JPH02176008A - 護岸壁の構築方法 - Google Patents

護岸壁の構築方法

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JPH02176008A
JPH02176008A JP33303088A JP33303088A JPH02176008A JP H02176008 A JPH02176008 A JP H02176008A JP 33303088 A JP33303088 A JP 33303088A JP 33303088 A JP33303088 A JP 33303088A JP H02176008 A JPH02176008 A JP H02176008A
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JP
Japan
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stones
holes
stacked
drilled
constructing
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JP33303088A
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English (en)
Inventor
Souichi Tamori
太盛 壯一
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DOUMON KENSETSU KK
Original Assignee
DOUMON KENSETSU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自然石を用いて護岸壁を構築する方法に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、護岸壁を構築する場合には、予め所定の形状に成
形されたコンクリートブロックを用意し、これを所定の
高さに積み重ねて適当にコンクリート、セメント等で接
合して護岸壁を構築することが行われていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のコンクリートブロックを使用する
護岸壁の構築方法においては、大量のセメント製品を使
用するので、護岸壁を構築した後も長期に渡ってコンク
リートからの溶出物が環境を汚染し、魚、貝、昆虫等が
住めなくなるという問題点があった。
また、通常は比較的小型のコンクリートブロックを使用
するので、耐用年数が短く、工費もかかるという問題点
があった。
本発明はこのような事情にルみてなされたもので、公害
源とならず、魚の住処ともなる護岸壁の構築方法を提供
することを目的とする。
C問題点を解決するための手段〕 上記目的に沿う請求の範囲第1項記載の護岸壁の構築方
法は、自然石を適当な大きさに切り出して積み石とし、
これを壁状に積み重ねて8覧岸壁を構築する方法であっ
て、上記積み石に孔を穿ち上下の積み石を棒状の連結部
材にて結合して構成されている。
また、上記目的に沿う請求の範囲第2項記載の護岸壁の
構築方法は、自然石を適当な大きさに切り出して積み石
とし、これを壁状に積み重ねて護岸壁を構築する方法で
あって、上記積み石に孔を穿ち内部に両端を固着された
チェーンを通して上下の積み石を少なくとも縦方向に結
合して構成されている。
そして、上記目的に沿う請求の範囲第3項記載の護岸壁
の構築方法は、請求の範囲第2項の護岸壁の構築方法に
おいて、夫々のチェーンは横方向にも直行するチェーン
によって連結して構成されている。
なお、上記孔には貫通する孔の他、途中で止める穴も含
むものであり、連結部材とはコンクリート、鉄筋コンク
リート、合成樹脂、鉄骨、内部にコンクリートあるいは
鉄筋を充填したパイプ、その他孔に嵌入することができ
て充分な強度を有する物をいう。
〔作用〕
請求の範囲第1項記載の護岸壁の構築方法においては、
自然石を適当な大きさに切った後、これに孔を穿ち上下
の積み石を棒状の連結部材によって連結している。従っ
て、夫々の積み石を強固に保持することができ、これに
よって強固な護岸壁を構築することが可能となる。
請求の範囲第2項記載の護岸壁の構築方法においては、
夫々の積み石をチェーン(鎖をいう)によって少なくと
も縦方向に結合している。従って、夫々の積み石が連結
されて強固な護岸壁となる請求の範囲第3項記載の護岸
壁の構築方法においては、更に縦方向に連結するチェー
ンを横方向に連結しているので、横方向にも積み石がず
れることがなく、更に強固な護岸壁となる。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化し
た実施例につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、第1図は請求の範囲第1項記載の護岸壁の構築
方法を具体化した実施例の断面図、第2図は第1図にお
ける矢視A−A平面図、第3図は他の構築方法による第
1図における矢視A−Aの平面図、第4図は各積み石を
連結する場合の連結方法を示す正面図、第5図は第4図
における矢視B−B平面図、第6図は請求の範囲第2項
及び第3項に示す護岸壁の構築方法を示す断面図、第7
図は同正面図、第8図は該方法を適用した防波堤護岸壁
の側断面図である。
第1図に示すように、請求の範囲第1項記載の発明の実
施例に係る護岸壁の構築方法は、所定の大きさに花崗岩
、安山岩、玄武岩等の自然石を切り出して、積み重ねが
可能な如く上下を略平面とした積み石10を製造する。
この積み石10の大きさは構築しようとする護岸壁の大
きさによっても変わるが、通常は50〜150cm、重
i50〜3000kg程度の物を使用する。
そして、川底11には護岸壁12の幅に合わせて溝13
を構築し、内部に基礎石14を所定個数配置する。そし
て、予め上記積み石10の所定の間隔で孔15.16(
孔径は例えば3〜70cm程度)が形成されているが、
咳孔15.16は予め所定の間隔で穿設しても良いが5
、所定の場所に積み重ねた後、積み石10にドリルでも
って所定の孔15.16を貫通して穿設する。
そして、この孔15.16に上部からコンクリートある
いは鉄筋コンクリートからなる棒状の連結部材17を入
れる。そして、該積み石10の背部には適当な大きさに
砕いた栗石(充填層)18を入れ、上記積み石10を上
部に向かって徐々に斜めに積み重ねることによって積み
石10の先部を露出し、孔開けを容易ならしめている。
なお、上記基礎石14は川底に溝13を設けて該溝13
にそのまま!!置であっても良いが、該溝13に嵌入し
た後、その隙間を適当にコンクリート13aで埋めて良
い、上記連結部材17及び該基礎石14を溝13に埋設
するのに多少のコンクリートを使用するが、少量である
からこれによって河川あるいは海が汚染されることは少
ない。
上記積み石10の積み重ね方法としては、第2図に示す
ように上方に略同−形状の石を積み重ねていく場合と、
第3図に示すように千鳥に積み石IOを積み重ねていく
方法があるが、第3図に示す方法の方が隣合う積み石1
0も連結部材17によって連結できるので強固な護岸壁
となる。なお、最上部材の積み石10aはやや大きな石
を使用し内部の栗石18が完全に見えないようにしてお
く、また、第1図に2点i]線で示すように該積み石1
0aに止め金具12aを取付け、必要によって基礎を築
いたアンカー12bにチェーン等で連結することを可能
であり、これによって更に強固な護岸壁を構築すること
ができし、場合によっては横方向にも孔を開けて連結部
材によって結合することも可能である。
なお、第4図、第5図に示すように、全体の積み石19
を垂直あるいはやや傾斜して配置し、上部から下部まで
孔20.21を貫通して穿設し、長い連結部材22を装
入することも可能である。
この場合には予め上記孔20.21を所定間隔で穿って
おくのが好ましい。
第5図においては連結部材22として内部に鉄筋23を
入れたものを使用したが、鉄骨あるいはパイプであって
も良い。
次に、第6図、第7図に示す護岸壁の構築方法について
説明すると、第6図に示すように、本工法においては、
構築しようとする斜面の上部と下部に上端に掛止部が設
けられたアンカー24.25を配置し、各積み石2Gに
孔27を穿ち、該アンカー24.25を連結する二本の
チェーン2日を該孔27に通し、各積み石26を連結し
ているこの場合、上部及び下部のアンカー24は岩盤に
固定するのが好ましいが、岩盤がない場合には適当に穴
を設けて大型の基礎石を配置し、該基礎石にアンカー止
めするのが好ましい。
第7図にはこの護岸壁を発展させた護岸壁を示すが、図
に示すように左右にコンクリートの縦壁29.30を構
築し、該縦壁29.30にアンカー31.32を配置し
、上記各チェーン28を積み石26の間の部分で横方向
にチェーン33でもって連結する。なお、ここで、これ
らの積み石26に横方向に孔を形成し、該孔内に連結部
材あるいはチェーンを通すことも可能である。これによ
ってチェーン28.33が平面状となって護岸壁32が
強固に構築されることになる。
第8図は海の護岸壁に本工法を適用した場合を示すが、
防波堤34の下部に多数の積み石35に穿設された孔を
通るチェーン36によって連結され、該チェーン36は
上部及び下部をアンカー止めされている。該工法によれ
ば殆どコンクリートを使用しないので、内部は魚、貝、
昆虫の住処となって資源を育てる魚礁を形成することが
できる、この実施例において基礎石37を使用している
が、海底が岩盤の場合には該岩盤にアンカーを立てるこ
とになる。
〔発明の効果〕
請求の範囲第1項、第2項、第3項記載の護岸壁の構築
方法は以上の説明からも明らかなように、全部の積み石
が連結棒あるいはチェーンによって連結されているので
、強固な護岸壁を形成することができる。
そして、コンクリート等のセメントの使用量が極めて少
ないので、コンクリートからの溶出物による環境汚染が
無くなり、魚、貝、藻、昆虫等が障害なく成育すること
ができる。
特許請求の範囲第1項記載の護岸壁の構築方法は、各積
み石を強固な連結部材によって連結しているので、強固
な護岸壁を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求の範囲第1項記載の護岸壁の構築方法を具
体化した実施例の断面図、第2図は第1図における矢視
A−A平面図、第3図は他の構築方法による第1図にお
ける矢視A−Aの平面図、第4図は各積み石を連結する
場合の連結方法を示す正面図、第5図は第4図における
矢視B−B平面図、第6図は請求の範囲第2項及び第3
項に示す護岸壁の構築方法を示す断面図、第7図は同正
面図、第8図は該方法を適用した防波堤護岸壁の側断面
図である。 〔符号の説明〕 10・−・・−・・積み石、11 ・−・・−・川底、
12〜・・・−・・護岸壁、13−・・〜・・−・溝、
14 ・・・・・−・・基礎石、15.16−・・−・
−・孔、17−・・−・・連結部材、18 ・・・・・
・・栗石、19 ・−・−・・−積み石、20.21−
・−・−・−孔、22 ・−・・・連結部材、23−・
−・−・・鉄筋、24.25−・・・・−・・アンカー
、26 ・−・・・・−積み石、27−・−・−・−孔
、28・−・−・−・チェーン、29.30−・・−・
・縦壁、31.32−・・−・アンカー、33・・・−
・・−・チェーン、34・・・・・・−・・防波堤、3
5−・−・・・・積み石、36−・−・・・・チェーン 代理人  弁理士  中部 富士男 第4図 第6図 q

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自然石を適当な大きさに切り出して積み石とし、
    これを壁状に積み重ねて護岸壁を構築する方法であって
    、上記積み石に孔を穿ち上下の積み石を棒状の連結部材
    にて結合してなる護岸壁の構築方法。
  2. (2)自然石を適当な大きさに切り出して積み石とし、
    これを壁状に積み重ねて護岸壁を構築する方法であって
    、上記積み石に孔を穿ち内部に両端を固着されたチェー
    ンを通して上下の積み石を少なくとも縦方向に結合して
    なる護岸壁の構築方法。
  3. (3)夫々のチェーンは横方向にも直行するチェーンに
    よって連結されてなる護岸壁の構築方法。
JP33303088A 1988-12-27 1988-12-27 護岸壁の構築方法 Pending JPH02176008A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0653629U (ja) * 1992-11-05 1994-07-22 株式会社宮田環境石材 護岸補強ブロック
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JP2011153441A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Nikken Kogaku Co Ltd 擁壁構造物、及びその製造方法、並びに穿孔機械
KR200469461Y1 (ko) * 2012-08-16 2013-10-17 김성찬 토사유실 방지 자연석 구조물

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