JPH02173561A - 渦流探傷装置 - Google Patents

渦流探傷装置

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JPH02173561A
JPH02173561A JP33066388A JP33066388A JPH02173561A JP H02173561 A JPH02173561 A JP H02173561A JP 33066388 A JP33066388 A JP 33066388A JP 33066388 A JP33066388 A JP 33066388A JP H02173561 A JPH02173561 A JP H02173561A
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JP
Japan
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signal
flaw detection
steel pipe
flaw
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP33066388A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Hyodo
繁俊 兵藤
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は貫通コイル型自動渦流探傷装置等、被探傷物の
搬送経路に設ける探傷装置に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来の貫通コイル型自動渦流探傷装置の構成を
示す模式図であり、図に示す如く1は被探傷物の鋼管、
2は搬送ロールであり、搬送ロール2によって搬送され
る鋼管10通過域にはフォトセンサ3が配され、該フォ
トセンサ3の出力でタイマー5を起動させる。フォトセ
ンサ3の下流側には探傷コイル4が配され、鋼管1がこ
れを貫通通過する。探傷コイル4には探傷装置本体6が
接続されている。探傷コイルは欠陥通過時のみならず鋼
管lの先、後端の通過時にも欠陥信号と同様の信号(管
端信号)を出力するので、これを除去する等、無効化す
る必要がある。タイマー5は探傷コイル4からの入力信
号を有効とする時間を規定するためのものである。
第4図は、探傷装置本体6によって検出された鋼管1の
先端側及び後端側の管端信号のタイミングを示す模式図
であり、鋼管1の先端がフォトセンサ3を通過し、フォ
トセンサ3の出力がオンとなってから探傷コイル4内に
到達するまでの時間i11に経験により定めた時間Δt
llを加算した時間(t8.+Δt 11)を、探傷を
開始するまでの時間とする。また鋼管Iの後端がフォト
センサ3を通過し、フォトセンサ3の出力がオフとなっ
てから探傷コイル4内に到達するまでの時間t1□から
経験により定めた時間Δt12を減算した時間(t+z
−Δt+z)を、探傷を終了するまでの時間とする。
すなわち、タイマー5により鋼管1の先端がフォトセン
サ3を通過してから(1+++Δt z)〜(t+z−
Δtlffi)の時間範囲A内の探傷コイル4出力を有
効なものとする。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したΔtIl+  Δti2をブランキング時間、
これに相当する管長をブランキング長さと言うが検出管
端信号を欠陥による信号と誤認するのを防ぐため、ブラ
ンキング長さを200〜400龍にとらざるを得す、そ
の部分が未探傷部となり、該未探傷部は内面鏡等の検出
器及び浸透探傷法等を併用して目視探傷を行うため、人
為誤差が生じるという問題があった。このような問題を
解消するためには探傷速度を一定にし、また被検材と同
等な材料を事前に探傷して探傷開始及び終了までの時間
を正しくタイマー5に設定することが必要であるが、探
傷速度は、搬送ロールと鋼管とのスリップ、鋼管の寸法
(外径、肉厚)及び搬送ロールの駆動装置(モーク、チ
ェーン等)の精度に依存しており、これらの要因を考慮
して探傷速度を一定に保持することは非常に困難である
。また同等材によるタイマー5の条件設定を探傷処理毎
に行うという事は実操業上不可能であるという問題があ
った。
一方、フォトセンサ3及びタイマー5の精度もブランキ
ング長さに含めて考慮する必要がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、探傷コイル等、探傷器から得られ
る信号それ自体によって探傷器出力の有効範囲を決定す
るようにして搬送速度等の外乱因子の影響を受けずに被
探傷物の端末の信号を正確に検出でき、ブランキング長
さを可及的に短くできる探傷装置を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
本発明の渦流探傷装置は、被探傷物の搬送経路に探傷器
を臨ませてあり、被探傷物の先、後端が探傷器を通過す
る際に出力する信号を無効化すべくなしてある渦流探傷
装置において、前記探傷物よりも前記搬送経路の上流側
に配された被探傷物の先、後端通過を検出する手段と、
低、高周波の2種類の周波数を有する電流を前記探傷器
に通電する手段と、該探傷器より出力された信号を低周
波信号及び高周波信号に分波する手段と、前記低周波信
号における被探傷物の先端検出信号の後縁より、後端検
出信号の前縁までの範囲の前記高周波信号を探傷信号と
して有効とする手段とを具備することを特徴とする。
(作用〕 被探傷物の先端が検知された直後の低周波信号における
先端検出信号の後縁を検出して高周波信号を有効な探傷
信号とし、また後端が検知された直後の低周波信号にお
ける後端検出信号の前縁を検出し、前記高周波信号を以
後無効とすることとしているため、被探傷物の先、後端
を検出した信号が無効化される。
〔実施例〕
以下本発明を貫通コイル型渦流探傷装置の実施例を示す
図面に基づき具体的に説明する。第1図はその全体の構
成を示すブロック図である。
図中1は鋼管であり、搬送ロール2によって搬送される
鋼管1の搬送経路には、鋼管1の先、後端の通過を検知
する管端検知器であるフォトセンサ3と探傷を行う貫通
コイル4とが上流側より順に配置されている。貫通コイ
ル4の各コイル4a、4bは夫々ブリッジ回路7の対辺
をなすよう結線してあり、どちらかのコイルが欠陥及び
管端を検出すると、両コイル4a、 4bのインピーダ
ンスに差が生じ、ブリッジ回路7のバランスが崩れ、疵
信号としてブリフジ回路7より出力され、高周波間′#
J1検波器8及び低周波同期検波器12に入力される。
フォトセンサ3はその検出方向に鋼管1が存在する場合
に管検知信号を出力し、この出力信号はコンパレータ回
路15へ入力される。
前記貫通コイル4の各コイル4a、 4bには発振器1
6より出力され、高周波分周器17及び低周波分周器1
8によって所定の高周波数及び低周波数に分周された交
流電流が合成され、増幅器19で増幅されて通電される
前記通電によってブリッジ回路7は平衡状態にあるが、
鋼管1の先、後端が探傷コイル4を通過する際及び、鋼
管1の欠陥が存在する場合は、両コイル4a、 4bの
インピーダンスに差が生じ、ブリッジ回路7のバランス
が崩れ、その信号は探傷信号として高周波同期検波器8
及び低周波同期検波器12へ入力される。
高周波同期検波器8は高周波分周器17の出力信号を同
期信号としており、前記探傷信号を同期検波することに
より高周波探傷信号を取り出し、増幅器9へ出力する。
増幅器9に入力された前記高周波探傷信号は増幅されて
位相調整器10へ出力される。位相調整器10では入力
された信号の位相調整を行い、これをゲート回路11へ
出力する。
一方低周波同期検波器12は低周波分周器18の出力信
号を同期信号としており、前記探傷信号を同期検波する
ことにより低周波探傷信号を取り出し、増幅器13へ出
力する。
増幅器13に入力された前記低周波探傷信号は増幅され
て振幅演算器14へ入力される。振幅演算器14では入
力信号の振幅をアナログ演算し、この演算結果をコンパ
レータ回路15へ出力する。
コンパレータ回路15には前記振幅演算器14及びフォ
トセンサ3の出力信号が入力されており、コンパレータ
回路15は、これらの入力信号に基づいて前記ゲート回
路11の出力を許可する出力許可信号をゲート回路11
へ出力する。
前記出力許可信号のゲート回路11への出力は、フォト
センサ3の出力がオンである場合にイネーブルされ、そ
の後、前記振幅演算器14の出力信号が所定値以上立上
り、これに続(出力信号の立下り時に該出力信号が前記
所定値以下となった場合に前記出力が開始される。そし
て鋼管1の移動によりフォトセンサ3の出力がオフとな
り、前記振幅演算器14の出力信号が所定値以上となっ
た場合に前記出力許可信号の出力は終了する。
なお、前記低周波探傷信号を管端の検知用に用いる理由
は、周波数を低くすることにより圧信号を排除し、管端
信号のみを得るためである。
次に第2図のタイムチャートに基づき本発明装置の動作
の説明をする。
鋼管lの先端がフォトセンサ3にさしかかると、第2図
(イ)に示すようにフォトセンサ3はその出力をオンに
する。
次いで鋼管1の先端が探傷コイル4を通過すると高周波
探傷信号(ロ)及び低周波探傷信号(ハ)に示す管先端
検出信号Fが得られる。コンパレータ回路15において
は、低周波探傷信号(ハ)における管先端検出信号Fが
立ち下り設定値S、となった場合、ゲート回路11より
高周波探傷信号を出力させる出力許可信号をコンパレー
タ回路出力(ニ)に示す如くゲート回路11へ出力する
。そして鋼管1に欠陥が存在すれば高周波探傷信号(ロ
)に示す如き圧信号P+、Pgが高周波探傷信号に現れ
、これらがゲート回路11より出力される。
次に鋼管1の後端がフォトセンサ3にさしかかると(イ
)に示すようにフォトセンサ出力がオフとなる。そして
鋼管1の後端が探傷コイル4を通過すると高周波探傷信
号(ロ)及び低周波探傷信号(ハ)に示される前後端検
出信号Rが得られる。
コンパレータ回路15においては、低周波探傷信号(ハ
)の前後端信号Rが立上り設定値Stとなった場合、コ
ンパレータ回路出力(ニ)に示す如く、ゲート回路11
より高周波探傷信号を出力させる出力許可信号を解除す
る。
なお、前記SIは速やかに探傷を開始させるために設定
値を高(し、またStは速やかに探傷を終了させるため
に設定値を低くておく。
このようにして得られた探傷信号においては、探傷を低
周波信号と高周波信号の両方にて行い、フォトセンサ3
の管端検知信号と低周波信号にて得られる管の先、後端
検出信号とに基づいて、高周波信号より先、後端検出信
号を除去するため、疵信号のみが得られる。
なお、本実施例においては鋼管の欠陥検出を行うことと
したが、これに限らず、他の被探傷物にも適用できる。
また、探傷コイルは貫通型のものを用いたがこれに限ら
ず内挿型コイル及びプローブコイル等の型式のものを用
いても良い。
〔効果〕
以上詳述した如く本発明に斯かる渦流探傷装置において
は、低周波信号を管端検出に用いることにより、探傷信
号自体で管端を検出できるため搬送速度により影響され
ることがない。従ってブランキング長さを可及的に短く
することが可能になる等本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置全体の構成を示すブロック図、第2
図は本発明装置の動作説明のためのタイムチャート、第
3図は従来装置の模式図、第4図は従来装置の動作説明
のためのタイムチャートである。 3・・・フォトセンサ 4・・・探傷コイル 8・・・
高周波検波器 11・・・ゲート回路 12・・・低周
波検波器14・・・振幅演算器 15・・・コンパレー
タ回路時 許 出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被探傷物の搬送経路に探傷器を臨ませてあり、被探
    傷物の先、後端が探傷器を通過する際に出力する信号を
    無効化すべくなしてある渦流探傷装置において、 前記探傷物よりも前記搬送経路の上流側に 配された被探傷物の先、後端通過を検出する手段と、 低、高周波の2種類の周波数を有する電流 を前記探傷器に通電する手段と、該探傷器より出力され
    た信号を低周波信号及び高周波信号に分波する手段と、 前記低周波信号における被探傷物の先端検 出信号の後縁より、後端検出信号の前縁までの範囲の前
    記高周波信号を探傷信号として有効とする手段とを具備
    することを特徴とする渦流探傷装置。
JP33066388A 1988-12-26 1988-12-26 渦流探傷装置 Pending JPH02173561A (ja)

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JP33066388A JPH02173561A (ja) 1988-12-26 1988-12-26 渦流探傷装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2681430A1 (fr) * 1991-09-12 1993-03-19 Valtubes Dispositif de controle non destructif de produits longs metalliques de revolution et procede pour sa mise en óoeuvre.
JP2011127922A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Sumitomo Metal Ind Ltd 渦流探傷方法及びそれに用いられる隙間形成部材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651071B2 (ja) * 1976-12-25 1981-12-03
JPS6379058A (ja) * 1986-06-24 1988-04-09 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション 熱交換器の管の渦電流試験データの機械分析方法及び装置

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