JPH02175753A - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

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JPH02175753A
JPH02175753A JP27017588A JP27017588A JPH02175753A JP H02175753 A JPH02175753 A JP H02175753A JP 27017588 A JP27017588 A JP 27017588A JP 27017588 A JP27017588 A JP 27017588A JP H02175753 A JPH02175753 A JP H02175753A
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JP
Japan
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group
component
groups
silanol
polyoxytetramethylene glycol
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Application number
JP27017588A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Hashimoto
和昌 橋本
Masayoshi Imanaka
正能 今中
Hiroshi Ando
寛 安藤
Kazuya Yonezawa
米沢 和弥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、硬化性樹脂組成物、更に詳しくは深部硬化性
に優れ、しかも硬化物に優れた耐候性、耐熱性等を賦与
し得る硬化性樹脂組成物に関する。
従来の技術及びその問題点 従来、室温硬化性樹脂組成物としては、各種のものが開
発されているが、深部硬化性に優れ、しかも硬化物に優
れた耐候性、耐熱性等を賦与し得る硬化性樹脂組成物は
殆んど開発されていない。
問題点を解決するための手段 本発明の目的は、深部硬化性に優れ、しかも硬化物に優
れた耐候性、耐熱性等を賦与し得る硬化性樹脂組成物を
提供することにある。
即ち、本発明は、 (A)珪素原子に結合した水酸基又は加水分解性基を有
し、シロキサン結合を形成することにより架橋し得る珪
素原子含有基(以下「反応性珪素基」という)を少なく
とも1個有するポリオキシテトラメチレングリコール系
重合体、(B)シラノール基を2個以上有するシリコン
化合物、及び (C)シラノール縮合触媒 を含有してなる硬化性樹脂組成物に係る。
本発明において、(A)成分は反応性珪素基を少なくと
も1個有するポリオキシテトラメチレングリコール系重
合体である。
ここで反応性珪素基としては、特に限定されるものでは
ないが、代表的なものを示すと、例えば一般式(1) 〔式中、R1及びR2は、いずれも炭素数1〜20のア
ルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜2
0のアラルキル基又は(R’ ) 3 S io −(
R’は炭素数1〜20の1価の炭化水素基であり、3個
のR′は同一であってもよ(、異なっていてもよい)で
示されるトリオルガノシロキシ基を示し、R1又はR2
が2個以上存在するとき、それらは同一であってもよく
、異なっていてもよい。Xは水酸基又は加水分解性基を
示し、Xが2個以上存在するとき、それらは同一であっ
てもよく、異なっていてもよい。aは0,1.2又は3
を、bは0.1又は2をそれぞれ示す。またm個の5L
−0− b におけるbは同一である必要はない。mは0又は1〜1
9の整数を示す。但し、a+(bの和)≧1を満足する
ものとする。〕で表わされる基が挙げられる。
上記Xで示される加水分解性基としては、特に限定され
ず、従来公知の加水分解性基が包含され、具体的には、
例えば水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル
オキシ基、ケトキシメート基、アミノ基、アミド基、酸
アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基、アルケニル
オキシ基等が挙げられる。これらのうちでは、水素原子
、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、
アミノ基、アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基及
びアルケニルオキシ基が好ましく、加水分解性がマイル
ドで取扱い易いという観点から、アルコキシ基が特に好
ましい。
該加水分解性基や水酸基は1個の珪素原子に1〜3個の
範囲で結合することができ、(a+bの和)・は1〜5
の範囲が好ましい。加水分解性基や水酸基が反応性珪素
基中に2個以上結合する場合には、それらは同一であっ
てもよく、異なっていてもよい。
前記反応性珪素基を形成する珪素原子は1個でもよく、
2個以上であってもよいが、シロキサン結合等により連
結された珪素原子の場合には、20個程度まであっても
よい。特に一般式(2)%式% 〔式中、R2、X及びaは前記と同じ〕で表わされる反
応性珪素基が入手容易性の点から好ましい。
また、上記一般式(1)におけるR+及びR2の具体例
としては、例えばメチル基、エチル基等のアルキル基、
シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基等
のアリール基、ベンジル基等のアラルキル基や、R′が
メチル基、フェニル基等である(R’)3SiO−で示
されるトリオルガノシロキシ基等が挙げられる。これら
の中ではメチル基が特に好ましい。
反応性珪素基はポリオキシテトラメチレングリコール系
重合体1分子中に少な(とも1個、好ましくは1.1〜
5個存在するのがよい。分子中に含まれる反応性珪素基
の数が1個未満になると、硬化性が不充分になり、良好
なゴム弾性挙動を発現し難くなる。
反応性珪素基はポリオキシテトラメチレングリコール系
重合体分子鎖の末端に存在してもよく、内部に存在して
もよく、或いは両方に存在してもよい。特に反応性珪素
基が分子鎖末端に存在する場合には、最終的に形成され
る硬化物に含まれるポリオキシテトラメチレングリコー
ル系重合体成分の有効網目鎖曾が多くなるため、高強度
で高伸び(低弾性率)のゴム状硬化物が得られ易くなる
等の点から好ましい。
本発明において(A)成分として用いられる反応性珪素
基を有するポリオキシテトラメチレングリコール系重合
体の骨格をなす重合体は、例えばテトラヒドロフランの
カチオン開環重合等の方法に従い、容易に製造される。
重合体の数平均分子量は、500〜30000程度であ
るのが好ましく、1000〜15000程度であるのが
特に好ましい。
上記重合体への反応性珪素基の導入は、公知の方法で行
なえばよく、例えば末端又は主鎖中に水酸基等の官能基
を有するポリオキシテトラメチレングリコール系重合体
に、上記官能基に対して反応性を示す活性基及び不飽和
基を有する有機化合物を反応させ、次いで得られる反応
生成物に加水分解性基を有するヒドロシランを作用させ
てヒドロシリル化すればよい。
本発明においては、(A)成分として用いられる上記反
応性珪素基を有するポリオキシテトラメチレングリコー
ル系重合体は、1種単独で使用してもよいし、2種以上
併用してもよい。
本発明に用いられる(B)成分であるシリコン化合物は
、(A)成分である反応性珪素基含有ポリオキシテトラ
メチレングリコール系重合体の架橋剤として作用し、網
状構造を形成するために、珪素原子に結合した水酸基の
数が1分子中に2個以上存在していることが必要である
。斯かるポリシロキサンは、通常市販されているものを
広く使用できるが、特に上記(A)成分と相溶性のある
ものとすれば、より安定した性能をもつ硬化物を得るこ
とができるので、比較的低分子量のもの、即ち1分子中
の珪素原子の数が50以下のものを使用するのが望まし
い。このようなシリコン化合物を具体的に示せば下記の
通りである。
(c+d=1〜50) ph Me Me 〔上記各式において、Meはメチル基、phはフェニル
基であり、以下の実施例においても同じである。〕 本発明では、斯かるシリコン化合物の中でもポリシロキ
サンが特に好適である。
上記(A)成分と(B)成分との配合割合としては、特
に限定されず広い範囲内で適宜選択することができるが
、通常(A)成分の水酸基又は加水分解性基1個に対し
、(B)成分のケイ素原子に結合する水酸基の数が0.
1〜8個程度、好ましくは0.3〜4個程度になるよう
な割合とするのがよい。(A)成分に対する(B)成分
の配合量が少な過ぎると、深部硬化性の点で不充分な樹
脂組成物が得られるに止まると共に、得られる硬化物も
耐候性や耐熱性に乏しくなるので、好ましくない。−方
、(A)成分に対する(B)成分の配合量が多過ぎると
、硬化物の引張特性が低下するので、好ましくない。
本発明の(C)成分であるシラノール縮合触媒としては
、従来公知のものを広く使用できる。その具体例として
は、例えばテトラブチルチタネート、テトラプロピルチ
タネート等のチタン酸エステル類;ジブチルスズジラウ
レート、ジブチルスズマレエート、ジブチルスズジアセ
テート、オクチル酸スズ、ナフテン酸スズ等のスズカル
ボン酸塩類;ジブチルスズオキサイドとフタル酸エステ
ルとの反応物;ジブチルスズジアセチルアセトーート;
アルミニウムトリスアセチルアセトナート、アルミニウ
ムトリスエチルアセトアセテート、ジイソプロポキシア
ルミニウムエチルアセトアセテート等の有機アルミニウ
ム化合物類;ジルコニウムテトラアセチルアセトナート
、チタンテトラアセチルアセトナート等のキレート化合
物類;オクチル酸鉛;ブチルアミン、オクチルアミン、
ジブチルアミン、モノエタノールアミン、ジェタノール
アミン、トリエタノールアミン、ジエチレントリアミン
、トリエチレンテトラミン、オレイルアミン、シクロヘ
キシルアミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノプロビ
ルアミン、キシリレンジアミン、トリエチレンジアミン
、グアニジン、ジフェニルグアニジン、2,4.6−ト
リス(ジメチルアミノメチル)フェノール、モルホリン
、N−メチルモルホリン、2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール、1.8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウン
デセン−7(DBU)等のアミン系化合物、或いはこれ
らのカルボン酸等との塩;過剰のポリアミンと多塩基酸
とから得られる低分子量ポリアミド樹脂;過剰のポリア
ミンとエポキシ化合物との反応生成物;γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)ア
ミノプロピルメチルジメトキシシラン等のアミノ基を有
するシランカップリング剤、更には他の酸性触媒、塩基
性触媒等の公知のシラノール縮合触媒等が挙げられる。
これらの触媒は単独で使用してもよく、2種以上併用し
てもよい。硬化触媒を用いる場合、その配合量は、(A
)成分100重量部(以下単に「部」と記す)当り、通
常0.1〜20部程度、好ましくは1〜10部程度がよ
い。(A)成分に対する(C)成分の配合量が少な過ぎ
ると、硬化速度が遅くなり、また硬化反応が充分に進行
し難くなるので、好ましくない。一方、(A)成分に対
する(C)成分の配合量が多過ぎると、硬化時に局部的
な発熱や発泡が生じ、良好な硬化物が得られ難くなるの
で、好ましくない。
本発明の組成物には、更に必要に応じて接着性改良剤、
物性調整剤、保存安定性改良剤、可塑剤、充填剤、硫黄
系老化防止剤等の老化防止剤、紫外線吸収剤、金属不活
性化剤、オゾン劣化防止剤、光安定剤、アミン系ラジカ
ル連鎖禁止剤、リン系過酸化物分解剤、滑剤、顔料、発
泡剤等の各種添加剤を適宜添加できる。
発明の効果 本発明の硬化性樹脂組成物は、深部硬化性に優れ、しか
も硬化物に優れた耐候性、耐熱性等を賦与し得るもので
ある。
実施例 本発明をより一層明らかにするために、以下に実施例を
掲げる。
実施例1〜2 で示される分子量が約2000である末端にシリル基を
有するポリオキシテトラメチレングリコール系重合体1
00部に、平均分子式が で示されるシラノール末端ハイドロシロキサンを、実施
例1では80部、実施例2では90部添加し、これにオ
クチル酸スズ3部及びラウリルアミン0.75部を添加
し、撹拌し、5cm角の立方体サンプルを作成した。サ
ンプルの中心部のべとつきがなくなった時点を硬化時間
とした。また厚さ3mmの硬化物を作成し、この硬化物
の引張特性、耐候性及び耐熱性を調べた。その結果を下
記第1表に示す。
比較例1 上記実施例と同一の重合体100部に、オクチル酸スズ
3部及びラウリルアミン0.75部を添。
加し、以下上記実施例と同様にして硬化時間、並びに硬
化物の機械特性、耐候性及び耐熱性を調べた。その結果
を下記第1表に併せて示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)珪素原子に結合した水酸基又は加水分解性
    基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋し
    得る珪素原子含有基を少なくとも1個有するポリオキシ
    テトラメチレングリコール系重合体、 (B)シラノール基を2個以上有するシリコン化合物、
    及び (C)シラノール縮合触媒 を含有してなる硬化性樹脂組成物。
JP27017588A 1988-09-07 1988-10-26 硬化性樹脂組成物 Pending JPH02175753A (ja)

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JP27017588A JPH02175753A (ja) 1988-09-07 1988-10-26 硬化性樹脂組成物

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JP22515788 1988-09-07
JP63-225157 1988-09-07
JP27017588A JPH02175753A (ja) 1988-09-07 1988-10-26 硬化性樹脂組成物

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JPH02175753A true JPH02175753A (ja) 1990-07-09

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JP27017588A Pending JPH02175753A (ja) 1988-09-07 1988-10-26 硬化性樹脂組成物

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JP (1) JPH02175753A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007270010A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Aica Kogyo Co Ltd シリコーン樹脂系組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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