JPH02173722A - 像点位置可変光学系及び光学ヘッド - Google Patents

像点位置可変光学系及び光学ヘッド

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JPH02173722A
JPH02173722A JP32965288A JP32965288A JPH02173722A JP H02173722 A JPH02173722 A JP H02173722A JP 32965288 A JP32965288 A JP 32965288A JP 32965288 A JP32965288 A JP 32965288A JP H02173722 A JPH02173722 A JP H02173722A
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JP
Japan
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image point
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lens
wavelength
optical head
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JP32965288A
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English (en)
Inventor
Osamu Yokoyama
修 横山
Shoichi Uchiyama
正一 内山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、像点の位置を変えられる像点位置可変光学系
、及びそれを用いてフォーカシングを行なう光学ヘッド
の構造に関する。
[従来の技術] 従来、レンズによる結像点を光軸方向へ動かすには、ア
クチュエータなどによってレンズを光軸方向へ動かす機
械的な手段が用いられていた。
また、光を用いて情報の記録、再生を行なうための光学
ヘッドにおいても、第9図に示すように対物レンズ90
2によって形成される光スポット906を記録媒体90
4上に合焦させるために、フォトダイオード504によ
って検出されたフォーカスエラー信号のフィードバック
905によって対物レンズ902を、磁石及びコイルか
らなるレンズアクチュエータ903で光軸方向へ移動さ
せていた(907 )。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の像点を移動させる機構にはレンズを移動
させるためのアクチュエータが必要なために、移動機構
を小型軽量化できないという問題があった。
また、従来の光学ヘッドではレンズアクチュエータが必
要なために、光学ヘッド全体を小型、薄型化できないと
ともに、レンズアクチュエータの1i量のためにアクセ
ス時間を短くできないという間転があった。
そこで本発明はこのような間u点を解決するもので、そ
の目的とするところは、回折格子、あるいは屈折率の変
化を利用することによって機械的な要素を用いることな
く像点の位置を移動させるシステムを提供するところに
ある。
また、そのようなシステムを用いることによって、小型
薄型で、高速アクセスが可能な光学へ・ソドを提供する
ところにある。
[5題を解決するための手段] 本発明の像点位置可変光学系は、基板上に形成された回
折格子構造から成るレンズと発振波長が可変である光源
とから成ることを特徴とする。また、前記基鈑が、屈折
率を変えられる材料から成ることを特徴とする。
また、本発明の光学ヘッドは、前記像点位置可変光学系
を用いたことを特徴とする。
[作用] マイクロフレネルレンズなど、回折格子構造を持つレン
ズは、入射する光の波長によってその像点の位置が光軸
方向に移動する。例えば第1図を用いて説明すると、光
源101からの光の波長がマイクロフレネルレンズ10
2の設計波長と同じであれば像点104に集光されると
する。このようなマイクロフレネルレンズに設計波長よ
り短い波長の光が光源101から入射したとすると、そ
の像点105はレンズから遠ざかる方向へ移動する。逆
に長い波長で入射すると像点106はレンズに近づく方
向へ移動する。
従って、発振波長が可変である光源と回折格子構造を持
つレンズとを組み合わせ、光源の発振波長を変えること
によってレンズによる像点の位置を変えることができる
また、回折格子構造が表面に形成されている基板の屈折
率を、電界などによって変えられるようにすると、基板
から像点に向かう光の角度を変えられるため、さらに像
点位置を移動させたり、収差の量を制御したりすること
が可能になる。
このような像点位置可変光学系を光学ヘッドのフォーカ
シングに用いる場合は、フォーカシングを、第5図に示
すようにフォーカスエラー信号を検出するフォトダイオ
ード504からのフィードバック505によって光源で
ある波長可変半導体レーザ101の発振波長を変化させ
、光スポット506の位置を光軸方向に動かすことによ
って行なう。あるいは、第6図に示すようにフォトダイ
オード504からのフィードバック605によってレン
ズの基板602の屈折率を変えることによっても行なう
ことができる。
以下、実施例により本発明の詳細を示す。
[実施例] 実施例1 第1図は本発明の像点位置可変光学系の第1の実施例を
示す主要断面図である。
電流の注入量によって発振波長が変えられる波長可変レ
ーザ101を光源とする。ガラスなどの透明基板103
の表面には、波長可変レーザ101からの発散光を像点
104に集光するパターンを持つマイクロフレネルレン
ズ102が形成されている。
このような配置において、波長可変レーザ101の発振
波長を短くすると、マイクロフレネルレンズ102によ
る像点105は、マイクロフレネルレンズ102の設計
波長での像点104よりもマイクロフレネルレンズ10
2から遠ざかる方向へ移動する。逆に発振波長を長くす
ると像点106はマイクロフレネルレンズ側へ移動する
本実施例では透明基板としてガラスを用いたが、ガラス
以外でも透明な基板であれば良い。また、レンズとして
マイクロフレネルレンズを用いたがこれに限定されるも
のでなく、波長によって像点位置が変わる回折格子構造
を持つレンズであれば良い。
また、波長可変レーザとして注入電流量によって波長を
変える構造のものを用いたが、温度などの他の手段を用
いて発振波長を変えても良い。
実施例2 第2図は本発明の像点位置可変光学系の第2の実施例を
示す主要断面図である。
電界によって屈折率を変えられる屈折率可変材料201
を基板とし、その両面に透明IEi202.203が形
成されている。透明電極の一方の面上にマイクロフレネ
ルレンズ204が形成されており、基準となる設計波長
における像点205を持つ。透明14極間に電位差を与
えると屈折率可変材料の屈折率が変わり、透明t8ii
202から屈折率可変材料201へ入射する光線の屈折
角が変わって像点を移動させることができる。  さら
に、波長可変レーザ101の発振波長を変えることによ
っても像点を移動させることができる。
従って、波長可変レーザの発振波長を変えることだけで
像点を移動させる実施例1の場合に比べて像点の移動距
離を大きくすることができるとともに、マイクロフレネ
ルレンズで発生する収差の補正も可能である。
なお、屈折率可変材料の屈折率の制御は電界に限らず、
光、磁界、熱などによって行なっても良い。
実施例3 第3図は本発明の像点位置可変光学系の第3の実施例を
示す主要断面図である。
マイクロフレネルレンズ304が形成されている基板は
、透明型[302,303ではさまれた2M構造になっ
ている。中心の透明型1ii303は接地されており、
両面の透明電極302に電圧が印加される。屈折率可変
材料の厚みが厚くなると両面の一対の電極だけでは必要
な電界を得るために印加すべき電圧が大きくなるが、屈
折率可変材料を2層に分けることによって必要な電界を
得るための印加電圧は少なくて清む。
波長可変レーザ101、及び印加電圧Vによって像点3
05を移動させる。
屈折率可変材料は2層に限らず、さらに多層化しても良
い。
実施例4 第4図は本発明の像点位で可変光学系の第4の実施例を
示す主要断面図である。
波長可変レーザ101がらの発散光はコリメータレンズ
401によって平行光にされ、透明基板103の表面に
形成されたマイクロフレネルレンズ402によって像点
403が形成される。
像点の移動については実施例1で述べた原理と同様であ
る。
実施例5 第5図は本発明の光学ヘッドの第1の実施例を示す主要
断面図である。
波長可変レーザ101から放射された光は、ビームスプ
リッタ501を通って透明基板103の表面に形成され
たマイクロフレネルレンズ502によって記録媒体50
3上に集光される。
記録媒体503がらの戻り光はビームスプリッタ501
で光路を曲げられ、フォトダイオード504で検出され
る。
記録媒体503に情報を記録する、あるいは記録媒体5
03から情報を読み出す場合には、レンズによって形成
される像点506が常に記録媒体面上にあることが必要
である。マイクロフレネルレンズ502による像点50
6の記録媒体面からのずれ、すなわちフォーカシングエ
ラーはフォトダイオード504に入射する光の像の変化
として検出され、その信号によって波長可変レーザ1゜
1への注入電流を変化させるフィードバック5゜5を構
成する。
このような構成によって、像点506の記録媒体面から
のずれに対応して波長可変レーザの発振波長を変え、像
点506を光軸方向へ移動させて、像点506が常に記
録媒体面に追従するようにする。
実施例6 第6図は本発明の光学ヘッドの第2の実施例を示す主要
断面図である。
実施例2で説明した構造のレンズを対物レンズとして用
いている。フォトダイオード504によって検出された
フォーカスエラー信号によって波長可変レーザ101と
対物レンズを構成する電極603にフィードバック50
5.605がかけられる。屈折率可変材料602の電極
603へのフィードバックは、1li603に印加され
る電圧の変化としてなされる。
像点506の移動は、波長可変レーザ101の発振波長
の制御、及び屈折率可変材料602の電極603に印加
する電圧の制御によって行なわれる。
実施例7 第7図は本発明の光学ヘッドの第3の実施例を示す主要
断面図である。
対物レンズとして実施例3で説明した構造のレンズを用
いている。フォトダイオード504から対物レンズへの
フィードバック704は、実施例6と同様に、屈折率可
変材料602の屈折率を変えるように’21極702.
703に印加する電圧を変えるように構成される。
像点506を移動させる手段については実施例6と同様
である。
実施例8 第8図は本発明の光学ヘッドの第4の実施例を示す主要
断面図である。
波長可変レーザ101、ビームスプリッタ501、波長
可変レーザ101からの光を平行光にするコリメータレ
ンズ801、及びフォトダイオード504は筐体807
1ご固定され、この筐体807は、図示していないが光
学式記録再生装置のシャーシに固定されている。一方、
対物レンズは屈折率可変材料8030両面に形成された
透明を極804.805、及び、その表面番ご形成され
たマイクロフレネルレンズ806から成り、ミラー80
2で光路を曲げられたコリメータレンズ801からの平
行光を記録媒体503に集光する。ミラー802及び対
物レンズは記録媒体503のトラック横断方向809に
移動可能な筐体808に固定されている。
像点506をフォトダイオード504からのフォーカス
エラー信号によって移動させる場合は、波長可変レーザ
101の波長を変えること、及び対物レンズを構成する
屈折率可変材j4803の電極806に印加する電圧を
変えることによって行なう。
本実施例において、記録媒体503の所望のトラックに
像点506を移動させるためl:動かすべき重量は、ミ
ラー802、対物レンズ、及び筐体808だけであり、
従来必要だった、対物レンズをフォーカス方向へ移動さ
せるアクチュエータが不要になるために移動すべき重量
が軽くなる。
以上実施例を述べたが、本発明は以上の実施例のみなら
ず、広く像点を移動させる必要があるシステムに適用で
きる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明の像点位置可変光学系によれば
、回折格子構造からなるレンズと波長可変レーザ、さら
には屈折率が可変である材料を組み合わせ、波長可変レ
ーザの発振波長を変える、あるいは屈折率可変材料の屈
折率を変えることによって、レンズを機械的に動かすこ
となしに像点を移動させることができるという効果を有
する。
また、本発明の像点位置可変光学系によってフォーカシ
ングを行なう光学ヘッドによれば、対物レンズをフォー
カス方向へ移動させる機械的なアクチュエータが不要に
なるために、光学ヘッドを小型、軽量化でき、アクセス
時間を短縮できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の像点位置可変光学系の第1の実施例を
示す主要断面図。 第2図は本発明の像点位置可変光学系の第2の実施例を
示す主要断面図。 第3図は本発明の像点位置可変光学系の第3の実施例を
示す主要断面図。 第4図は本発明のイ象点位置可変光学系の第4の実施例
を示す主要断面図。 第5図は本発明の光学ヘッドの第1の実施例を示す主要
断面図。 第6図は本発明の光学ヘッドの第2の実施例を示す主要
断面図。 第7図は本発明の光学ヘッドの第3の実施例を示す主要
断面図。 第8図は本発明の光学ヘッドの第4の実施例を示す主要
断面図。 第9図は、従来の像点位置可変光学系、及び光学ヘッド
の主要断面図。 101 ・・・波長可変レーザ 102  ・・・マイクロフレネルレンズ103  ・
・・透明基板 104.105、106 ・・・像点 201 ・・・屈折率可変材料 202.203 ・・・電極 204 ・・・マイクロフレネルレンズ205 ・・・
像点 206 ・・・端子 301  ・・・屈折率可変材料 302.303 ・・・電極 304 ・・・マイクロフレネルレンズ305 ・・・
像点 306 ・・・端子 401 ・・・ コリメータレンズ 402 ・・・マイクロフレネルレンズ403  ・・
・像点 501 ・・・ ビームスプワッタ 502  ・・・マイクロフレネルレンズレンズアクチ
ュエータ 記録媒体 フィードバック 像点 以 上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人弁理士 上柳雅誉 (他1名) 603、 702、 804、 807、 ・・・記録媒体 ・・・フォトダイオード ・・・ フィードバック ・・・像点 ・・・ マイクロフレネルレンズ ・・・屈折率可変材料 604 ・・・電極 ・・・ フィードバック ・・・マイクロフレネルレンズ 703 ・・・電極 ・・・ フィードバック ・・・ コリメータレンズ ・・・ ミラー ・・・屈折率可変材料 805 ・・・W、極 ・・・マイクロフレネルレンズ 808 ・・・筐体 ・・・筐体移動方向 ・・・半導体レーザ ・・・対物レンズ 第1図 第21 ■ V 第4図 第6図 第5図 第7図 第8図 第9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に形成された回折格子構造から成るレンズ
    と発振波長が可変である光源とから成ることを特徴とす
    る像点位置可変光学系。
  2. (2)基板が屈折率を変えられる材料から成ることを特
    徴とする請求項1記載の像点位置可変光学系。
  3. (3)請求項1あるいは請求項2記載の像点位置可変光
    学系を用いたことを特徴とする光学ヘッド。
JP32965288A 1988-12-27 1988-12-27 像点位置可変光学系及び光学ヘッド Pending JPH02173722A (ja)

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