JPS6221276Y2 - - Google Patents
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- JPS6221276Y2 JPS6221276Y2 JP1982116950U JP11695082U JPS6221276Y2 JP S6221276 Y2 JPS6221276 Y2 JP S6221276Y2 JP 1982116950 U JP1982116950 U JP 1982116950U JP 11695082 U JP11695082 U JP 11695082U JP S6221276 Y2 JPS6221276 Y2 JP S6221276Y2
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- finishing agent
- storage chamber
- centrifugal force
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Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、洗濯兼脱水槽の口縁にバランスリン
グを装着した脱水洗濯機に関し、予じめ貯えてい
た仕上剤を、希望するすすぎ時に自動的に供給で
きる仕上剤供給装置で、仕上剤が仕上剤供給装置
に設けた所定の供給口以外から希望するすすぎ時
以外に飛び出ないようにするものである。又使用
者がその使い方を問違えることのないようにする
ものである。
グを装着した脱水洗濯機に関し、予じめ貯えてい
た仕上剤を、希望するすすぎ時に自動的に供給で
きる仕上剤供給装置で、仕上剤が仕上剤供給装置
に設けた所定の供給口以外から希望するすすぎ時
以外に飛び出ないようにするものである。又使用
者がその使い方を問違えることのないようにする
ものである。
仕上剤を希望するすすぎ時に自動的に供給する
仕上剤供給装置として、脱水時の遠心力を利用し
て仕上剤を順次次の室へ移動させ、最終の室に設
けた供給口より洗濯兼脱水槽へ仕上剤を供給する
ようにしたものが考えられている。即ち仕上剤を
投入し、洗いやすすぎ時の遠心力が作用しない時
に仕上剤を貯えておく第1、第2の二つの貯留室
と、脱水時第1貯留室から遠心力により飛び出し
た仕上剤を一時的に貯え、遠心力がなくなると第
2貯留室へ仕上剤をその自重で移す第1遠心力保
持室と、遠心力により第2貯留室より飛び出した
仕上剤を一時的に貯え、遠心力がなくなるとその
中の仕上剤を洗濯兼脱水槽へ供給する第2遠心力
保持室とを有するものが、例えば特開昭56−
128196号公報や特開昭57−25899号公報で知られ
ている。
仕上剤供給装置として、脱水時の遠心力を利用し
て仕上剤を順次次の室へ移動させ、最終の室に設
けた供給口より洗濯兼脱水槽へ仕上剤を供給する
ようにしたものが考えられている。即ち仕上剤を
投入し、洗いやすすぎ時の遠心力が作用しない時
に仕上剤を貯えておく第1、第2の二つの貯留室
と、脱水時第1貯留室から遠心力により飛び出し
た仕上剤を一時的に貯え、遠心力がなくなると第
2貯留室へ仕上剤をその自重で移す第1遠心力保
持室と、遠心力により第2貯留室より飛び出した
仕上剤を一時的に貯え、遠心力がなくなるとその
中の仕上剤を洗濯兼脱水槽へ供給する第2遠心力
保持室とを有するものが、例えば特開昭56−
128196号公報や特開昭57−25899号公報で知られ
ている。
しかし特開昭56−128196号公報のものは、前記
二つの貯留室と二つの遠心力保持室が一つのケー
スにまとめられ、仕上剤が各室よりケース外へ不
用意に飛び出ないようにするために、ケースの上
面には天井板が形成されており、ケースの成型が
複雑でコストも高くなるものである。そこで特開
昭57−25899号公報では、二つの貯留室のみを一
つのケースにまとめ、二つの遠心力保持室はバラ
ンスリングに一体成型してコストが安くなるよう
にしているが、第1貯留室の上面が開放したまま
になつているので、この開放部から仕上剤が不用
意に脱水槽内へ飛び出す恐れがあつた。また特開
昭56−128196号公報のものも特開昭57−25899号
公報のものも、二つの投入口があつて各投入口よ
り各貯留室へ別々に仕上剤を投入できるようにな
つているので、使用者が仕上剤を入れる際投入口
を間違えやすく、そのために希望するすすぎ時に
仕上剤を供給できないということがあつた。
二つの貯留室と二つの遠心力保持室が一つのケー
スにまとめられ、仕上剤が各室よりケース外へ不
用意に飛び出ないようにするために、ケースの上
面には天井板が形成されており、ケースの成型が
複雑でコストも高くなるものである。そこで特開
昭57−25899号公報では、二つの貯留室のみを一
つのケースにまとめ、二つの遠心力保持室はバラ
ンスリングに一体成型してコストが安くなるよう
にしているが、第1貯留室の上面が開放したまま
になつているので、この開放部から仕上剤が不用
意に脱水槽内へ飛び出す恐れがあつた。また特開
昭56−128196号公報のものも特開昭57−25899号
公報のものも、二つの投入口があつて各投入口よ
り各貯留室へ別々に仕上剤を投入できるようにな
つているので、使用者が仕上剤を入れる際投入口
を間違えやすく、そのために希望するすすぎ時に
仕上剤を供給できないということがあつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、安
価な構成にて、仕上剤が不用意に飛び出ないよう
にすると共に、使用者が取扱い方を間違える恐れ
のないものを提供せんとするものである。
価な構成にて、仕上剤が不用意に飛び出ないよう
にすると共に、使用者が取扱い方を間違える恐れ
のないものを提供せんとするものである。
以下図面に基づき説明する。1は周壁に多数の
脱水孔2を有する洗濯兼脱水槽で、その底部中央
に回転翼3が配設され、その上端にバランスリン
グ4が装着されている。バランスリング4は、上
下二つの合成樹脂製環状凹溝体5,6の夫々の開
口周縁を溶着して成型され、このバランスリング
4内に適量のバランサーとして働らく液体7が封
入されている。前記脱水槽1は外槽8内に設けら
れ、外槽8の底部下面には、回転翼3や脱水槽1
を回転する駆動モーター9や軸受ケース10等が
装着され、かかる外槽8は機枠11上部より複数
の吊棒12にて弾性的に吊下されている。
脱水孔2を有する洗濯兼脱水槽で、その底部中央
に回転翼3が配設され、その上端にバランスリン
グ4が装着されている。バランスリング4は、上
下二つの合成樹脂製環状凹溝体5,6の夫々の開
口周縁を溶着して成型され、このバランスリング
4内に適量のバランサーとして働らく液体7が封
入されている。前記脱水槽1は外槽8内に設けら
れ、外槽8の底部下面には、回転翼3や脱水槽1
を回転する駆動モーター9や軸受ケース10等が
装着され、かかる外槽8は機枠11上部より複数
の吊棒12にて弾性的に吊下されている。
前記バランスリング4の内側面適所には、窪み
部13が形成され、この窪み部13内に仕上剤ケ
ース14が着脱自在に取付けられる。仕上剤ケー
ス14は、第3図や第7図から明らかな如く、上
面が開放された二つの貯留室即ち第1貯留室15
と第2貯留室16とに分割されており、その底面
の両端部を、窪み部13の両側面17,17の下
端より窪み部13内へ向けて一体に突設された受
台18,18上に載置し、仕上剤ケースの両側面
19,19に一体に設けた弾性爪20,20を、
窪み部13の両側面17,17に形成した垂直段
部21,21に弾性係合せしめることにより、仕
上剤ケース14を窪み部13内へ取付けている。
仕上剤ケース14の前記両貯留室15,16の間
には、指掛面22と指挿入用凹部23が形成され
ており、この凹部23と指掛面22を摘んで引つ
張ることにより、前記弾性爪20が垂直段部21
から外れて仕上剤ケース14を窪み部13より外
すことができる。
部13が形成され、この窪み部13内に仕上剤ケ
ース14が着脱自在に取付けられる。仕上剤ケー
ス14は、第3図や第7図から明らかな如く、上
面が開放された二つの貯留室即ち第1貯留室15
と第2貯留室16とに分割されており、その底面
の両端部を、窪み部13の両側面17,17の下
端より窪み部13内へ向けて一体に突設された受
台18,18上に載置し、仕上剤ケースの両側面
19,19に一体に設けた弾性爪20,20を、
窪み部13の両側面17,17に形成した垂直段
部21,21に弾性係合せしめることにより、仕
上剤ケース14を窪み部13内へ取付けている。
仕上剤ケース14の前記両貯留室15,16の間
には、指掛面22と指挿入用凹部23が形成され
ており、この凹部23と指掛面22を摘んで引つ
張ることにより、前記弾性爪20が垂直段部21
から外れて仕上剤ケース14を窪み部13より外
すことができる。
前記第1貯留室15の外側には、遠心力でこの
貯留室15の外側壁24上端を溢出した仕上剤を
一時的に貯えると共に、遠心力がなくなると仕上
剤をその自重で樋状の出口25から第2貯留室1
6へ移す第1遠心力保持室26が、バランスリン
グ4に一体に成型され、又第2貯留室16の外側
には、遠心力でこの貯留室16の外側壁27上端
を溢出した仕上剤を一時的に貯えると共に、遠心
力がなくなると仕上剤をその自重で供給口28よ
り供給路29を通して外槽8と脱水槽1間へ供給
する第2遠心力保持室30が、バランスリング4
に一体成型されている。前記第2貯留室16に
は、この中の仕上剤の波立ちを抑える抑止板31
が突設されている。
貯留室15の外側壁24上端を溢出した仕上剤を
一時的に貯えると共に、遠心力がなくなると仕上
剤をその自重で樋状の出口25から第2貯留室1
6へ移す第1遠心力保持室26が、バランスリン
グ4に一体に成型され、又第2貯留室16の外側
には、遠心力でこの貯留室16の外側壁27上端
を溢出した仕上剤を一時的に貯えると共に、遠心
力がなくなると仕上剤をその自重で供給口28よ
り供給路29を通して外槽8と脱水槽1間へ供給
する第2遠心力保持室30が、バランスリング4
に一体成型されている。前記第2貯留室16に
は、この中の仕上剤の波立ちを抑える抑止板31
が突設されている。
而して前記バランスリング4の上側環状凹溝体
5より一体に、窪み部13内へ取付けられた仕上
剤ケース14の各貯留室15,16の上面開放部
を覆うカバー32,33が突設され、これらカバ
ーのうち第1貯留室15を覆うカバー32には、
第1貯留室15へ仕上剤を投入する投入口34が
設けられている。
5より一体に、窪み部13内へ取付けられた仕上
剤ケース14の各貯留室15,16の上面開放部
を覆うカバー32,33が突設され、これらカバ
ーのうち第1貯留室15を覆うカバー32には、
第1貯留室15へ仕上剤を投入する投入口34が
設けられている。
第8図は本実施例におけるプログラムを示し、
「標準コース」と「節約コース」の二つの洗濯コ
ースを有する。
「標準コース」と「節約コース」の二つの洗濯コ
ースを有する。
そこで「標準コース」を行なう場合、仕上剤を
前記投入口34より第1貯留室15へ入れて予じ
めそこに貯えておく。そして洗い工程中仕上剤は
第1貯留室15にある。洗いが終わり排水をして
第1回目の脱水を行なうと、遠心力により第1貯
留室15内の仕上剤は、その外側壁24を乗り越
えて第1遠心力保持室26へ移り、脱水中は遠心
力でこの保持室26内に貯えられる。脱水が終わ
ると樋状出口25より仕上剤はその自重で第2貯
留室16へ移り、第1回目のすすぎ中はこの貯留
室16に貯えられる。このすすぎが終わり排水を
して第2回目の脱水工程に移ると、第2貯留室1
6内の仕上剤は遠心力でその外側壁27を乗り越
えて第2遠心力保持室30へ移り、脱水中遠心力
でこの保持室30に貯えられる。脱水が終わると
仕上剤は供給口28及び供給路29を通つて外槽
8と脱水槽1間に供給される。そして最終すすぎ
時、この両槽8,1間に供給された仕上剤は、給
水された水により薄められて脱水孔2より脱水槽
1内へ浸入して、衣類の仕上げに寄与する。
前記投入口34より第1貯留室15へ入れて予じ
めそこに貯えておく。そして洗い工程中仕上剤は
第1貯留室15にある。洗いが終わり排水をして
第1回目の脱水を行なうと、遠心力により第1貯
留室15内の仕上剤は、その外側壁24を乗り越
えて第1遠心力保持室26へ移り、脱水中は遠心
力でこの保持室26内に貯えられる。脱水が終わ
ると樋状出口25より仕上剤はその自重で第2貯
留室16へ移り、第1回目のすすぎ中はこの貯留
室16に貯えられる。このすすぎが終わり排水を
して第2回目の脱水工程に移ると、第2貯留室1
6内の仕上剤は遠心力でその外側壁27を乗り越
えて第2遠心力保持室30へ移り、脱水中遠心力
でこの保持室30に貯えられる。脱水が終わると
仕上剤は供給口28及び供給路29を通つて外槽
8と脱水槽1間に供給される。そして最終すすぎ
時、この両槽8,1間に供給された仕上剤は、給
水された水により薄められて脱水孔2より脱水槽
1内へ浸入して、衣類の仕上げに寄与する。
ここで各貯留室15,16より各遠心力保持室
26,30へ仕上剤が遠心力で移る際、各貯留室
15,16の上面開放部がカバー32,33で覆
われているので、この上面開放部より脱水槽1内
へ仕上剤が直接飛び出す恐れはなく、確実に各遠
心力保持室26,30へ移ることができる。又各
貯留室15,16の外側壁24,27が、各遠心
力保持室26,30の内側壁35,36より高く
なつているので、両側壁24,35及び27,3
6間から仕上剤が洩れ出にくくなる。
26,30へ仕上剤が遠心力で移る際、各貯留室
15,16の上面開放部がカバー32,33で覆
われているので、この上面開放部より脱水槽1内
へ仕上剤が直接飛び出す恐れはなく、確実に各遠
心力保持室26,30へ移ることができる。又各
貯留室15,16の外側壁24,27が、各遠心
力保持室26,30の内側壁35,36より高く
なつているので、両側壁24,35及び27,3
6間から仕上剤が洩れ出にくくなる。
次に「節約コース」では、「標準コース」の第
1回目のすすぎ工程を洗い工程として利用してお
り、最終すすぎ工程までに1回の脱水工程しかな
いので、仕上剤ケース14を窪み部13より取り
出して初めから第2貯留室16へ仕上剤を入れて
おく。そうすれば「節約コース」の場合でも、最
終すすぎ工程の前に仕上剤を外槽8と脱水槽1間
へ供給することができる。
1回目のすすぎ工程を洗い工程として利用してお
り、最終すすぎ工程までに1回の脱水工程しかな
いので、仕上剤ケース14を窪み部13より取り
出して初めから第2貯留室16へ仕上剤を入れて
おく。そうすれば「節約コース」の場合でも、最
終すすぎ工程の前に仕上剤を外槽8と脱水槽1間
へ供給することができる。
ここで前記第2貯留室16は第1遠心力保持室
26から、自重で落ちてくる仕上剤を受けなけれ
ばならないので、その部分(樋状出口25の下
方)の側壁37の高さを低くしなければならず、
そのため洗濯やすすぎ時の脱水槽1の振動によ
り、第2貯留室16にある仕上剤が側壁37を乗
り越えて脱水槽1内へこぼれ出ることが考えられ
る。しかしながら前記抑止板31により、第2貯
留室16内の仕上剤の波立ちを防止しており、側
壁37上端より仕上剤がこぼれ出るようなことは
ない。この抑止板31の代りに第2貯留室16の
底面より複数のピンを突設したり、第2貯留室内
に連続気泡の発泡体等を入れてもよい。
26から、自重で落ちてくる仕上剤を受けなけれ
ばならないので、その部分(樋状出口25の下
方)の側壁37の高さを低くしなければならず、
そのため洗濯やすすぎ時の脱水槽1の振動によ
り、第2貯留室16にある仕上剤が側壁37を乗
り越えて脱水槽1内へこぼれ出ることが考えられ
る。しかしながら前記抑止板31により、第2貯
留室16内の仕上剤の波立ちを防止しており、側
壁37上端より仕上剤がこぼれ出るようなことは
ない。この抑止板31の代りに第2貯留室16の
底面より複数のピンを突設したり、第2貯留室内
に連続気泡の発泡体等を入れてもよい。
又前記貯留室15,16の外側壁24,27の
高さはなるべく高い方が望ましい。なぜなら、脱
水時同期回転に入る前に異常振動で運転が停止す
るような場合もう一度脱水をやり直さなければな
らないが、外側壁24,27の高さが低いと、同
期回転に到達しないのに仕上剤がこれら外側壁2
4,27を乗り越えてしまい、もう一度脱水を行
なう関係上希望するすすぎ時に仕上剤を供給でき
なくなるからである。そこでもし両貯留室15,
16をバランスリング4に一体成型したとする
と、両室15,16の外側壁24,27をバラン
スリング4の上下環状凹溝体5,6の溶着面38
より高くすることが困難である。(なぜなら両凹
溝体5,6を溶着する場合、一方からのリブや壁
等が溶着面を越えると、熱板にこれを逃がす孔や
段差をつける必要があり、単なる平板状の熱板に
対し熱分布が不均一になり、溶着不良を発生しや
すいから)しかしながら本考案の如く両貯留室
5,6をバランスリング4とは別体の仕上剤ケー
ス14にまとめることにより、前記外側壁24,
27の高さを溶着面38に関係なくできるだけ高
くすることができる。
高さはなるべく高い方が望ましい。なぜなら、脱
水時同期回転に入る前に異常振動で運転が停止す
るような場合もう一度脱水をやり直さなければな
らないが、外側壁24,27の高さが低いと、同
期回転に到達しないのに仕上剤がこれら外側壁2
4,27を乗り越えてしまい、もう一度脱水を行
なう関係上希望するすすぎ時に仕上剤を供給でき
なくなるからである。そこでもし両貯留室15,
16をバランスリング4に一体成型したとする
と、両室15,16の外側壁24,27をバラン
スリング4の上下環状凹溝体5,6の溶着面38
より高くすることが困難である。(なぜなら両凹
溝体5,6を溶着する場合、一方からのリブや壁
等が溶着面を越えると、熱板にこれを逃がす孔や
段差をつける必要があり、単なる平板状の熱板に
対し熱分布が不均一になり、溶着不良を発生しや
すいから)しかしながら本考案の如く両貯留室
5,6をバランスリング4とは別体の仕上剤ケー
ス14にまとめることにより、前記外側壁24,
27の高さを溶着面38に関係なくできるだけ高
くすることができる。
以上の如く本考案によれば、第1貯留室15と
第2貯留室16はその上面が開放しているので成
型が簡単で安価にでき、且つ上面が開放している
にもかかわらず、バランスリングより一体に設け
たカバー32,33によつて、仕上剤が脱水時両
貯留室の外側壁24,27を乗り越える際に、上
面開放部より脱水槽内へ不用意に飛び出すような
ことがなく、希望するすすぎ時のみ仕上剤を確実
に供給させることができる。又前記カバー32,
33のうち第1貯留室15を覆うカバー32のみ
投入口34を設けていて、第2貯留室16へは通
常カバー33により仕上剤を投入できないように
なつており、第2貯留室へ投入する場合は、仕上
剤ケースを取り外さなければならないので、使用
頻度の高い「標準コース」の場合に仕上剤を間違
つて第2貯留室へ投入する恐れがなく、使い勝手
の大変良いものとなる。
第2貯留室16はその上面が開放しているので成
型が簡単で安価にでき、且つ上面が開放している
にもかかわらず、バランスリングより一体に設け
たカバー32,33によつて、仕上剤が脱水時両
貯留室の外側壁24,27を乗り越える際に、上
面開放部より脱水槽内へ不用意に飛び出すような
ことがなく、希望するすすぎ時のみ仕上剤を確実
に供給させることができる。又前記カバー32,
33のうち第1貯留室15を覆うカバー32のみ
投入口34を設けていて、第2貯留室16へは通
常カバー33により仕上剤を投入できないように
なつており、第2貯留室へ投入する場合は、仕上
剤ケースを取り外さなければならないので、使用
頻度の高い「標準コース」の場合に仕上剤を間違
つて第2貯留室へ投入する恐れがなく、使い勝手
の大変良いものとなる。
図面は本考案を示し、第1図は脱水洗濯機の全
体の縦断面図、第2図は脱水洗濯機の仕上剤供給
装置が装着された部分の斜視図、第3図は第2図
−線に基づく断面図、第4図乃至第6図は
夫々第3図の−線、−線及び−線に
基づく断面図、第7図は要部分解斜視図、第8図
はプログラム図である。 1……洗濯兼脱水槽、4……バランスリング、
13……窪み部、15……第1貯留室、16……
第2貯留室、14……仕上剤ケース、24……第
1貯留室の外側壁、26……第1遠心力保持室、
27……第2貯留室の外側壁、30……第2遠心
力保持室、32,33……カバー、34……投入
口、5,6……上下の環状凹溝体。
体の縦断面図、第2図は脱水洗濯機の仕上剤供給
装置が装着された部分の斜視図、第3図は第2図
−線に基づく断面図、第4図乃至第6図は
夫々第3図の−線、−線及び−線に
基づく断面図、第7図は要部分解斜視図、第8図
はプログラム図である。 1……洗濯兼脱水槽、4……バランスリング、
13……窪み部、15……第1貯留室、16……
第2貯留室、14……仕上剤ケース、24……第
1貯留室の外側壁、26……第1遠心力保持室、
27……第2貯留室の外側壁、30……第2遠心
力保持室、32,33……カバー、34……投入
口、5,6……上下の環状凹溝体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 洗濯兼脱水槽の口縁に装着したバランスリン
グの内側面に窪み部を形成し、該窪み部内に、
仕上剤を投入し洗いやすすぎ時に貯えておく上
面が開放した第1、第2の二つの貯留室を有す
る仕上剤ケースを着脱自在に取付け、前記バラ
ンスリングに一体に、脱水時遠心力により前記
第1貯留室の外側壁上端を溢出した仕上剤を受
けて一時的に貯え且つ遠心力がなくなると前記
第2貯留室へ仕上剤を移す第1遠心力保持室
と、遠心力により前記第2貯留室の外側壁上端
を溢出した仕上剤を受けて一時的に貯え且つ遠
心力がなくなると前記脱水槽へ仕上剤を供給す
る第2遠心力保持室を形成し、前記バランスリ
ングに一体に、前記両貯留室の上面開放部を覆
うカバーを設け、前記第1貯留室の上面を覆う
カバーにのみ、仕上剤を第1貯留室へ入れる投
入口を設けてなる脱水洗濯機の仕上剤供給装
置。 前記バランスリングは、上下二つの環状凹溝
体の夫々の開口周縁を溶着して形成し、前記カ
バーは上側の前記環状凹溝体に一体成型し、前
記両貯留室の外側壁の高さを、前記両環状凹溝
体の溶着面より高くしてなる実用新案登録請求
の範囲第1項記載の脱水洗濯機の仕上剤供給装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11695082U JPS5919084U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 脱水洗濯機の仕上剤供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11695082U JPS5919084U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 脱水洗濯機の仕上剤供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919084U JPS5919084U (ja) | 1984-02-04 |
JPS6221276Y2 true JPS6221276Y2 (ja) | 1987-05-29 |
Family
ID=30269399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11695082U Granted JPS5919084U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 脱水洗濯機の仕上剤供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919084U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH082317Y2 (ja) * | 1989-11-24 | 1996-01-24 | 株式会社大林組 | 壁パネル取付け装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56128196A (en) * | 1980-03-13 | 1981-10-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Automatic charger for finishing agent, etc.in washing machine doubling as hydroextracting |
JPS56161095A (en) * | 1980-05-16 | 1981-12-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Washing machine doubling as hydroextracting |
JPS573686A (en) * | 1980-06-10 | 1982-01-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Automatic charger for soft finishing agent, etc. of one tank type centrifugal hydroextracting washing machine |
JPS5725899A (en) * | 1980-07-25 | 1982-02-10 | Tokyo Shibaura Electric Co | Washing machine doubling as dehydration |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP11695082U patent/JPS5919084U/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56128196A (en) * | 1980-03-13 | 1981-10-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Automatic charger for finishing agent, etc.in washing machine doubling as hydroextracting |
JPS56161095A (en) * | 1980-05-16 | 1981-12-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Washing machine doubling as hydroextracting |
JPS573686A (en) * | 1980-06-10 | 1982-01-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Automatic charger for soft finishing agent, etc. of one tank type centrifugal hydroextracting washing machine |
JPS5725899A (en) * | 1980-07-25 | 1982-02-10 | Tokyo Shibaura Electric Co | Washing machine doubling as dehydration |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5919084U (ja) | 1984-02-04 |
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