JPH02172958A - 4―アミノフェノール誘導体 - Google Patents

4―アミノフェノール誘導体

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JPH02172958A
JPH02172958A JP63330644A JP33064488A JPH02172958A JP H02172958 A JPH02172958 A JP H02172958A JP 63330644 A JP63330644 A JP 63330644A JP 33064488 A JP33064488 A JP 33064488A JP H02172958 A JPH02172958 A JP H02172958A
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lower alkyl
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Application number
JP63330644A
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English (en)
Inventor
Hirozumi Inoue
井上 博純
Hiroshi Kurokuzuhara
黒葛原 啓
Ichiro Ikezawa
池沢 一郎
Hoten Uchida
内田 奉典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は5−リボキ 用な4−アミノフェノ する。
(従来の技術) シゲナーゼ阻害剤として有 一ル誘導体及びその塩に関 従来、4−(ラウロイルアミノ)−2−エチル6  t
ert−ブチルフェノール、4−(ステアロイルアミノ
)−2,6−ジter t−ブチルフェノールが抗酸化
作用を有し、重合体の安定化剤として有用であることが
知られている(特公昭46−24782号)。
(発明の構成及び効果) 本発明は次の一般式で示される4−アミノフェノール誘
導体及びその塩に関する。
(但し、R1及びR2は低級アルキル基、低級アルカノ
イル基又はシクロアルキル基、R3及びR4は水素原子
又は低級アルキル基、R5は低級アルコキシ−低級アル
キル基、シアノ基で置換されていてもよい炭素数3〜9
個のアルキル基置換メチル基又は式ニーY−rl’で表
される基、Yは1〜4個の二重結合又は三重結合を有す
る炭素数4〜14個の2価の炭化水素基、R&は水素原
子、水酸基、置換されていてもよいシクロアルケニル基
又は含酸素複素単環式基置換オキシ基、Aは酸素原子又
は硫黄原子を表す、) 本発明の目的物(1)及びその塩は、優れた5−リポキ
シゲナーゼ阻害作用を有し、抗アレルギー剤及び抗炎症
剤として有用な医薬化合物である。
本発明の目的物の例としては一般式(1)において、R
1及びR1が低級アルキル基、低級アルカノイル基又は
シクロアルキル基、R3及びR4が水素原子又は低級ア
ルキル基、R8が低級アルコキシ−低級アルキル基、炭
素数3〜9個のアルキル基置換メチル基(該基はシアノ
基でN換されていてもよい)、1〜4個の二重結合を有
する炭素数4〜14個の1価の炭化水素基(該基はシク
ロアルケニル基で置換されていてもよい)又は1〜4個
の三重結合を有する炭素数4〜14個の1価の炭化水素
基(該基は水酸基もしくはテトラヒドロピラニルオキシ
基で置換されていてもよい)、Aが酸素原子又は硫黄原
子である化合物があげられる。
これらの内、好ましい化合物としては、R1及びR2が
低級アルキル基、R3及びR4が水素原子又は低級アル
キル基、R5が炭素数3〜6個のアルキル基置換メチル
基又は1〜4個の二重結合を有する炭素数4〜14個の
1価の炭化水素基であるものがあげられる。
本発明において、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
低級アルカノイル基、シクロアルキル基及びシクロアル
ケニル基の例としては、それぞれ炭素数1〜4個のアル
キル基、炭素数1〜4個のアルコキシ基、炭素数2〜5
のアルカノイル基炭素数3〜7のシクロアルキル基及び
炭素数3〜7のシクロアルケニル基があげられる。
また、目的物(1)の塩としては、例えば、アルカリ金
属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカ
リ土類金属塩(例えば、カルシウム塩等)、アルミニウ
ム塩の如き塩基性塩があげられる。
本発明によれば、目的物(1)は、−紋穴(但し、ZO
は保護されていてもよい水酸基を表し、R1−R4は前
記と同一意味を有する。)で示されるアミノフェノール
誘導体又はその塩と一般式 (但し、RS及びAは前記と同一意味を有する。)テ示
すれるカルボン酸(もしくはチオカルボン酸)化合物、
その塩又はその反応性誘導体とを縮合反応させ、ZOが
保護された水酸基である場合には生成物から保護基を除
去して製することができる。
また、目的物<1)のうち、R1が低級アルコキシ−エ
チル基である化合物は、−紋穴(但し、R1−R4及び
Aは前記と同一意味を有する。) で示される化合物又はその塩と低級アルカノールとを反
応させて製することもできる。
原料化合物(II)における水酸基の保護基としては慣
用のものをいずれも用いることができ、例えば置換又は
非置換フェニル低級アルキル基(例えば、ベンジル基、
p−メトキシベンジル基)、置換又は非置換フェニル低
級アルコキシカルボニル基(例えば、ベンジルオキシカ
ルボニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル基
)、置換又は非置換フェニルスルホニル基(例えば、フ
ェニルスルホニル基、p−メトキシフェニルスルホニル
基)、低級アルカノイル基(例えば、アセチル基、プロ
ピオニル基)等を適宜用いることができる。また、原料
化合物(■)、(I[I)及び(■)の塩としてはアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、有
機塩基塩等の塩基性塩を好適に用いることができ、原料
化合物(■)は有機酸又は無機酸付加塩としても用いる
ことができる。
アミノフェノール誘導体(II)又はその塩とカルボン
酸(もしくはチオカルボン酸)化合物(■)、その塩又
はその反応性誘導体との縮合反応はペプチド合成の常法
に従い実施することができる。
例えば、化合物(In)の反応性誘導体を用いる場合、
当該縮合反応は適当な溶媒中、脱酸剤の存在下または非
存在下に実施することができる。化合物(III)の反
応性誘導体としては対応する酸ハライド、混合酸無水物
、活性エステルを、また脱酸剤としては、例えば水酸化
アルカリ金属、炭酸アルカリ金属、炭酸水素アルカリ金
属、トリアルキルアミン、N、N−ジアルキルアニリン
、ピリジン及びN−アルキルモルホリンなどをいずれも
好適に用いることができる。
一方、アミノフェノール誘導体(■)又はその塩とカル
ボン酸(もしくはチオカルボン酸)化合物(III)又
はその塩との縮合反応は例えば、縮合剤の存在下又は非
存在下で実施することができる、縮合剤としては、例え
ばN、 N’ −ジシクロヘキシルカルボジイミド、N
−シクロへキシル−N−モルホリノカルボジイミド、N
−エチル−N−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボ
ジイミドなど慣用の縮合剤をいずれも用いることができ
る。
上記の縮合反応はいずれも、反応に影響を与えない溶媒
(例えば、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン
、ジクロロメタン、酢酸エチル、ジメチルスルホキシド
、ジオキサン、アセトニトリル等)中、水冷〜加温下で
好適に進行する。
こうして得られる化合物において、ZOが保護された水
酸基である場合、つづく保:j1基の除去は、当該保護
基の種類に応じ、適宜常法にしたがって実施することが
できる。
原料化合物(IV)と低級アルカノールとの縮合反応は
、脱酸剤の存在下で好適に実施でき、脱酸剤としては前
記縮合反応に用いうるものをこの場合も使用することが
できる。本反応は水冷〜加温下で好適に進行する。
尚、本発明の目的物(1)の内、R4が低級アルキル基
である化合物は、R4が水素原子である目的物(1)を
、所望とあればその水酸基を保護しながら、低級アルキ
ルハライドと常法に従い脱酸剤の存在下で反応させ、必
要に応じて生成物から水酸基の保護基を除去して製する
こともでき、Aが硫黄原子である目的物(1)は、Aが
酸素原子である目的物(i)を硫化剤(例えば、五硫化
リン、p−メトキシフェニルチオノホスフィンスルフィ
ドの二量体)で処理しても製することができる。
さらに、R5が式ニーY−OH(但し、Yは前記と同一
意味を有する。)で示される基である目的%I’1(1
)は、R’カ式:  Y−R”(但j、、、Yは前記と
同一意味を有し、R&lは含酸素複素単環式基置換オキ
シ基を表す、)である目的物(1)を常法に従い、エー
テル加水分解しても製することができる。
かくして得られた本発明の目的物(1)の遊離塩基又は
その塩は、5−リポキシゲナーゼ阻害活性、アレルギー
性疾患の症状を惹起する化学伝達物質であるS RS−
A (slow reacting 5ubstanc
eof anaphylaxis)合成阻害作用、ロイ
コトリエンB4生成阻害作用及びPAF誘発致死防護作
用を示し、抗アレルギー剤及び抗炎症剤として有用な医
薬化合物である。
本発明の目的物(りは遊離のまま又はその薬理的に許容
しうる塩のいずれの形でも医薬用途に用いることができ
るが、とりわけ遊離の形で用いるのが好ましい。
本発明の目的物(1)又はその薬理的に許容しうる塩は
経口的にも非経口的にも投与することができる。非経口
的に投与する場合の剤型としては、例えば、注射剤、軟
膏剤、エアゾール剤等が、経口投与する場合の剤型とし
ては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、シロップ剤、乳剤、
懸濁液剤等があげられる。
目的物(1)又はその薬理的に許容しうる塩の投与量は
投与経路、患者の年齢、体重、状態及び疾患の種類など
によって異なるが、一般に0. 3〜300■/kg/
日の範囲であるのが好ましい。
尚、上記反応の原料化合物のうち、アミノフェノール化
合物(n)は、例えば−紋穴 (但し、Rl 、、 R1及びZOは前記と同一意味を
有する。) で示されるフェノール化合物の4位を、常法により、ニ
トロ化あるいはニトロソ化し、さらに生成物を還元して
製することができる。ここに、R1及びR2の少なくと
も一つが低級アルカノイル基である化合物(V)は、−
紋穴 (但し、R1及びRt+の少なくとも一つは水素原子、
他は低級アルキル基又はシクロアルキル基を表し、R3
及びZOは前記と同一意味を有する。)で示される化合
物をフリーデル−クラフッ反応の常法に従い低級アルカ
ノイル化して製することができる。また、カルボン酸く
もしくはチオカルボン酸)化合物([1)のRSが式:
 −Y’ −R” (但し、Ylは三重結合を有する二
価の炭化水素基を表し、R61は前記と同一意味を有す
る。)で示される基であるものは、既知の置換又は非置
換アルキン化合物から、例えば、廣用書店発行[ヘンド
リクソン・クラム・ハモンド 有機化学 第3版〔I〕
」 第11章 第6節 C−C結合の生成(421〜4
24頁)記載方法に準じて適宜製することかで6、さら
に、アクリロイルアミノ化合物(IV)は、アミノフェ
ノール誘導体(II)とアクリル酸(もしくは千オアク
リル酸)とを、アミノフェノール誘導体(11)とカル
ボン酸(もしくはチオカルボン酸)化合物(1)との反
応と同様の条件下で反応させることにより製することが
できる。
実験例1 5−言ボキシ゛ −ゼ ラットの培養好塩基球性白血病細胞株RBL−1細胞よ
り5−リポキシゲナーゼを含む酵素液を調製し、インド
メタシン・塩化カルシウム・アデノシン三リン酸及び被
検物質の存在下、放射性標識したアラキドン酸を基質と
して反応させた。反応液の一定量をff1層上にスポッ
トして展開分刈後、酵素反応産物5−HETE (5−
ヒドロキシエ°イコサテトラエン酸)画分の放射活性を
測定することにより5−リポキシゲナーゼ活性の指標と
した。被検物質の5−リポキシゲナーゼ阻害活性は、対
照試験における反応を50%抑制する濃度IC2゜(μ
M)で表示した。
[Biochisica et Biophysica
 Acta  795巻458頁(1984年)記載の
M、Furukawaらの方法]実験結果は下記第1表
記載の通りである。
第 表 たロイコトリエンB4は、溶媒抽出後、高速液体クロマ
トグラフィーを用いて標準ロイコトリエンB4に相当す
るピークの面積より定量した。被検物質のロイコトリエ
ンB4生成阻害作用は、濃度10−’Mにおける阻害%
で表示した。
(ProsLagrandins  31巻358頁(
1986年)記載のi、[1,Q□uglassらの方
法]実験結果は下記第2表記載の通りである。
第2表 実験例2 0イコト1エンB モルモットにカゼインを腹腔的投与することにより好中
球を主体とする細胞の浮遊液を調製し、被検物質の存在
下アラキドン酸及びカルシウムイオノフオアA2318
7と反応させた。生成され第 表 実験例3 PAP憬、戸 マウス腹腔内に被検物質を投与し、30分後にLD、。
相当量のPAPを尾静脈より投与して、FAT’投与1
時間後の極在率を求めた。
下記第3表の化合物は、301og/kgの投・与で、
生存率100χを示した。
実施例1 アルゴン気流下に4−アミノ−2,6−シメチルフエノ
ール1.5gを酢酸エチル50dに懸濁し、水冷下に炭
酸水素ナトリウム2.5gの水50d溶液を加える。撹
拌下にイソペンタノイルクロリド1.32gを加え、1
0分間激しく撹拌したのちクロロホルム抽出する。抽出
液を10%塩酸及び水で洗浄し、乾燥後濃縮する。残渣
をイソプロピルエーテル−イソプロビルアルコールより
再結晶して4−イソペンタノイルアミノ−266−シメ
チルフエノール1.81gを得る。
M、  p、 160.5〜161.5°CM a s
 s (m/e):221.163.137NMR(C
DC1a−DMSO−da)δ : 1.00(d、6
Hz、6H)。
1.9−2.6(m、3H)、  2.18(S、61
1)、  7.08(S。
実施例2 水冷下に3.7.11−1リメチル−(2Z。
6E)−2,6,10−ドデカトリエン酸0.9gのア
セトニトリル10d溶液に、トリエチルアミン578■
、ついでジエチルホスホロクロリデート854■を加え
30分撹拌した後、4−アミノ−2,6−ジメチルフェ
ノール522■を加え室温で反応させる0反応液に氷片
を加えイソプロピルエーテル抽出し、抽出液を10%塩
酸、水、5%炭酸水素す) IJウム水溶液及び飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去する。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶媒:酢酸エチル−ヘキ
サン(1: 3) )で精製して4− (3,711−
トリメチル−(2Z、6E)−2,6゜10−ドデカト
リエノイルアミノ)−2,6−ジメチルフェノール58
0■を得る。
M a s s (m/e):335 (M”)、 2
86.219.137N M R(CDCI 3)δ 
: 1.59(3,311)、  1.61(5,3H
)。
1.67(5,311)、  1.87(d、1.5f
lz、311)、  2.04(m、4)1)、  2
.19(5,6)1)、  2.26(t、8flz、
211)、  2.70(t、8Hz、2H)、  5
.0−5.2(m、2H)、  5.65(d、1.5
Hz、18)、  7.07(S、211)実施例3〜
20 対応原料化合物を実施例1又は2と同様に処理して下記
第4表及び5表記載の化合物を得る。
第4表 第5表 実施例21 (1)4−ベンジルオキシ−3,5−ジメチルアニリン
200■及びヘキサン酸3−を150℃で3時間攪拌す
る0反応液にエーテル10−を加え、10%水酸化ナト
リウム水溶液及び水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去する。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:ク
ロロホルム−エタノール(10:1))で精製して、溶
出液からN−(4−ベンジルオキシ−3,5−ジメチル
フェニル)ヘキサンアミド260■を油状物として得る
M a s s (s/e)  : 325.234(
2)上記(1)の生成物160■をエタノール1511
11及びテトラヒドロフラン5−中、10%のパラジウ
ム−炭素50■の存在下、常温常圧で接触還元する0反
応液からパラジウム−炭素を濾去し、濾液より溶媒を留
去する。残渣をイソプロピルエーテルより再結晶して4
−ヘキサノイルアミノ−26−シメチルフエノール96
■を得る。
M、  p、 110.5〜112℃ M a s s (@/e)  : 2351630.
1600.1555 NMR(CDCIユ)δ : 0.89(t、71[z
、311)、  1.2〜1.9(m、611)、  
2.17(S、611)、  2.29(t。
?Ilz、2H)、 7.04(3,211)実施例2
2〜24 対応原料化合物を実施例1、実施例2又は実施例2l−
(11のいずれか及び実施例21−+2)と同様に処理
して下記第6表記載の化合物を得る。
第6表 d及びp−)ルエンスルホン酸45■の混合物と共に6
0℃、2時間攪拌したのち氷を加え酢酸エチルで抽出す
る。抽出液を水、5%炭酸水素ナトリウム、飽和食塩水
及び水で洗浄後、乾燥し、溶媒を留去する。残渣を酢酸
エチル−ヘキサンより再結晶して4−(12−ヒドロキ
シ−5,10−ドデカシイノイルアミノ)−2,6−ジ
メチルフェノール230■を得る。
M、9.105〜107℃ M a Ss (s+/e)  : 327(M”)、
 137実施例25 4− (12−(テトラヒドロビラン−2−イルオキシ
)−5,10−ドデカシイノイルアミノ〕−2,6−ジ
メチルフェノールをメタノール102220.1655
゜ NMR(CDCI、l)δ : 1.5B−1,95(
m、6B)、2.19(S、611)、  2.2−2
.5(s+、611)、  4.42(S、2H)、 
 7.07(5,211) 実施例26 (1)4−アミノ−2,6−ジメチルフェノール及びア
クリロイルクロリドを実施例1と同様に処理して4−ア
クリロイルアミノ−2,6−ジメチルフェノールを得る
M、  p、  210.5 〜213 ℃(2)上記
(11の生成物1.5g及び炭酸カリウム13gをエタ
ノール中で還流する。反応液を氷水中に注ぎ、酢酸エチ
ルで抽出する。抽出液を水洗、乾燥後、残渣を酢酸エチ
ル−ヘキサンより再結晶して4−(3−エトキシプロピ
オニル)アミノ−2,6−シメチルフエノール1.7g
を得る。
M、p、110〜113.5℃ M a s s CWase)  : 237(M”)
、 137NMR(DMSO−di)δ : 1.09
(t、711z、3H)、  2.12(S、6H)、
  2゜45(L、6.4)1z、2H)、  3.4
Hq、711z、2H)、  3.62(t、6.4H
z、21()、  7.12(S、211)実施例27 +1)N−(4−ベンジルオキシ−3,5−ジメチルフ
ェニル)オクタンアミド3.6gのジメチルスルホキシ
ド5ロ 715■を加える.この反応液にヨウ化メチル174g
を加えて攪拌する。反応液を、水に注ぎ、ジエチルエー
テルで抽出する。抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去して
N−メチル−N−(4−ベンジルオキシ−3.5−ジメ
チルフェニル)オクタンアミド3.4gを油状物として
得る。
M a s s (m/e)  : 367(M”)、
 276、 150(2)上記(1)の生成物を実施例
2l−(2)と同様に処理し、イソプロピルエーテルか
ら再結晶することにより4−(N−メチル−N−オクク
ノイルアミノ)−2.6−シメチルフエノール2.01
gを得る。
M.p.  :97.5〜99℃ Ma s s(+a/e)  :277(M”)  1
51NMR  (CDC 1.)  δ: 0.85(
t,511z,3tl)、  1。
10〜1.75(m,1011)、2.08(t,7H
z,2tl)、2。
27(S,6+1)、  3.20(S.3H)、  
6.76(S,2)1)実施例28 4−(ヘキサノイルアミノ12.6−シメチルフエノー
ル1.82gのピリジン30−溶液を五硫化リン1.5
3gと共に1時間還流したのち減圧濃縮する。残渣に水
を加えて1.5時間撹拌した後酢酸エチルで抽出する。
抽出液を10%塩酸、水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔溶媒
:ヘキサンー酢酸エチル(1:1))で精製後、溶出液
から得られる結晶をイソプロピルエーテル−ヘキサンよ
り再結晶して4−(ヘキサンチオイル)アミノ−2,6
−シメチルフエノール0.85gを得る。
M、p、113〜114°C M a s s (m/e)  : 251(M”)、
 21BNMR(CDCl2 )  δ : 0.92
(t、711z、311)、  1゜15〜1.94(
a+、611)、 2.21(S、6H)、 2.77
と2.56(双方t、7.511z、2旧2.77 と
2.56の面積比は3:1)、 7.16と6.75(
双方S、21!ニア、 16と6.75の面積比は3:
l)参考例1 (1)2−n−プロピルフェノール50gの塩化メチレ
ン溶液にトリエチルアミンを加え、さらに、氷冷下、ア
セチルクロリドの塩化メチレン溶液を加え、攪拌したの
ち、洗浄、乾燥、溶媒を留去する。残渣にクロロベンゼ
ン、ついで塩化アルミニウムを加えMfLする。冷却後
、反応液に氷片を加え10%水酸化ナトリウム水溶液で
アルカリ性とし、室温で撹拌、アルミニウムコンプレッ
クスを分解する。ついで、10%塩酸でpH4としたの
ち、エーテルで抽出し、洗浄、乾燥後、減圧濃縮する。
残渣をシリカゲルカラムで分離精製して、6−アセチル
−2−(n−プロピル)フェノール30.1gを油状物
として得る。
(2)硝酸銅(II)  ・3水和物を無水酢酸と室温
で攪拌し、コンプレックスを作る。一方、上記(1)で
得られた生成物14gの無水酢酸溶液に、水冷下、上記
コンプレックスを加える。室温で撹拌したのち、氷水中
に注加し、酢酸エチル抽出、洗浄、乾燥後、溶媒を留去
する。残渣をシリカゲルカラムで精製して、6−アセチ
ル−4−ニトロ−2−(n−プロピル)フェノール10
gを油状物として得る。
(3)上記(1)で得られた生成物10gのエタノール
溶液に、塩化スズ・2水和物を加え、還流する。
冷却後、5%炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エ
チル抽出し、洗浄、乾燥後、溶媒を留去し、残渣を塩酸
塩にして、6−アセチル−4−アミノ−2−(n−プロ
ピル)フェノール・塩酸塩8 。
7gを得る。
m、  p、 217〜219°C(分解)参考例2 (1)2.3.6−  トリメチルフェノール668g
、酢酸、ジメチルホルムアミド、水の混合物に、水冷下
、亜硝酸すl−IJウム水溶液を滴下し、同温で攪拌し
たのち、析出品をろ取、乾燥後、イソプロピルエーテル
−〇−ヘキサンから再結晶して2゜3.6−)リフチル
−4−二トロソフェノール756gを得る。
m、  p、 181〜183°C(分解)(2)上記
(1)で得られた生成物5.0gのエタノール溶液に1
0%塩酸及び鉄粉を加え、還流したのち、ろ過する。ろ
液をアルカリ性下、酢酸エチル抽出し、洗浄後、塩酸塩
とし、濃縮、さらにエーテルで洗浄して、2,3.6−
ドリメチルー4−アミノフェノール・塩酸塩3.7gを
得る。
m、p、303“C(分解) 参考例3 (1) 1− (テトラヒドロピラン−2−イルオキシ
)−2,7−オクタジイン1.94gのテトラヒドロフ
ラン溶液に、アルゴン気流下に一10°Cで1.56M
n−ブチルリチウムのヘキサン溶液を加え、同温で撹拌
し、さらに1−ブロモ−3−クロロプロパンのヘキサメ
チルホスホリックトリアミド溶液を加える。反応混合物
を室温で一夜撹拌したのち、水を加え、イソプロピルエ
ーテルで抽出し、水洗、乾燥後、濃縮して11−(テト
ラヒドロビラン−2−イルオキシ)−1−クロロ−49
−ウンデカジイン2.4gを油状物として得る。
(2)上記(1)で得られた化合物をジメチルホルムア
ミド及び水の混液に溶解し、シアン化カリウムを加えて
80℃で攪拌する。反応液に水を加え、エーテル抽出し
、水洗、乾燥後、溶媒を減圧留去する。残渣をシルカゲ
ルカラムで精製してI−シアノ−11−(テトラヒドロ
ビラン−2−イルオキシ)−4,9−ウンデカジイン1
.15gを油状物として得る。
(3)上記(2)で得られた化合物のエタノール及び水
の混液に、水酸化カリウムを加え、80゛Cで攪拌する
。該溶液を10%塩酸でp H6〜7とした後、エタノ
ールを減圧留去する。残渣を水で希釈後、酢酸エチル抽
出し、乾燥後、濃縮し、残香をシリカゲルカラムで精製
して12−(テトラヒドロビラン−2−イルオキシ)−
5,10−ドデカジイン酸600■を油状物として得る

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1及びR^2は低級アルキル基、低級アル
    カノイル基又はシクロアルキル基、R^3及びR^4は
    水素原子又は低級アルキル基、R^5は低級アルコキシ
    −低級アルキル基、シアノ基で置換されていてもよい炭
    素数3〜9個のアルキル基置換メチル基又は式:−Y−
    R^6で表される基、Yは1〜4個の二重結合又は三重
    結合を有する炭素数4〜14個の2価の炭化水素基、R
    ^6は水素原子、水酸基、置換されていてもよいシクロ
    アルケニル基又は含酸素複素単環式基置換オキシ基、A
    は酸素原子又は硫黄原子を表す。) で示される4−アミノフェノール誘導体又はその塩。 2、R^5が炭素数2〜8個のアルコキシ−アルキル基
    、シアノ基で置換されていてもよい炭素数3〜9個のア
    ルキル基置換メチル基、1〜4個の二重結合を有し炭素
    数3〜7個のシクロアルケニル基で置換されていてもよ
    い炭素数4〜14個の1価の炭化水素基又は1〜4個の
    三重結合を有し水酸基もしくはテトラヒドロピラニルオ
    キシ基で置換されていてもよい炭素数4〜14個の1価
    の炭化水素基である請求項1記載の4−アミノフェノー
    ル誘導体又はその塩。
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