JPH02174140A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH02174140A JPH02174140A JP32592188A JP32592188A JPH02174140A JP H02174140 A JPH02174140 A JP H02174140A JP 32592188 A JP32592188 A JP 32592188A JP 32592188 A JP32592188 A JP 32592188A JP H02174140 A JPH02174140 A JP H02174140A
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Landscapes
- Element Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は半導体装置の製造方法に係り、詳しくは、M
O3LS[、高集積バイポーラLSIにおけろ溝光てん
法による素子分離部の形成方法に関するものである。
O3LS[、高集積バイポーラLSIにおけろ溝光てん
法による素子分離部の形成方法に関するものである。
(従来の技術)
近年の半導体記憶装置は、記憶容重の増大の要求に伴っ
て記憶素子(メモリセル)の微細化が促進され、素子の
高集積化がはかられている。このように集積度を向上さ
せるために更に素子の分離幅を縮小することが現在、重
要な課題となっている。
て記憶素子(メモリセル)の微細化が促進され、素子の
高集積化がはかられている。このように集積度を向上さ
せるために更に素子の分離幅を縮小することが現在、重
要な課題となっている。
従来の素子分離は、バイポーラLSIではpn接合分離
あるいは選択酸化分離が用いられており、一方、MO8
LSIでは主として選択酸化分離(Localoxid
ation or 5ilicon;以下LOGO3と
いう)法が広く用いられてきた。
あるいは選択酸化分離が用いられており、一方、MO8
LSIでは主として選択酸化分離(Localoxid
ation or 5ilicon;以下LOGO3と
いう)法が広く用いられてきた。
しかしながら、LOCO8法による分離では、バーズビ
ークが発生し、0.5μm以下の分離幅を得ろことが困
難である。
ークが発生し、0.5μm以下の分離幅を得ろことが困
難である。
そのため、これにかわる新しい素子分離技術が強り要求
されている。今までに提案された方法の中には選択エピ
タキシャル分離、トレンチ素子分離、誘電体分離等があ
るが、ここでは−例としてトレンチ素子分離技術につい
てとりあげて説明する。
されている。今までに提案された方法の中には選択エピ
タキシャル分離、トレンチ素子分離、誘電体分離等があ
るが、ここでは−例としてトレンチ素子分離技術につい
てとりあげて説明する。
第3図(a)〜(d)は、文献「LSIハンドブック。
電子通信学会編、オーム社、第392頁」に示されろ溝
光てん法による素子分離(以下、トレンチ素子分離とい
う)例を示したものである。以下、この方法について順
を迫って説明する。
光てん法による素子分離(以下、トレンチ素子分離とい
う)例を示したものである。以下、この方法について順
を迫って説明する。
第3図(alにおいて、1はP型シリコン(Si)基板
であり、表面側にn+埋込屡2を形成した後、nエピタ
キシャル層3が堆積されている。以下、シリコン基板1
.n+埋込層2.nエピタキシャル層3部分をシリコン
基体という。このシリコン基体上にパッドシリコン酸化
膜(以下5I02膜と記す)4とシリコン窒化膜(以下
Si3N4膜と記す)5を順次形成する。次に、これら
Si3N4膜5とS i O2膜4に通常のホトリソグ
ラフィーにより素子分離溝形成用の開口部6を形成する
。そして、残りのSi、、N4膜5をマスクとして開口
部6を通して反応性イオンエツチング(RIE)でシリ
コン基体をエツチングすることにより、このシリコン基
体に、n+埋込層2を貫(深い溝7を形成する。
であり、表面側にn+埋込屡2を形成した後、nエピタ
キシャル層3が堆積されている。以下、シリコン基板1
.n+埋込層2.nエピタキシャル層3部分をシリコン
基体という。このシリコン基体上にパッドシリコン酸化
膜(以下5I02膜と記す)4とシリコン窒化膜(以下
Si3N4膜と記す)5を順次形成する。次に、これら
Si3N4膜5とS i O2膜4に通常のホトリソグ
ラフィーにより素子分離溝形成用の開口部6を形成する
。そして、残りのSi、、N4膜5をマスクとして開口
部6を通して反応性イオンエツチング(RIE)でシリ
コン基体をエツチングすることにより、このシリコン基
体に、n+埋込層2を貫(深い溝7を形成する。
次に、溝7の内壁に、熱酸化により第3図(blに示す
ようにS i O2膜8を形成した後、溝7底部のシリ
コン基体部分に、ホウ素イオン(B+)のイオン注入に
よりチャネルカット層9を形成する。
ようにS i O2膜8を形成した後、溝7底部のシリ
コン基体部分に、ホウ素イオン(B+)のイオン注入に
よりチャネルカット層9を形成する。
その後、多結晶シリコン10を全面に厚く堆積し、溝7
を該多結晶シリコン10で埋めろ。
を該多結晶シリコン10で埋めろ。
その次に、多結晶シリコン10を、エッチバックにより
第3図(clに示すように溝7内にのみ残す。
第3図(clに示すように溝7内にのみ残す。
最後に、Si、N4膜5をマスクとして、熱酸化により
第3図fd)に示すようにキャンプ酸化膜11を多結晶
シリコン10の表面部に形成する。
第3図fd)に示すようにキャンプ酸化膜11を多結晶
シリコン10の表面部に形成する。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記のような従来のトレンチ素子分離形
成法では、溝内壁の酸化膜8とシリコン基体との間、お
よびキャップ酸化膜11と多結晶シリコン10の間に応
力が発生することが問題となっている。特に、第35回
応用物理学関係連合講演会予稿集31a−V−10,第
692頁で指摘されているように、キャップ酸化膜11
と多結晶シリコン10との間の応力が著しく、第3図(
dlに点線の円で示す領域部に縞状のバーズビークが発
生する。そのため、この応力場によりシリコン基体側に
転位、欠陥が数多(発生し、それに起因するリーク電流
で十分な素子特性が得られなかった。
成法では、溝内壁の酸化膜8とシリコン基体との間、お
よびキャップ酸化膜11と多結晶シリコン10の間に応
力が発生することが問題となっている。特に、第35回
応用物理学関係連合講演会予稿集31a−V−10,第
692頁で指摘されているように、キャップ酸化膜11
と多結晶シリコン10との間の応力が著しく、第3図(
dlに点線の円で示す領域部に縞状のバーズビークが発
生する。そのため、この応力場によりシリコン基体側に
転位、欠陥が数多(発生し、それに起因するリーク電流
で十分な素子特性が得られなかった。
この発明は、埋込み多結晶シリコン表面の絶縁膜形成で
発生していた局所的応力を緩和し、その結果、半導体基
体での結晶欠陥発生を抑止して、優れた素子形成を可能
とするトレンチ素子分離形成法を提供することを目的と
する。
発生していた局所的応力を緩和し、その結果、半導体基
体での結晶欠陥発生を抑止して、優れた素子形成を可能
とするトレンチ素子分離形成法を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段)
この発明は、トレンチ素子分離形成法において、半導体
基体に形成される素子分離用溝の上部部分の開口幅を、
下部側に比較して広げろようにしたものである。特に、
この発明では、半導体基体上にマスク層を形成し、この
マスク層に溝形成用の開口部を形成した後、該開口部を
通して等方性エツチングにより半導体基体を浅くエツチ
ングし、続いて1iiI開口部を通して異方性エツチン
グで所定の深さま°C了導体基体をエツチングずろこと
により、この半導体基体に、上部部分の開口幅が広がっ
た素子分離用の)14を形成ずろ。
基体に形成される素子分離用溝の上部部分の開口幅を、
下部側に比較して広げろようにしたものである。特に、
この発明では、半導体基体上にマスク層を形成し、この
マスク層に溝形成用の開口部を形成した後、該開口部を
通して等方性エツチングにより半導体基体を浅くエツチ
ングし、続いて1iiI開口部を通して異方性エツチン
グで所定の深さま°C了導体基体をエツチングずろこと
により、この半導体基体に、上部部分の開口幅が広がっ
た素子分離用の)14を形成ずろ。
(作 用)
上記のようにして)4の上部部分を広げであると、線溝
の内壁に絶縁膜を形成した後、溝内を、上部部分を除い
て多結晶シリコンで埋め、その多結晶シリコンの表面に
、溝の上部部分を埋めて絶縁膜を形成した時、該絶縁膜
形成による応力は第2図に示すように深さ方向と横方向
へ分散する。すなわち、応力集中が緩和されろもので、
よって、半導体基体での結晶欠陥発生が低下ずろ。
の内壁に絶縁膜を形成した後、溝内を、上部部分を除い
て多結晶シリコンで埋め、その多結晶シリコンの表面に
、溝の上部部分を埋めて絶縁膜を形成した時、該絶縁膜
形成による応力は第2図に示すように深さ方向と横方向
へ分散する。すなわち、応力集中が緩和されろもので、
よって、半導体基体での結晶欠陥発生が低下ずろ。
(実施例)
以下この発明の一実施例を第1図ta+〜fitを参照
して説明する。
して説明する。
第1図(alにおいて、21はP型シリ:]:/(10
0)基板で、抵抗率が1〜20Ω・canの範囲の基板
である。この1〕型シリコン(100)基板21の表面
側に、通常の拡散法によりリン(P)あるいはヒ素(A
slを5 X 10”原子/ cc程度拡散させ、n+
埋込層22を形成する。さらに、このn+埋込層22の
上にエピタキシャル成長により1層23を形成する。こ
の1層23を形成するにあたり、成長は通常行われてい
る方法を用いた。即ち、本実施例においては、成長時に
、鳩希釈の5IH2C12ガスとPH,ガスないしは、
馬希釈のS i H4ガスとP)(3ガスを用い、温度
1000〜1200℃の範囲で成長を行った。また、こ
の1層23は、通常素子分離として使用されろ範囲の厚
み、−例として1〜5μm程度の厚さであればよい。こ
の1層23とn+埋込層22およびP型シリコン(10
0)基板21部分を以下シリコン基体と言う。
0)基板で、抵抗率が1〜20Ω・canの範囲の基板
である。この1〕型シリコン(100)基板21の表面
側に、通常の拡散法によりリン(P)あるいはヒ素(A
slを5 X 10”原子/ cc程度拡散させ、n+
埋込層22を形成する。さらに、このn+埋込層22の
上にエピタキシャル成長により1層23を形成する。こ
の1層23を形成するにあたり、成長は通常行われてい
る方法を用いた。即ち、本実施例においては、成長時に
、鳩希釈の5IH2C12ガスとPH,ガスないしは、
馬希釈のS i H4ガスとP)(3ガスを用い、温度
1000〜1200℃の範囲で成長を行った。また、こ
の1層23は、通常素子分離として使用されろ範囲の厚
み、−例として1〜5μm程度の厚さであればよい。こ
の1層23とn+埋込層22およびP型シリコン(10
0)基板21部分を以下シリコン基体と言う。
次に、第1図(blに示されるように、シリコン酸化膜
(息下SiO□膜と記す)24をシリコン基体上、詳細
には、1層23の上に成長させる。このS i O2膜
24は、通常の熱酸化法により形成する。
(息下SiO□膜と記す)24をシリコン基体上、詳細
には、1層23の上に成長させる。このS i O2膜
24は、通常の熱酸化法により形成する。
即ち、本実施例では電気炉を用い、乾燥した酸素(02
)雰囲気中、1000℃で酸化を行い、1000〜50
00人の厚みで成長させた。次に、5102膜24上に
レジスト25をスピンコードで塗布シ、約1μm堆積さ
せる。その後、ホトリソグラフィーによりレジスト25
のパターニングを第1図(b)に示すように行う。ここ
で、レジスト除去部26の幅は、所望のトレンチ幅、例
えば0.5〜1.5μmの寸法が得られるような幅とし
、その幅となるようにホトリソグラフィーの諸条件を設
定する。
)雰囲気中、1000℃で酸化を行い、1000〜50
00人の厚みで成長させた。次に、5102膜24上に
レジスト25をスピンコードで塗布シ、約1μm堆積さ
せる。その後、ホトリソグラフィーによりレジスト25
のパターニングを第1図(b)に示すように行う。ここ
で、レジスト除去部26の幅は、所望のトレンチ幅、例
えば0.5〜1.5μmの寸法が得られるような幅とし
、その幅となるようにホトリソグラフィーの諸条件を設
定する。
次に、パターニングされたレジスト25をマスクとして
反応性イオンエツチング(RIE)により5I02膜2
4をエツチングし、該S i q膜24に第1図(C1
に示すように溝形成用の開口部27を形成した後、02
アツシング及び硫酸過水によりレジスト25を剥離する
。このようにして、マスク開口部27を有するSiO□
膜マスクを作製する。
反応性イオンエツチング(RIE)により5I02膜2
4をエツチングし、該S i q膜24に第1図(C1
に示すように溝形成用の開口部27を形成した後、02
アツシング及び硫酸過水によりレジスト25を剥離する
。このようにして、マスク開口部27を有するSiO□
膜マスクを作製する。
次に、5102膜24をマスクとして、開口部27を通
してシリコン基体を第1図fdlに示すように浅くエツ
チングする。この時のエツチングは等方性エツチングと
なるように条件設定する。また、エツチング方式は、ウ
ェットエツチングでもドライエツチングでもかまわない
。ウェットエツチングでは、例えばフッ硝酸等のSiの
エッチャントを用いることにより、等方性エツチングが
達成できる。また、ドライエツチングでは、例えばCF
4゜NF3等フッ素(F)を含んだガスや、このF系ガ
スとへなどの混合ガスを用いることにより等方性エツチ
ングを達成できろ。このような等方性エツチングでエツ
チングを行うと、第1図(dlに示すように、シリコン
基体には、サイドエツチングにより、S i O2膜2
4の開口部27の幅より広がった凹部28がシリコン基
体に形成される。
してシリコン基体を第1図fdlに示すように浅くエツ
チングする。この時のエツチングは等方性エツチングと
なるように条件設定する。また、エツチング方式は、ウ
ェットエツチングでもドライエツチングでもかまわない
。ウェットエツチングでは、例えばフッ硝酸等のSiの
エッチャントを用いることにより、等方性エツチングが
達成できる。また、ドライエツチングでは、例えばCF
4゜NF3等フッ素(F)を含んだガスや、このF系ガ
スとへなどの混合ガスを用いることにより等方性エツチ
ングを達成できろ。このような等方性エツチングでエツ
チングを行うと、第1図(dlに示すように、シリコン
基体には、サイドエツチングにより、S i O2膜2
4の開口部27の幅より広がった凹部28がシリコン基
体に形成される。
続いて、S i O2膜24をマスクとして、開口部2
7を通して、今度は異方性エツチングによりシリコン基
体を第1図telに示すように所定の深さまでエツチン
グする。ここで、所定の深さとは、n埋込層22を貫通
する深さであり、通常は3〜5μmの深さである。また
、異方性エツチングは、例えば5i(J4. CCl4
など、塩素(CI)を含んだガスや、このCI系ガスと
02.N2などの混合ガスを用いて行う。この異方性エ
ツチングでエツチングを行った場合は、5102膜24
の開口部27と同じ幅でシリコン基体に溝が形成される
。そして、この異方性エツチングを、前述の等方性エツ
チングに続いて行うことにより、シリコン基体には、第
1図telに示すように、上部部分の開口幅が下部側に
比較して広がった素子分離用の溝29が形成されろこと
になる。この溝29の上部部分の広がった部分をポケッ
ト領域29aと呼ぶ。
7を通して、今度は異方性エツチングによりシリコン基
体を第1図telに示すように所定の深さまでエツチン
グする。ここで、所定の深さとは、n埋込層22を貫通
する深さであり、通常は3〜5μmの深さである。また
、異方性エツチングは、例えば5i(J4. CCl4
など、塩素(CI)を含んだガスや、このCI系ガスと
02.N2などの混合ガスを用いて行う。この異方性エ
ツチングでエツチングを行った場合は、5102膜24
の開口部27と同じ幅でシリコン基体に溝が形成される
。そして、この異方性エツチングを、前述の等方性エツ
チングに続いて行うことにより、シリコン基体には、第
1図telに示すように、上部部分の開口幅が下部側に
比較して広がった素子分離用の溝29が形成されろこと
になる。この溝29の上部部分の広がった部分をポケッ
ト領域29aと呼ぶ。
次に、マスクとして使用したSiO2膜24全24図f
flに示すように除去してシリコン基体の表面を露出さ
せた後、同図のように、ウェットエツチングにより溝部
の角部を丸めろ。
flに示すように除去してシリコン基体の表面を露出さ
せた後、同図のように、ウェットエツチングにより溝部
の角部を丸めろ。
その後、溝29の内壁およびシリコン基体の表向に、第
1図(glに示すように5IO2膜30を500〜25
00人の厚さで形成する。この5IO2膜30の形成は
、熱酸化あるいはCVD法のどちらを使用してもよい。
1図(glに示すように5IO2膜30を500〜25
00人の厚さで形成する。この5IO2膜30の形成は
、熱酸化あるいはCVD法のどちらを使用してもよい。
続いて、B+をイオン注入により注入して、溝29底部
のシリコン基体部分にチャネルカットll131を形成
する。
のシリコン基体部分にチャネルカットll131を形成
する。
次に、第1図(hlに示されろように多結晶シリコン3
2をシリコン基体上の全面に堆積させ、該多結晶シリコ
ン32で溝29を完全に埋めろようにする。この多結晶
シリコン32の厚みは2000〜5000人程度であれ
ばよ形成 次に、エッチバック法により多結晶シリコン32をエツ
チングし、第1図(ilに示すように、溝29内の、上
部部分以外の部分にのみ多結晶シリコン32を残すよう
にする。
2をシリコン基体上の全面に堆積させ、該多結晶シリコ
ン32で溝29を完全に埋めろようにする。この多結晶
シリコン32の厚みは2000〜5000人程度であれ
ばよ形成 次に、エッチバック法により多結晶シリコン32をエツ
チングし、第1図(ilに示すように、溝29内の、上
部部分以外の部分にのみ多結晶シリコン32を残すよう
にする。
続いて、溝29の上部部分を埋めるようにしてシリコン
基体上の全面に通常のCVD法を用いてキャップ酸化M
33を形成する。最後に、そのキャップ酸化膜33をエ
ッチパック法によりエツチングし、このキャップ酸化膜
33が、第1図(J)に示すように、埋込み多結晶シリ
コン32の表面に、溝29の上部部分を埋めて残るのみ
とする。以上でトレンチ素子分離部が完成する。
基体上の全面に通常のCVD法を用いてキャップ酸化M
33を形成する。最後に、そのキャップ酸化膜33をエ
ッチパック法によりエツチングし、このキャップ酸化膜
33が、第1図(J)に示すように、埋込み多結晶シリ
コン32の表面に、溝29の上部部分を埋めて残るのみ
とする。以上でトレンチ素子分離部が完成する。
上記の方法では、溝29の上部部分に、ポケット領域2
9aを形成している。したがって、埋込み多結晶シリコ
ン32の表面に、溝29の上部部分を埋めてキャップ酸
化膜33を形成することにより発生ずる応力は、第2図
に示すように深さ方向と横方向へ分散する。すなわち、
応力集中が緩和されろことになり、よって、シリコン基
体での結晶欠陥発生が低下する。それゆえ、リーク電流
の発生がなく、高性能な素子形成が可能となる。
9aを形成している。したがって、埋込み多結晶シリコ
ン32の表面に、溝29の上部部分を埋めてキャップ酸
化膜33を形成することにより発生ずる応力は、第2図
に示すように深さ方向と横方向へ分散する。すなわち、
応力集中が緩和されろことになり、よって、シリコン基
体での結晶欠陥発生が低下する。それゆえ、リーク電流
の発生がなく、高性能な素子形成が可能となる。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、この発明によれば、素子分
離用溝の上部部分の開口幅を広げ、ポケット領域を設け
ることにより、埋込み多結晶シリコン表面の絶縁膜形成
により発生する応力を深さ方向と横方向に分散させて、
応力集中を緩和できるようにしたので、半導体基体での
結晶欠陥の発生を低下させ、リーク電流の発生を抑える
ことができ、高性能な素子形成が可能となる。
離用溝の上部部分の開口幅を広げ、ポケット領域を設け
ることにより、埋込み多結晶シリコン表面の絶縁膜形成
により発生する応力を深さ方向と横方向に分散させて、
応力集中を緩和できるようにしたので、半導体基体での
結晶欠陥の発生を低下させ、リーク電流の発生を抑える
ことができ、高性能な素子形成が可能となる。
第1図はこの発明の半導体装置の製造方法の一実施例を
示す工程断面図、第2図は上記一実施例における溝上部
部分の拡大断面図、第3図は従来のトレンチ素子分離形
成法を示す工程断面図である。 21・・・P型シリコン(1oo)基板、22・・・n
埋込層、23・・n層、24・・・シリコン酸化膜(s
lo2膜)、27・開口部、28・・凹部、29・・・
溝、29 a−ポケット領域、30− SiO2膜、3
2多結晶シリコン、33・・キャップ酸化膜。 本発明一実施例(こおける要部断面図 第2図
示す工程断面図、第2図は上記一実施例における溝上部
部分の拡大断面図、第3図は従来のトレンチ素子分離形
成法を示す工程断面図である。 21・・・P型シリコン(1oo)基板、22・・・n
埋込層、23・・n層、24・・・シリコン酸化膜(s
lo2膜)、27・開口部、28・・凹部、29・・・
溝、29 a−ポケット領域、30− SiO2膜、3
2多結晶シリコン、33・・キャップ酸化膜。 本発明一実施例(こおける要部断面図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (a)半導体基体上にマスク層を形成し、このマスク層
に溝形成用の開口部を形成する工程と、(b)その開口
部を通して等方性エッチングにより半導体基体を浅くエ
ッチングし、続いて同開口部を通して異方性エッチング
で所定の深さまで半導体基体をエッチングすることによ
り、この半導体基体に、上部部分の開口幅が下部側に比
較して広がった素子分離用の溝を形成する工程と、 (c)その溝の内壁に絶縁膜を形成した後、溝内を、前
記上部部分を除いて多結晶シリコンで埋める工程と、 (d)その埋込み多結晶シリコンの表面に、溝の上部部
分を埋めて絶縁膜を形成する工程とを具備してなる半導
体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32592188A JPH02174140A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32592188A JPH02174140A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02174140A true JPH02174140A (ja) | 1990-07-05 |
Family
ID=18182084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32592188A Pending JPH02174140A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02174140A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6410452B2 (en) | 2000-07-21 | 2002-06-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing semiconductor device |
JP2006186073A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Toshiba Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
JP2006245602A (ja) * | 1999-03-03 | 2006-09-14 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
US8592284B2 (en) | 2008-08-20 | 2013-11-26 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32592188A patent/JPH02174140A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006245602A (ja) * | 1999-03-03 | 2006-09-14 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
US6410452B2 (en) | 2000-07-21 | 2002-06-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing semiconductor device |
JP2006186073A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Toshiba Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
US8592284B2 (en) | 2008-08-20 | 2013-11-26 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
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