JPH02175434A

JPH02175434A - 燃料タンクへの燃料注入装置

Info

Publication number: JPH02175434A
Application number: JP33188188A
Authority: JP
Inventors: Hiroyasu Hirata; 平田　博保
Original assignee: Daihatsu Motor Co Ltd
Current assignee: Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date: 1988-12-28
Filing date: 1988-12-28
Publication date: 1990-07-06
Also published as: JPH0529565B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は１例えば、自動車に搭載される燃料タンクへ
の燃料注入装置に関する。

（従来の技術）燃料タンクにはこの燃料タンク内へ燃料を注入するため
の燃料注入管が設けられており、また、この燃料注入管
を通しての燃料の注入が円滑になされるようにするため
に、燃料タンク内の気体を燃料注入管内に排出させるブ
リーザ管を設けたものがある。

ところで、上記構成において、燃料注入管を通して燃料
を注入しようとする場合、この燃料注入管内に注入され
て流下する燃料と、この注入に伴って燃料タンク内から
ブリーザ管を通し燃料注入管内に押し出されて上昇する
気体とが燃料注入管内で干渉し合い、燃料の流下が阻害
されるおそれがある。

そこで、このような干渉を避けるために、燃料注入管内
を流下する燃料の通路と、ブリーザ管を通し燃料注入管
内に押し出されて」−Ｈする気体の通路とを同上燃料注
入管内で仕切る仕切板を設けたものがある（例えば、実
開昭６２−４４２８号公１）。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、限られた大きさの燃料注入管において上記のよ
うに仕切板を設けると、燃料注入管内にｉ３＆−Ｊる燃
料の実質的な通路が狭くなり、このため、この構成も、
燃料を円滑に注入しようとする−にで、必ずしも満足で
きるものではない。

そこで、燃料注入管側のブリーザ管端をこの燃？’ｌ　
；ｆ入管の」一端たる燃料注入口の近くに連結すること
が考えられる。即ち、このようにすれば、このブリーザ
管端から燃料注入管内に押し出されてくる気体と干渉し
合わないところに燃料を注入さセることができるため、
前記した仕切）ルを不要としで、学事・１の注入を円滑
に行うことができる。

しかし、この場合には、次のような不都合を生じる。即
ち、ブリーザ管は他機との接触を避けるため、その中途
部を−Ｈ下方に向って折り曲げることがある。すると、
この折曲部には燃事１が溜り局くなることから、燃料の
注入時には、この折曲１■に溜っている燃料がブリーザ
管を通って燃料注入管内に気体と共に押し出され、この
燃料が燃料注入管の上端から外部に吹き出すおそれがあ
る。

（発明の目的）この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、学事・１注入管を通しての燃事４タンクへの燃料注
入が円滑にできるようにし、また、この注入時に、ブリ
ーザ管に溜っている燃料が燃料注入管の上端から外部に
吹き出さないようにすることを目的とする。

（発明の構成）上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、燃料注入管側のブリーザ管端をこの燃？’）注入管
上端の燃料注入口の近くに連結し、同上ブリーザ管の中
途部に気液分離器を設けて、＝の気液分離器により分離
した燃料を燃料タンクｆｌ！Ｉ＋に還流させるようにし
た点にある。

（実施例）以下、この発明の実施例を図面により説明する。

第１図と第２図において、１は燃料タンクで。

この燃料タンクｌは自動車に搭載されている。この燃料
タンクｌへ向って下方に延びる円形の燃ね注入管２が設
けられる。この燃料注入管２の１一端は燃料の注入口３
とされて、この注入口３には燃料注入ノズル４か差し込
めるようになっている。

一方、同一に燃料注入管２の下端は燃料タンク１の上ド
中途部に連結されている。

６は円形のブリーザ管で、このブリーザ管６の一端側６
ａは燃料タンク１内の上部に連通している。また、他端
側６ｂは燃料注入管２の注入口３に連通し、この際、こ
の他端側６ｂは注入口３に差し込んだ燃料注入ノズル４
の下端よりも上方に（ｅｆｆｉ置させられている。また
、上記ブリーザ管６の中途部は自動車の車体フレーム７
との接触を避けるため、下方に向って折り曲げられてお
り、つまり、この折曲部６ｃは車体フレーム７の下方を
迂回している。

上記ブリーザ管６の中途部に気液分離器９が設けられる
。この気液分ｍ器９はブリーザ管６よりも内径が大きく
軸心が縦向きの円筒ケース１０を有している。この円筒
ケース１０の下端は燃料注入管２の管壁を貫通してこの
燃料注入管２内に嵌め込まれ、上端はブリーザ管６の前
記他端側６ｂに連通している。また、−り配気液分１ｉ
ｉｌｉ器９は上記円筒ケース１０と同軸トでこの円筒ケ
ース１０の下端に遊嵌される気液吹出管１１を有し、こ
の吹ｊｌ管ＩＩの下端は燃料注入管２の管壁を貝通しで
ブリーザ管６の折曲部６ｃを介し前記一端側６ａに連通
している。前記円筒ケースＩＯの下端は径寸法が小さく
なるよう絞られており、この円筒ケースＩＯの下端と吹
出管ＩＩとの間の環状間隙が円筒ケース１０からの燃料
の流出孔１２となっており、これは燃料注入管２内に開
口している。

なお、この流出孔１２の一ト下方向の位置は５燃料クン
ク１に燃料が約９０％満たされたときの液面の高さより
も上方に設けられる。また、吹出管１１のＬ端開口の位
置は上記一端側ｉ６ａの下端開口よりも上方に位置して
いる。

上記構成において、燃料注入管２の注入口３に燃料注入
ノズル４を差し込んで燃料を注入すれば、この燃料は第
１図中矢印Ａで示すように燃料注入管２内を流下して燃
料タンク１に１留められる。この際には、燃料タンク１
内の燃料の液面１４は徐々に上昇し、燃料タンクｌ内の
Ｌ部の気体は同上図中矢印Ｂで示すようにブリーザ管６
を通して燃料タンク１の外部に押し出される６ところで
、前記したようにブリーザ管６の折曲部６　ｃは下方に
向い折れ曲がっているにのため、ここに燃ｉ４が溜るこ
とがある。そして、このように燃料が溜っている場合に
は、上記燃料タンクｌ内から押し出される気体と折曲部
６Ｃに溜っている学事！１とが吹出管【Ｉから上方に向
って円筒ケースＩＯ内に吹き出されにととなる。

第２図において、上記したように燃料（図中矢ｒｌｌ　
Ｃ）と気体（図中矢印Ｄ）とが吹出管１１から円筒ケー
ス１０内に吹き出したときには、上記円筒ケース１０は
断面積の大きいものであることから１．二の円筒ケース
ＩＯ内で」−記吹き出しの速度が減速することになる。

すると、上記のうちの燃ｔｉｔ　ｃはその自重で落下し
始め、これは流出孔１２を通って燃料注入管２内に排出
され、つまり、燃料タンクｌ内に還流する。

一方、気体りは軽いため、そのままブリーザ管（３を通
ってその他’ＦＡ　（ｔｉｌｌ　６　ｂに達する。この
場合、第１図で示したようにこの他端倶ｉ６ｂはＮｔＥ
人【−１３に差し込まれた燃Ｉ゛１注入ノズル４の下端
よりもＬ方にあるため、上記他端側６ｂから押し出され
る気体Ｅが燃料注入ノズル４の下端から注入される燃料
へと干渉することは防止され、この気体１Ｅは注入［］
３を通して外部に排出されることとなる。

従って、上記気体Ｅに邪魔されることなく燃料の注入が
円滑にでき、また、ブリーザ管６の他端側６ｂには燃料
が達しないことから、注入口３を通して外部に燃料が吹
き出すことも１広止される。

なお、上記ｔＭ籾の注入で、燃料タンク１内が満杯にな
ろうとするときに、この燃料タンクｌ内の燃料がブリー
ザ管６に入り込んだときも、この燃１１は」二記したと
同じ作用によって気液分離器９の流出孔１２を通り燃料
注入管２内に還流される。

そして、燃料注入管２内にまで燃料が満たされれば、上
記注入を停止することになる。

第３図は他の実施例を示している。

これによれば、気液外［Ｓ９は球状ケース１６を有して
おり、この球状ケース＋６の下部に流出１１１２が形成
され、これが燃料注入管２に連通している。また、吹出
管１１は学事４注入管２を貫通ずることなく、ＩＩＩＩ
接に球状ケース１６に連結されている。

他の（を成や作用は前記実施例と同様である。

（発明の効果）この発明によれば、燃ト（注入管Ｉ１１のブリーザ管端
をこの燃料ｉ４：入管−Ｖ端の燃料注入口の近くに連結
したため、上記ブリーザ管端から注入口に向って押し出
されてくる気体と干渉し合わないところに燃料を注入さ
せることができる。よって、燃料注入管を通しての燃料
タンクへの燃７４注入は上記干渉を回避することによっ
て円滑になされることとなる。

ところで、上記の場合には、燃料注入管側のブリーザ管
端なこの燃料注入管の注入口の近くに連結したため、こ
のブリーザ管内を通ってきた燃料が注入口を通して外部
に吹き出すおそれがある。

しかし、この考案では、ブリーザ管の中途部に気液外１
ｉｉｉ器を設けてこのλ液分離器により分離した学事−
１を燃料タンク側に還流させるようにしたため、燃料が
ブリーザ管端にまで達することは防１１−され、即ち、
上記のような吹き出しは防ｌトされる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示し、第１図は全体縦断面図、
第２図は第１図のＩＩ　−ＩＩ線矢視断面図、第３図は
他の実施例で第１図の一部に相当する断面図である。１・・燃料タンク、２・・燃料注入管、３・注入口、６
・・ブリーザ管、６ａ・・一端側、６ｂ・・他端側、９
・・気液分子Ａｆ器。

Claims

【特許請求の範囲】

１、燃料タンクへ向って下方に延びる燃料注入管を設け
、一端側が上記燃料タンク内の上部に連通し他端側が上
記燃料注入管に連通するブリーザ管を設けた燃料タンク
への燃料注入装置において、上記ブリーザ管の他端側を
燃料注入管上端の燃料注入口の近くに連結し、同上ブリ
ーザ管の中途部に気液分離器を設けてこの気液分離器に
より分離した燃料を燃料タンク側に還流させるようにし
た燃料タンクへの燃料注入装置。