JPH0217446Y2 - - Google Patents

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JPH0217446Y2
JPH0217446Y2 JP16556884U JP16556884U JPH0217446Y2 JP H0217446 Y2 JPH0217446 Y2 JP H0217446Y2 JP 16556884 U JP16556884 U JP 16556884U JP 16556884 U JP16556884 U JP 16556884U JP H0217446 Y2 JPH0217446 Y2 JP H0217446Y2
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screwed
threaded
shield case
screwing
screw
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はキヤツプコアの螺合する高周波コイル
のシールドケースのように、キヤツプ状のネジが
内部側面に螺合するシールドケースに関するもの
である。
〔従来技術とその問題点〕
従来のこの種のシールドケースは第5図の高周
波コイルの縦断面図に示してある。シールドケー
ス10にはドラムコア11に巻回されているコイ
ル12を被つてフエライトのキヤツプコア13が
上下動自在に螺合している。シールドケース10
はベース14に嵌合し固定する。そしてキヤツプ
コア13を上下動させて高周波コイルのインダク
タンスを調節する。15は端子ピンである。
ところで近時電子部品の小形化が進み、1辺が
4mmから5mm程度の立方体に入る高周波コイルが
存在する現状においては各構成要素も小さくなり
種々の技術問題を生ずるが、キヤツプコア13を
シールドケース10の螺合部16に正常に螺合さ
せる作業が難しくなることもその1つである。第
5図の場合、キヤツプコア13はシールドケース
10をベース14に嵌合する前に下からシールド
ケース10に螺合させるが、互いのネジ溝のずれ
によりキヤツプコア13が傾いたり破損しやす
い。小さなキヤツプコア13のトルクの安定性を
得るために螺合部16は全部の側面、つまり角筒
状のシールドケース10の4面に設けられるが、
螺合する位置が増すことと小さいことがあいまつ
て作業はいつそう困難になり抜本的な解決手段が
望まれた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は側面にキヤツプコアの螺合する
小さな高周波コイルのシールドケース等の螺合部
の形状を改善してその螺合を容易にすることにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はコイル部を被つて上下動するキヤツプ
状のネジが内部側面に螺合する角筒状のシールド
ケースにおいて、螺合部は4面に設けると共に2
組の対向面のうち1組の対向する2面でまず螺合
し、しかも該対向する2面の螺合部は最初にネジ
が螺合する部分の幅を他の2面の螺合部において
最初に螺合する部分の幅よりも広くしてあること
を特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案のシールドケースの実施例を示す第
1図、第2図を参照しながら説明する。第1図は
展開図、第2図は斜視図である。
角筒状の高周波コイルのシールドケース1の側
面2A,2B,2C,2Dには夫々螺合部3A,
3B,3C,3Dが形成してある。このシールド
ケース1に下側から第3図の側面図に示すキヤツ
プコア4を挿入して螺合させる。5はキヤツプコ
ア4のネジ溝の山部、6は谷部である。
螺合部3Aと螺合部3C、螺合部3Bと螺合部
3Dは夫々対向しており、対向する螺合部の幅は
等しい。そして螺合部3Aと螺合部3Cの幅W1
は螺合部3Bと螺合部3Dの幅W2よりも広くし
てある。7と8はキヤツプコア4の谷部6と山部
5に嵌まり込む各螺合部の夫々凸部と凹部であ
る。各螺合部の上下方向の位置は螺合部3C、螺
合部3A、螺合部3B、螺合部3Dの順でキヤツ
プコア4が順次螺合するように位置決めしてあ
る。つまり各螺合部の凸部7と凹部8の位置はキ
ヤツプコア4が幅の広い螺合部3C、3Aに最初
に螺合し、次に幅の狭い螺合部3B、3Dに螺合
するように互いにずれている。幅の広い螺合部は
構造的にキヤツプコアが嵌まり易いし、しかも対
向して設けてあるその螺合部に最初に嵌まるよう
に全体の螺合部の位置を決めてあるのでキヤツプ
コア4は正常に螺合し易くなる。
第4図は本考案のシールドケースの他の実施例
を示す展開図である。
シールドケース20には全ての側面に夫々螺合
部21A、21B、21C、21Dが形成してあ
る。螺合部21Aと螺合部21C、螺合部21B
と螺合部21Dが夫々対向している。螺合部21
Aと螺合部21Cは下側の幅W3を広く、上側の
幅W4を狭くしてある。螺合部21Bと螺合部2
1Dの幅W4は他の2個の螺合部の上側の幅W4と
同じである。各螺合部の上下方向の位置は螺合部
21C、螺合部21A、螺合部21B、螺合部2
1Dの順でキヤツプコア4が下から順次螺合する
ように位置決めしてある。第4図の実施例ではキ
ヤツプコア4は螺合部21Cと螺合部21Aの幅
の広い部分に最初に螺合し、次に幅の狭い螺合部
21Bと螺合部21Dに螺合して行く。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案のシールドケースは4
側面にある螺合部の中で対向する幅の広い部分に
最初にネジであるキヤツプコアが螺合する。幅の
広い部分は螺合部全体を他の対向する2側面の螺
合部より広くしてもよいし、部分的に広くしたも
のでもよい。
広い螺合部にネジは嵌まり易く、しかも対向し
ているのでネジが最初に嵌まり込むと位置も安定
し互のネジ溝もはずれにくくなり、正常な螺合を
容易に行い得る。螺合した後もネジの姿勢は安定
するから4側面の螺合部によつて得られるネジの
トルクのばらつきも小さくなる。
なお本考案はキヤツプ状の誘電体が螺合しヘリ
カルコイル上を上下動するヘリカルフイルタのシ
ールドケース等にも応用できることは言うまでも
ない。
かくして本考案のシールドケースはコイルを用
いた電子部品の小形化に大きく寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシールドケースの実施例を示
す展開図、第2図は斜視図、第3図はキヤツプコ
アの側面図、第4図は本考案の他の実施例を示す
展開図、第5図は従来のシールドケースを説明す
るための高周波コイルの縦断面図である。 1……シールドケース、2A,2B,2C,2
D……側面、3A,3B,3C,3D……螺合
部、4……キヤツプコア、5……山部、6……谷
部、7……凸部、8……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイル部を被つて上下動するキヤツプ状のネジ
    が内部側面に螺合する角筒状のシールドケースに
    おいて、螺合部は4面に設けると共に2組の対向
    面のうち1組の対向する2面でまず螺合し、しか
    も該対向する2面の螺合部は最初にネジが螺合す
    る部分の幅を他の2面の螺合部において最初に螺
    合する部分の幅よりも広くしてあることを特徴と
    するシールドケース。
JP16556884U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0217446Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16556884U JPH0217446Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JP16556884U JPH0217446Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JPS6181109U JPS6181109U (ja) 1986-05-29
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