JPH0217414A - コード円板の偏心調整方法 - Google Patents

コード円板の偏心調整方法

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JPH0217414A
JPH0217414A JP16684888A JP16684888A JPH0217414A JP H0217414 A JPH0217414 A JP H0217414A JP 16684888 A JP16684888 A JP 16684888A JP 16684888 A JP16684888 A JP 16684888A JP H0217414 A JPH0217414 A JP H0217414A
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JP
Japan
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eccentricity
pattern
shaft
code disk
center
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JP16684888A
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English (en)
Inventor
Katsunori Yoshida
勝則 吉田
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はコード円板をシャフトに固定する際の偏心調整
方法に係り、特にパターンの太り細りによる影響を低減
し、調整精度を高めることができるコード円板の偏心調
整方法に関する。
〈従来技術〉 第8図(a)、(b)、(c)はコード円板の平面図お
よびコード円板に多数設けられたパターンの拡大図であ
る。
これらの図において、1はコード円板、Pはコード円板
1に同心状に多数設けられたパターン、01(1)はパ
ターンPの中心である。また、Bは明パターンで、エツ
チングによりコード円板1の金属部分が除去された光を
透過する部分に相当する。なお、明パターンBは実際に
は第8図(c)に示すように明部、暗部が縞状に所定周
期で交互に形成されている。Di、D2は暗パターンで
、エツチングによりコード円板1の金属部分が残された
光を透過しない部分であり、暗パターンD1゜D2はそ
れぞれパターンPの内周と外周部分てある。Llは暗部
D1と明部Bとの境界(エツジ)、L2は明部Bと暗部
D2との境界であり、LIR。
L2RはそれぞれLL、L2の本来の境界を示す。
すなわち、パターンPの境界LL、L2は、エツチング
不足による太り、エツチング過多による細りを有してお
り、これらの太り細りは、境界LL。
L2で逆方向へほぼ同量生じる。
第9図は各部名称の説明図、第10図はコード円板の偏
心観察点の説明図である。
図中、2はシャフト、02 (+)はシャフト2の回転
中心、Pl〜P4はコード円板1の偏心量の観察点であ
る。
偏心調整に際しては、シャフト2を1/4回転づつ回転
させた4点のvA′fA点P1〜P4の視界の中心VC
をシャフト2の回転中心02から一定位置に固定しく第
11図(a)参照)、観察点P1〜P4における境界L
 1またはL2が該VC位置と等しくなるように調整し
ていた(第11図(b)参照)。すなわち、境界L1ま
たはL2がシャフト2の回転にかかわらず半径方向で一
定の位置にあるように、コート円板1とシャフト2の相
対位置を調整していた。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、従来技術では境界LL、L2にエツチングに
よるパターンの太り細りがあり、境界L1、L2がパタ
ーン中心01から一定位置にないため、第11図(C)
のようにパターンPの中心01とシャフト2の中心02
とが一致せず、正しい偏心調整ができないという問題点
があった。
以」−から本発明の目的は、パターンの太り細りによる
影響を低減し、調整精度を高めることができるコード円
板の偏心?A整方法を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 第1図(a)、(b)は本発明の偏心調整方法を実施す
るコード円板の平面図およびパターンの拡大図である。
1はコード円板、Pは同心状のパターン、01(?)は
パターンPの中足N、2はシャフト、02(+)はシャ
フト2の回転中心、Bは明パターン、Di、D2は暗パ
ターン、LCは明パターンBの半径方向の中点である。
〈作用〉 本発明においては、コード円板1に設けられた2つの暗
パターンDI、D2を選定し、暗パターンDi、D2に
挾まれた第3のパターンとなる明パターンBの半径方向
の中点LCをシャフト2の回転中心02に対して一定位
置に規定する。なお。
中点位置の規定に際しては、明パターンBの半径方向の
中点LCの偏心量を観察する観察点を設け、a察された
シャフト2の回転中心02に対する偏心量を零とする。
〈実施例〉 第1図(a)、(b)は本発明の偏心調整方法を実施す
るコード円板の平面図およびパターンの拡大図である。
図において、第8図と同じ符号は同一または相当部分を
示し、1はコード円板、Pは同心状のパターン、01(
’)はパターンPの中心、2はシャフト、02(※)は
シャフト2の回転中心、Bは明パターン、Di、D2は
暗パターン、LCは明パターンBの半径方向の中点であ
る。ツー1〜円板1の偏心は第10図に示したように、
シャツ1−2を1/4回転づつ回転させた4カ所の観察
点P1〜P4で観測する。
以下に第2図(a)〜(c)を用いて本発明の偏心調整
方法を説明する。なお、パターンは典型的な例として第
2図(C)に示すように一回転に一周期の太り細りを有
するものを取り上げて説明する。
まず、シャフト2上にコード円板1を載置し、半径方向
に近接した暗パターンD1−明パターンBの境界L1と
、明パターンB−暗パターンD2の境界L2との中点L
Cが視界の中心VCに位置するようにコード円板1とシ
ャフト2の相対位置を調整する(第2図(a)参照)。
続いて、シャフト2を順次1/4回転させて。
各vA察点P1〜P4で中点LCを視界の中心VCに位
置させる(第2図(b)参照)。
各11察点P1〜P4における中点LCを視界の中心V
Cに位置させることにより、換言すればパターンの太り
細りに影響されないで中点LCをシャフト2の回転中心
02に対して一定位置に規定するので、パターンの中心
01と回転中心02を一致させることができる(第2図
(c)参照)。
第3図は手動による本発明の偏心調整方法を実現できる
偏心調整装置の構成図である。
図において、第1図と同じ符号は同一または相当部分を
示し、11はフランジ、12は軸受である。シャフト2
はフランジ11に軸受12を介して固定さ九でおり、回
転中心02を軸として回転する。
13は回転角度検出器、14は回転駆動機構であり、シ
ャフト2を任意の角度に回転させる。
15は例えばマイクロメータヘッドなどの偏心調整機構
であり、コード円板1を挾み込むようにしてコード円板
1の精密送り1位置決めなどを行う。
16はI3!察点となる顕微鏡であり、視野内に設けら
れた目盛を用いて長さあるいは位置の測定ができ、コー
ド円板1のパターンの偏心を確認することができる。
以下に第3図における偏心調整方法を説明すると、コー
ド円板1がシャフト2上に偏心して載置されている状態
で、顕微鏡16により半径方向に近接した暗パターンD
1−明パターンBの境界L1と、明パターンB−暗パタ
ーンD2の境界L2との中点LCの位置を示す目盛を見
る。そして。
回転角度検出器132回転駆動機構14によりシャフト
2を360度回転させる6 中点LCの目盛は、偏心の度合いにより所定の幅Xで半
径方向に振れる。この振幅Xの中点を偏心調整の基準点
RPとすると、(RP −x )が中点LCの偏心量と
なる。
第2図で示したように、シャフト2を順次1/4回転さ
せた各観察点P1〜P4において、顕微鏡16で中点L
Cを目視し、偏心量(RP−x)を零となるように偏心
調整機構15でコード円板1の位置を修正する。以上の
位置修正で二次元の位置の調整が終了し、コード円板1
の偏心調整が完了する。
第4図は自動による本発明の偏心調整方法を実現できる
偏心調整装置の構成図である。
図において、第3図と同じ符号は同一または相当部分を
示し、21は観察点となるセンサ、22はセンサ増幅器
であり、コード円板1上のパターンPの偏心を確認する
。23は制御部であり、本装置の動作を制御する。
センサ21は第5図の回路図に示すように2つの反射型
センサ31,32を有している。また。
反射型センサ31,32のスポット41.42間の距離
dは、第6図(a)、(b)に示すように理想的な同心
コードパターンの明部の幅Ωと等しくなるように設定さ
れている。
第5図におけるセンサ出力5311S3□のスポット位
置による出力特性を第7図(a)〜(c)に示す。第7
図(a)〜(c)で明らかなように、スポット位置が(
1)ならば、センサ出力S、□は75%レスポンス、S
3□は25%レスポンスであ番】 スポット位置が(2)ならば、センサ出力S、1゜S3
□共に50%レスポンスであり。
スポット位置が(3)ならば、センサ出力S3□は25
%レスポンス、S3□は75%レスポンスである。
このようにセンサ出力S3□、S32により同心コード
パターンの位置、換言すればコード円板1の偏心の度合
いが分かる。
以下に第4図における偏心調整方法を説明すると、コー
ド円板1がシャフト2上に偏心して載置されている状態
で、センサ21により半径方向に近接した暗パターンD
1−明パターンBの境界L1と、明パターンB−暗パタ
ーンD2の境界L2とに対応するセンサ出力S 311
 S 3 zを得、センサ出力531rS3□の差S 
difを監視する。そして、回転角度検出器139回転
駆動機構14によりシャフト2を360度回転させる。
センサ出力差S difは、偏心の度合いにより所定の
幅Sで変化する。この振幅Sの中点を偏心調整の基準点
RI)とすると、(RP−8dif)が中点LCの偏心
量となる。
第2図で示したように、シャフト2を順次1/4回転さ
せた各fiIt察点P1〜P4において、センサ21で
センサ出力差S difを監視し、偏心量(RP −5
dif)を零となるように偏心rA整機楕15でコード
円板1の位置を修正する。以上の位置修正で二次元の位
置の調整が終了し、コード円板1の偏心調整が完了する
以上説明したように、半径方向に近接したコード円板の
同心円上のパターンの中点がシャフトの回転にかかわら
ず半径方向で一定の位置にあるようにコード円板とシャ
フトの相対位置を調整することにより、パターンの中心
01とシャフト2の回転中心02とを高精度に一致させ
ることができる。
なお、上記実施例では暗パターンDi、D2に挾まれた
明パターンBを第3のパターンとして説明したが、例え
ば明パターンに挾まれた暗パターンを第3のパターンと
みなして本発明を適用してもかまわない。
〈発明の効果〉 以上本発明によれば、コード円板に設けられた暗パター
ンまたは明パターンを2つ選定し、これらのパターンに
挾まれた第3のパターンの半径方向の中点をシャフトの
回転中心に対して一定位同に規定し、中点位置の規定に
際しては、第3のパターンの半径方向の中点の偏心量を
[察するraim点を設け、観察されたシャフトの回転
中心に対する偏心量を零とするように構成したから、パ
ターンの太り細りによる影響を低減し、調整精度を高め
ることができる。
また、コード円板をシャフトに精密取り付は可能となる
ことから、パルスコータの高精度化、高品質化が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明の偏心調整方法を実施す
るコード円板の平面図およびパターンの拡大図、 第2図(ao)〜(c)は本発明の偏心調整方法を説明
するための図、 第3図は手動による本発明の偏心調整方法を実現できる
偏心調整装置の構成図、 第4図は自動による本発明の偏心調整方法を実現できる
偏心調整装置の構成図、 第5図はセンサおよびセンサ増幅器の回路図1、第6図
(a)、(b)はセンサのスポット間の距離dと同心コ
ードパターンの明部の幅Qとの関係図。 第7図(a)〜(c)は第5図におけるセンサ出力S3
1. S□2のスポット位置による出力特性図、第8図
(a)、(b)、(c)はコード円板の平面図およびコ
ード円板に多数設けられたパターンの拡大図。 第9図は各部名称の説明図。 第10図はコード円板の偏心w4察点の説明図。 第11図(a)〜(c)は従来の偏心調整方法を説明す
るための図。 1・・コード円板、 P・・同心状のパターン。 01(1)  ・・パターンPの中心、2・・シャフト
、 02(※)・・シャフト2の回転中心。 B・・明パターン。 DI、D2・・暗パターン、 LC・・明パターンBの半径方向の中点。 特許出願人        ファナック株式会社代理人
          弁理士  齋藤千幹第 ! 図 (σ) rb> 第6図 CD) 第8図 (a) 第9図 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パルスコータのコード円板をシャフトに固定する
    際、コード円板に同心状に多数設けられた明パターン、
    暗パターンのうち所定パターンの中心とシャフトの回転
    中心とを一致させるコード円板の偏心調整方法において
    、 前記コード円板に設けられた暗パターンまたは明パター
    ンを2つ選定し、これらのパターンに挾まれた第3のパ
    ターンの半径方向の中点を前記シャフトの回転中心に対
    して一定位置に規定することを特徴とするコード円板の
    偏心調整方法。
  2. (2)第3のパターンの半径方向の中点の偏心量を観察
    する観察点を設け、観察された前記シャフトの回転中心
    に対する偏心量を零とすることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のコード円板の偏心調整方法。
JP16684888A 1988-07-06 1988-07-06 コード円板の偏心調整方法 Pending JPH0217414A (ja)

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JP16684888A JPH0217414A (ja) 1988-07-06 1988-07-06 コード円板の偏心調整方法

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JP16684888A Pending JPH0217414A (ja) 1988-07-06 1988-07-06 コード円板の偏心調整方法

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JP (1) JPH0217414A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU738100B2 (en) * 1999-04-09 2001-09-06 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Damper attaching structure and damper attaching method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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