JPH02174361A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH02174361A
JPH02174361A JP63329750A JP32975088A JPH02174361A JP H02174361 A JPH02174361 A JP H02174361A JP 63329750 A JP63329750 A JP 63329750A JP 32975088 A JP32975088 A JP 32975088A JP H02174361 A JPH02174361 A JP H02174361A
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JP
Japan
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magnification
circuit
signal
pixel
density
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Pending
Application number
JP63329750A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Akiyama
阿生山 泰央
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to DE3943042A priority patent/DE3943042C2/de
Publication of JPH02174361A publication Critical patent/JPH02174361A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば原稿の画像を読取り、この読取っ
た信号に応じて用紙−にに画像を形成する複写機等の画
像形成装置gに関する。
(従来の技術) 近年、複写機として、ディジタル技術を利用し、熱転写
形のインクリボンを用いた複写機が開発され、実用化さ
れている。すなわち、原稿からの画像をCCD型のライ
ンセンサで読取り、このラインセンサからの信号を量子
化して処理するようになっている。
そして、最近、上記のような装置では、ズームレンズ等
を用いて、70%〜150 %ぐいの倍率を1%ずつの
精度で変倍(拡大、縮小)できる変倍機能を備えたもの
が開発されている。
ところが、このような複写機では、変倍を行う場合に、
原稿の画像を量子化した信号を、別の解像度に変更した
際、モアレ等の不具合が発−生し、不自然な画像が印刷
されてしまうという欠点がある。
すなわち、変倍を行う場合に、ノ11純に2度読み、間
引きを行ったり、あるいはデイザを用いている。
このため、変倍により、変更後のドツト位置における濃
度が変更前の近傍のドツト濃度から決定されるようにな
っていなかった。これにより、原稿自体の周波数特性、
ラインセンサの周波数特性とのモ渉うねりによって生じ
るモアレが量子化の際に補正されていても、☆倍により
再び発生してしまう可能性があった。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、変倍を行う際に、モアレ等の不具合が
発生し、不自然な画像が形成されてしまうという欠点を
除去するもので、変倍を行う際に、モアレ等の不具合の
発生を押えることができ、見た目に不自然さのない画像
を形成することができる画像形成装置を提供することを
目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の画像形成装置は、原稿を光学的に走査する走
査手段、この走査手段による得られる原稿からの光を導
くズームレンズ、画像形成の変倍率を設定する設定手段
、この設定手段により設定された変倍率に応じて、−■
ユ記走査手段の光路長と上記ズームレンズの位置を変更
することにより、画像形成倍率の変更を行う倍率変更手
段、に記ズーム、レンズにより導かれた光を電気信号に
変換する変換手段、この変換手段によって得られる信号
を上記変倍率に対応して線形的に補間した濃度信号に変
更する変更手段、およびこの変更手段によって得られる
信号に応じて画像形成媒体を用いて被画像形成媒体上に
画像形成を行う画像形成装置から構成されるものである
(作 用) この発明は、画像形成の変倍率を設定し、この設定され
た変倍率に応じて、原稿を光学的に走査する走査手段の
光路長とこの走査手段により得られる原稿からの光を導
くズームレンズの位置を変更することにより、画像形成
倍率の変更を行い、上記ズームレンズにより導かれた光
を電気信号に変換し、この変換された信号を上記変倍率
に対応して線形的に補間したta度倍信号変更し、この
変更された濃度信号に応じて画像形成媒体を用いて被画
像形成媒体上に画像形成を行うようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例ついて図面を参照して説明す
る。
第2図はこの発明の画像形成装置の一例として、多色の
カラー複写の作成が選択的に可能な熱転写式のカラー複
写機を示すものである。すなわち、1は複写機本体で、
この本体1の上面前部には操作パネル50が設けられて
いる。そして、本体1の上部は原稿台(透明ガラス)2
上にセットされた原稿Oを走査して読取る原稿走査部3
、また下部には画像形成部4となっている。なお、5は
原稿台2上に開閉自在に設けられた原稿カバーである。
また上記原稿台2は本体1に固定されている。
」−記操作パネル50は、第3図に示すように、t(写
動作を開始させる複写キー51、複写枚数等を設定する
テンキー52、カラー慢写モード、白黒複写モード等を
設定する複写モード設定キー53a、ffl写モード設
定キー53aで設定した複写モードを表示する複写モー
ド表示器53b5・・・複写濃度を設定する複写濃度設
定キー54a、54b1この複写濃度設定キー54 a
、 541)により設定された複写濃度を表示する複写
濃度表示R”A 54 c、・・・、複写倍率として7
o96から150%までの1%刻みの倍率を任意に設定
する複写倍率設定キー(設定手段)としてのDOWNキ
ー55a、100%キー55b、UP子キー501ジャ
ム位置を表示するジャム表示部56、複写枚数、複写倍
率を表示するとともに、種々のメツセージを表示するメ
ツセージ表示部57、および色濃度設定部58などが設
けられている。
に配色濃度設定部58は、イエロウY、マゼンタ間1シ
アンC1ブラックBごとのそれぞれの色濃度を設定する
ものであり、各色ごとのそれぞれの色濃度を濃<  (
UP)させる色濃度UPキー58a1・・・、各色ごと
のそれぞれの色濃度を薄く(DOWN)させる色濃度D
OWNキー58b1・・・、各色ごとの色濃度を示す色
濃度表示器58c5・・・によって構成されている。
原稿走査部3は、たとえば第2図、第4図および第5図
に示すように構成される。すなわち、光源としての照明
ランプ6を設置した第1キヤリツジ(走査手段)7、ミ
ラーにより光路を折曲げる第2キヤリツジ(走査手段)
8、ズームレンズ9、原稿0からの反射光を光電変換器
11へ導き、変倍時に光路長の補正を行うミラ一部10
、原稿Oからの反射光を受光する光電変換器(変換手段
)11、およびこれらを各部の位置を変更する駆動系(
図示しない)により構成されている。
上記第1キヤリツジ7には原稿0に光を照射する照明ラ
ンプ6、この照明ランプ6からの光を原稿面上に集める
反射鏡としてのりフレフタ12、および原稿Oからの反
射光を第2のキャリッジ8側へ導くミラー13が搭載さ
れている。
上記第2キヤリツジ8にはミラー13によって導かれた
光をズームレンズ16へ導くミラー8a。
8bが搭載されている。上記第1、第2キヤリツジ7.
8は、互いにタイミングベルト18で結ばれており、第
2キヤリツジ8は第1キヤリツジ7の1/2の速さで同
じ方向に移動するようになっている。これにより、ズー
ムレンズ16までの光路長が一定になるように走査でき
るようになっている。
上記ズームレンズ16は、焦点距離固定で、変倍時に光
軸方向へ移動されるようになっている。
上記ミラ一部10は2つのミラー10 a 510bに
より構成され、選択された変倍率に対応する光路長の変
化に合せてそれらのミラー10a。
10bの位置が変化されるものであり、ズームレンズ1
6からの光を上記2枚のミラー10a110bで光路を
曲げることにより、その光を光電変換器11へ導くよう
になっている。
上記光電変換器11は、原稿0からの反射光を光電変換
することにより、原稿Oの画像をシアン。
グリーン、イエロウ(またはレッド、グリーン。
ブルー)の光の色信号として分離出力するもので、たと
えばCCD形ラインイメージセンサなどを主体に構成さ
れる。この場合、原稿Oの1画素がCCDセンサの連続
した3つの素子(C,G、Y)に対応している。上記光
電変換器11の出力は後述するA/D変換器91へ出力
されるようになっている。
上記第1、第2キヤリツジ7.8、ミラー1’Oa、1
0bの移動は、それぞれステッピングモータ18により
行われるようになっている。
上記第1、第2キヤリツジ7.8は、第5図に示すよう
に、上記ステッピングモータ18の回転軸に連結された
ドライブプーリ14とアイドルプーリ15.16間に掛
渡されたタイミングベルト19の動作に応じて移動され
るようになっている。
上記ズームレンズ16は、対応するステッピングモータ
(図示しない)によりスパイラルシャフト(図示しない
)が回転し、このスパイラルの動きによって光軸方向へ
移動されるようになっている。
画像形成部4は、たとえば第2図に示すように構成され
ている。すなわち、画像形成部4の略中央部に位置して
プラテンドラム22が配設されている。このプラテンド
ラム22は、その周囲がゴム等の弾性体で構成され、サ
ーマルヘッド24のプラテンローラとしての機能を持っ
ている。上記プラテンドラム22は、自身が時計方向へ
回転することにより用紙Pを自身に巻付け、重ね合せ印
刷の際に用紙Pがずれないようにしている。」1記プラ
テンドラム22の周囲には、所定間隔で用紙Pがプラテ
ンドラム22から浮上らないようにするための加圧ロー
ラ25、・・・が設けられている。
上記プラテンドラム22の円周は、最大用紙サイズの長
手方向の長さよりも少し長いものとなたっている。
上記プラテンドラム22の左斜め下方部にはサーマルヘ
ッド24が配設されている。サーマルヘッド24は、ホ
ルダの後端面に一体的に形成された放熱器に取着されて
いる。そして、プラテンドラム22とサーマルヘッド2
4との間には、画像形成媒体としてのインクリボン26
が介在した状態となっている。
上記インクリボン26の巻芯30,31は、図示しない
駆動力伝達機構を介して図示しないモータの駆動軸に連
結され、必要に応じて回転駆動されるようになっている
上記本体1の下方部位には、給紙ローラ41が設けられ
ていて、給紙カセット20内に収容された被画像形成媒
体としての用紙Pを1枚ずつ取出すようになっている。
給紙ローラ41で取出された用紙Pは、搬送ローラ42
によってこの搬送ローラ42の左斜め上方に配設された
レジストローラ21へ送られてその先端整位が行われた
後、レジストローラ21によってガイド43を介してプ
ラテンドラム22に向けて移送され、グリッパ23、押
付はローラ25、・・・によってプラテンドラム22に
巻掛けられた状態となり、これにより正確に送られる。
ここに、給紙カセット20は本体1の側面から若脱自在
となっている。なお、第2図における46は用紙P等を
手差しで供給するための手差し給紙装置である。この手
差し給紙装置46から供給された用紙Pも上記同様にプ
ラテンドラム22に巻掛けられるようになっている。
上記グリッパ23により先端が固定された用紙Pは、時
計方向の回転により上記プラテンドラム22に巻きつき
、先端が印刷エリアを通過した後、サーマルヘッド24
がプラテンドラム22に加圧され、印刷が行われる。
一色目の印刷が終了したとき、プラテンドラム22はほ
ぼ1回転してことになっている。ここで、サーマルヘッ
ド24が一度解除され、インクリボン26が巻き取られ
て次の色の頭出しが行われる。
そして、上記プラテンドラム22が再び時計方向に回転
を始め、サーマルヘッド24による印刷が行われ、次の
色が重ね印刷(印画)される。
このようにして、フルカラー複写の場合、イエロ、マゼ
ンタ、シアン、ブラックの4回、またはイエロ、マゼン
タ、シアンの3回の動作で、画像形成が行われる。ブラ
ック等の単色の場合は、1回の動作で行イ〕れる。
排紙する際は、用紙Pの後端が、排紙用のガイド27に
到達するまで上記プラテンドラム22を時計方向に回転
し、到達した際、そのプラテンドラム22を反時計方向
へ回転し、図示しない分離爪により用紙Pの後端をプラ
テンドラム22から分離して排紙ガイド27へ導く。そ
して、最後に、用紙Pの先端かグリッパ23から開放さ
れ、その排紙ガイド27で搬送される庚写が行われた用
紙Pが排紙トレイ28上へ排出される。
第1図は全体的な制御系統を概略的に示すもので、主制
御部81、第1制御部82および第2副制御部83をH
している。主制御部81は、操作パネル50、補正回路
84、輝度色差分離回路85、画質改善回路86、色信
号変換回路87、変倍処理回路97.2値化回路88、
第1副制御部82、および第2副制御部83とそれぞれ
接続され、これらの制御を司る。
上記第1副制御部82は、光源制御部89、モータ駆動
部90、前記光電変換器11、A/D変換器91、およ
び解像度変換部92とそれぞれ接続され、これらの制御
を司る。光源制御部8つは、前記照明ランプ6と接続さ
れ、その点灯制御、光量制御を行う。すなわち、通常の
画像読取り動作時に照明ランプ6を点灯するようになっ
ている。
モータ駆動部90は、上記ステッピングモータ18の駆
動を行う。第2副制御部83は、サーマルヘッド温度制
御部93、前記サーマルヘッド31・、各種検出スイッ
チ94および駆動部95とそれぞれ接続され、これらの
制御を司る。駆動部95は、モータおよびソレノイドな
どの駆動系96と接続され、その駆動を行う。
上記補正回路84は、原稿Oからの反射光をA/D変換
した画像データ(解像度変換後)に対するシェーディン
グ補正、つまり光電変換器11のばらつき補正を行うも
のである。
また、上記色信号変換回路87について第6図を参照し
て説明する。画質改善回路86から送られてきた輝度信
号(I)、色差信号1(CI)、色差信号2 (C2)
の各信号はそれぞれ色信号変換回路87へ送られ、ここ
でY、M、C,Hのうちのいずれか1つの色信号を変倍
処理回路97へ送り出すのであるが、このY、M、C,
Bの色信号の選択は主制御部81によって行われる。す
なわち、下記表に示すように、主制御部81は信号a、
bの組合せにより、変倍処理回路97へ送られるY、M
、C,Bの色信号が選択される。なお、上記色信号の選
択は、自動的に順次選択され(たとえばY−M−C−B
の順序)るようになっている。
上記変倍処理回路97は、第8図に示すように、変倍時
の所定画素Eの中心位置e、その中心位置eが含まれる
基の画像データの画素Fの中心位置fから中心位置eま
での距離c1その画素Fの濃度Yn、中心位置eが含ま
れる画素Fの次の画素Gの中心位置gから中心位置eま
での距離d1その画素Gの濃度Yn+1から、上記変倍
時の所定画素Eのl農度Zmを算出するものである((
1)式参照)。
Zm−(d−Yn+c−Yn+1)/ (c+d)・・
・(1) これにより、第9図に示すように、本来量子化されて失
われている濃度データを、直線的な濃度変化から算出し
、線形補間できるようになっている。
また、位置演算結果の少数点部分(4ビツト)を用いて
捕間演算の係数としており、位置演算結果の10ビツト
で位置管理が行われ、4ビツトで濃度演算が行われてい
る。このため、位置精度が良く、濃度データの演算に対
する係数を減らし、演算処理、回路を簡略化できる。
上記変倍処理回路97は、第7図に示すように、上記色
信号変換回路87からの色信号つまり色ごとの濃度デー
タを2走査ライン分記憶し、書込みアドレスカウンタ6
5からの書込みアドレスに応じて上記色信号変換回路8
7からの濃度データを記憶し、レジスタ64からの読出
アドレス(Aアドレス;変倍時の所定画素Eの中心位置
eが含まれる基の画像データの画素Fに対応するアドレ
ス)に対応するアドレス(Aアドレス)とその次のアド
レス(A+1アドレス;変倍時の所定画素Eの中心位置
eが含まれる基の画像データの画素Fの次の画素Gに対
応するアドレス)に記憶されている濃度データを出力す
るメモリ60と、上記主制御部81から供給される変倍
後の画像データの1画素の幅に対応する出力幅データ(
たとえば10ビツトのデータaO〜a9)が記憶される
出力幅レジスタ61、この出力幅レジスタ61からの出
力幅データとFF回路63からの出力データとを加算す
る加算回路62、この加算回路62からの加算結果を図
示しないクロック発生部から供給される基の画像データ
の画素に対応したデータクロックに応じてセットし、上
記主制御部81から1走査ラインの終了時に供給される
クリア信号に応じてクリアされるFF回路63、このF
F回路63から構成される装置データの内の−に1位1
4ビツト(e10〜e24)のデータが記憶されるレジ
スタ64、上記クロック発生部(図示しない)から供給
される基の画像データの画素に対応したデータクロック
をカウントすることにより、このカウント値を上記メモ
リ60の書込みアドレスとしてメモリ60へ出力する書
込みアドレスカウンタ65、上記FF回路63から構成
される装置データの内の4ビツト(e6〜e9)のデー
タに対する2の補数を演算することにより、変倍時の所
定画素Eの中心位置eが含まれる基の画像データの画素
Fの中心位置fから中心位置eまでの距離dを出力する
補数回路66、上記FF回路63から構成される装置デ
ータの内の4ビツト(e6〜e9)のデータ、つまり変
倍時の所定画素Eの中心位置eが含まれる画素Fの次の
画素Gの中心位置gから中心位置eまでの距離Cと上記
メモリ60から読出された画素Gの濃度Yn+1との乗
算を行う乗算回路67、上記補数回路66から供給され
る距#!dと上記メモリ60から読出された画素Fの濃
度Ynとの乗算を行う乗算回路68、上記乗算回路67
.68の乗算結果を加算する加算回路69、および上記
加算回路69の加算結果を上記FFl路64から供給さ
れる距離Cと上記補数回路66から供給される距離dと
を加えた値で除算する除算回路70によって構成されて
いる。
次に、」1記のような構成において、動作を説明する。
たとえば今、操作者は原稿Oを原稿台2上に載置し、操
作パネル50により複写条件を設定した後1夏写キー5
1を投入する。この複写条件の設定は、DOWNキー5
5a、UPキー55cにより複写倍率を変更したりする
そして、複写キー51が投入されると、上記設定された
各種複写条件に応じて複写が行われる。
すなイ〕ち、原稿0に対し照明ランプ6から照射された
光の反射光は光電変換器11に結像される。
光電変換器11はその光をシアン(C)、グリーン(G
)、イエロウ(Y)のアナログの色信号に分離し、A/
D変換器91へ送る。A/D変換器91は、このアナロ
グの各色信号をそれぞれデジタル信号に変換し、解像度
変換部92へ出力される。
解像度変換部92は、光電変換器11の解像度とサーマ
ルヘッド24の解像度とを一致させるべく解像度変換を
行い、その結果を補正回路84へ送る。補正回路84は
、解像度変換部92から送られてきたc、c、yの各色
信号に対し、光電変換器11のばらつきを補正するべく
補正処理(シェーディング補正)を行い、その結果を輝
度色差分離回路85へ送る。輝度色差分離回路85は、
補正回路84から送られてきたC、G、Yの各色信号に
対し各種演算処理を行い、輝度信号(1)、色差信号1
(C1)、色差信号2(C2)の各信号に分離し、画質
改善回路86へ送る。画質改善回路86は、輝度色差分
離回路85から送られてきた輝度信号、色差信号1、色
差信号2を解析し、エツジ強調、文字特定などの画質改
善処理を行いミ色信号変換回路87へ送る。色信号変換
回路87は、画質改善回路を施された輝度信号、色差信
号1、色差信号2をもとに色変換を行い、イエロウ(Y
)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)[
印刷時の三原色(Y、M、C)プラスB]のいずれか1
つの色信号(?a度に対応した信号)に変換し、倍率処
理回路97へ送る。倍率処理回路97は、色信号変換回
路87から送られてきた色信号(濃度に対応した信号)
を、上記設定倍率に応じて変更し、2値化回路88へ送
る。2値化回路88は、イ8率処理回路97から送られ
てきた倍率に応じた色信号(Y、M、C,Bのうちのい
ずれか1つ)に対しデイザ法等により面積階調変換、す
なわち2値化を行い、その2値化信号をサーマルヘッド
温度制御部93へ送る。サーマルヘッド温度制御部93
は、2値化回路88から供給される2値化信号をもとに
サーマルヘッド24へ印刷信号を送る。
また、上記1隻写キー51の投入に応じて、給紙カセッ
ト20内の用紙Pが給紙ローラ41により取出され、こ
の取り出された用紙Pは搬送ローラ42、レジストロー
ラ21により搬送される。
そして、レジストローラ21により搬送される用紙Pは
ガイド43を介してプラテンドラム22に導かれ、その
先端がグリッパ23により固定される。これにより、用
紙Pはプラテンドラム22に巻付けられている。
このような状態に応じて、上記サーマルヘッド24は、
上記印刷信号に応じてプラテンドラム22に巻付けられ
ている用紙Pに対して印刷(つまり画像形成)を行う。
そして、上記印刷が終了した際、主制御部81は照明ラ
ンプ6を消灯し、プラテンドラム22に巻付けられてい
る用紙Pを排紙して、複写動作を終了する。
上記変倍処理回路97の処理について詳細に説明する。
すなわち、まず主制御部81は、嚢倍後の1画素の出力
幅データ(10ビツトのデータaO〜a9)を出力幅レ
ジスタ61にセットし、図示しないクロック発生部から
変倍前の1画素ごとに同期したデータクロックを発生さ
れる。これにより、データクロックが供給されるごとに
書込みアドレスカウンタ65がカウントアツプされ、こ
のカウント値に対応したメモリ60のアドレスに上記色
信号変換回路87から供給される濃度データを記憶する
。また、上記データクロックが供給されるごとに、出力
幅レジスタ61に記憶した出力幅データを順次加算した
データ、つまり変倍後の画素Eにおける中心位置のアド
レスeO〜e23がFF回路63にセットされる。この
FF回路63からの位置アドレスeO〜e23のうち、
14ビツトのアドレスelO〜e23はレジスタ4に記
憶される。このレジスタ4に記憶されたアドレスはメモ
リ60に出力される。これにより、メモリ60はレジス
タ64からの読出アドレスつまり変倍時の所定画素Eの
中心位置eが含まれる基の画像データの画素Fに対応す
るアドレスに記憶されている濃度データYn+1を乗算
回路67へ出力し、その次のアドレスつまり変倍11、
νの所定画素Eの中心位置eが含まれる基の画像データ
の画素Fの次の画素Gに対応するアドレスに記憶されて
いる濃度データYnを乗算回路68へ出力する。
また、FF回路63からの位置アドレスeO〜e23の
うち、4ビツトのアドレスe60〜e9は、変倍時の所
定画素Eの中心位置eから基の画像データの画素Fの中
心位置fまでの距I4cとして乗算回路67へ出力され
る。
さらに、FF回路63からの位置アドレスeO〜e23
のうち、4ビツトのアドレスe60〜eC)は、補数回
路66で2のi+li数に変換され、変倍時の所定画素
Eの中心位置eから基の画像データの画素Gの中心位置
gまでの距離dとして乗算回路68へ出力される。
これにより、乗算回路67は、変倍時の所定画素Eの中
心位置eが含まれる画素Fの次の画素Gの中心位置gか
ら中心位置eまでの距、tcと上記メモリ60から読出
された画素Gの濃度Yn+1との乗算(cXYn+1)
を行い、加算回路69へ出力する。乗算回路68は、変
倍時の所定画素Eの中心位置eが含まれる画素Fの次の
画素Gの中心位置gから中心位置eまでの距離dと上記
メモリ60から読出された画素Fの濃度Ynとの乗1(
dXYn)を行い、加算回路6つへ出力する。
この結果、加算回路69は、乗算回路67の乗算結果c
cxyn+1)と乗算回路68の乗算結果(d xYn
)とを加算しr(cXYn+1)+ (dxYn)J 
 除算回路70へ出力する。
除算回路70は、加算回路69の加算結果r (cxY
n+1) +(dXYn)Jを上記FF回路63から供
給される画素Gの中心位置gから中心位置eまでの距離
Cと上記補数回路66から供給される画素Fの中心位置
fから中心位置eまでの距、!iidとを加えた値(c
十d)で除算しr ((cXYn+1)+ (d、XY
n)l / (c十d)」、この除算結果を変倍後の濃
度データとして2値化回路88へ出力する。
上記したように、変倍率を設定し、この設定された変倍
率に応じて、原稿を光学的に走査するミラー等の光路長
とこのミラー等により得られる原稿からの光を導くズー
ムレンズの位置を変更することにより、倍率の変更を行
い、上記ズームレンズにより導かれた光を電気信号に変
換し、この変換された信号を上記変倍率に対応して線形
的に補間した濃度信号に変更し、この変更された濃度信
号に応じて印刷を行うするようにしたものである。
すなわち、本来量子化されて失われている濃度データを
直線的な変化として捕え、変倍に応じた画素に対応する
回りの変倍前の画素に対する濃度データの中間値を濃度
データとする画素間演算を行うようにしたものである。
これにより、変倍を行う際に、モアレ等の不具合の発生
を押えることができ、見た目に不自然さのない(粗さの
ない)画像を形成することができる。
また、画素間演算を行う係数の精度を位置精度よりも低
くするようにしたので、倍率の精度(1%ずつの変倍)
を維持しながら、モアレ等の発生を抑えることができ、
濃度を算出する際の、演算内容が簡単で、回路が簡単化
できる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、変倍を行う際に
、モアレ等の不具合の発生を押えることができ、見た目
に不自然さのない画像を形成することができる画像形成
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
1図は全体的な制御系統を概略的に示すブロック図、第
2図は全体的な構成を概略的に示す断面図、第3図は操
作パネルの構成を示す平面図、第4図は第2図の要部を
説明するための図、第5図は構成の一部を示す概略的斜
視図、第6図は色信号変換回路を詳細に説明するための
ブロック図、第7図は変倍処理回路を詳細に説明するた
めのブロック図、第8図は変倍前の画素と変倍後の画素
の関係を説明するための図、第9図は倍率変更前の濃度
と倍率変更後の濃度との関係を説明するための図である
。 0・・・原稿、P・・・用紙(波動像形成媒体)3・・
・原稿走査部、4・・・画像形成部、9・・・ズームレ
ンズ、11・・・光電変換器、24・・・サーマルヘッ
ド、26・・・インクリボン(画像形成媒体)50・・
・操作パネル、55a・・・DOWNキー55b・・・
10096キー 55c・・・UPキー60・・・メモ
リ、61・・・出力幅レジスタ、62.69・・・加算
回路、63・・・FF回路、64・・・レジスタ、65
・・・書込みアドレスレジスタ、66・・・補数回路、
67.68・・・乗算回路、70・・・除算回路、81
・・・主制御部、87・・・色信号変換回路、88・・
・2値化回路、97・・・倍率処理回路、E・・・変倍
後の画素、F、G・・・変倍前の画素、e・・・画素E
の中心位置、f・・・画素Fの中心位置、g・・・画素
Gの中心位置、Zm・・・画素Eの濃度、Yn・・・画
素Fの濃度、7口+1・・・画素Gの濃度。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原稿を光学的に走査する走査手段と、 この走査手段による得られる原稿からの光を導くズーム
    レンズと、 画像形成の変倍率を設定する設定手段と、 この設定手段により設定された変倍率に応じて、上記走
    査手段の光路長と上記ズームレンズの位置を変更するこ
    とにより、両像形成倍率の変更を行う倍率変更手段と、 上記ズームレンズにより導かれた光を電気信号に変換す
    る変換手段と、 この変換手段によって得られる信号を上記変倍率に対応
    して線形的に補間した濃度信号に変更する変更手段と、 この変更手段によって得られる信号に応じて画像形成媒
    体を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う画像形成
    手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP63329750A 1988-12-27 1988-12-27 画像形成装置 Pending JPH02174361A (ja)

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JP63329750A JPH02174361A (ja) 1988-12-27 1988-12-27 画像形成装置
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