JPH02173218A - 容器貫通管溶接部の残留応力改善方法とその装置 - Google Patents

容器貫通管溶接部の残留応力改善方法とその装置

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JPH02173218A
JPH02173218A JP63328746A JP32874688A JPH02173218A JP H02173218 A JPH02173218 A JP H02173218A JP 63328746 A JP63328746 A JP 63328746A JP 32874688 A JP32874688 A JP 32874688A JP H02173218 A JPH02173218 A JP H02173218A
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JP
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pipe
cooling water
induction heating
vessel
residual stress
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JP63328746A
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Tadahiro Umemoto
忠宏 梅本
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、容器貫通管溶接部の残留応力改善方法とその
装置に係り、特に、溶接部近傍に位置する配管壁の内外
面における欠陥部の発生を残留応力の改善によって防止
するものである。
「従来の技術とその課題」 原子力発電関連プラント、各種エネルギ関連プラント、
化学プラント、火力発電プラント等には、容器を貫通し
た状態の配管、つまり、容器貫通管が使用される。
例えば、第3図に示すように、沸騰水型原子炉における
原子炉圧力容器(容器)には、その容器壁(下鏡部)l
に明けた配管貫通用穴2を経由して、容器貫通管(貫通
管)3が貫通しているとともに、配管貫通用穴2を上方
に延長するように、下鏡部1の内底部にスタブチューブ
4が立設され、該スタブチューブ4における上縁部と貫
通管3の外周面との間が、溶接部5によって一体化され
ており、貫通管3は、例えば、原子炉の状態を検出する
I;めの各種センサの信号伝達等を行なっている。
このような貫通管3は、機械的強度の優れた下鏡部l及
びスタブチューブ4に取り付けられているために、貫通
管3の伸縮や曲げによる変形力の影響が、溶接部5やそ
の近傍の配管壁に現れ易く、十分な信頼性を確保するこ
とが要求される。
また、溶接部5を形成する場合には、溶融状態の溶接金
属が凝固するときに収縮することに基づいて、機械的強
度が相対的に小さい容器貫通管3が外側に引っ張られる
現象や、容器貫通管3の熱容量が、その近傍の下鏡部1
やスタブチューブ4の熱容量と比較して小さいt:めに
、溶接部5の形成時の溶接熱によって、容器貫通管3の
配管壁の一部が加熱される現象を生じ易い。
しt;がって、定期検査時等において、溶接部5あるい
はその近傍の配管壁の状態を十分検査することが望まし
い。
従来、溶接部5の近傍に欠陥部が生じていた場合は、そ
の欠陥部の状態に応じて溶接部5の部分で解体し、新規
の配管を再溶接によって取り付ける等の対策が必要とな
る。
しかしなから、新規配管と交換作業時の労力は、多大な
ものとなるとともに、前述の原子炉圧力容器における下
鏡部1の場合であると、原子炉運転後の交換作業時には
、交換作業従事者の放射線被曝低減対策を十分に行なう
ことも必要となり、その労力は膨大なものとなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、溶
接部を解体することなく、溶接部近傍の配V壁の内外面
について、残留応力改善を施すことを目的とするもので
ある。
「課題を解決するための手段」 本発明では、従来技術の課題を解決するために、容器貫
通管溶接部の残留応力改善方法と、これを実施するため
の容器貫通管溶接部の残留応力改善装置とを提案してい
る。
前者の容器貫通管溶接部の残留応力改善方法は、容器に
貫通管を取り付けている溶接部の表面に冷却水を接触さ
せた状態で、その付近の配管壁を内側から誘導加熱して
降伏点を越える応力を発生させるとともに、前記配管壁
の内面にシャワー水を噴出させて誘導加熱箇所と冷却箇
所との温度差により、降伏点を越える応力を発生させる
ものである。
後者の容器貫通管溶接部の残留応力改善装置は、容器貫
通管内に挿入される支持管と、該支持管の先端に取り付
けられて溶接部近傍の配管壁を内側から加熱する誘導加
熱コイルと、該誘導加熱コイルに対して支持管の中を挿
通して接続される給電用電線と、支持管の先端に誘導加
熱コイルと離間して取り付けられるとともに冷却水供給
系と支持管穴を経由して接続され加熱状態の配管壁に冷
却水を噴出するシャワー水用ノズルとを配設してなる構
成である。
「作用」 容器貫通管溶接部の残留応力改善方法及びその装置にあ
っては、容器の中に冷却水を貯留することにより、溶接
部表面とその近傍における配管壁表面とを、冷却水に接
触させた状態としておくとともに、容器貫通管内に支持
管先端の誘導加熱コイルを挿入して、給電用電線を介し
て誘導加熱コイルに給電することにより、その付近の配
管壁を内側から誘導加熱する。この誘導加熱時には、冷
却水に接触している外面側の冷却が促進されて、温度上
昇が抑制されるが、誘導加熱範囲の配管壁内部や内面側
が高温状態となって、内外の熱膨張差に基づく熱応力が
発生し、各配管壁の熱応力が降伏点を越えると、その部
分に塑性変形が伴うものとなる。
一方、支持管をその長さ方向にずらして、誘導加熱コイ
ルを溶接部近傍から外すとともに、シャワー水用ノズル
を溶接部近傍に配置して、冷却水供給系から冷却水を供
給することによりシャワー水を噴出させ、高温状態とな
っている溶接部近傍の配管壁内面を冷却水によって冷却
する。
この冷却により、冷却された配v壁内面と高温状態の配
管壁内部との間に、温度差が付与されることになって、
熱膨張差に基づく熱応力が発生し、各配管壁の熱応力が
降伏点を越えると、その部分にも塑性変形が生じる。
各配管壁に塑性変形が生じた後に、誘導加熱によって高
温状態となっていた箇所が、加熱停止と自然冷却とによ
って低温状態となり、各配管壁の温度差が小さくなると
、誘導加熱時に冷却水によって冷却した部分、つまり、
溶接部近傍の配V壁の外面と配管壁内面との組織に圧縮
残留応力を付与する応力改善が施される。
また、誘導加熱コイルとシャワー水用ノズルとは、外部
からの支持管の操作によって、貫通管に対して出し入れ
されるとともに、これらの位置が調整される。
r実施例j 第1図は、容器貫通管溶接部の残留応力改善方法を、第
3図に示した原子炉圧力容器における容器壁(下鏡部)
lの容器貫通管(貫通管)3及び溶接部5に適用する場
合の装置の一実施例を示している。
[残留応力改善装置の構成] 第1図において、符号6は支持管、7は誘導加熱コイル
、8はシャワー水用ノズル、9は給電用電線、!Oは冷
却水供給系を示している。
前記支持管6は、容器貫通管(貫通管)3の管式3iの
中に環状間隙を空けて挿入されるとともに、冷却水供給
系10と接続されて、シャワー水用ノズル8と誘導加熱
コイル7とに、第1図の矢印で示すように、冷却水を供
給するものである。
前記誘導加熱コイル7は、その内部に冷却水挿通路71
が形成されて、その冷却本人ロアbが支持管61と連通
状態、また、冷却水出ロアcが容器貫通管3と支持管6
との環状間隙に連通状態となるように設定されている。
前記シャワー水用ノズル8は、支持f6の先端に取り付
けられて、その上方に誘導加熱コイル7を支持するとと
もに、そのハウジング8&に噴出孔8bが多数明けられ
て、前記管式3との壁に向けて全周むらなくシャワー水
を噴出するように設定されている。
前記給電用電線9は、絶縁ケーブルとされて、管式3a
の外方位置において高周波電源11に接続される。
このように構成されている残留応力改善装置によって、
容器貫通管3及び溶接部5の近傍の残留応力を改善する
工程について、第2図(A)ないし第2図(G)に基づ
いて説明する。
[溶接部形成による影響の検討] 容器貫通管3をスタブチューブ4に溶接部5によって取
り付ける場合に、溶接金属が溶融状態から凝固するとき
の熱収縮現象により、溶接部5の近傍の容器貫通管3及
びスタブチューブ4には、第2図(A)に十符号で示す
ように、引っ張り残留応力が生じる。
このため、容器貫通管3は、溶接部5の近傍で半径外方
向に引っ張られて、第2図(B)に示すように、径の大
きくなった箇所が生じるので、配管壁の外面の一部に、
十符号で示す引っ張り残留応力が付与されr二状態とな
っているとする。
また、容器貫通管3は、小口径管とされるとともに、そ
の配管壁がスタブチューブ4と比較して薄く、熱容量が
相対的に小さくなるために、溶接部5の形成時の溶接熱
によって、配!壁の一部が必要以上に加熱された部分、
つまり、位置lと位置Cとの範囲で示す熱影響部Xが生
じているものと仮定する。
一方、一般論として、オーステナイト系鋼においては、
腐食因子と引っ張り残留応力とが同時に存在する場合に
、応力腐食割れ等が進行し易い傾向がある。そこで、容
器貫通管3の内外面に、水が接触しているとともに、引
っ張り残留応力が付与されている状態を改善することを
検討する。例えば、容器貫通管3の外面における位fi
aと位置すとの間において、引っ張り残留応力が、第2
図(C)で示すように、付与されているとして、その改
善方法について、以下説明する。
[容器貫通管の閉塞J 第1図に示すように、原子炉圧力容器の下鏡部(例えば
主として低合金鋼によって構成される )1に明けた配
管貫通用穴2を貫通している容器貫通管(例えば305
304からなる配管)3の中に、閉塞栓12を装着して
管式3aの中を上下に区画し、閉塞栓12より下方の管
式3!を空気雰囲気とする。また、容器の中には冷却水
Wを貯留した状態として、作業員の放射線被曝線量を低
減しながら作業を行なう(以下の各作業においても同様
である  )。
[!1!器類の挿入J 容器貫通管3における管式3&の中に、支持管6に支持
された状態の誘導加熱コイル7とシャワー水用ノズル8
とを、溶接部5の内方位置まで挿入する。
[配管壁の誘導加熱] 高周波電源11から給電用電線9を介して誘導加熱コイ
ル7に給電するとともに、第2図(B)において、位置
1ないし位置すで示す部分よりも若干広い範囲の配管壁
を内側から誘導加熱し、配管壁の温度を例えば300°
Cないし500℃となるように設定するとともに、例え
ば1分ないし20分程度の連続加熱を行なう。誘導加熱
コイル7の素線の中に、冷却水供給系10を作動させる
ことにより、冷却水を送り込んで冷却を行なう。
そして、支持管6に冷却水を送り込むと、その一部はシ
ャワー水用ノズル8におけるハウジング81の多数の噴
出孔8bから、管式3!との間の環状間隙に噴出すると
ともに、誘導加熱コイル7における冷却水挿通路7Jを
経由した水が冷却水出ロアcから吐出して下方へ流れる
ことになるが、これらは、位置Cの下方に離間している
ので、誘導加熱範囲における配管壁内面に影響を及ぼす
ことがなく、配管壁内面は空気雰囲気で加熱される。
一方、誘導加熱時において、水に接触している配管壁外
面側は、冷却が促進されるために温度上昇が抑制される
。したがって、第2図(D)に示すように、誘導加熱範
囲の配管壁内部や内面側が高温状態となって、位TIL
*の近傍における配管壁内外面には、大きな温度差が生
じる。
[配管壁外面の応力改善] 第2図(D)に示すように、配管壁の内面または中間部
分と外面との温度差が大きい場合であると、この温度差
に基づく熱膨張差が大きなものとなり、熱応力によって
塑性変形が伴うものとなる。
例えば、オーステナイト系ステンレス鋼の場合には、温
度差が200 ’O以上であると、その熱応力が降伏点
を越えて、その部分に塑性変形が伴うものとなる。
この場合の塑性変形は、高温部分が熱膨張しようとする
ときに、低温部分がこれを阻止しようとすることによっ
て生じ、高温部分には圧縮方向の塑性変形、低温部分に
は引っ張り方向の塑性変形が生じようとする現象であり
、配管壁に塑性変形を生じさせた後に、高温状態となっ
ていた箇所を、加熱停止と自然冷却とによって低温状態
に導き、配管壁の温度差を小さくすると、圧縮方向の塑
性変形を生じた部分には引っ張り残留応力、引っ張り方
向の塑性変形が生じた部分には圧縮残留応力が付与され
る。つまり、誘導加熱時において冷却水によって冷却し
た溶接部近傍の配管壁の外面には、後述するように、引
っ張り残留応力から圧縮残留応力lこ変換される応力改
善が施されるものである。
[配管壁内面の応力改善J 前述の第2図(B)に基づく説明では、配管壁内面の残
留応力が引っ張りであるか圧縮であるかまで言及しなか
ったが、使用状態においては、容器貫通管3の内部に水
が貯留されることになるので、配管壁外面の応力改善と
同時に配管壁内面の応力改善を実施する。
即ち、誘導加熱コイル7への給電を中止するとともに、
支持管6を先端方向に移動させて、誘導加熱コイル7を
溶接部5の近傍から外すとともに、シャワー水用ノズル
8の位置を溶接部5の近傍に配置して、冷却水供給系I
Oから冷却水を供給することにより、噴出孔8bからV
ヤワー水を噴出させ、高温状態となっている溶接部5の
近傍の配管壁内面を冷却水によって冷却する。
この冷却により、位置1及び位置すの近傍の配管壁の温
度は、内外面が冷却されるため、過渡的に第2図(E)
で示すようになる。1点鎖線で示す配管壁中間の温度と
、実線で示す配管壁内面の温度との差が、前述したよう
に、200°C以上であると、その熱応力が降伏点を越
えて、その部分に塑性変形が伴うようになり、低温状態
に導くことによって、配管壁内面に圧縮残留応力を付与
することができる。
[配管壁内外面の同時処理] このように、配管壁内外面の残留応力改善処理は、一連
の工程によって連続的に行なわれ、誘導加熱時に、第2
図(D)に示すような温度分布として、内外面の間に大
きな温度差を生じさせ、また、シャワー水によって配管
壁内面を冷却することにより、第2図(E)に示すよう
な温度分布として、配管壁内面と配管壁中間部分との間
に大きな温度差を生じさせる。このように、誘導加熱と
両面冷却とによって、配管壁に大きな温度差を生じさせ
ることにより、第2図(F)において、配管壁両面組織
の発生熱応力で代表させて、モデル曲線σ0とモデル曲
線σiとで示すときに、これらの応力が降伏点σSを越
えるように運用して、降伏点σSを越えた熱応力に相当
する塑性変形を起こさせ、冷却後の状態において、第2
図(G)に、符号(−)で示すように、溶接部近傍の配
管壁の外面と配管壁内面との組織に圧縮残留応力を付与
する応力改善を施すものである。
そして、これらの応力改善処理後に、前述した支持管6
や閉塞栓12は撤去される。
なお、以上の一実施例では、残留応力改善方法を原子炉
圧力容器の容器貫通管3に適用したものとして説明した
が、他の容器貫通管について適用することや、配管の外
周面に7ランジを溶接部によって取り付けているものに
適用することも可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係る容器壁貫通配管の固
定方法とその装置は、 ■容器貫通管の中からの加熱と冷却とにより、配管壁の
加熱箇所と表面の冷却箇所との間に付与される温度差を
利用して、溶接部近傍の配管壁表面の残留応力が圧縮と
なる方向に移行させるものであり、腐食流体と接触する
表面に圧縮残留応力を付与するとともに、引っ張り残留
応力が存在する場合にこれを低減して、溶接部近傍の欠
陥の発生を防止することができる。
■容器貫通管の外面に冷却水を存在させて誘導加熱した
後、容器貫通管の中にシャワー水を噴出させることによ
り、溶接部近傍の配管壁両面の残留応力改善を同時に行
なうことができる。
■既設配管はもとより新設配管に対して、残留応力改善
対策を適用することができる。
■残留応力改善対象が原子炉圧力容器の配管である場合
において、下鏡部より上方位置の配管の回りに水を存在
させたまま、この水を冷却水として利用し、原子炉運転
開始後の容器貫通管にあっても、作業員の被曝線量を低
減しつつ容易に実施することができる。
等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は容器貫通管溶接部の残留応力改善装置の一実施
例を示す正断面図、第2図(A)ないし第2図(G)は
本発明に係る容器貫通管溶接部の残留応力改善方法の工
程説明図、第3図は沸騰水型原子炉における下鏡部を貫
通する配管の例を示す正断面図である。 l・・・・・・容器壁(下鏡部)、 2・・・・・・配管貫通用穴、 3・・・・・・容器貫通管(貫通管)、3a・・・・・
・管式、 4・・・・・・スタブチューブ、 5・・・・・・溶接部、 6・・・・・・支持管、 7・・・・・・誘導加熱コイル、 71・・・・・・冷却水挿通路、 7b・・・・・・冷却水入口、 7c・・・・・・冷却水出口、 8・・・・・・シャワー水用ノズル、 81・・・・・・ハウジング、 8h・・・・・・噴出孔、 9・・・・・・給電用電線、 10・・・・・・冷却水供給系、 11・・・・・・高周波電源、 !2・・・・・・閉塞栓、 X・・・・・・熱影響部、 W・・・・・・冷却水。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)容器に貫通管を取り付けている溶接部の表面に冷
    却水を接触させた状態で、その付近の配管壁を内側から
    誘導加熱して降伏点を越える応力を発生させるとともに
    、前記配管壁の内面にシャワー水を噴出させて誘導加熱
    箇所と冷却箇所との温度差により、降伏点を越える応力
    を発生させることを特徴とする容器貫通管溶接部の残留
    応力改善方法。
  2. (2)容器貫通管内に挿入される支持管と、該支持管の
    先端に取り付けられて溶接部近傍の配管壁を内側から加
    熱する誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルに対して支
    持管の中を挿通して接続される給電用電線と、支持管の
    先端に誘導加熱コイルと離間して取り付けられるととも
    に冷却水供給系と支持管穴を経由して接続され加熱状態
    の配管壁に冷却水を噴出するシャワー水用ノズルとを配
    設してなることを特徴とする容器貫通管溶接部の残留応
    力改善装置。
JP63328746A 1988-12-26 1988-12-26 容器貫通管溶接部の残留応力改善方法とその装置 Pending JPH02173218A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008195975A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 配管残留応力改善方法および高周波加熱装置
US20150034629A1 (en) * 2013-08-01 2015-02-05 Illinois Tool Works Inc. Systems, devices, and methods for heating an inside wall of a pipe or a vessel
CN108315543A (zh) * 2018-01-08 2018-07-24 大冶特殊钢股份有限公司 台车炉热处理小规格钢材的方法及托盘

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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