JPH02171161A - 魚と梅干しからなる食品及びその製造方法 - Google Patents
魚と梅干しからなる食品及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH02171161A JPH02171161A JP63327467A JP32746788A JPH02171161A JP H02171161 A JPH02171161 A JP H02171161A JP 63327467 A JP63327467 A JP 63327467A JP 32746788 A JP32746788 A JP 32746788A JP H02171161 A JPH02171161 A JP H02171161A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- food
- pickled
- space
- kelp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 title claims abstract description 65
- 235000013305 food Nutrition 0.000 title claims abstract description 21
- 235000011158 Prunus mume Nutrition 0.000 title abstract 6
- 244000018795 Prunus mume Species 0.000 title abstract 6
- 210000001835 viscera Anatomy 0.000 claims abstract description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 6
- 235000021018 plums Nutrition 0.000 claims description 20
- 241000512259 Ascophyllum nodosum Species 0.000 claims description 17
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 3
- 235000019640 taste Nutrition 0.000 abstract description 2
- 230000003187 abdominal effect Effects 0.000 abstract 2
- 235000019688 fish Nutrition 0.000 description 49
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000796 flavoring agent Substances 0.000 description 4
- 235000019634 flavors Nutrition 0.000 description 4
- 230000001877 deodorizing effect Effects 0.000 description 3
- 235000021419 vinegar Nutrition 0.000 description 3
- 239000000052 vinegar Substances 0.000 description 3
- 230000002378 acidificating effect Effects 0.000 description 2
- 235000011194 food seasoning agent Nutrition 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 241000473391 Archosargus rhomboidalis Species 0.000 description 1
- 241000555825 Clupeidae Species 0.000 description 1
- 241000219122 Cucurbita Species 0.000 description 1
- 235000009852 Cucurbita pepo Nutrition 0.000 description 1
- 241000442132 Lactarius lactarius Species 0.000 description 1
- 201000005505 Measles Diseases 0.000 description 1
- 241000269851 Sarda sarda Species 0.000 description 1
- 241000269821 Scombridae Species 0.000 description 1
- 241001504592 Trachurus trachurus Species 0.000 description 1
- 241000269959 Xiphias gladius Species 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 235000020640 mackerel Nutrition 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 235000019512 sardine Nutrition 0.000 description 1
- 235000013555 soy sauce Nutrition 0.000 description 1
- 235000021335 sword fish Nutrition 0.000 description 1
- 235000019583 umami taste Nutrition 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、魚と梅干しからなる食品及びその製造方法の
改良に関する。
改良に関する。
〈従来の技術〉
従来、魚特に鰯等の青みの魚にあっては、その臭みを消
すために、梅干しと共に煮るという調理方法がなされて
いる。ところが、この従来の方法では、単に魚と梅干し
とを同一の鍋に入れて煮るだけであったため、梅干しの
消臭効果等が十分に発揮されにくいという問題がある。
すために、梅干しと共に煮るという調理方法がなされて
いる。ところが、この従来の方法では、単に魚と梅干し
とを同一の鍋に入れて煮るだけであったため、梅干しの
消臭効果等が十分に発揮されにくいという問題がある。
詳しくは、上記方法では、梅干しの効果が魚の表面に近
い部分にのみ現れ、魚の内部には充分にその効果が現れ
ないという問題がある。
い部分にのみ現れ、魚の内部には充分にその効果が現れ
ないという問題がある。
〈発明が解決しようとする課題〉
そこで本発明は、梅干しの消臭効果が魚全体に充分に発
揮され、魚の種類や大小にかかわらず、魚の臭いを取り
、梅のうまみが充分にいきわたり、食べやすくした魚と
梅干しからなる食品及びその製造方法の提供を目的とす
る。
揮され、魚の種類や大小にかかわらず、魚の臭いを取り
、梅のうまみが充分にいきわたり、食べやすくした魚と
梅干しからなる食品及びその製造方法の提供を目的とす
る。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は、魚の腹部を切開して内蔵を取り出すことによ
り形成された空間部に梅干しを挿入し、この魚の外周を
昆布等の帯状食品で巻回して加熱してなる魚と梅干しか
らなる食品を提供する。
り形成された空間部に梅干しを挿入し、この魚の外周を
昆布等の帯状食品で巻回して加熱してなる魚と梅干しか
らなる食品を提供する。
又、本発明は、魚の腹部を切開し、その内蔵を取り出し
て空間部を形成する第1工程と、この空間部に梅干しを
入れる第2工程と、魚の外周を昆布等の帯状食品で巻回
することにより空間部の開口を閉じる第3工程と、第3
工程後の魚に煮る等の加熱を加える第4工程とを備えた
魚と梅干しからなる食品の製造方法を提供する。
て空間部を形成する第1工程と、この空間部に梅干しを
入れる第2工程と、魚の外周を昆布等の帯状食品で巻回
することにより空間部の開口を閉じる第3工程と、第3
工程後の魚に煮る等の加熱を加える第4工程とを備えた
魚と梅干しからなる食品の製造方法を提供する。
〈実施例〉
以下図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
本発明に用いる魚は、鯖、秋刀魚、鯵、鰹、噂等のいわ
ゆる青みの魚の他、鯛等の白身の魚等種々の魚を用いる
ことができる。
ゆる青みの魚の他、鯛等の白身の魚等種々の魚を用いる
ことができる。
そして、第1工程として、第1図に示すように、魚(1
)の腹部を切開し、その内蔵を取り出すことにより、空
間部(2)を形成する。このように内蔵を取り出すこと
によって、魚の煮た際に、その臭みが出ることを防止し
得ると共に、魚の腹に空間部を形成することができる。
)の腹部を切開し、その内蔵を取り出すことにより、空
間部(2)を形成する。このように内蔵を取り出すこと
によって、魚の煮た際に、その臭みが出ることを防止し
得ると共に、魚の腹に空間部を形成することができる。
さらに、この実施例では、内蔵を取り出した後、梅酢に
漬けることにより、魚の身をひきしめると共に、梅酢の
香りを魚の身に滲み込ませるようにしている。
漬けることにより、魚の身をひきしめると共に、梅酢の
香りを魚の身に滲み込ませるようにしている。
次に、第2工程として、梅干しく3)・・・を空間部(
2)に適宜数挿入する。この際、大きな魚であれば、梅
干しく3)をそのまま挿入すればよく、小さな魚であれ
ば、種を取って梅干しの果肉のみを挿入すれば良い。又
、梅干しは、通常の梅干しの他、塩抜きをして、その塩
分量を減少させたものを用いてもよい。
2)に適宜数挿入する。この際、大きな魚であれば、梅
干しく3)をそのまま挿入すればよく、小さな魚であれ
ば、種を取って梅干しの果肉のみを挿入すれば良い。又
、梅干しは、通常の梅干しの他、塩抜きをして、その塩
分量を減少させたものを用いてもよい。
次に、第3工程として、魚(1)の外周を昆布(4)で
巻回する。このように、昆布(4)で巻回することによ
り、挿入した梅干しく3)が外に出てしまうことを防ぐ
ことができる。しかも、昆布(4)と共に煮るため、昆
布(4)のうまみが魚に加わり、味が一層向上すると共
に、昆布(4)はそのまま食べることができるため、販
売時等においても、昆布を外す必要もない。尚、昆布(
4)の巻回が解けることを防止するために、千m(5)
で縛っておくことも望ましい(第2図)。
巻回する。このように、昆布(4)で巻回することによ
り、挿入した梅干しく3)が外に出てしまうことを防ぐ
ことができる。しかも、昆布(4)と共に煮るため、昆
布(4)のうまみが魚に加わり、味が一層向上すると共
に、昆布(4)はそのまま食べることができるため、販
売時等においても、昆布を外す必要もない。尚、昆布(
4)の巻回が解けることを防止するために、千m(5)
で縛っておくことも望ましい(第2図)。
最後に第4工程として、この魚を調味液中で煮る。この
調味液としては、水(201、梅酢(3N)、醤油(1
,81)、料理用酒(1,51)、砂糖(18kg)を
用いるが、魚の種類や好みに応じて変更し得る。
調味液としては、水(201、梅酢(3N)、醤油(1
,81)、料理用酒(1,51)、砂糖(18kg)を
用いるが、魚の種類や好みに応じて変更し得る。
以上により、魚(1)の腹部を切開して内蔵を取り出す
ことにより形成された空間部(2)に梅干しく3)を挿
入し、この魚の外周を昆布(4)等の帯状食品で巻回し
て加熱してなる魚と梅干しからなる食品が完成する。
ことにより形成された空間部(2)に梅干しく3)を挿
入し、この魚の外周を昆布(4)等の帯状食品で巻回し
て加熱してなる魚と梅干しからなる食品が完成する。
この魚と梅干しの食品においては、第3図の断面図に示
すように、梅干しく3)が魚の内部まで挿入されている
ため、梅干しく3)の防臭効果や詠麻疹の防止効果が魚
全体に発揮されるものである。
すように、梅干しく3)が魚の内部まで挿入されている
ため、梅干しく3)の防臭効果や詠麻疹の防止効果が魚
全体に発揮されるものである。
又、外周に巻回された昆布(4)は、第4工程の煮る際
や販売時等において梅が外に飛び出さないようにすると
共に、昆布(4)のうまみを出し、且つ、そのまま食べ
ることが可能である。
や販売時等において梅が外に飛び出さないようにすると
共に、昆布(4)のうまみを出し、且つ、そのまま食べ
ることが可能である。
そして、梅干しの酸の作用により、腐敗を防止でき、真
空バンクを施せば、常温下で1年間、開封後は低温下で
1週間の日持ちがする。
空バンクを施せば、常温下で1年間、開封後は低温下で
1週間の日持ちがする。
〈発明の効果〉
本発明は、魚の腹部を切開し、その内蔵を取り出し、空
間部を形成するため、魚の見た際に内蔵の臭みが出るこ
とを防止し得ると共に、この空間部を梅干し挿入用の空
間部として利用することができる。そして、この空間部
に梅干しを挿入するため、梅干しの防臭効果や葎麻疹の
防止効果が魚全体に発揮され、魚の種類や大小にかかわ
らず、魚の臭いを取り、梅のうまみが充分にいきわたり
、食べやすくした魚と梅干しからなる食品を提供し得た
ものである。しかも、外周に巻回された昆布は、煮る時
や販売時等において梅干しが外に飛び出さないようにす
ると共に、昆布のうまみを魚に加え、且つ、そのまま食
べることが出来るものである。さらに、梅干しの酸の作
用により長期間の保存も可能となったものである。
間部を形成するため、魚の見た際に内蔵の臭みが出るこ
とを防止し得ると共に、この空間部を梅干し挿入用の空
間部として利用することができる。そして、この空間部
に梅干しを挿入するため、梅干しの防臭効果や葎麻疹の
防止効果が魚全体に発揮され、魚の種類や大小にかかわ
らず、魚の臭いを取り、梅のうまみが充分にいきわたり
、食べやすくした魚と梅干しからなる食品を提供し得た
ものである。しかも、外周に巻回された昆布は、煮る時
や販売時等において梅干しが外に飛び出さないようにす
ると共に、昆布のうまみを魚に加え、且つ、そのまま食
べることが出来るものである。さらに、梅干しの酸の作
用により長期間の保存も可能となったものである。
また本発明は上記の新規な食品を製造する方法を提供し
得たものである。
得たものである。
以上、本発明は理想的な魚と梅干しからなる食品とその
製造方法の提供し得たものである。
製造方法の提供し得たものである。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は第2工程終了時
の魚の底面図、第2図は第3工程終了時の平面図、第3
図は第2図の■−■線断面図である。 (1)・・・魚、(2)・・・空間部、(3)・・・梅
干し、(4)・・・昆布、(5)・・・干瓢。
の魚の底面図、第2図は第3工程終了時の平面図、第3
図は第2図の■−■線断面図である。 (1)・・・魚、(2)・・・空間部、(3)・・・梅
干し、(4)・・・昆布、(5)・・・干瓢。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、魚の腹部を切開して内蔵を取り出すことにより形成
された空間部に梅干しを挿入し、この魚の外周を昆布等
の帯状食品で巻回して加熱してなる魚と梅干しからなる
食品。 2、魚の腹部を切開し、その内蔵を取り出して空間部を
形成する第1工程と、この空間部に梅干しを入れる第2
工程と、魚の外周を昆布等の帯状食品で巻回することに
より空間部の開口を閉じる第3工程と、第3工程後の魚
に煮る等の加熱を加える第4工程とを備えた魚と梅干し
からなる食品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63327467A JP2694357B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 魚と梅干しからなる食品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63327467A JP2694357B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 魚と梅干しからなる食品及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02171161A true JPH02171161A (ja) | 1990-07-02 |
JP2694357B2 JP2694357B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=18199488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63327467A Expired - Lifetime JP2694357B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 魚と梅干しからなる食品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2694357B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005318805A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Morita Food Techno:Kk | 骨まで食することのできる調理魚及び冷凍調理魚の製造方法 |
JP2012165681A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Iwatani Suisan:Kk | 魚肉の調味食品とその製造方法 |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP63327467A patent/JP2694357B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005318805A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Morita Food Techno:Kk | 骨まで食することのできる調理魚及び冷凍調理魚の製造方法 |
JP2012165681A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Iwatani Suisan:Kk | 魚肉の調味食品とその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2694357B2 (ja) | 1997-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3454405A (en) | Preparation of a proteinaceous food salad | |
CN101116518B (zh) | 参胆肠及其制造方法 | |
JPH02171161A (ja) | 魚と梅干しからなる食品及びその製造方法 | |
KR102137434B1 (ko) | 냉동명태의 해동방법 | |
JP4896107B2 (ja) | カニ肉燻製加工食品の製造方法およびカニ肉燻製加工食品 | |
KR100694793B1 (ko) | 절임생선의 제조방법 | |
KR102253774B1 (ko) | 생선껍질 튀김의 제조방법 | |
JPS59143561A (ja) | 食品の風味改良剤 | |
JPS59166061A (ja) | 開き干魚のワイン焼き | |
JP2010148390A (ja) | 魚類の味噌〆物製造方法 | |
KR910005272B1 (ko) | 닭고기의 가공방법 | |
JP3193877B2 (ja) | 液体調味料およびその製造方法 | |
JP2000312555A (ja) | 甲殻類の燻製品及びその製造方法 | |
JP2003310215A (ja) | 味付け食肉製造方法および味付け食肉 | |
JPS61146169A (ja) | 鰻の佃煮 | |
JP2023144064A (ja) | 加工アユ食品の製造方法及び加工アユ食品 | |
JP2985135B2 (ja) | 蒸し菊花の巻き物状冷凍品またはその包装体 | |
JP3005058U (ja) | 魚肉の酢味噌漬け | |
JPH02171139A (ja) | 梅干しと魚の細卵からなる食品とその製造方法 | |
Gunderson | Fixin'Fish: A Guide to Handling, Buying, Preserving, and Preparing Fish | |
KR20220114130A (ko) | 돼지고기 가공방법 | |
JPS629285B2 (ja) | ||
JP2006136300A (ja) | 寿司及びその製造方法 | |
JPS626766B2 (ja) | ||
JPH04108350A (ja) | すし |