JPH0217392B2 - - Google Patents
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- JPH0217392B2 JPH0217392B2 JP58024956A JP2495683A JPH0217392B2 JP H0217392 B2 JPH0217392 B2 JP H0217392B2 JP 58024956 A JP58024956 A JP 58024956A JP 2495683 A JP2495683 A JP 2495683A JP H0217392 B2 JPH0217392 B2 JP H0217392B2
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- JP
- Japan
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- mast
- mast base
- base structure
- rail
- structure according
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H8/00—Sail or rigging arrangements specially adapted for water sports boards, e.g. for windsurfing or kitesurfing
- B63H8/20—Rigging arrangements involving masts, e.g. for windsurfing
- B63H8/24—Arrangements for connecting the rigging to a board
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B32/00—Water sports boards; Accessories therefor
- B63B32/68—Mast foot attachments, e.g. mast foot rails
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セイルボードのマスト基部構造に関
し、さらに詳しくは、ユニヴアーサルジヨイント
を支持するマスト基部下方部の下に位置し、マス
トとセイルボードとの間の連結を構成し、そして
このセイルボードの長手方向に少なくとも二個所
の間を移動し得、かつ、これら二個所に固定し得
る連結部材を有するセイルボードのマスト基部構
造に関する。
し、さらに詳しくは、ユニヴアーサルジヨイント
を支持するマスト基部下方部の下に位置し、マス
トとセイルボードとの間の連結を構成し、そして
このセイルボードの長手方向に少なくとも二個所
の間を移動し得、かつ、これら二個所に固定し得
る連結部材を有するセイルボードのマスト基部構
造に関する。
前記タイプのマスト基部構造は、基本的には西
ドイツ特許公告公報第2449636号に記載されてい
る。この公知のマスト基部構造の目的は、それよ
りもさらに前に知られていたセイルボードの欠点
を回避するものである。すなわち、このさらに以
前に知られていたセイルボードにおいては、マス
ト基部に位置するユニヴアーサルジヨイントは差
し込み結合を介してセイリングマストに連結され
ている。この為、セイリングマストによつて伝達
される駆動力の作用点(マスト支持点)は帆走中
に調節することができない。この欠点はレース中
にセイルボードを用いるときによく見られる。何
故なら、種々のコースを帆走する時には、風の方
向に対して完全に異なつた帆の調整が有利になる
からである。
ドイツ特許公告公報第2449636号に記載されてい
る。この公知のマスト基部構造の目的は、それよ
りもさらに前に知られていたセイルボードの欠点
を回避するものである。すなわち、このさらに以
前に知られていたセイルボードにおいては、マス
ト基部に位置するユニヴアーサルジヨイントは差
し込み結合を介してセイリングマストに連結され
ている。この為、セイリングマストによつて伝達
される駆動力の作用点(マスト支持点)は帆走中
に調節することができない。この欠点はレース中
にセイルボードを用いるときによく見られる。何
故なら、種々のコースを帆走する時には、風の方
向に対して完全に異なつた帆の調整が有利になる
からである。
前記公知のマスト基部構造では、連結部材、従
つてセイリングマストの位置換えや調節は、それ
ぞれ次のように進められる。すなわち、セイリン
グマストがもちあげれ、別の場所に移動され、そ
してそこにロツクまたは拘束される。この目的の
為に、従来公知のマスト基部構造においては、セ
イルボードにキーウエイトラヴエラーを装着する
ことが提案されている。このキーウエイトラヴエ
ラーにマスト基部構造の横軸が係合状態で保持さ
れ、かつこの横軸の上に位置し前記トラヴエラー
に平行に延びるブラケツトによつて位置換え自在
にされている。
つてセイリングマストの位置換えや調節は、それ
ぞれ次のように進められる。すなわち、セイリン
グマストがもちあげれ、別の場所に移動され、そ
してそこにロツクまたは拘束される。この目的の
為に、従来公知のマスト基部構造においては、セ
イルボードにキーウエイトラヴエラーを装着する
ことが提案されている。このキーウエイトラヴエ
ラーにマスト基部構造の横軸が係合状態で保持さ
れ、かつこの横軸の上に位置し前記トラヴエラー
に平行に延びるブラケツトによつて位置換え自在
にされている。
前記した従来技術に関する一つの公知の変形例
によれば、セイリングマストの連結部材の位置換
えば、セイルボードにヒンジ結合されているダブ
ルレバー機構によつて構成される。
によれば、セイリングマストの連結部材の位置換
えば、セイルボードにヒンジ結合されているダブ
ルレバー機構によつて構成される。
マスト基部構造の調節又は位置換えの可能性に
おける種々の利点に関する正しい基本的な考えは
別として、この公知のマスト基部構造の調節の範
囲は比較的狭く、また、マスト基部構造の不意の
もちあがりや位置換えを保障しないという難点が
ある。
おける種々の利点に関する正しい基本的な考えは
別として、この公知のマスト基部構造の調節の範
囲は比較的狭く、また、マスト基部構造の不意の
もちあがりや位置換えを保障しないという難点が
ある。
従つて、本発明の目的は、一方ではセイルボー
ドに対してマスト基部の遊びのない安全な移動を
保障し、他方では調整範囲に関して何ら制限のな
い前記したタイプのマスト基部構造を提供するこ
とにある。
ドに対してマスト基部の遊びのない安全な移動を
保障し、他方では調整範囲に関して何ら制限のな
い前記したタイプのマスト基部構造を提供するこ
とにある。
本発明によれば、前記目的を達成するため、ユ
ニヴアーサルジヨイントを支持するマスト基部下
方部の下に位置し、マストとセイルボードとの間
の連結を構成し、そしてこのセイルボードの長手
方向に少なくとも二個所の間を移動し得、かつ、
これら二個所に固定し得る連結部材を有するセイ
ルボードのマスト基部構造であつて、前記連結部
材を係合した状態で前記セイルボードのデツキ表
面に平行移動して案内するためのレールを有する
と共に、さらに連結部材内部に組み込まれ、スプ
リングによつてロツク位置に付勢される結合装置
本体を有し、かつ上記マスト中に貫挿されている
ケーブルラインを介して上記結合装置本体に連結
されたマストの中央部に位置する手動操作部材に
よつて遠隔操作される手動遠隔操作ロツク結合装
置を有することを特徴とするマスト基部構造が提
供される。
ニヴアーサルジヨイントを支持するマスト基部下
方部の下に位置し、マストとセイルボードとの間
の連結を構成し、そしてこのセイルボードの長手
方向に少なくとも二個所の間を移動し得、かつ、
これら二個所に固定し得る連結部材を有するセイ
ルボードのマスト基部構造であつて、前記連結部
材を係合した状態で前記セイルボードのデツキ表
面に平行移動して案内するためのレールを有する
と共に、さらに連結部材内部に組み込まれ、スプ
リングによつてロツク位置に付勢される結合装置
本体を有し、かつ上記マスト中に貫挿されている
ケーブルラインを介して上記結合装置本体に連結
されたマストの中央部に位置する手動操作部材に
よつて遠隔操作される手動遠隔操作ロツク結合装
置を有することを特徴とするマスト基部構造が提
供される。
前記したタイプのマスト基部構造に関して、本
発明の前記目的は、本質的に次の点で解決され
る。その第一点は、連結部材が、レールに係合し
た状態でレールによつて案内され且つセイルボー
ドのデツキ表面に平行に位置換え可能であること
である。第二点は、連結部材をレールに対してロ
ツクするために、連結部材及びマストに組み込ま
れた手動遠隔操作型結合装置を備えていることで
ある。
発明の前記目的は、本質的に次の点で解決され
る。その第一点は、連結部材が、レールに係合し
た状態でレールによつて案内され且つセイルボー
ドのデツキ表面に平行に位置換え可能であること
である。第二点は、連結部材をレールに対してロ
ツクするために、連結部材及びマストに組み込ま
れた手動遠隔操作型結合装置を備えていることで
ある。
特に本発明によれば、本発明のマスト基部構造
を用いる時、連結部材は大きな範囲で位置換えま
たは移動可能であり、また、どの位置においても
遊びのない連結がマストとセイルボードとの間に
提供されるという利点が得られる。このことは、
すべてのセイリング状態において容易で且つ楽な
位置換え又は調節を可能にする。特に好ましい態
様によれば、前記結合装置は、密着型結合として
設計されている。
を用いる時、連結部材は大きな範囲で位置換えま
たは移動可能であり、また、どの位置においても
遊びのない連結がマストとセイルボードとの間に
提供されるという利点が得られる。このことは、
すべてのセイリング状態において容易で且つ楽な
位置換え又は調節を可能にする。特に好ましい態
様によれば、前記結合装置は、密着型結合として
設計されている。
さらに本発明によれば、前記連結部材内部に組
み込まれた結合装置本体はマスト中に貫挿されて
いるケーブルラインを介して手動操作部材に連結
され、この手動操作部材はマストの中央スリーブ
に位置せしめられている。このことにより次のよ
うな特に有利な点が達成される。すなわち、マス
ト基部構造の調整並びに結合装置のロツク解除時
におけるリグ(帆装)の調整又は位置換えがもつ
とも都合のよい方法で進められる。例えば、セイ
ルの回転が360゜自由であると共に、その場合のセ
イルの移動も容易である。前記手動操作部材は、
好ましくは、前記の調整又は位置換えがフオーク
状ブームを手離すことなく達成されるように、フ
オーク状ブームの高さ近辺のところでマストに装
着せしめられる。
み込まれた結合装置本体はマスト中に貫挿されて
いるケーブルラインを介して手動操作部材に連結
され、この手動操作部材はマストの中央スリーブ
に位置せしめられている。このことにより次のよ
うな特に有利な点が達成される。すなわち、マス
ト基部構造の調整並びに結合装置のロツク解除時
におけるリグ(帆装)の調整又は位置換えがもつ
とも都合のよい方法で進められる。例えば、セイ
ルの回転が360゜自由であると共に、その場合のセ
イルの移動も容易である。前記手動操作部材は、
好ましくは、前記の調整又は位置換えがフオーク
状ブームを手離すことなく達成されるように、フ
オーク状ブームの高さ近辺のところでマストに装
着せしめられる。
有利な態様においては、トラヴエラーレールと
しての前記レールは、側方に対向する二つのU字
状溝を有するように設計されることが望ましい。
このトラヴエラーレールは、上端部が開口してい
る複数の凹みを備えており、これらの凹みは互い
に等しい間隔で配置され、前記結合装置本体と噛
み合わされるように意図されている。また、前記
連結部材は、マスト基部下方部を保持するケーブ
ルラインからなり、このケーブルラインは前記レ
ールの側方U字状溝と噛み合う溝及び脚部を有し
ている。
しての前記レールは、側方に対向する二つのU字
状溝を有するように設計されることが望ましい。
このトラヴエラーレールは、上端部が開口してい
る複数の凹みを備えており、これらの凹みは互い
に等しい間隔で配置され、前記結合装置本体と噛
み合わされるように意図されている。また、前記
連結部材は、マスト基部下方部を保持するケーブ
ルラインからなり、このケーブルラインは前記レ
ールの側方U字状溝と噛み合う溝及び脚部を有し
ている。
さらに本発明の特に好ましい態様によれば、前
記ケーシングの上方には開口部が設けられてお
り、この開口部の中に、それに対応する形状のマ
スト基部下方部が差し込まれ、そしてスプリング
部材によつて結合される。このスプリング部材
は、好ましくはマスト基部下方部を前記開口部か
ら解放するために必要な解放モーメント又は力が
調整可能であるように設計されている。このスプ
リング部材は、その二つの脚部がケーシング内に
設けられた水平方向の溝内に挿入され、前記開口
部の両側部に一部露出して延在している。一方、
マスト基部下方部は、スプリング部材に対応する
突起を有しており、マスト基部下方部の完全な挿
入位置においてそれらの突起は前記スプリング部
材の脚部を越えてパチンと挿入される。この態様
においてさらに好ましいことは、マスト基部が繋
ぎ留めロープによつて前記連結部材に連結されて
いることである。
記ケーシングの上方には開口部が設けられてお
り、この開口部の中に、それに対応する形状のマ
スト基部下方部が差し込まれ、そしてスプリング
部材によつて結合される。このスプリング部材
は、好ましくはマスト基部下方部を前記開口部か
ら解放するために必要な解放モーメント又は力が
調整可能であるように設計されている。このスプ
リング部材は、その二つの脚部がケーシング内に
設けられた水平方向の溝内に挿入され、前記開口
部の両側部に一部露出して延在している。一方、
マスト基部下方部は、スプリング部材に対応する
突起を有しており、マスト基部下方部の完全な挿
入位置においてそれらの突起は前記スプリング部
材の脚部を越えてパチンと挿入される。この態様
においてさらに好ましいことは、マスト基部が繋
ぎ留めロープによつて前記連結部材に連結されて
いることである。
この態様は次のような特別の利点を有してい
る。すなわち、セイルボードに対する前記連結部
材の永久的な連結並びに安全な又は確実な調節に
も拘らず、スキーの安全バイデイグと同様に個々
に選択可能な負荷を越えた時にセイルボードから
のリグの分離を可能にしている。したがつて、帆
走者の身体がマストとデツキ表面の間に挾まれた
時でもけがをするという危険は少しもない。この
安全バインデイングの一つの形は、本出願人の先
に提案、すなわち西ドイツ特許公開公報第
2747057号に於いて開示されている。
る。すなわち、セイルボードに対する前記連結部
材の永久的な連結並びに安全な又は確実な調節に
も拘らず、スキーの安全バイデイグと同様に個々
に選択可能な負荷を越えた時にセイルボードから
のリグの分離を可能にしている。したがつて、帆
走者の身体がマストとデツキ表面の間に挾まれた
時でもけがをするという危険は少しもない。この
安全バインデイングの一つの形は、本出願人の先
に提案、すなわち西ドイツ特許公開公報第
2747057号に於いて開示されている。
本発明の特にコンパクトな形態は、スプリング
及びそれにより付勢される結合装置本体を収容す
る底部が開口しているケーシング状に前記マスト
基部下方部を設計することによつて得られる。前
記結合装置本体は、ケーブルラインの装着を可能
にする対向支持部を有する中空シリンダ形状に設
計されることが好ましく、この対向支持部は中空
シリンダ内の仕切り壁とそれに設けられた中央貫
通孔から構成できる。本発明の好ましい態様によ
れば、前記ケーブルラインは、ユニヴアーサルジ
ヨイントを含む全装置の中心部を通つてマストに
設けられた開口部まで上方に延び、ボウデンコン
トロールケーブルの様に構成される。前記中空シ
リンダは同時に、そのケーシング部の内壁部が上
方及び下方に傾いて移動しない様に寸法決めされ
ている。
及びそれにより付勢される結合装置本体を収容す
る底部が開口しているケーシング状に前記マスト
基部下方部を設計することによつて得られる。前
記結合装置本体は、ケーブルラインの装着を可能
にする対向支持部を有する中空シリンダ形状に設
計されることが好ましく、この対向支持部は中空
シリンダ内の仕切り壁とそれに設けられた中央貫
通孔から構成できる。本発明の好ましい態様によ
れば、前記ケーブルラインは、ユニヴアーサルジ
ヨイントを含む全装置の中心部を通つてマストに
設けられた開口部まで上方に延び、ボウデンコン
トロールケーブルの様に構成される。前記中空シ
リンダは同時に、そのケーシング部の内壁部が上
方及び下方に傾いて移動しない様に寸法決めされ
ている。
本発明の別の態様によれば、前記連結部材のケ
ーシングは前記レールの側方に開口するU字状溝
内に噛み合うボールベアリング装置又はローラー
を有している。これらのボール又はローラーは位
置換え移動の時に摩擦を少くする。
ーシングは前記レールの側方に開口するU字状溝
内に噛み合うボールベアリング装置又はローラー
を有している。これらのボール又はローラーは位
置換え移動の時に摩擦を少くする。
本発明のさらに別の態様では、側方にV字状も
しくは台形状の溝を有するレールを適用すること
も可能である。その場合には、連結部材のケーシ
ングはそれらの溝に噛み合う円錐台形状のベアリ
ング装置を装着する。前記ケーブルラインをマス
トから延出させるための開口部には、好ましくは
シール部材が設けられている。
しくは台形状の溝を有するレールを適用すること
も可能である。その場合には、連結部材のケーシ
ングはそれらの溝に噛み合う円錐台形状のベアリ
ング装置を装着する。前記ケーブルラインをマス
トから延出させるための開口部には、好ましくは
シール部材が設けられている。
多くの場合に於いて、セイルボードのマストは
発泡材料によつて形成されているので、その発泡
成形の前にボウデンコントロールケーブルの為の
少なくとも案内孔又はハウジングがマスト内に装
着されることが好ましい。
発泡材料によつて形成されているので、その発泡
成形の前にボウデンコントロールケーブルの為の
少なくとも案内孔又はハウジングがマスト内に装
着されることが好ましい。
本発明の特に簡単な態様によれば、マストの帆
走者のグリツプの高さにおかれる手動操作部材は
リング状に構成され、これにはフオーク状ブーム
の把持領域に連結される操作線材が連結されてい
る。
走者のグリツプの高さにおかれる手動操作部材は
リング状に構成され、これにはフオーク状ブーム
の把持領域に連結される操作線材が連結されてい
る。
以下、添付図面に示す実施例を説明しつつ本発
明をさらに詳細に説明する。本発明の一実施例を
示す第1図において、セイルボード部分は符号1
で示されており、このセイルボード1のデツキ表
面2の上には符号3で示されているリグ(帆装)
が保持されている。このリグ3はボード1の長手
方向に移動可能に保持、案内される。
明をさらに詳細に説明する。本発明の一実施例を
示す第1図において、セイルボード部分は符号1
で示されており、このセイルボード1のデツキ表
面2の上には符号3で示されているリグ(帆装)
が保持されている。このリグ3はボード1の長手
方向に移動可能に保持、案内される。
リグ3は、基本的にはマスト4及びフオーク状
ブーム5(ウイツシユボーンブーム)から構成さ
れる。マスト4はマスト基部上方部6に装着され
ている。ラブ部でマストに装着される帆(セイ
ル)7は、帆のラフ部を形成するポケツト8にお
いてマストに取付けられる。フオーク状ブーム5
の位置の高さにおいて、このポケツト8はマスト
4に平行に延びる長い切取り部9を有している。
この切取り部9によつて限定される範囲におい
て、フオーク状ブーム5は所定範囲内でマストに
沿つて位置換えが可能であり、その高さが調節可
能である様に、マスト4に直接装着されている。
マスト4と帆7とそしてマスト基部上方部6を構
成するユニツトは、ラフ又はタツクラツシングの
下方張り網10によつて互いに一体に保持されて
いる。この下方張り綱10はマスト基部上方部6
に装着され、索目11を通つて延び、そして下方
へ引つ張られてくくりつけられる。
ブーム5(ウイツシユボーンブーム)から構成さ
れる。マスト4はマスト基部上方部6に装着され
ている。ラブ部でマストに装着される帆(セイ
ル)7は、帆のラフ部を形成するポケツト8にお
いてマストに取付けられる。フオーク状ブーム5
の位置の高さにおいて、このポケツト8はマスト
4に平行に延びる長い切取り部9を有している。
この切取り部9によつて限定される範囲におい
て、フオーク状ブーム5は所定範囲内でマストに
沿つて位置換えが可能であり、その高さが調節可
能である様に、マスト4に直接装着されている。
マスト4と帆7とそしてマスト基部上方部6を構
成するユニツトは、ラフ又はタツクラツシングの
下方張り網10によつて互いに一体に保持されて
いる。この下方張り綱10はマスト基部上方部6
に装着され、索目11を通つて延び、そして下方
へ引つ張られてくくりつけられる。
第1図において符号12によつて示されるマス
ト基部構造は、マスト基部上方部6に加えて、一
般にゴム部材又は消音ブロツクからなるユニヴア
ーサルジヨイント13を備えている。このユニヴ
アーサルジヨイントは、第2図に関して詳細に説
明するように、ネジ結合によつてマスト基部構造
の構成部材に装着されている。
ト基部構造は、マスト基部上方部6に加えて、一
般にゴム部材又は消音ブロツクからなるユニヴア
ーサルジヨイント13を備えている。このユニヴ
アーサルジヨイントは、第2図に関して詳細に説
明するように、ネジ結合によつてマスト基部構造
の構成部材に装着されている。
好ましい実施例によれば、ユニヴアーサルジヨ
イント13はマスト基部下方部14に装着されて
いる。このマスト基部下方部14は、連結部材1
5の中に切り離し自在に挿入されている。
イント13はマスト基部下方部14に装着されて
いる。このマスト基部下方部14は、連結部材1
5の中に切り離し自在に挿入されている。
本発明によれば、この連結部材15はレール1
6と係合した状態でレール16に沿つて長手方向
に移動可能になつている。レール16は、セイル
ボード1のデツキ表面2にしつかりと固着されて
いる。レール16に対するこの連結部材15の位
置は、以下において詳しく説明される結合装置1
7によつて決定されまたロツクされる。
6と係合した状態でレール16に沿つて長手方向
に移動可能になつている。レール16は、セイル
ボード1のデツキ表面2にしつかりと固着されて
いる。レール16に対するこの連結部材15の位
置は、以下において詳しく説明される結合装置1
7によつて決定されまたロツクされる。
以下において詳しく説明されるような好ましい
実施例によれば、マストの基部下方部14、従つ
てリグ3がスキーの安全バインデイングの様に連
結部材15から分離されるので、この好ましい実
施例は安全ひも又は繋ぎ留めロープ18を備えて
いる。この繋ぎ留めロープにより、帆が水の中に
倒れた場合にセイルボードからリグ3が完全に離
れてしまうのを防ぐことができる。この様な場
合、水の上に浮いているか、又は浮遊しているリ
グ3は引摺錨として作用する。このような繋ぎ留
めロープは基本的には知られているが、この実施
例の特徴は、繋ぎ留めロープ18がマスト基部下
方部14と連結部材15とに連結されていること
であり、それによつてリグ3の位置換え移動が干
渉されないことである。あるいは、ユニヴアーサ
ルジヨイントが崩れた時においてもさらに安全性
が発揮されるように、マスト基部上方部6と連結
部材15との間に繋ぎ留めロープ18を連結する
こともできる。
実施例によれば、マストの基部下方部14、従つ
てリグ3がスキーの安全バインデイングの様に連
結部材15から分離されるので、この好ましい実
施例は安全ひも又は繋ぎ留めロープ18を備えて
いる。この繋ぎ留めロープにより、帆が水の中に
倒れた場合にセイルボードからリグ3が完全に離
れてしまうのを防ぐことができる。この様な場
合、水の上に浮いているか、又は浮遊しているリ
グ3は引摺錨として作用する。このような繋ぎ留
めロープは基本的には知られているが、この実施
例の特徴は、繋ぎ留めロープ18がマスト基部下
方部14と連結部材15とに連結されていること
であり、それによつてリグ3の位置換え移動が干
渉されないことである。あるいは、ユニヴアーサ
ルジヨイントが崩れた時においてもさらに安全性
が発揮されるように、マスト基部上方部6と連結
部材15との間に繋ぎ留めロープ18を連結する
こともできる。
さらに第1図には、フオーク状ブーム5のすぐ
上であつて、しかも帆のポケツト8の切り取り部
9の範囲に配置される手動操作部材19が示され
ている。この手動操作部材19は連結部材15の
中に配置される結合装置17は操作可能に連結さ
れている。この連結は、以下に詳細に示されてい
る様に、ケーブルライン又はボウデンコントロー
ルケーブル装置からなつている。このケーブルラ
インの一端は、マスト4の開口部20を通つて外
側に延出し、手動操作部材19に装着されてい
る。図示の実施例においては、手動操作部材19
はシンプルなリング状に形成されている。好まし
い実施例によれば、開口部20と手動操作部材1
9とはマストの正面側に配置されており(第7図
参照)、それによつてフオーク状ブームの両側か
ら接近し易いようになつている。また、第7図に
示すように、帆走中の帆走者によつて把持されて
いるフオーク状ブーム5の両側の部分と手動操作
部材19との間を全体的に操作線材73、例えば
ロープで連結することができる。これにより、フ
オーク状ブームを緩めることなく、また手動操作
部材を把持することなく単に操作線材73を引つ
ぱるだけで、結合装置17の結合を解除すること
ができ、また以下に説明される手順により、レー
ル16上の連結部材15の移動又は変位が可能に
なる。
上であつて、しかも帆のポケツト8の切り取り部
9の範囲に配置される手動操作部材19が示され
ている。この手動操作部材19は連結部材15の
中に配置される結合装置17は操作可能に連結さ
れている。この連結は、以下に詳細に示されてい
る様に、ケーブルライン又はボウデンコントロー
ルケーブル装置からなつている。このケーブルラ
インの一端は、マスト4の開口部20を通つて外
側に延出し、手動操作部材19に装着されてい
る。図示の実施例においては、手動操作部材19
はシンプルなリング状に形成されている。好まし
い実施例によれば、開口部20と手動操作部材1
9とはマストの正面側に配置されており(第7図
参照)、それによつてフオーク状ブームの両側か
ら接近し易いようになつている。また、第7図に
示すように、帆走中の帆走者によつて把持されて
いるフオーク状ブーム5の両側の部分と手動操作
部材19との間を全体的に操作線材73、例えば
ロープで連結することができる。これにより、フ
オーク状ブームを緩めることなく、また手動操作
部材を把持することなく単に操作線材73を引つ
ぱるだけで、結合装置17の結合を解除すること
ができ、また以下に説明される手順により、レー
ル16上の連結部材15の移動又は変位が可能に
なる。
第2図は本発明の一つの好ましい実施例におけ
る第1図のマスト基部構造12の詳細を示してい
る。
る第1図のマスト基部構造12の詳細を示してい
る。
図示の実施例のレール16は、共通のトラヴエ
ラーレールにより形成されており、側方に開口す
る二つのU字状溝21,22を備えている。U字
状溝21,22の間には、上部が開口し、互いに
等しい間隔でレールの中央に配置されている複数
の凹み23が形成されている(第5図参照)。こ
の実施例で示されているレール16の特定の形状
は経済的な理由から選ばれている。何故なら、こ
のレール16の形状又は断面形状は帆の方位変更
点を調整するための装置の一部分として帆走ボー
ドに関して一般に知られており、従つてこの形状
のレールは業者から容易に手に入れるとができる
からである。
ラーレールにより形成されており、側方に開口す
る二つのU字状溝21,22を備えている。U字
状溝21,22の間には、上部が開口し、互いに
等しい間隔でレールの中央に配置されている複数
の凹み23が形成されている(第5図参照)。こ
の実施例で示されているレール16の特定の形状
は経済的な理由から選ばれている。何故なら、こ
のレール16の形状又は断面形状は帆の方位変更
点を調整するための装置の一部分として帆走ボー
ドに関して一般に知られており、従つてこの形状
のレールは業者から容易に手に入れるとができる
からである。
第2図に示されている実施例の連結部材15
は、アルミニウム又は他の強度のある材料から好
適に製造されるケーシング24からなる。このケ
ーシング24はその全長に沿つて両側に形成され
た二つの脚部25,26によつてレール16のU
字状溝21,22と噛み合うように形成されてい
る。それによつて前記脚部25,26の上に延び
ているU字状溝21,22の自由脚部27,28
は、ケーシング内に形成されている対応する断面
を有する溝29,30にそれぞれ噛み合つてい
る。
は、アルミニウム又は他の強度のある材料から好
適に製造されるケーシング24からなる。このケ
ーシング24はその全長に沿つて両側に形成され
た二つの脚部25,26によつてレール16のU
字状溝21,22と噛み合うように形成されてい
る。それによつて前記脚部25,26の上に延び
ているU字状溝21,22の自由脚部27,28
は、ケーシング内に形成されている対応する断面
を有する溝29,30にそれぞれ噛み合つてい
る。
この構造上の構成により、ケーシング24は上
記のように永久的に係合した状態でレール16の
延長に沿つて、且つセイルボード1のデツキ表面
2に平行に、位置換え又は変位されうることが明
らかである。この連結部材15をレール16の任
意に選択される所定の点に位置せしめ、そこにロ
ツクせしめる為に、ケーシング24は更に結合装
置17を有している。この実施例においては、結
合装置17はレールの凹み23と係合する形状密
着型結合である。
記のように永久的に係合した状態でレール16の
延長に沿つて、且つセイルボード1のデツキ表面
2に平行に、位置換え又は変位されうることが明
らかである。この連結部材15をレール16の任
意に選択される所定の点に位置せしめ、そこにロ
ツクせしめる為に、ケーシング24は更に結合装
置17を有している。この実施例においては、結
合装置17はレールの凹み23と係合する形状密
着型結合である。
この目的の為に、凹み23の形状に対応するよ
うに形成された結合装置本体31が配置されてい
る。この結合装置本体31は凹み23と噛み合
い、スプリング32によつて下方に付勢されてい
る。
うに形成された結合装置本体31が配置されてい
る。この結合装置本体31は凹み23と噛み合
い、スプリング32によつて下方に付勢されてい
る。
この実施例において、結合装置本体31は、マ
スト基部下方部14の円筒状枠体34内に移動自
在に案内される中空シリンダ33として形成され
ている。この円筒状枠体34は、その内部におけ
る前記中空シリンダ33の上下方向の移動を可能
にするため、その下側に開口部を有しており、ま
たマスト基部下方部14と一体的に形成されてい
る。
スト基部下方部14の円筒状枠体34内に移動自
在に案内される中空シリンダ33として形成され
ている。この円筒状枠体34は、その内部におけ
る前記中空シリンダ33の上下方向の移動を可能
にするため、その下側に開口部を有しており、ま
たマスト基部下方部14と一体的に形成されてい
る。
中空シリンダ33はその下方部に仕切り壁35
を備えており、この仕切り壁35はスプリング3
2のための支持部として同時に作用する。また、
スプリング32のための対向する、または反対側
の支持部が円筒状枠体34の上端部にネジ結合部
材36として形成されている。
を備えており、この仕切り壁35はスプリング3
2のための支持部として同時に作用する。また、
スプリング32のための対向する、または反対側
の支持部が円筒状枠体34の上端部にネジ結合部
材36として形成されている。
仕切り壁35は、手動操作部材19に連結され
てボウデンコントロールケーブル装置として装備
されるケーブルライン38を装着する為の対向支
持部を形成する中央貫通孔37を備えている。ケ
ーブルライン38の下端部は中央貫通孔37を挿
通し、その下端には支持要素39が堅固に固定さ
れており、ケーブルライン38を上方に引つ張る
ことにより結合装置本体31をスプリング32の
バネ力に抗して引き上げることができる。
てボウデンコントロールケーブル装置として装備
されるケーブルライン38を装着する為の対向支
持部を形成する中央貫通孔37を備えている。ケ
ーブルライン38の下端部は中央貫通孔37を挿
通し、その下端には支持要素39が堅固に固定さ
れており、ケーブルライン38を上方に引つ張る
ことにより結合装置本体31をスプリング32の
バネ力に抗して引き上げることができる。
図に明示されているように、ケーブルライン3
8は連続している案内孔40を通つて上方に延び
ており、それにより、ボウデンタイプのコントロ
ールケーブル装置に通常使用される包被は使用す
る必要がない。この連続する案内孔はマスト4の
中央部に設けられる開口部20(第1図図示)ま
で延びている。
8は連続している案内孔40を通つて上方に延び
ており、それにより、ボウデンタイプのコントロ
ールケーブル装置に通常使用される包被は使用す
る必要がない。この連続する案内孔はマスト4の
中央部に設けられる開口部20(第1図図示)ま
で延びている。
案内孔40は、マスト基部構造12の下端にお
いてはネジボルト42を通つて延びる中央貫通孔
41によつて形成される。このネジボルト42
は、マスト基部でユニヴアーサルジヨイント13
に熔着せしめられるナツト43内にネジ込まれて
いる。前記スプリング32の対向支持部としての
ネジ結合部材36は、ネジボルト42の下端に螺
合している。このネジ結合部材36は、同時にユ
ニヴアーサルジヨイント13に対してマスト基部
下方部14を保持している。
いてはネジボルト42を通つて延びる中央貫通孔
41によつて形成される。このネジボルト42
は、マスト基部でユニヴアーサルジヨイント13
に熔着せしめられるナツト43内にネジ込まれて
いる。前記スプリング32の対向支持部としての
ネジ結合部材36は、ネジボルト42の下端に螺
合している。このネジ結合部材36は、同時にユ
ニヴアーサルジヨイント13に対してマスト基部
下方部14を保持している。
前記ネジボルト42の上部においては、案内孔
40がユニヴアーサルジヨイント13の中央を通
つて更に延びており、ここではボウテンコントロ
ールケーブルに似た包被または外被を設けること
ができる。第二ナツト44がユニヴアーサルジヨ
イント13の上端に熔着されており、更に第二ネ
ジボルト45がこの第二ナツト44に螺合してい
る。この第二ネジボルト45はユニヴアーサルジ
ヨイント13に対して対向ナツト(図示せず)に
よつてマスト基部上方部6を保持している。更に
また、この第二ネジボルト45は案内孔40の延
長部である中央貫通孔46を有している。第二ネ
ジボルト45の上方部にはケーブルラインに沿つ
て案内孔が延長されており、このボウデンコント
ロールケーブル装置の上端部は第6図に関連して
以下に詳しく説明される。
40がユニヴアーサルジヨイント13の中央を通
つて更に延びており、ここではボウテンコントロ
ールケーブルに似た包被または外被を設けること
ができる。第二ナツト44がユニヴアーサルジヨ
イント13の上端に熔着されており、更に第二ネ
ジボルト45がこの第二ナツト44に螺合してい
る。この第二ネジボルト45はユニヴアーサルジ
ヨイント13に対して対向ナツト(図示せず)に
よつてマスト基部上方部6を保持している。更に
また、この第二ネジボルト45は案内孔40の延
長部である中央貫通孔46を有している。第二ネ
ジボルト45の上方部にはケーブルラインに沿つ
て案内孔が延長されており、このボウデンコント
ロールケーブル装置の上端部は第6図に関連して
以下に詳しく説明される。
セイルボード1の長手方向における連結部材1
5の新規な調節機能に加えて、本発明の好ましい
実施例はリグ3とセイルボード1との間の連結の
特殊な設計をも特徴としている。すなわち、マス
ト4とデツキ表面2との間で帆走者の身体が押し
つぶされるかまたは拘禁されるかによる怪我を回
避するために、前記連結はスキーの安全バインデ
イング状態のような解除可能な連結とされてい
る。この安全連結は、本出願人による先の提案
(西ドイツ特許公告公報第2747057号参照)によつ
て知られているような安全マスト基部に従つて設
計されている。しかし本実施例では、結合装置1
7と安全マスト基部との特に有利な組み合わせが
示されている。
5の新規な調節機能に加えて、本発明の好ましい
実施例はリグ3とセイルボード1との間の連結の
特殊な設計をも特徴としている。すなわち、マス
ト4とデツキ表面2との間で帆走者の身体が押し
つぶされるかまたは拘禁されるかによる怪我を回
避するために、前記連結はスキーの安全バインデ
イング状態のような解除可能な連結とされてい
る。この安全連結は、本出願人による先の提案
(西ドイツ特許公告公報第2747057号参照)によつ
て知られているような安全マスト基部に従つて設
計されている。しかし本実施例では、結合装置1
7と安全マスト基部との特に有利な組み合わせが
示されている。
第2図及び第5図から明らかなように、ケーシ
ング24はその上面47に円筒状枠体34の外形
または周囲の形状に対応する開口部48を有して
おり、この開口部48内に円筒状枠体34とマス
ト基部下方部14が差し込まれ、前記安全連結態
様を満たすようにぱちんと嵌められる。
ング24はその上面47に円筒状枠体34の外形
または周囲の形状に対応する開口部48を有して
おり、この開口部48内に円筒状枠体34とマス
ト基部下方部14が差し込まれ、前記安全連結態
様を満たすようにぱちんと嵌められる。
この目的のために、円筒状枠体34はその周囲
に環状突起49を有している。この環状突起49
は、マスト基部下方部14が完全に挿入されたと
きに、連結部材15のケーシング24の内部に設
けられている環状肩部50の上に配座される。こ
の場合、リグおよび帆の重量が環状肩部50によ
つて受けとめられ、レール16のU字状溝21,
22の二つの上下脚部上の大きな面積部に伝えら
れるように各部の寸法が選択され、決定される。
この事は、レール16に沿つた連結部材15の位
置換えを容易にする。
に環状突起49を有している。この環状突起49
は、マスト基部下方部14が完全に挿入されたと
きに、連結部材15のケーシング24の内部に設
けられている環状肩部50の上に配座される。こ
の場合、リグおよび帆の重量が環状肩部50によ
つて受けとめられ、レール16のU字状溝21,
22の二つの上下脚部上の大きな面積部に伝えら
れるように各部の寸法が選択され、決定される。
この事は、レール16に沿つた連結部材15の位
置換えを容易にする。
ケーシング24は、開口部48内に、かつ環状
肩部50の上方所定距離に設けられる二つの対称
的な水平溝51,52を備えている。これらの水
平溝51,52の中には、符号53で示されるス
プリング部材が挿入せしめられる。このスプリン
グ部材53は、バネ用鋼線の折り曲げ部と開口部
48内に一部露出する二本の平行な脚部54,5
5を有し、前記水平溝51および52はこれら脚
部54,55の横方向のたわみを可能にする。
肩部50の上方所定距離に設けられる二つの対称
的な水平溝51,52を備えている。これらの水
平溝51,52の中には、符号53で示されるス
プリング部材が挿入せしめられる。このスプリン
グ部材53は、バネ用鋼線の折り曲げ部と開口部
48内に一部露出する二本の平行な脚部54,5
5を有し、前記水平溝51および52はこれら脚
部54,55の横方向のたわみを可能にする。
連結部材15の中にマスト基部構造12が差し
込まれるときに、環状突起49はスプリング部材
53の二つの脚部54,55を互に引き離すよう
に横方向に付勢し、その後それらの脚部は環状突
起49の上部位置にぱちんと嵌まる。
込まれるときに、環状突起49はスプリング部材
53の二つの脚部54,55を互に引き離すよう
に横方向に付勢し、その後それらの脚部は環状突
起49の上部位置にぱちんと嵌まる。
マスト基部下方部14の抜き出しを可能にする
前記脚部54,55の移動につながる力または連
結解除モーメントは、第5図に従つて以下に更に
詳細に説明されるように調節され得る。この調節
は、水平溝51,52の中に挿入されるスプリン
グ部材53の脚部の間隔を大きくまたは小さくす
ることによつて簡単に達成される。
前記脚部54,55の移動につながる力または連
結解除モーメントは、第5図に従つて以下に更に
詳細に説明されるように調節され得る。この調節
は、水平溝51,52の中に挿入されるスプリン
グ部材53の脚部の間隔を大きくまたは小さくす
ることによつて簡単に達成される。
一方、スプリング部材53は容易に交換可能で
あり、個々の解除特性を有する連結部材15とマ
スト基部構造12との間の種々の結合が選択され
得るように、例えば転覆時に、マスト基部と連結
部材15との間に帆走者の身体を拘禁または挾む
危険を回避するためのマストがセイルボード本体
から分離されるように、個々の解除モーメントま
たは力を有する種々のスプリング部材を用いるこ
とが可能である。しかしながら、この場合、強風
時に倒れたリグが引摺錨を構成するように、倒れ
たリグをセイルボードに近接して保持することが
望まれる。このようなことは、前記繋ぎ留めロー
プ18を好適には弾性材料から作ることによつて
達成される。この場合、第1図に示れている繋ぎ
留めロープとは異なり、マスト基部下方部14差
し込まれるとき、前記弾性材料の繋ぎ留めロープ
は緊張され、その結果、帆走者の足がロープにひ
つかかるという危険はなくなる。
あり、個々の解除特性を有する連結部材15とマ
スト基部構造12との間の種々の結合が選択され
得るように、例えば転覆時に、マスト基部と連結
部材15との間に帆走者の身体を拘禁または挾む
危険を回避するためのマストがセイルボード本体
から分離されるように、個々の解除モーメントま
たは力を有する種々のスプリング部材を用いるこ
とが可能である。しかしながら、この場合、強風
時に倒れたリグが引摺錨を構成するように、倒れ
たリグをセイルボードに近接して保持することが
望まれる。このようなことは、前記繋ぎ留めロー
プ18を好適には弾性材料から作ることによつて
達成される。この場合、第1図に示れている繋ぎ
留めロープとは異なり、マスト基部下方部14差
し込まれるとき、前記弾性材料の繋ぎ留めロープ
は緊張され、その結果、帆走者の足がロープにひ
つかかるという危険はなくなる。
帆走中にレール16上の連結部材15の位置を
変更する場合、フオーク状ブームの近辺に装着さ
れる環状リングである手動操作部材19を直接引
つ張り、あるいはブームの両側に延びている操作
線材73(ひもまたはローブ)を引つ張ることに
より間接的に引つ張る。斯しくして、前記結合装
置本体31が、ケーブルライン38を介し、スプ
リング32のバネ力に抗してレール16に設けら
れている凹み23の一つから持ち上げられる。こ
の状態において、セイルボード1に対する完全な
リグ3の位置は、ブーム5に力を加えて移動させ
たら、または連結部材15に対して直接足で押圧
をかけることによつて変更され得る。その後、リ
グ3は手動操作部材19を解放することによつて
再び適所にロツクされる。この手動操作部材19
の解放後に、スプリング32はレール16上のも
つとも接近する凹み23の中に結合装置本体31
を再び押圧し、密着的に挿入せしめる。
変更する場合、フオーク状ブームの近辺に装着さ
れる環状リングである手動操作部材19を直接引
つ張り、あるいはブームの両側に延びている操作
線材73(ひもまたはローブ)を引つ張ることに
より間接的に引つ張る。斯しくして、前記結合装
置本体31が、ケーブルライン38を介し、スプ
リング32のバネ力に抗してレール16に設けら
れている凹み23の一つから持ち上げられる。こ
の状態において、セイルボード1に対する完全な
リグ3の位置は、ブーム5に力を加えて移動させ
たら、または連結部材15に対して直接足で押圧
をかけることによつて変更され得る。その後、リ
グ3は手動操作部材19を解放することによつて
再び適所にロツクされる。この手動操作部材19
の解放後に、スプリング32はレール16上のも
つとも接近する凹み23の中に結合装置本体31
を再び押圧し、密着的に挿入せしめる。
ここで次のことが述べられる。すなわち、レー
ル16への連結部材15の装着は、実施上の理由
および安全面での理由のために形状ロツク結合の
形式が選ばれている。しかし、最適な設計によれ
ば、前記装着は摩擦結合として設計されても良い
ことは明らかである。この摩擦結合のためには、
結合装置本体31は高い摩擦係数を有する被覆を
有する必要があるということだけで良い。そのよ
うな場合、レール16としてはその上部に沿つて
互に等しい間隔で設けられる凹み23のようなも
のは一切有しないレールを用いることができる。
ル16への連結部材15の装着は、実施上の理由
および安全面での理由のために形状ロツク結合の
形式が選ばれている。しかし、最適な設計によれ
ば、前記装着は摩擦結合として設計されても良い
ことは明らかである。この摩擦結合のためには、
結合装置本体31は高い摩擦係数を有する被覆を
有する必要があるということだけで良い。そのよ
うな場合、レール16としてはその上部に沿つて
互に等しい間隔で設けられる凹み23のようなも
のは一切有しないレールを用いることができる。
第3図には、レール16に対する連結部材15
の装着部分に関して少し変更を加えた実施例が示
されている。第3図から明らなように、レール1
6のU字状溝21,22の中に延在するケーシン
グ24の脚部25,26はボールベアリング装置
56を有している。この特定の実施例において、
連結部材15は少なくとも四個のボールベアリン
グ装置56によつて好適に支持されている。この
実施例はレール16上における連結部材15の変
位または移動を容易にする。
の装着部分に関して少し変更を加えた実施例が示
されている。第3図から明らなように、レール1
6のU字状溝21,22の中に延在するケーシン
グ24の脚部25,26はボールベアリング装置
56を有している。この特定の実施例において、
連結部材15は少なくとも四個のボールベアリン
グ装置56によつて好適に支持されている。この
実施例はレール16上における連結部材15の変
位または移動を容易にする。
第4図に示されているもう一つの変更した実施
例によれば、摩擦を減じることによる連結部材1
5の変位移動の容易性はレール16上の連結部材
15の支持に関する別の設計によつて達成され
る。第4図に示されているように、この実施例の
レール16は、各々実質的に台形断面を有する二
つの溝57,58を側方に備えている。従つて、
これらの溝は外側に向かつて大きな開口部を有し
ている。ケーシング24内に回転可能に支持さ
れ、軸59,60を中心に回転する円錐台形状の
ベアリング装置61,62が、前記台形断面の溝
57,55の中に装備されている。この実施例に
おいては、連結部材15の移動は殆ど摩擦のない
状態で行なわれる。
例によれば、摩擦を減じることによる連結部材1
5の変位移動の容易性はレール16上の連結部材
15の支持に関する別の設計によつて達成され
る。第4図に示されているように、この実施例の
レール16は、各々実質的に台形断面を有する二
つの溝57,58を側方に備えている。従つて、
これらの溝は外側に向かつて大きな開口部を有し
ている。ケーシング24内に回転可能に支持さ
れ、軸59,60を中心に回転する円錐台形状の
ベアリング装置61,62が、前記台形断面の溝
57,55の中に装備されている。この実施例に
おいては、連結部材15の移動は殆ど摩擦のない
状態で行なわれる。
第5図はマスト基部下方部14が差し込まれて
いないケーシング24の平面図を示している。従
つて、第5図はスプリング部材53の特に詳細な
構造を示している。第5図に示されているよう
に、このスプリング部材53はバネ鋼線部分から
成り、これは二つの逆ループ63,64のところ
で曲げられ、平行に延びる二つの脚部54,55
およびそれらの間でそれらに直交するように延び
る連結脚部65が形成されている。従つて、開口
部48の外側にマスト基部下方部14を引き離す
ことに対する抵抗力は、逆ループ63,64と、
環状突起49の上の円筒状枠体34における前記
スプリング部材53の両側部54,55の接触点
との間に延在する脚部部分によつて決定される。
従つて、リグ3を解放するのに必要な力のモーメ
ントの調節は、スプリング部材53の置換によつ
て簡単に達成される。
いないケーシング24の平面図を示している。従
つて、第5図はスプリング部材53の特に詳細な
構造を示している。第5図に示されているよう
に、このスプリング部材53はバネ鋼線部分から
成り、これは二つの逆ループ63,64のところ
で曲げられ、平行に延びる二つの脚部54,55
およびそれらの間でそれらに直交するように延び
る連結脚部65が形成されている。従つて、開口
部48の外側にマスト基部下方部14を引き離す
ことに対する抵抗力は、逆ループ63,64と、
環状突起49の上の円筒状枠体34における前記
スプリング部材53の両側部54,55の接触点
との間に延在する脚部部分によつて決定される。
従つて、リグ3を解放するのに必要な力のモーメ
ントの調節は、スプリング部材53の置換によつ
て簡単に達成される。
第5図に示されているように、一つの凹部66
が、前記スプリング部材53の逆ループ63,6
4および横方向に延びる連結脚部65を収容する
ように、連結部材15の上面47に設けられてい
る。この凹部66のために、スプリング部材53
は水平溝51,52の中に容易に挿入され得る。
が、前記スプリング部材53の逆ループ63,6
4および横方向に延びる連結脚部65を収容する
ように、連結部材15の上面47に設けられてい
る。この凹部66のために、スプリング部材53
は水平溝51,52の中に容易に挿入され得る。
スプリング部材53の紛失を避けるために、凹
部66の後端にストツパ67が設けられている。
これによつて、スプリング部材53の引き出し時
に、その連結脚部65がこのストツパ67によつ
て押し止められる。
部66の後端にストツパ67が設けられている。
これによつて、スプリング部材53の引き出し時
に、その連結脚部65がこのストツパ67によつ
て押し止められる。
開口部20におけるケーブルライン38の出口
端部の詳細の一例が第6図に示されている。
端部の詳細の一例が第6図に示されている。
この第6図によれば、マストの壁に設けられる
貫通孔69内に一つの挿入部材70が装着され
る。この挿入部材70は、好ましくはケーブルラ
イン38の液密シールとして形成される。この挿
入部材77の背後には、ボウデンコントロールケ
ーブル装置の外被71が配備されている。この設
計は、セイルボードのマストが発泡材料72によ
つて充填されていることから示唆されることであ
る。従つて、ケーブルライン38による発泡材料
72の損傷が防止され、他方では、ケーブルライ
ン38と発泡材料72との干渉が防止されるであ
ろう。本発明に適合するように設計されたマスト
を製造する際に、好ましくは順次はマスト4に発
泡材料を充填する前に挿入部材70およびケーブ
ルライン38の外被71を装着することである。
貫通孔69内に一つの挿入部材70が装着され
る。この挿入部材70は、好ましくはケーブルラ
イン38の液密シールとして形成される。この挿
入部材77の背後には、ボウデンコントロールケ
ーブル装置の外被71が配備されている。この設
計は、セイルボードのマストが発泡材料72によ
つて充填されていることから示唆されることであ
る。従つて、ケーブルライン38による発泡材料
72の損傷が防止され、他方では、ケーブルライ
ン38と発泡材料72との干渉が防止されるであ
ろう。本発明に適合するように設計されたマスト
を製造する際に、好ましくは順次はマスト4に発
泡材料を充填する前に挿入部材70およびケーブ
ルライン38の外被71を装着することである。
以上、本発明の好ましい実施例が説明され、
種々詳細に示されて来た。しかし、当該技術の熟
練者は、本発明の基本的な考えから逸脱すること
なく種々の変更をなし得るであろう。たとえば、
前記実施例に用いられている前記および図示のレ
ール形状に限定されない。また、セイルボード1
のデツキ表面に埋込まれるか、またはセイルボー
ド1と一体的に成形されるレールを用いることも
できる。
種々詳細に示されて来た。しかし、当該技術の熟
練者は、本発明の基本的な考えから逸脱すること
なく種々の変更をなし得るであろう。たとえば、
前記実施例に用いられている前記および図示のレ
ール形状に限定されない。また、セイルボード1
のデツキ表面に埋込まれるか、またはセイルボー
ド1と一体的に成形されるレールを用いることも
できる。
第1図は本発明のマスト基部構造およびそれに
付随するリグの一部に関する本発明の実施例の概
略側面図、第2図は第1図における線−に沿
つて得られるマスト基部構造の一部切り欠き縦断
面図、第3図は案内レールの変更例を示す第2図
と同様の一部切り欠き縦断面図、第4図は案内レ
ールの他の変更例を示す第3図と同様の断面図、
第5図は第2図に示されるマスト基部構造の連結
部材の上部平面図、第6図はマスト上部のケーブ
ル出口部の拡大断面図、第7図は他の実施例を示
す第1図と同様の概略側面図である。 1はセイルボード、2はデツキ表面、3はリ
グ、4はマスト、6はマスト基部上方部、7は
帆、12はマスト基部構造、13はユニヴアーサ
ルジヨイント、14はマスト基部下方部、15は
連結部材、16はレール、17は結合装置、18
は繋ぎ留めロープ、23は凹み、24はケーシン
グ、31は結合装置本体、32はスプリング、3
3は中空シリンダ、34は円筒状枠体、35は仕
切り壁、39は支持要素、53はスプリング部
材。
付随するリグの一部に関する本発明の実施例の概
略側面図、第2図は第1図における線−に沿
つて得られるマスト基部構造の一部切り欠き縦断
面図、第3図は案内レールの変更例を示す第2図
と同様の一部切り欠き縦断面図、第4図は案内レ
ールの他の変更例を示す第3図と同様の断面図、
第5図は第2図に示されるマスト基部構造の連結
部材の上部平面図、第6図はマスト上部のケーブ
ル出口部の拡大断面図、第7図は他の実施例を示
す第1図と同様の概略側面図である。 1はセイルボード、2はデツキ表面、3はリ
グ、4はマスト、6はマスト基部上方部、7は
帆、12はマスト基部構造、13はユニヴアーサ
ルジヨイント、14はマスト基部下方部、15は
連結部材、16はレール、17は結合装置、18
は繋ぎ留めロープ、23は凹み、24はケーシン
グ、31は結合装置本体、32はスプリング、3
3は中空シリンダ、34は円筒状枠体、35は仕
切り壁、39は支持要素、53はスプリング部
材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ユニヴアーサルジヨイントを支持するマスト
基部下方部の下に位置し、マストとセイルボード
との間の連結を構成し、そしてこのセイルボード
の長手方向に少なくとも二個所の間を移動し得、
かつ、これら二個所に固定し得る連結部材を有す
るセイルボードのマスト基部構造であつて、前記
連結部材を係合した状態で前記セイルボードのデ
ツキ表面に平行移動して案内するためのレールを
有すると共に、さらに連結部材内部に組み込ま
れ、スプリングによつてロツク位置に付勢される
結合装置本体を有し、かつ上記マスト中に貫挿さ
れているケーブルラインを介して上記結合装置本
体に連結されたマストの中央部に位置する手動操
作部材によつて遠隔操作される手動遠隔操作ロツ
ク結合装置を有することを特徴とするマスト基部
構造。 2 前記手動操作部材が、帆走中に帆走者によつ
て保持されるフオーク状ブーム付近に一端部が連
結された操作線材に連結されていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載のマスト基部構
造。 3 前記レールが側方に互に対向して位置する二
つの開口U字状溝を有する一本のトラヴエラーレ
ールから成り、このトラヴエラーレールは、上端
開口部を有し、かつ互に等間隔に配置されて前記
結合装置本体によつて噛み合わされるように意図
されている複数個の凹みを備えており、更に前記
連結部材がマスト基部下方部を保持する一つのケ
ーシングからなり、このケーシングが前記レール
の側方のU字状溝と噛み合う溝および脚部を有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
2項に記載のマスト基部構造。 4 前記結合装置本体が中空シリンダであり、前
記ケーブルラインの装着を可能にする対向支持部
を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項
乃至第3項のいずれかに記載のマスト基部構造。 5 前記対向支持部が前記中空シリンダ内部の仕
切り壁に設けられる中央貫通孔からなることを特
徴とする特許請求の範囲第4項に記載のマスト基
部構造。 6 前記ケーブルラインがマスト基部を同心的に
貫通して伸長する案内孔内に案内されることを特
徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいず
れかに記載のマスト基部構造。 7 前記中空シリンダが上方および下方に摺動す
るように案内されることを特徴とする特許請求の
範囲第4項又は第5項に記載のマスト基部構造。 8 前記連結部材がボールベアリング装置を介し
て前記レールにより支持されていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか
に記載のマスト基部構造。 9 前記連結部材が前記レールの側方台形状の溝
内に置かれる円錐台形状のベアリング装置を介し
て前記レールにより支持されていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項、第2項、第4項乃至
第7項のいずれかに記載のマスト基部構造。 10 前記ケーブルラインがマストの壁を貫通す
る開口部によつてその外側の手動操作部材に案内
され、この開口部が前記ケーブルラインに対して
液密に形成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項乃至第9項のいずれかに記載のマス
ト基部構造。 11 前記開口部に挿入部材が取り付けられ、こ
の挿入部材に対して前記ケーブルラインの案内孔
が装着され、このようにしてボウデンに似たコン
トロールケーブル装置を構成することを特徴とす
る特許請求の範囲第10項に記載のマスト基部構
造。 12 前記マストがその内部に前記案内孔の装着
時に発泡部材によつて充満されることを特徴とす
る特許請求の範囲第11項に記載のマスト基部構
造。 13 前記連結部材の上方には対応する形状を有
する前記マスト基部下方部を受け入れるための一
つの開口部が設けられており、更に前記ケーシン
グ内に横方向に挿入されるU字形状のマスト基部
保持スプリング部材が設けられ、このU字形状ス
プリング部材の両脚部が、前記マスト基部下方部
と切り離し自在に噛み合うように、水平方向に延
びる溝を介して前記開口部内に一部露出して延在
しており、このスプリング部材のバネ力が、マス
ト基部下方部を分離するのに、従つて、前記ケー
シングからマストを分離するのに必要な力を変え
るように調節されることを特徴とする特許請求の
範囲第3項乃至第12項のいずれかに記載のマス
ト基部構造。 14 更に前記マスト基部の上方部又は下方部を
前記連結部材に連結する繋ぎ留めロープが備えら
れていることを特徴とする特許請求の範囲第11
項乃至第13項のいずれかに記載のマスト基部構
造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3205841.1 | 1982-02-18 | ||
DE3205841A DE3205841C2 (de) | 1982-02-18 | 1982-02-18 | Mastfußanordnung für ein Segelbrett |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58199281A JPS58199281A (ja) | 1983-11-19 |
JPH0217392B2 true JPH0217392B2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=6156089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58024956A Granted JPS58199281A (ja) | 1982-02-18 | 1983-02-18 | セイルボードのマスト基部構造 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4526120A (ja) |
JP (1) | JPS58199281A (ja) |
AU (1) | AU550219B2 (ja) |
CA (1) | CA1188569A (ja) |
DE (1) | DE3205841C2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3301973C2 (de) | 1983-01-21 | 1987-05-14 | Mistral Windsurfing AG, Nürensdorf | Mastfußanordnung für ein Segelbrett |
DE3300117C2 (de) * | 1983-01-04 | 1984-10-31 | Pertramer, Siegfried, 8080 Fürstenfeldbruck | Mastfußanordnung für ein Segelbrett |
DE3321620A1 (de) * | 1983-06-15 | 1984-12-20 | Heko Kunststoffteilevertriebs GmbH, 8091 Ramerberg | Mastverstelleinrichtung an einem surfbrett |
DE3329538A1 (de) | 1983-08-16 | 1985-03-14 | Dieter 8242 Bischofswiesen Frank | Vorrichtung zum verstellbaren befestigen des mastfusses an einem surfbrett |
JPS60110191U (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-26 | 株式会社 カルホルニアハワイプロモ−シヨン | ボ−ドセイリング用帆柱支持部材 |
IT1178090B (it) * | 1984-01-20 | 1987-09-09 | Antonio Ferruccio | Dispositivo per il montaggio dell'albero di una tavola a vela |
DE3407652A1 (de) * | 1984-03-01 | 1985-09-05 | Rudolf 8990 Lindau Kühnel | Windsurfbrett mit mast-trimm-einrichtung |
US4838189A (en) * | 1987-10-06 | 1989-06-13 | Jaakko Kurhi | Mast attachment for quick connect and disconnect |
US4945846A (en) * | 1989-02-27 | 1990-08-07 | Miley Bradford A | Shock absorber unit for sailboards |
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KR200336385Y1 (ko) * | 2003-07-18 | 2003-12-24 | 서성준 | 보드 카이팅을 위한 착석 보드 |
CN101636312A (zh) * | 2008-01-24 | 2010-01-27 | 有限会社八木制作所 | 双体帆船帆板 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (14)
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GB1353208A (en) * | 1971-07-23 | 1974-05-15 | Proctor Metal Masts Ltd Ian | Spar-like structures |
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DE2449636C3 (de) * | 1974-10-18 | 1981-05-07 | Hannes 8100 Garmisch-Partenkirchen Marker | Vorrichtung zum Verbinden eines Segelmastes mit einem Segelbrett |
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AT385481B (de) * | 1977-11-16 | 1988-04-11 | Marker Hannes | Vorrichtung zum verbinden eines segelmastes mit einem segelbrett |
FR2415039A1 (fr) * | 1978-01-21 | 1979-08-17 | Shark Wassersport | Greement de planche a voile |
US4266036A (en) * | 1979-10-23 | 1981-05-05 | Diamond Shamrock Corporation | Recovery of polymeric cation exchange materials for reuse by converting by reaction to the precursor form |
WO1981001125A1 (en) * | 1979-10-26 | 1981-04-30 | Marker Hannes | Mast heel for windsurfing board |
DE2945624A1 (de) * | 1979-11-12 | 1981-05-21 | Marker, Hannes, 8100 Garmisch-Partenkirchen | Vorrichtung zum verbinden eines segelmastes mit einem segelbrett |
FR2480225A1 (fr) * | 1980-04-15 | 1981-10-16 | Barland Michel | Dispositif de reglage rapide de mat et derive pour planche a voile |
DE3017232C2 (de) * | 1980-05-06 | 1982-12-30 | Andreas 7732 Niedereschach Gehrlein | Segelbrett mit einem trimmbaren, unverstagten Rigg |
US4371086A (en) * | 1980-06-27 | 1983-02-01 | Dresser Industries, Inc. | Support structures of excavating machines |
-
1982
- 1982-02-18 DE DE3205841A patent/DE3205841C2/de not_active Expired
-
1983
- 1983-02-07 US US06/464,398 patent/US4526120A/en not_active Expired - Fee Related
- 1983-02-07 CA CA000421068A patent/CA1188569A/en not_active Expired
- 1983-02-07 AU AU11177/83A patent/AU550219B2/en not_active Ceased
- 1983-02-18 JP JP58024956A patent/JPS58199281A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5730679A (en) * | 1980-07-28 | 1982-02-18 | Yamaha Motor Co Ltd | Sailing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3205841C2 (de) | 1984-09-27 |
JPS58199281A (ja) | 1983-11-19 |
US4526120A (en) | 1985-07-02 |
DE3205841A1 (de) | 1983-09-08 |
AU1117783A (en) | 1983-08-25 |
AU550219B2 (en) | 1986-03-06 |
CA1188569A (en) | 1985-06-11 |
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