JPH02172289A - 分布帰還型半導体レーザ及びその製造方法 - Google Patents

分布帰還型半導体レーザ及びその製造方法

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JPH02172289A
JPH02172289A JP32682688A JP32682688A JPH02172289A JP H02172289 A JPH02172289 A JP H02172289A JP 32682688 A JP32682688 A JP 32682688A JP 32682688 A JP32682688 A JP 32682688A JP H02172289 A JPH02172289 A JP H02172289A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光フアイバ通信等に用いられる単一軸モード発
振の分布帰還型半導体レーザに関する。
〔従来の技術〕
レーザ発振に与る活性導波路に回折格子を有する分布帰
還型半導体レーザは変調時においても単一軸モード発振
が可能であり、超高速の光フアイバ通信のキーデバイス
としてさかんに研究開発が行われている。分布帰還型半
導体レーザを光源として、数G b i t / s 
、数十kmレベルの伝送実験も行われ、その有用性も実
証されている。特に、活性導波路の中央部付近で回折格
子の位相がλ/4(λはレーザ発振光の媒体的波長〉ず
れているλ/4位相シフト半導体レーザはブラック波長
で発振し、メインモードとサブモードの利得差が大きく
取れることから注目を集めている。
〔発明が解決しようとする課題〕
分布帰還型半導体レーザを製作する上で、従来は、軸方
向(光が伝播する方向、すなわち半導体レーザの端面に
垂直な方向)にレーザ発振光と回析格子の結合係数Kが
ほぼ均一な回折格子を作製していた。しかしながら、^
/4位相シフト分布帰還型半導体レーザでは位相シフト
領域付近に電界強度が集中するため、高出力時において
ホールバーニングが生じ、モードの不安定性が引き起こ
され、レーザ発振光のスペクトル線幅が増大したり、あ
るいは2モ一ド発振してしまうような場合があった。こ
の様なホールバーニングについては、エレクトロニクス
レターズ(ElectronicsLette−rs 
)誌、第22巻、第20号の1046頁に記載されてい
る。現在は光出力的10mWと、比較的小出力で半導体
レーザが使われることが多く、ホールバーニングの影響
はないが、今後、光通信の長距離化に伴い、光出力20
mW〜50mWの高出力が要求されるため、高出力時に
おいても安定に単一軸モード発振する高性能な分布帰還
型半導体レーザの開発は必須である。従ってホールバー
ニングを抑制することは、分布帰還型半導体レーザの高
性能化を図る上で極めて重要である。
これまで、このホールバーニングを抑制する手段として
は、例えば、宇佐見等が、昭和63年電子情報通信学会
秋季全国大会講演論文集、分冊C−1のC−155番で
報告しているように、電極を共振器軸方向に分割し、各
電極の注入電流を変化させてホールバーニングを抑制す
る方法が試みられているが、煩雑で実用性に欠ける。
本発明の目的は、比較的簡単な方法でホールバーニング
を抑制し、高出力時においても安定に単一軸モード発振
可能なλ/4位相シフト分布帰還型半導体レーザを提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
活性導波路に沿って回折格子が形成され、活性導波路の
中央付近で回折格子の位相がシフトしている位相シフト
分布帰還型半導体レーザにおいて、前記回折格子の溝の
深さが、活性導波路の中央付近で浅く、活性導波路の両
側面に近づくにつれて次第に深くなっていることを特徴
とする位相シフト分布帰還型半導体レーザによって、上
述の問題を解決できる。
〔作用〕
本発明の主旨は共振器軸方向(活性導波路に沿った方向
、すなわち、半導体レーザの出射端面に垂直な方向)に
結合係数Kを不均一に分布させることにより、ホールバ
ーニングを抑制するものである。第5図に、従来の分布
帰還型λ/4位相シフト半導体レーザの共振器軸方向の
電界分布と回析格子形状(溝の深さ)の関係を図す。第
5図に示すとうり、従来の共振器軸方向に関して、均一
な結合係数K(約50cm−”程度)を有する分布帰還
型λ/4位相シフト半導体レーザでは中央の位相シフト
部において電界強度が強くなり、高出方時においてホー
ルバーニングが生じゃすい。
共振器中央付近の結合係数Kを30cm−1程度に小さ
くし端面方向に向って70cm−1程度まで次第に大き
くした本発明の半導体レーザの電界分布を第4図に示す
。結合係数Kを共振器軸に沿って不均一にしたために、
電界分布が第5図に比べて平坦になることがわかる。こ
れはホールバーニングの抑制に大きな効果があり、共振
器軸に沿って結合係数Kを変化させる本発明がホールバ
ーニング抑制に対して有効であることがわかる。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面を用いて本発明の詳細な説明する
第1図は本発明の第1の実施例であり、λ/4位相シフ
ト分布帰還型半導体レーザの断面構造図である。まずn
−InP基板6上に、共振器軸方向に沿って溝の深さを
変化させた回折格子5を形成する。このような回折格子
5の形成の方法を第2図に示す。
n−InP基板6上に、ホトレジストを塗り電子ビーム
(EB)露光により、第2図(a)に示すように基板中
心部がら端部にいくほど幅が狭く、間隔が広いストライ
プ状にパターン化したホトレジスト9を形成する。この
ホトレジストをマスクとして基板6をエツチングする(
第2図(b))。この後ホトレジストを除去することに
より、共振器の中心部分は溝が浅く端面付近は溝が深い
回折格子5を形成することができる(第2図(C))。
尚、λ/4位相シフト領域形成は従来と同じ方法を用い
た。
このようにして中央付近に^/4位相シフト領域をもつ
回折格子5を形成した基板6上に1.3μm組成のI 
nGaAsP光ガイド層4、InPのバッファ層3.1
.55μm組成のI nGaAsP活性層1.1.3μ
m組成のI nGaAsPメルトバック防止(AMB 
) Jl!8、InPのクラッド層2を順次成長し、活
性層、バッファ層。
光ガイド層から成る活性光導波路を有する積層構造を作
る。この後、この積層構造をエツチングしてストラブ状
とし、この両側に高抵抗層を形成して埋め込み構造とし
た。最後に熱放散を良くすることと、長井振器により狭
線幅化をはかるため共振器長1000μmに切り出し、
その端面に反射防止膜としてシリコン窒化膜7を形成し
て半導体レーザとしなく第1図)。この半導体レーザの
評価を行ったところ室温CWにおいて、最大180mW
と従来にない高出力が得られた0発振スペクトル線幅と
して500KHz、5M5R40dB以上と、従来にな
い高性能の分布帰還型半導体レーザが得られた。通常の
共振器長300μm程度で切り出した本発明の半導体レ
ーザでは、発振しきい値電流10〜20 m A 、微
分量子効率0.25W/A程度のものが、再現性良く得
られた。
このようなλ/4位相シフト分布帰還型半導体レーザの
回折格子5は第3図に示す方法でも作製可能である。す
なわち、n−InP基板上6に、溝の深さが均一な通常
のλ/4位相シフト回折格子5を形成した後、共振器の
両端側に、エツチングから回折格子5を保護するための
ホトレジスト9を形成する(第3Q?I(a))。この
後、エツチングを行い、中央部分のみ回折格子5の深さ
が浅くなるようにしく第3図(b))、ホトレジストリ
を除去して回折格子とする(第3図(C))。
なお、実施例においては、材料系をGaAsにしても実
現可能であり、また、活性領域を量子井戸構造としても
可能である。
尚、実施例では光ガイド層に回折格子が形成されている
が、他の層、例えば活性層に形成してもよい0回折格子
は光が伝播する領域にあればよい 〔発明の効果〕 本発明の特徴は、λ/4位相シフト分布帰還型半導体レ
ーザにおいて、その回折格子の結合効率Kを共振器の中
心付近で小さくすることにより、ホールバーニングを抑
制したことである。それによって、高出力で且つ発振ス
ペクトル線幅の狭い優れた分布帰還型半導体レーザか実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるλ/4位相シフト分布
帰還型半導体レーザの概略図、第2図ならびに、第3図
は本発明における半導体レーザの回折格子を作製する方
法の例を示した図、第4図は回折格子の深さを不均一に
した場合の軸方向電界分布図、第5図は溝の深さが均一
な場合の通常の回折格子の軸方向電界分布を示す図であ
る。 1・・・活性層、2・・・クラッド層、3・・・バッフ
ァ層、4・・・光ガイド層、5・・・λ/4位相シフト
回折格子、6・・・n−InP基板、7・・・シリコン
窒化膜、8・・・メルトバック防止層、9・・・ホトレ
ジスト。 什理I弁理士内原 晋 カ1囚 1 1  :Wft’Il!、  ど  フッ・t’r
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(←ト(\;・ンmLt% 、(α) (b) (C) あと困 (α) (lp) (G) 上コ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  レーザ発振に与る活性導波路に回折格子が形成され、
    前記活性導波路の中央付近で前記回折格子の位相がシフ
    トしている位相シフト分布帰還型半導体レーザにおいて
    、前記回折格子の溝の深さが、前記活性導波路の中央付
    近で浅く、活性導波路の両端面に近づくにつれて次第に
    深くなっていることを特徴とする位相シフト分布帰還型
    半導体レーザ。
JP63326826A 1988-12-23 1988-12-23 分布帰還型半導体レーザ及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2687526B2 (ja)

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