JPH02228552A - 渦流探傷方法 - Google Patents

渦流探傷方法

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JPH02228552A
JPH02228552A JP5040089A JP5040089A JPH02228552A JP H02228552 A JPH02228552 A JP H02228552A JP 5040089 A JP5040089 A JP 5040089A JP 5040089 A JP5040089 A JP 5040089A JP H02228552 A JPH02228552 A JP H02228552A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は鋼管内に発生する欠陥を渦電流を用いて検出す
る渦流探傷方法に関する。
[従来の技術] 一般にパイプライン等の鋼管に発生する内外面の傷、内
部欠陥、溶接継手部の溶込不良欠陥を検出する手法とし
て、■超音波探傷法、■漏洩磁束探傷法、および■渦流
探傷法が一般に知られている。
■の超音波探傷法は、超音波を鋼管の内側がら発信し、
鋼管の外壁から伝播する音波の時間差から欠陥の検査を
する手法である。しかし、この手法においては、超音波
を効率良く伝播させるために水や油等の媒体を必要とし
、現地に敷設済のバイブラインや気体輸送用のバイブラ
インの検査に適用することは困難である。
また、■の漏洩磁束探、偏性は、鋼管の軸方向に磁化し
て鋼管を磁気飽和し、欠陥から漏洩する磁束を磁気セン
サで電気信号に変換し、この信号電圧の振幅から欠陥を
検出する手法である。しかし、この手法においては、被
探傷材から漏洩する磁束を磁気センサで電気信号に変換
し、この出力電圧から欠陥を検出するため、被探傷材の
機械的歪みや局部的な肉厚変動によって、雑音電圧が発
生する。また、検出された欠陥が被探傷材としての鋼管
の内面に存在するのか外面に存在するのかの判断ができ
なかった。
また、■の渦流探傷法は、鋼管の内側にコイルを配置し
て、このコイルに交流電流を供給し、この交流電流にて
鋼管に渦電流を発生させ、この渦電流の変化から鋼管に
発生する欠陥を検出する手法である。
第7図は上記渦流探傷法を適用した探傷装置を示す模式
図である。すなわち、探傷対象となる鋼管1の外周面を
囲むように環状の1次巻線2が配設されており、この環
状の1次巻線2の周上に成敗の2次巻線(プローブコイ
ル)3が等間隔で巻装されている。そして、1次巻線2
には発振器4から鋼管内に渦電流を発生させるための交
流電流が供給されている。前記渦電流にて各巻線3に誘
起された誘起電圧は誘起信号として検出されて制御回路
5にて制御されるマルチプレクサ6にて時分割で取出さ
れて信号増幅器7で増幅され、検波器8にて直流の探傷
信号に検波される。
このような探傷装置において、前記1次巻線2にて鋼管
1内に生起された渦電流の値は鋼管1の電気特性、磁気
特性および内部に発生した欠陥等によって変化する。よ
って、前記各2次巻線3セその変化量を検出すれば、鋼
管1の2次巻線3が対向する位置に欠陥が存在すること
が確認できる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような渦流探傷法においてもまだ
、解消すべき次のような問題があった。
すなわち、鋼管1に発生する欠陥としては、前述した溶
接継手部の溶込不足、内部欠陥、外面欠陥、内面欠陥等
が考えられるが、上述した渦流探傷法によると、検波器
8から出力された探傷信号を観察することによって、欠
陥発生位置における鋼管1の軸方向位置と周方向位置は
一義的に定まるが、鋼管1の厚み方向の位置は定まらな
い。
その結果、例えば欠陥が鋼管1の外周面に発生したのか
、内周面に発生したのかが適確に判断できない問題があ
る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり
、2次巻線に誘起された誘起信号と1次巻線に印加した
基準信号との位相差を測定するとによって、外面に発生
した欠陥と内面に発生した欠陥とを確実に区別して検出
でき、また、求められた位相を強制的に移動させること
によって探傷信号のS/Nを向上でき、もって、従来の
手法に比較して欠陥の検出精度を大幅に向上できる渦流
探傷方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本発明の渦流探傷方法によれ
ば、探傷すべき鋼管を磁化するための磁石と鋼管の内周
面に沿うように配設された複数のセンサとで構成された
検出へ・ラドを鋼管内へ挿入し、この検出ヘッドを鋼管
内の軸方向へ移動させながら、各センサのプローブコイ
ルの1次巻線に鋼管内に渦電流を生起させるための交流
の基準信号を印加して、2次巻線の誘起信号をマルチプ
レクサで順次取り出し、欧り出された誘起信号を基準信
号およびこの基準信号を90°移相した基準信号で同期
検波して鋼管の各軸方向位置における一対の探傷信号を
得て、この一対の探傷信号を一対のデータメモリに記憶
し、この一対のデータメモリから読出した一対の探傷信
号の基準信号からの位相差を検出し、また読出した一対
の探傷信号から1つの絶対値信号を作成し、検出された
位相差に任意の位相を加算して位相信号を作成し、この
位相信号でもって絶対値信号を同期検波して、この同期
検波信号をブロックに出力し、この出力される同期検波
信号値が最大値となるように、又はS/Nが最大となる
ように加算する位相を調整し、調整後の出力結果から鋼
管の欠陥を判定するようにしたものである。
[作 用] まず、このように構成された渦流探傷方法で鋼管の外面
欠陥と内面欠陥とを区別できる理由を第5図を用いて説
明する。鋼管1内に挿入れた検出ヘッドに取付けられた
センサのプローブコイルの1次巻線に印加する交流の基
準信号をAOsinωtとする。また、鋼管1内面に近
接した各センサの2次巻線15が図中矢印方向へ移動す
るとする。すると、前記基準信号によりに鋼管内に生起
された渦電流によって2次巻線15にe 5sin(ω
t+θ)の誘起信号が誘起される。
そして、鋼管1に同図(a)〜(C)に示すような溶造
不足欠陥9a、外面欠陥9b、内面欠陥9cが存在する
と、上記誘起信号を直流検波して得られた探傷信号の信
号波形は図示するように欠陥部分で乱れて例えば正弦波
形となる。そして、溶造不足欠陥9aと他の欠陥9b、
9cとは波形上で区別できるが、外面欠陥9bと内面欠
陥9Cとは波形がほぼ同じであるので、信号波形のみで
は区別できない。
しかし、上記誘起信号e S 5in(ωを十〇)を詳
細に検討すると、外面欠陥9aと内面欠陥9bとに対応
する各誘起信号e 55in(ωt+θ)には、前記基
準信号A。5in(IJtからの位相差θにおいて顕著
な差が見られる。第6図の実線で示す特性は第5図(b
)に示す正弦波形部における検波された探傷信号の値と
その値における前記基準信号からの位相差θとの関係を
示す特性である。図示するように、各波形位置において
、位相差θが変化する。この特性によると、探傷信号が
最初(+)側へ振れると、位相差θは遅れる方向へ変化
する。
一方、第6図の破線で示す特性は第5図(c)に示す正
弦波形部における検波された探傷信号の値とその値にお
ける前記基準信号からの位相差θとの関係を示す特性で
ある。この特性によると、探傷信号が最初(+)側へ振
れると、位相差θは進む方向へ変化する。よって、第5
図(b)(c)における検波後の探傷信号波形は同じで
あるが、各波形位置における位相差θが大きく異なる。
すなわち、外面欠陥9bは内面欠陥9cに比較して遅れ
位相となる。この外面欠陥9bが内面欠陥9Cに対して
遅れるのは、外面欠陥9bが鋼管1内に流れる渦電流を
測定することに起因する。
そこで、2次巻線15から得られる誘起信号e 35i
n(ωを十〇)の基準信号からの位相差θに着目して、
その位相差θから外面欠陥9bか内面欠陥9cかを判別
できる。
しかして、本発明においては、上記誘起信号e 35i
n(ωを十θ)を基準信号A(、slnωtおよびこの
基準信号を90″移位相した基準信号AOcosωtで
同期検波して一対の探傷信号を得ている。すなわち、こ
の一対の探傷信号y、xはそれぞれy−essinθ、
  xsse3  cosθとなる◎そして、検出へ・
ラドを鋼管の軸方向に移動させて、前記欠陥9a〜9c
の波形を充分含む各軸方向位置におけるx、yを一旦各
データメモリに記憶する。そして、各データメモリに記
憶されたX。
y値すなわち各探傷信号を読出して、位相差θ(−Ta
n’ (y/x) )を算出する。
次に前記誘起信号の絶対値esは前記各x、  yから
下式で算出する。
643″J「]コア しかして、この誘起信号の絶対値e5の各軸方向位置に
おける波形と前記算出された位相差θから該当欠陥が外
面欠陥9bであるか内面欠陥9cであるかが判別できる
またこの誘起信号の絶対値e9を先に算出された位相差
θに任意の位相αを加算した位相(θ+α)で同期検波
すると、E(、−escos(θ+α)の出力電圧、す
なわち最終探傷信号E、が得られるが、この値が最大値
になるように印加したαの値を調整すれば、最終探傷信
号のS/Nが改良される。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第2図(a)は実施例の渦流探傷方法を適用した探傷装
置を示す模式図であり、鋼管1内に図示しない検出ヘッ
ドが鋼管1の軸方向に移動自在に設けられており、この
検出ヘッドに鋼管1を磁化するための磁石11および鋼
管1の内周面に沿って配設される複数のセンサ12が搭
載されている。
各センサ12は第2図(b)に示すように、ヨク13に
1個の一次巻線14と2個の2次巻線15が巻装されて
いる。
第1図は探傷装置のブロック構成図である。発振器16
から出力された交流信号A。sinωtはバンドパスフ
ィルタ17を介して電力増幅器18で増幅された後、各
センサ12の各1次巻線14に印加される。各センサ1
2の2次巻線15に誘起される誘起信号e s 5in
(ωC+θ)はマルチプレクサ19によって時系列的に
順次取出されて増幅器20で増幅された後、同一特性を
有した各同期検波回路21a、21bに入力される。
同期検波回路21aにはバンドパスフィルタ17から出
力された基準信号Aosinωtを90″移相器22で
90″移相された基準信号A(、cosωtが印加され
、同期検波回路2baにはバンドパスフィルタ17から
出力された基準信号AD  sinωtが直接印加され
ている。そして、各同期検波器21a、21bは入力さ
れた誘起信号e5slnωtを各基準信号で位相検波し
、それぞれ直流の探傷信号x(−e5cosθ)、y(
awesSinθ)を出力する。各探傷信号x、  y
はデータ処理部23へ入力される。このデータ処理部2
3にはデータ処理結果を図形印刷するプロッタ24が接
続されている。
また、マルチプレクサ19は、発振器16からの基準信
号および検出ヘッドの鋼管1内の軸方向位置を検出する
エンコーダからなる探傷距離計25からの位置信号Dp
が入力された、マルチプレクサ制御器26からのクロッ
ク信号にて各センサの誘起信号を切換えて増幅器20へ
送出する。
なお、探傷距離計25から出力された位置信号Dpは直
接データ処理部23へも入力される。
前記データ処理部23は一種のマイクロコンピュータで
構成されており、前記入力された各探傷信号x、yおよ
び位置信号ppに対して第3図に示すような処理ブロッ
ク図に従って、データ処理を実行する。
各同期検波器21a、21bから入力された、鋼管1の
各軸方向位置における各探傷信号x、  yは検出ヘッ
ドが予め定められた所定距離だけ移動するまでX成分メ
モリ27a、y成分メモリ27bに格納される。同時に
入力された位置信号Dpも距離メモリ28に記憶される
そして、一連の測定操作が終了すると、各メモリ27a
、27b、28に記憶された各データをクロック信号に
同期して順次読出してデータ処理を行なう。
先ず、位相差計測定部29にて各メモリ27a。
27bから読出された探傷信号X、yにおける前記基準
信号Aoslnωtに対する位相差θ(= Tan−’
 (y/X) )を算出する。また、絶対値計測部30
にて、前記各探傷信号x、yの絶対値esを算出する。
e5 wm# 位相差計測部29で算出された位相差θは次の位相加算
部31でもって移相設定器32から入力された位相αを
加算して、位相信号(θ十α)を次の同期検波処理部3
3へ送出する。同期検波処理部33には絶対値計測部3
0にて算出された絶対値eSが入力されているので、こ
の同期検波処理部33からEO(−escos(θ十α
))の最終探傷信号を出力する。そしてこの最終探傷信
号Eoはプロッタ24へ送出される。この最終探傷信号
E。は前記基準信号からの位相差θの関数となり、よっ
て欠陥が存在しなくて位相差θの変動が少ない場合は、
移相設定器32から出力される位相αを変化させること
によって、COS (θ十α)の値を1近傍に調節する
ことによって、最終探傷信号E。の値をほぼ最大値(−
es)に設定可能となる。
また、最終探傷信号Eoは極大/極小値/111定部3
4にて第5図の各欠陥9a、9b、9cに起因する各波
形の極大値と極小値との間の距離Bが算出されて、ブロ
ック24へ送出される。
また、各メモリ27a、27b、28の読出タイミング
およびプロッタ24のデータの出力タイミングは制御部
35にて制御される。
しかして、プロッタ24には、最終探傷信号Eoおよび
距離Bが、軸方向位置(検出ヘッドの移動距離)を横軸
にして、センサ12毎に分離されて、波形出力される。
なお、第4図は、位置信号Dp、マルチプレクサ23の
切換タイミングおよび各メモリ27a。
27b、28の書込み読出しタイミンクを制御するクロ
ック信号Cp、および各探傷信号x、yの各波形を示す
タイムチャートである。
このように構成された渦流探傷方法であれば、各センサ
12の2次巻線15から得られた誘起信号e 551n
(ωを十〇)を一対の同期検波器21a。
21bで位相検波し、位相差計測部29で基準信号AO
sinωtからの位相差θを算出し、かつ、最終探傷信
号Eoを算出して、第5図に示すような波形を算出して
いる。従って、この波形と前記位相差θから該当欠陥が
外面欠陥9bであるか内面欠陥9Cであるかが判断ずこ
とが可能となった。
よって、欠陥の位置検出精度が大幅に向上する。
また、プロッタ24に描かれた最終探傷信号Eoの波形
は第5図に示すように、滲込不足欠陥9aと他の外面欠
陥9bおよび内面欠陥9cとはその波形が全く異なる。
そして、実施例においては、極大/極小値検出部34で
その極大値と極小値との間の距離Bを算出して、その大
小関係から、滲込不足欠陥9aを他の欠陥9b、9cと
区別できる。
ちなみに、パイプラインに右ける鋼管1の接続部に発生
する滲込不足欠陥9aの隙間すは約lll11程度であ
り、探傷信号波形上の距MBは約7mmである。一方、
鋼管1の外面又は内面に発生する欠陥9b、9cの大き
さは約10m1程度のものが多く、探傷信号波形上の距
MBは約12〜14+amである。したがって、距離B
から欠陥の種類を判断できる。
さらに、検出ヘッドを鋼管1の軸方向に移動させてパイ
プラインの鋼管1を予め定められた一定距離だけ測定操
作を実施して、各軸方向位置における各探傷信号x、y
および位置信号Dpをデータ処理部23の各J モIJ
 27 a 、  27 b 、  28に一旦記憶さ
せておき、測定操作終了後にデータ解析を行なうが、こ
の場合、位相差θおよび絶対値esの波形から欠陥の位
置を判定できるが、さらに位相αを加えて再度位相解析
を実行することによって、測定精度をさらに向上できる
[発明の効果] 以上説明したように本発明の渦流探傷方法によれば、セ
ンサの2次巻線に誘起された信号と1次巻線に印加した
信号との位相差を測定し、その位相差と誘起信号から得
られた探傷信号波形がら、外面に発生した欠陥と内面に
発生した欠陥とを区別している。よって、欠陥発生位置
を確実に特定でき、また、求められた位相を強制的に移
動させることによって最終探傷信号のS/Nを向上でき
、もって、従来の手法に比較して欠陥の検出精度を大幅
に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の渦流探傷方法を適用した探傷装置を示
すブロック図であり、第2図は同装置の概略構成を示す
模式図、第3図は同実施例の処理手順を示すブロック図
、第4図は同実施例の動作を示すタイムチャート、第5
図は一般的な欠陥とその欠陥に対応する探傷信号波形を
示す図、第6図は欠陥の種類と位相差との関係を示す図
、第7図は従来の渦流探傷法を示す図である。 1・・・鋼管、9a・・・滲込欠陥、9b・・・外面欠
陥、9c・・・内面欠陥、11・・・磁石、12・・・
センサ、14・・・1次巻線、15・・・2次巻線、1
6・・・発振器、19・・・マルチプレクサ、−21a
、21b・・・同期検波器、22・・・90°移相器、
23・・・データ処理部、29・・・位相差計DJK、
30・・・絶対値計測部、33・・・同期検波処理部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 探傷すべき鋼管を磁化するための磁石と前記鋼管の内周
    面に沿うように配設された複数のセンサとで構成された
    検出ヘッドを前記鋼管内へ挿入し、この検出ヘッドを鋼
    管内の軸方向へ移動させながら、前記各センサのプロー
    ブコイルの1次巻線に鋼管内に渦電流を生起させるため
    の交流の基準信号を印加して、2次巻線の誘起信号をマ
    ルチプレクサで順次取り出し、取り出された誘起信号を
    前記基準信号およびこの基準信号を90°移相した基準
    信号で同期検波して前記鋼管の各軸方向位置における一
    対の探傷信号を得て、この一対の探傷信号を一対のデー
    タメモリに記憶し、この一対のデータメモリから読出し
    た前記一対の探傷信号の前記基準信号からの位相差を検
    出し、また前記読出した前記一対の探傷信号から1つの
    絶対値信号を作成し、前記検出された位相差に任意の位
    相を加算して位相信号を作成し、この位相信号でもって
    前記絶対値信号を同期検波して、この同期検波信号をブ
    ロックに出力し、この出力される同期検波信号値が最大
    値となるように、又はS/Nが最大となるように前記加
    算する位相を調整し、調整後の出力結果から前記鋼管の
    欠陥を判定する渦流探傷方法。
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