JPH0217260Y2 - - Google Patents

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JPH0217260Y2
JPH0217260Y2 JP1984072147U JP7214784U JPH0217260Y2 JP H0217260 Y2 JPH0217260 Y2 JP H0217260Y2 JP 1984072147 U JP1984072147 U JP 1984072147U JP 7214784 U JP7214784 U JP 7214784U JP H0217260 Y2 JPH0217260 Y2 JP H0217260Y2
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JP
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pipe
lever
clamp
clamps
support shaft
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JP1984072147U
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JPS60184477U (ja
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプラスチツクパイプの端部を相手側の
パイプの端部に圧入し、接続するためのプラスチ
ツクパイプ接続用倍力治具に関する。
(従来技術) プラスチツクパイプを接続するための装置とし
ては、従来より複雑でかつ持運びに不便な大型の
装置が多い。例えば台板上にレールを備え、レー
ル上に移動クランプと固定クランプとを備え、移
動クランプを複雑なリング機構などにより移動さ
せるようにしたもの等がある。
(考案の目的) 本考案の目的は、プラスチツクパイプ同志を確
実に接続することができ、しかも構造が簡単で持
運びに便利なプラスチツクパイプ接続用倍力治具
を提供することである。
(考案の構成) 本考案による倍力治具は、1対の半割り部材を
開閉自在に枢着連結してなるクランプを、パイプ
長さ方向に間隔を隔てて2個備え、各クランプの
締付け時の内周面形状を、各パイプの外周面の略
全周にそれぞれ当接しうる円形状とし、一方のク
ランプの外周側にパイプと直角なレバー用支軸を
左右対称に1対設け、一定長さを有する左右対称
の1対のレバーをそれぞれ上記支軸に支軸回り回
動自在に支持し、各レバーの途中部分と他方のク
ランプとを連結部材により連結し、各レバーをパ
イプ中心線側へと支軸回りに回動することにより
両クランプを接近させるようにしている。
(実施例) 第1図は本考案を適用した倍力治具の側面図で
あり、この第1図において、倍力治具は1対の第
1,第2クランプ1,2を備えており、両クラン
プ1,2はパイプPの長さ方向に間隔を隔てて配
置されている。第1クランプ1には2個のレバー
支持用ブラケツト5が概ね180度の位相差を有し
て固着されており、各ブラケツト5にはパイプP
と直角なレバー支軸6がそれぞれ固着されてい
る。各支軸6には操作レバー4の一端部がそれぞ
れ回動自在に支持されている。操作レバー4の他
端部には取手9が設けられている。第2クランプ
2には2個のリング支持用ブラケツト7がそれぞ
れレバー支持用ブラケツト5と同一位相で固着さ
れており、各リング支持用ブラケツト7には矢印
F側へ突出するリング8がそれぞれ固着(螺着)
されている。リング8はフツク11及びワイヤ1
2を介して連結リンク13の一端部に連結してお
り、連結リンク13の他端部はヒンジピン15を
介してレバー4の途中部分に回動自在に枢着連結
している。ヒンジピン15は前記支軸6と平行で
ある。
第1図の−断面図を示す第2図において、
第1クランプ1は2個の半割り部材21,22か
らなつている。両部材21,22はそれぞれ両端
部にフランジ部21a,21b,22a,22b
を備えており、一端側の両フランジ部21a,2
2aは2個の連結ピン23及び連結板24を介し
て互いに回動自在に枢着連結されている。他端側
の両フランジ部21b,22bは回動ボルト25
及び締付けナツト26により締付け自在となつて
いる。回動ボルト25は支軸6と直角なピン27
に回動自在に支持されており、ピン27は一方の
フランジ部21bに固着されている。他方のフラ
ンジ部22bには割り溝28が形成されており、
割り溝28には回動ボルト25が挿通され、ボル
ト25の先端ねじ部分に締付けナツト26が螺挿
されている。ナツト26の先端部にはつまみ29
がピン30を介して回動自在に設けられている。
なお前記レバー支持用ブラケツト5は一方の半割
り部材21の両フランジ部21a,21bにそれ
ぞれ溶着されている。
第1図の−断面図を示す第3図において、
第2クランプ2は第1クランプ1と略同様な構造
をしている。即ち2個の半割り部材31,32を
備え、両部材31,32の一端部同志を連結板2
4及びピン23を介して回動自在に連結し、他端
部同志を回動ボルト25及び締付けナツト26に
より締付け自在に連結している。リング支持用ブ
ラケツト7は一方の半割り部材31の両フランジ
部31a,31bにそれぞれ溶着されている。
なお第2クランプ2の内径は第1図に示すよう
に第1クランプ1の内径よりも大きくなつてい
る。即ち第1クランプ1の内径はパイプPの外周
を締付けることができるような寸法になつている
が、第2クランプ2の内径は、パイプPの外周面
に嵌合するソケツトSを締付けることができるよ
うな寸法になつている。第1図の33はレバース
トツパーであつて、各レバー支持用ブラケツト5
に設けられており、レバー4のオーバー回動を規
制する。
(作用) 第1図のポリエチレン製パイプPとポリエチレ
ン製ソケツトSを接続する場合には、まずパイプ
Pの端部の外周面とソケツトSの端部の内周面を
加熱してそれらに接着剤を塗布し、再びパイプP
とソケツトSの端部を加熱し、それから本考案に
よる倍力治具を用いてパイプPの端部をソケツト
Sの内周に圧入する。
即ち第1図において、レバー4がパイプPの長
さ方向に対して直角な姿勢よりもそれぞれ少し矢
印R,R′方向へ傾くような姿勢となるように両
クランプ1,2間の間隔を取り、第1クランプ1
をパイプPの外周に嵌合し、第2クランプ2をソ
ケツトSの外周に嵌合し、それぞれナツト26を
回転させることにより両クランプ1,2を締付け
る。なお両クランプ1,2をパイプP及びソケツ
トSに嵌合するときには、回動ボルト25を第
2、第3図のピン27回りにそれぞれ矢印Q方向
へ回動して、両クランプ1,2を開いておく。そ
してパイプP等に嵌合した後、回動ボルト25を
再び割り溝28に係合し、ナツト26を締付け
る。
次に両レバー4を第1図の支軸6回りに矢印
R,R′方向へそれぞれ回動して両クランプ1,
2間を縮め、それによりパイプPの端部をソケツ
トSの内周に一定の圧力で圧入する。
レバー4が概ねパイプPと平行になつたとき
に、レバー4はストツパー33に当接する。その
状態をしばらく維持することにより完全に接着す
るのを待つ。
接着後は締付けナツト26をそれぞれ緩め、回
動ボルト25をそれぞれ第2、第3図のピン27
回りに矢印Q方向へ回動して割り溝28から外
し、各クランプ1,2を連結板24側を支点とし
て開き、パイプP及びソケツトSから外す。
(別の実施例) (1) 第4図に示すように第1クランプ1に2個の
ローラ41,42を備え、レバー4の途中部分
と第2クランプ2とをワイヤ43のみによつて
連結すると共に、ワイヤ43がパイプPと平行
となるようにワイヤ43を両ローラ41,42
に掛け渡している。両ローラ41,42は各支
軸44,45に回動自在に支持されており、各
支軸は44,45はブラケツト46を介して第
1クランプ1に固着されている。なお図示して
いないが第4図の実施例においても、レバー4
及びワイヤ43等は各2個備えられている。
第4図の構造によると、第2クランプ2をパ
イプPと平行に矢印F方向へ引つ張ることがで
きるので、倍力効率が一層向上する。また圧入
作業中にパイプPとソケツトSの中心線が互い
に傾く心配もなくなる。
(2) 第1図の装置では1対のクランプに対して2
個のレバーを備えているが、1個のレバーを備
えるだけでもよい。
(考案の効果) 本考案による倍力治具は、パイプの外周に締着
自在な1対のクランプをパイプ長さ方向に間隔を
隔てて備え、一方のクランプに一定の長さを有す
るレバーをパイプと直角な支軸回り回動自在に枢
着し、レバーの途中部分と他方のクランプとを連
結部材により連結しているので、例えばパイプと
ソケツトとを軽いレバー操作により、簡単に圧入
接続することができ、配管現場等におけるパイプ
接続作業には非常に便利である。
レールや大掛かりなクランプ移動機構を用いる
必要がないので、軽量かつコンパクトに構成する
ことができ、持運びに便利である。またコストを
安くすることもできる。
また次のような利点もある。
(A) 両クランプ1,2をそれぞれ1対の半割り部
材21,22,31,32により開閉自在な構
造とし、締付け時における各クランプ1,2の
内周面形状を、各パイプの外周面の略全周にそ
れぞれ当接しうる円形状としているので、各ク
ランプ1,2により各パイプの真円度を正確に
維持しながら、しつかりと両パイプを把持し、
接続できる。
即ちしつかりとパイプを保持しながらも、締
付け過ぎによるパイプの変形等はなく、またパ
イプの変形により接続不良等が生じることもな
い。特に柔軟なプラスチツクパイプの接続には
最適である。
(B) 操作レバー4を左右対称に1対配置し、各レ
バー4をパイプ中心線側へと支軸回りに回動す
ることにより両クランプ1,2を接近させるよ
うにしているので、例えば片側に単一のレバー
装置を備える場合に比べ、正確に直線的にパイ
プを差し込むことができ、差し込み作業中にパ
イプ同志が互いに傾いたりしない。即ち精度の
良い接続部を構成することができ、接続部の品
質が向上する。
(C) 各操作レバー4をパイプ中心線側へと支軸6
回りに回動することにより両クランプを接近さ
せるようにしているので、レバー4を回動して
いくに従い倍力率が高くなる。
即ちパイプ差し込み作業において、挿入量の
増加に従い、両パイプの嵌合面積が増加してそ
こで生じる抵抗力(摩擦力)も増加するが、そ
れに対してレバー4もその回動量が大きくなる
にしたがい倍力率も増加して引張り力が増加す
るので、レバー操作が楽である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した倍力治具の側面図、
第2図は第1図の−断面図、第3図は第1図
の−断面図、第4図は別の実施例の側面図で
ある。 1,2……クランプ、4……レバー、12,1
3……ワイヤ、連結リンク(連結部材の一例)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1対の半割り部材を開閉自在に枢着連結してな
    るクランプを、パイプ長さ方向に間隔を隔てて2
    個備え、各クランプの締付け時の内周面形状を、
    各パイプの外周面の略全周にそれぞれ当接しうる
    円形状とし、一方のクランプの外周側にパイプと
    直角なレバー用支軸を左右対称に1対設け、一定
    長さを有する左右対称の1対のレバーをそれぞれ
    上記支軸に支軸回り回動自在に支持し、各レバー
    の途中部分と他方のクランプとを連結部材により
    連結し、各レバーをパイプ中心線側へと支軸回り
    に回動することにより両クランプを接近させるよ
    うにしたことを特徴とするプラスチツクパイプ接
    続用倍力治具。
JP7214784U 1984-05-16 1984-05-16 プラスチツクパイプ接続用倍力治具 Granted JPS60184477U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7214784U JPS60184477U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 プラスチツクパイプ接続用倍力治具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7214784U JPS60184477U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 プラスチツクパイプ接続用倍力治具

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Publication Number Publication Date
JPS60184477U JPS60184477U (ja) 1985-12-06
JPH0217260Y2 true JPH0217260Y2 (ja) 1990-05-14

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ID=30610290

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JP7214784U Granted JPS60184477U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 プラスチツクパイプ接続用倍力治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2501956Y2 (ja) * 1989-05-16 1996-06-19 治 川村 配管接続作業用工具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711729Y2 (ja) * 1978-05-23 1982-03-08
JPS565644Y2 (ja) * 1978-12-18 1981-02-06

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JPS60184477U (ja) 1985-12-06

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