JPH0217118A

JPH0217118A - 和漢薬育毛剤

Info

Publication number: JPH0217118A
Application number: JP63167398A
Authority: JP
Inventors: Zenichi Ogita; 荻田　善一
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-07-05
Filing date: 1988-07-05
Publication date: 1990-01-22
Anticipated expiration: 2012-09-03
Also published as: JP2648618B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は各種生薬によって構成された新規な和漢薬育毛
剤に関するものである。

〔従来の技術〕

従来から中国医学理論に基づく各種生薬混合物のアルコ
ール抽出液が脱毛症の治療に用いられてきた。最も有名
なものは「１０１毛髪再生再生油ある、中国医学では「
血虚」のため毛髪に充分な栄養を補給することができな
いために脱毛症が起こると考え、髪は「面金」と言われ
ている。肝は血を臓え、腎は髪を華やかにｒると考えら
れている。しする）」、ｒＶ’ｉＡ温′（気息を調節す
る）」、「食′孟′棺瘍（血の流れを良くし、四面をと
りさる）］ことが泊治療期とされてきた。

「１０１毛髪再生再生油称される育毛剤も、血の流れを
良（し、瘍血を取り去るための活血化倶薬としで桃仁、
紅花、気を補い、血の流通を良（し、活血化餠の効果増
強を期待して補気行血薬として、人参、賛否や丹参が処
方されている。

さらに補助的に養血効果のある当帰、Ｎ絡を温めて、気
息の流れを良くするために乾灸、川４、補骨脂などを加
えているが、その他の構成生薬は報告されていない、ま
た「１０１毛髪再生再生油療にともなって、副作用の問
題が起こって島だ。

西洋医学における脱毛症治療に用いられる豊毛剤には、
■末梢血管を拡張して血行を亢進する成分、■頭皮の清
浄化、ｎ１炎および殺菌剤の配合されたものが多い、最
近はさらに■毛包および毛包細胞のＭ素糸を賦活化する
成分が加えられている。

そして末梢血Ｗ拡張と抗炎、殺菌作用のある成分から構
成された養毛剤が数多（市販されて外た。

しかし、若年性脱毛症（いわゆる若はげ）や会頭脱毛症
、全身脱毛症あるいは老人性脱毛症に有効な西洋医学的
治療法はまだ確立されていない、ところが［１０１毛髪
再生ＭＪを初めとする中国生薬のアルコール抽出液で構
成された育毛剤のいづれもがこれら若年性脱毛症を初め
とする！１泊性脱毛症にも効果があるとされできた。

〔発明が解決しようとする問題、α〕

中国医学に基づ（育毛剤である「１０１毛髪再生精」の
構成生薬のすべてが発表されていない。

また発症する副作用が１ｌＪｆｆ題とされている。既に
中国において発表された［１０１毛便再生精］はｇＩ造
何例１処方の番号１〜７までの７つの生薬が含まれてい
る０本発明では番号８〜１３までの６つの生薬が加えら
れた。

本発明は、中国医学理論に基づいた処方によりて期待さ
れる聾気豊血、ｆデ血六瘍、温経通路の作用をもたらす
種々の生薬に、滋陰、強壮、益精補血作泪を有する：Ａ
′！ｉ、何首鳥、ネ五風表解作用を有する防風、ならび
に補血打点作用の強い鶏血藤を加えてより治療効果を高
め、茜草根や側柏葉の泣虫止血作用を有する生薬を加え
て副作用の発現を防止し、より短期間内に脱毛症の治療
効果を高めることができた。

本明細書における育毛効果とは、栗毛の発生効果と硬毛
のｔｉ効果に分けて考えている。そして栗毛の発生、硬
毛への成長に効果を有する育毛剤の開発を計りだ。

〔問題点を解決するための手段および作用〕以下に本発
明に係る和漢薬育毛剤の製造例を示す、なお本発明はこ
れにより限定されるものではない。

（以下余白）聚ｉｌｌの処方１、　人　　　　　参　　　　　　　　　　　　　　４
０ｔ１２、補　骨　ｍ　　　　　　　　　　４０゜３、
　当　　　　　帰　　　　　　　　　　　　１２０ｇ４
、川　　弓　　　　　１２０゜５、　斤　　　　参　　　　　　　　　　　　　　２５
゜６、紅　　　　花　　　　　　　　　　　　　２５゜
７、挑　　　　仁　　　　　　　　　　　　　　２５ｇ
８、黒　　　ｉ　　　　　　　　　　８０ｇ９、ｆｑｉ
　Ｒ１２０ｇ１０、防　　　　風　　　　　　　　　　　　４０゜１
１、鶏血５４０ｇ１２、茜草根　　　　　　４０ｇ１３、　　＠　　　相　　粟　　　　　　　　　　　　
　１２０ｇ１４．７５％（Ｖ／Ｖ）エタ／−ル　　　３
Ｊ２高温アルコール抽出液ならびに低温アルコール抽出
液を作製するため各生薬をＭ何例１に示された通りに秤
量し、それぞれ５Ａのセパラブルフラスコに入れる。７
５％（Ｖ／Ｖ）エタノール溶８１３９を加えて、各生薬
を浸す、高温アルコール抽出液の作製のため、還流冷却
管を付したセパラブルカバーでふたをする。マントルヒ
ーターで７５℃に１０時間加二重る。脱脂綿を置いたガ
ラス製ロートで濾過し、抽出液と生薬残渣を分離する。

７５％（Ｖ／Ｖ）エタノールで全量が４Ｊになるまで洗
いながら流し、下に置かれた５、１１ビーカーに高温抽
出液を集める６次いで、同じ割合の同量の各生薬を７５
％（Ｖ／Ｖ）エタノールに浸漬し、５℃〜１０℃の低温
で３週間放置して得られた低温抽出液を、高温抽出液と
同様に脱脂綿を置いたガラス製ロートで濾過し、抽出液
と生薬残渣を分離する。そして全量が４１になるよう７
５％（Ｖ／Ｖ）エタノールで洗う。

得られた高温ならびに低温抽出液を同ｊｉｉｊ１合しく
全量８Ｊ２）、５℃〜１０℃の冷暗所に放置し、上澄を
訂毛剤として使用する。

（以下余白）緊ｌ吐２の処方１．補骨Ｉｌｌ　　　　２４０゜２、当　　帰　　　　　１６０８３、　丹　　　　　参　　　　　　　　　　　　　８０
ｇ４、ｉｌｌ　　　相　　菓　　　　　　　　　　　２
４０ｇ５．７５％（Ｖ／Ｖ）エタノール　　３コ製造例
１と同様に高温抽出、低温抽出液をそれぞれ、濾過後７
５％（Ｖ／ν）エタノールで洗い、４Ａの各抽出液を調
整する０両者を等ｆ１混合し、５℃〜１０℃の低温室で
放置し、その上′ａ液を胃毛剤として使用する。

〔発明の効果〕

豊毛効果試験例本発明に係る育毛作用をしらべるために、まず貧毛効果
を測定した。ＩＣＲ系のマウス１０匹を１群とし、これ
らの背部を刺毛し、２つの実験区に分けた。１日１回、
一方にａｔ造何例１処方よる育毛剤（エタ７−ル溶液）
を０．２ｃｅ宛塗布した。

他方には７５％（Ｖ／Ｖ）エタノールのみを塗布し、１
＋月後に脱毛部に生えてきた毛の長さを測定した。また
刺毛した面積に対する毛成長の認められた面積の割合の
変化から育毛剤の有する養毛効果を算出した。得られた
結果をｔｔｌに示す。

表１以上の結果から明らかなように本発明に係る和漢薬胃毛
剤は優れた養毛効果を有することが１明した。

Claims

【特許請求の範囲】

人参（ニンジン）、黒豆（クロマメ）、何首烏（カシュ
ウ）、補骨脂（ホコツシ）、当帰（トウキ）、鶏血藤（
ケイケットウ）、川■（センキュウ）、丹参（タンジン
）、紅花（コウカ）、桃仁（トウニン）、防風（ボウフ
ウ）、茜草根（セイソウコン）、側柏葉（ソクハクヨウ
）などからなる生薬混合物を７５％（Ｖ／Ｖ）エタノー
ルに浸漬し、５℃〜１０℃程度の冷温で３週間放置して
得た抽出液と７５℃程度の高温で１０時間抽出して得た
液を混合調整することで有効成分含有量の多いことを特
長とする和漢薬育毛剤。