JPH0217409Y2 - - Google Patents

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JPH0217409Y2
JPH0217409Y2 JP20057183U JP20057183U JPH0217409Y2 JP H0217409 Y2 JPH0217409 Y2 JP H0217409Y2 JP 20057183 U JP20057183 U JP 20057183U JP 20057183 U JP20057183 U JP 20057183U JP H0217409 Y2 JPH0217409 Y2 JP H0217409Y2
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JP
Japan
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terminal
battery
terminals
plate
twisted
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JP20057183U
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JPS60109266U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は端子付き電池の改良に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 各種電池の中でエネルギー密度、保存性に優れ
たリチウム電池は、最近ではCMOSICのメモリ
ーのバツクアツプ用として広く用いられている。
その使われ方は第1図に示す如く電池Bに板端子
Pを溶接し、その端子先端をプリント基板に設け
た穴に挿入し、半田付されるのが通例であり、こ
の電池の挿入も近年では、自動挿入機によること
も多々見うけられる様になつた。
しかし、従来の端子構造では、端子付きの電池
をプリント基板に実装する上で問題点がある。そ
れは第1図イ,ロに示す如く、先端を一個所細く
した板端子Pを電池の陽・陰極面に平行にあて、
この状態で端子を電池の極面にスポツト溶接する
方式であるため、端子の先端部分も当然同一の板
から成るもので、第1図に示す如く、両極の端子
は平行状態となる。
又、第2図イ,ロに示す如く、1枚の板から二
又状の端子先端部に加工したものPも平行と同じ
様に同一線上に同じ方向を向いている。
又、第3図に示す如き形状の一方の端子が1枚
の板から加工された複数先端をもち、他方の端子
が独立した板端子で構成する場合も同様に平行端
子となる。
すなわち、いずれの例においても、平行状態に
なつた端子は、板の性質が根本的に左右するた
め、板端子間の寸法は板を打抜き加工した寸法又
は電池に端子をスポツト溶接した状態で寸法が定
まり、その後においては寸法の融通がきかない。
このことは前に説明した如く、端子付の電池を
プリント基板に実装する場合に問題となる。
それは、まず第一に、基板の穴寸法と端子間の
寸法とが、ある公差、例えば±0.2〜0.3mm以内で
一致する必要がある。
しかし、実際に物を生産する場合この端子間寸
法の公差を小さくすることは、高度な加工法や、
高価な機械が必要であり、しいては製品のコスト
高を招いていた。
又、一方では、この端子間の寸法が穴の寸法に
対し余裕がないと、挿入作業が困難となるという
問題もあつた。
考案の目的 本考案は、これらの従来の問題点を解決するた
めに最小限の改良で最大の効果を得ることのでき
る端子付き電池を提供するものである。
考案の構成 本考案は前記した一枚板状の端子又は電池の両
極に溶接された板端子の平行又は一線上にある端
子先端部分を、板端子平面に対して1/4回転以内
すなわち90゜以内の角度で垂直状にひねりを加え、
ひねられた端子が他のひねられない端子と直角に
近い角度で向い合わされることを特徴とするもの
である。
すなわち板は面の方向には柔軟性があり、少々
の寸法ずれをも解決してくれる。
本考案はこの点を利用したもので、ひねられな
い面がX軸方向に柔軟性があるのに対し、ひねら
れた方は、ひねられた角度にもよるが、例えば
90゜ひねられた場合は、Y軸方向に柔軟性を発揮
する。すなわち、プリント基板の穴に対し、X
軸、Y軸いずれの方向にも柔軟性が得られる。
実施例の説明 第4図は本考案の一実施例において電池Bに取
付けた2枚の板端子P′の先端部にひねりを加えた
ものである。
この方法は2枚の板端子の一方の先端のみにひ
ねりを加えることもできる。
第5図は、一枚板状で二又先端部をもつ板端子
P′の先端の一方のみにひねりを加えたものであ
り、場合により両先端共ひねりを加えることもで
きる。
第6図は一方の板端子が二又先端をもち他方
が、1本の先端をもつ例であり、この場合は1枚
板で加工される端子の寸法は金型等で精度が高い
のでそのまゝとし、他の1本端子が溶接時に高い
寸法精度を得ることが困難であるため、この端子
のみにひねりを加えたものである。
以上の実施例に示す改良を加えると、従来は端
子間寸法に例えば10mm±0.2mmの精度を要するの
に高価な治具を必要としたものが、±0.5mmの寸法
公差でも十分使用できる。
又、プリント基板の穴径も、端子の巾に対応し
たものが可能となり、プリント配線の銅箔とのク
リアランスも少くなり、半田付も確実でスピード
も上り、生産性の向上に大きく効果がある。
又、板端子をプリント基板の穴に挿入する場合
も、X,Y2軸方向に柔軟性すなわち自由性があ
るため挿入作業も非常に容易となる。
考案の効果 このように本考案の端子付き電池は生産性の向
上、設備の低減、プリント基板への実装等が容易
で使用かつての向上等による経済的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは従来の板端子付き電池を示し、
イは正面図、ロは側面図、第2図イ,ロは従来の
別の例による板端子を示す正面図及び側面図、第
3図イ,ロはさらに別の従来例における板端子付
き電池の正面図及び側面図、第4図イ,ロは本考
案の実施例における端子付き電池の正面図及び側
面図、第5図イ,ロは本考案の別の例における板
端子の正面図及び側面図、第6図イ,ロはさらに
別の実施例における端子付き電池の正面図及び側
面図である。 B……電池、P,P′……板端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コイン形又はボタン形電池Bからなり、2枚の
    端子片Pを有する端子片付き電池であつて、 前記2枚の端子片Pは、他の部分よりも細い先
    端部又は二差先端部を備え、少なくとも一方の端
    子片Pは、少なくとも1個の先端部にひねりが設
    けられており、該ひねりは、端子片平面に対して
    90゜以内の角度でひねられており、 2枚の前記端子片Pは、電池Bの正、負端子部
    の平面部にそれぞれ溶接され、前記先端部は互い
    に平行を保つて電池Bの外側に延び出ていること
    を特徴とする端子付き電池。
JP20057183U 1983-12-27 1983-12-27 端子付き電池 Granted JPS60109266U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20057183U JPS60109266U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 端子付き電池

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JP20057183U JPS60109266U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 端子付き電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60109266U JPS60109266U (ja) 1985-07-24
JPH0217409Y2 true JPH0217409Y2 (ja) 1990-05-15

Family

ID=30761546

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20057183U Granted JPS60109266U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 端子付き電池

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532935Y2 (ja) * 1988-06-25 1993-08-23

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JPS60109266U (ja) 1985-07-24

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