して、Ｓ４においてヒータをＯ
ＮＬ、で、以後Ｓ５においてタンク１内の湯温を一定温
度に保つ湯温制御を続ける。

発明の効果 以上の様に本発明の給湯器の制御装置によれば次の効果
が得られる。流量センサを用いてタンク内の水量を検出
する構成によりヒータの空炊きを防ぐために、従来の給
湯器において課題となっていた水素の発生を防ぎ安全性
の面において著しい効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す給湯器の制御装置のブ
ロック図、第２図は同実施例のシステム構成図、第３図
は同実施例の回路図、第４図は同実施例の制御にマイコ
ンを用いた場合のフローチャート、第５図は従来の給湯
器のシステム構成図である。 １・・・・・・タンク、２・・・・・・流量検知部、３
・・・・・・ヒータ、４・・・・・・給水口止水せん、
５・・・・・・排水口止水せん、７・・・・・・給湯口
、ｌＯ・・・・・・総積算水量部、１３・・・・・・出
力部、１４・・・・・・給水口、１５・・・・・・排水
口、２６・・・・・・制御部。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名／−−−タ
ンク 第　２　口 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タンク上部に給湯口、下部に給水口と排水口、このタン
   ク内の水を加熱するためのヒータと、このヒータへの通
   電を行う出力部と、前記給水口に流量検知部と、前記流
   量検知部の信号を水量に変換し加算していく総積算水量
   部とを有し、前記総積算水量部が規定の水量を越えた場
   合にのみ、前記ヒータへの通電を開始する制御部からな
   る給湯器。