JPH0217589Y2 - - Google Patents

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JPH0217589Y2
JPH0217589Y2 JP9195283U JP9195283U JPH0217589Y2 JP H0217589 Y2 JPH0217589 Y2 JP H0217589Y2 JP 9195283 U JP9195283 U JP 9195283U JP 9195283 U JP9195283 U JP 9195283U JP H0217589 Y2 JPH0217589 Y2 JP H0217589Y2
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JP
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tank
water
storage tank
water storage
introduction tube
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JP9195283U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は乾燥機と共にランドリーとして使用し
うる貯水槽付洗濯機に関する。
(ロ) 従来技術 乾燥機を組込んだ場合、乾燥機で生じる凝縮水
を処理しなければならないが、従来は乾燥機から
直接排水するためにドレンホースを家屋の排水口
まで延設し、或いはドレンホースを洗濯機の外槽
に接続して洗濯機の排水口に連通させていた。後
者の場合はドレンホースを接続するために洗濯機
に導入筒を形成している。ただ、洗濯機に乾燥機
を組込むかどうかは一般需要家が決めることであ
るから、洗濯機単体の時には導入筒には別の蓋体
を施している。このように、別の蓋体を用意し且
つ製造工程で施すことにより、工程上のコストは
あがる。そこで、これを下げるために第5図で示
すように導入筒51の上端開口に蓋体52を予め
一体形成し、この蓋体52を必要に応じてカツタ
ー等の切削具53によつて切除することが考えら
れた。しかし、この例では切削具53を下向きに
当てて例えば円形に動かすので、切除面がきれい
にできず、ドレンホースを導入筒51内に挿入す
る場合には接続しにくく、再び切削具53によつ
て仕上げ作業を要する。尚、ドレンホースを導入
筒51の外側に嵌着する場合にはドレンホースの
材質を密着性の良いものとして漏水を防がなけれ
ばならない。また、切削具53を下向きにしてい
ると、蓋体52から外れ落ちることがあるので手
指を傷つけることがあり、安全ではない。
(ハ) 考案の目的 本考案は比較的きれいな凝縮水を再利用可能に
すること、ドレンホースとの接続を容易にするこ
と、蓋体の切除作業の安全性を高めることを目的
とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は貯水槽を覆う上面板に導入筒を設け、
ここに凝縮水を導入することにより凝縮水を貯水
槽内に入れ再利用を図る。そして、導入筒には蓋
体と、切削具を位置決め支持する縮径段部を一体
形成したので、蓋体を段部に合せて水平方向から
切除することにより一様な切除面を形成すること
ができ、内挿する場合にドレンホースとの接続を
容易にする。また、切削具が横向きに動き且つ段
部で支えられるので、外れ落ちることが少く、安
全性を高めることができる。
(ホ) 実施例 図面に基づいて説明すると、1は防振的に吊下
された外槽2内に脱水槽兼用の内槽3を配設した
全自動洗濯機である。4はモータ、5はパルセー
タ、6は排水口、7は排水ホース、8は排水弁で
ある。
9は洗濯機1の一側部に横付された上部開口状
の貯水槽で、ポンプ10及び弁11を付設した連
通ホース12により上記排水口6に接続してあ
る。そして、ポンプ10の働きにより、外(内)
槽2と貯水槽9間で洗剤液やすすぎ水を往来させ
て再利用を図るのである。
13は洗濯機1の外(内)槽2の上部と貯水槽
9の上部を同時に覆蓋する上面板で比較的柔軟な
合成樹脂から成り、夫々の上方には開口を形成す
ると共に、夫々の開口を蓋体14,15にて開閉
するようにしてある。
16は上面板13の貯水槽該当部分(特に後
方)に一体形成された円形の導入筒で、上端開口
に薄肉の蓋体17を一体形成すると共に、この蓋
体17の根本部分全周に縮径段部18を一体形成
している。
斯る貯水槽9付きの全自動洗濯機1には適宜乾
燥機19が取付台20を利用して取付けられる。
この実施例での乾燥機19は内部に除湿器21を
装着しており、その凝縮水を排出するドレンホー
ス22を外部に出している。
かくして、導入筒16の蓋体17はカツター等
の切削具23によつて切除される。この切除作業
を第3図に基づいて説明すると、まず切削具23
を水平にして縮径段部18に乗せ、且つ切込む。
切込んだ後に段部18に乗せて支持したまま水平
移動し、蓋体17の根本部分を全周に亘つて切除
してしまう。この結果、導入筒16の上端開口は
一様な円形と成り、切除面がきれいに仕上る。
そして、ドレンホース22を導入筒16の上端
開口内に挿着する。従つて、乾燥機19から出た
比較的きれいな凝縮水はドレンホース22及び導
入筒16を介して貯水槽9内に入れられ、再利用
が図られる。
第4図は導入筒16の他の実施例を示してお
り、縮径段部18の縮径度合を大きくすると共に
薄肉化し、切削具23が乗る面を広げて支持しや
すくし、外れ落ちをより確実に防いでいる。そし
て、切除後には縮径段部18の一部を上端開口に
フランジ24として残し、ドレンホース22を挿
着した時にホース外周との隙間を狭め、ホコリ、
ゴミ等が貯水槽9へ侵入するのを抑制する。
(ヘ) 考案の効果 本考案は乾燥機の凝縮水を再利用することによ
り実用的な洗濯機を提供できる。また、凝縮水を
貯水槽に導入する導入筒の蓋体をきれいに且つ安
全に切除できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による貯水槽付洗濯機の断面
図、第2図は要部側断面図、第3図は切除作業を
示すための要部の拡大断面図、第4図は他の実施
例の拡大断面図、第5図は従来例の拡大断面図で
ある。 2……外槽(洗濯槽)、9……貯水槽、13…
…上面板、16……導入筒、17……蓋体、18
……縮径段部、19……乾燥機、22……ドレン
ホース、23……切削具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯槽を内装した機枠の一側部に貯水槽を横付
    けし、洗濯槽と貯水槽間を弁、ポンプを介して連
    通し、洗剤液やすすぎ水を適宜再利用するものに
    於いて、上記洗濯槽及び貯水槽の上部に樹脂製の
    上面板を取付け、上記上面板の貯水槽該当部分
    に、乾燥機での凝縮水を貯水槽内に導入すること
    ができる導入筒を、一体に突出形成し、上記導入
    筒の上端開口には切除可能な蓋体と、切削具を位
    置決め支持する縮径段部を一体形成したことを特
    徴とする貯水槽付洗濯機。
JP9195283U 1983-06-14 1983-06-14 貯水槽付洗濯機 Granted JPS602491U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9195283U JPS602491U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 貯水槽付洗濯機

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JP9195283U JPS602491U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 貯水槽付洗濯機

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Publication Number Publication Date
JPS602491U JPS602491U (ja) 1985-01-10
JPH0217589Y2 true JPH0217589Y2 (ja) 1990-05-16

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ID=30222076

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JP9195283U Granted JPS602491U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 貯水槽付洗濯機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000153090A (ja) * 1998-11-24 2000-06-06 Nippon Kentetsu Co Ltd 洗濯機のバランサー構造

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JPS602491U (ja) 1985-01-10

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