JPH0217115Y2 - - Google Patents

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JPH0217115Y2
JPH0217115Y2 JP16584085U JP16584085U JPH0217115Y2 JP H0217115 Y2 JPH0217115 Y2 JP H0217115Y2 JP 16584085 U JP16584085 U JP 16584085U JP 16584085 U JP16584085 U JP 16584085U JP H0217115 Y2 JPH0217115 Y2 JP H0217115Y2
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guide groove
movable shoji
shoji body
frames
stile
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、いわゆる摺上げ障子と称される室
内建具において、特に組み込まれる可動障子体の
構造に関するものである。
(従来の技術) 近年、木製の建具に比べてソリが発生しない、
汚れ難い、汚れても掃除が楽である、工場量産が
可能で高級感のあるものを安く提供できるなどの
利点を有することから、アルミニウム製や合成樹
脂製の建具が普及し始めており、框や格子などの
部材を押出形材で製作している。
摺上げ障子についても押出形材製の框材などを
組み上げて製作され、これに組み込まれる可動障
子体も押出形材によつて製作され、溝付堅框に案
内されて上下に可動するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、可動障子体を構成する枠組用の
付け子が、製品の軽量化および価格の低廉化を図
るために型断面形材で形成される場合、上下の
横方向付け子の凹溝部が露出状態となるため、木
製品に比べて外観上見劣りするとともに、チリや
ホコリが堆積し易く、角部分で可動障子体が上下
動する際、溝付堅框の溝内を損傷するおそれがあ
り、ガタ付き易く円滑性に欠ける欠点がある。
そこで、この考案は、上記の問題点に鑑み、こ
れを解決したものであつて、外観美麗にして、チ
リやホコリの堆積を防止すると共に、円滑に上下
摺動しうる堅牢にして製作容易な可動障子体を得
るにある。
(問題点を解決するための手段) これを達成する手段として、この考案は、相対
向する一対の押出形材製建具框の相対向面に設け
た案内溝に可動障子体を上下に摺動自在に組み込
んだ室内建具において、該可動障子体を構成する
上記案内溝に係合しない押出形材製付け子の外周
面凹溝部および上記案内溝に係合する少なくとも
一側の押出形材製付け子の外周面凹溝部に亘つて
可動障子体の角部を被う合成樹脂塞ぎ材を嵌着す
るとともに、案内溝に係合する付け子に取付けら
れた部分をすべり部として、付け子外周端縁と上
記案内溝底部との間に介在したものである。
(実施例) この考案の具体的構成を図面に示す実施例につ
いて以下詳細に説明する。
この考案に係る室内建具は、枠組された建具框
である上下框1,2および堅框3,4と、その内
部に組み込まれる障壁体Aおよび可動障子体Bで
構成される。堅框3,4は第3図乃至第5図に示
すように、断面略コ字状をなし、その対向壁5,
6に連結壁7を一体に掛け渡して中空部8を形成
するとともに凹部9を形成し、各対向壁5,6の
開口部近傍に補強框係止突片10,11を有し、
又、各対向壁5,6の先端には補強框係止部1
2,13を有している。この堅框3,4は中空部
8を有しているので充分な強度を有しており、堅
框3,4と上下框1,2の連結は、第2図に示す
ように上下框1,2の端面に取付けた連結ピース
14を堅框3,4に嵌入するなどの適宜手段を用
いて行なうことができる。
枠組みされた堅横框の内部に組み込まれる障壁
体Aは、ガラス枠組み体15と紙貼り障子体16
とからなり、ガラス枠組み体15はガラスの周囲
に飾り縁を枠組み連結したものであり、又、紙貼
り障子体16は、井桁状に組み上げた組子桟20
の周囲に縦横の付け子17,18を枠組みして、
組子桟20とネジ止めするとともに、片面に障子
紙を貼つたものである。このガラス枠組み体15
と紙貼り障子体16はその間に中框19を介在さ
せて上下に積み重ねられてできた障壁体Aの両側
縁に堅框3,4の凹部9を嵌め込むものである
が、この実施例では可動障子体Bを途中までしか
上昇しないように、専用の上下補助框21,22
を用意しておき、この上下補助框21,22を障
壁体Aと堅框3,4の間に介在させる。
下部補助框22は第3図および第5図に示すよ
うに、障壁体Aの嵌合用凹溝23と可動障子体B
を嵌め込む案内溝24を、仕切り25を挾んで平
行に有して形成されており、側壁外面には堅框対
向壁5,6の凹状補助框係止部12,13に係止
する係止突部26,27を備えている。この下部
補助框22は障壁体Aを挾んだ状態で中框19に
ネジ止めされる。
又、上部補助框21は第4図に示すように上記
嵌合用凹溝23に連通する障壁体嵌合用凹溝23
aと、案内溝24の上方に位置して可動障子体B
の上昇を規制する上げ残し用停止部28を平行し
て有しており、側壁外面には下部補助框22の係
止突部26,27と同一形状の係止突部26a,
27aを備えている。
そして、停止部28はこの補助框21が堅框凹
部9に嵌着係止したときに、対向壁5,6の端縁
と同一面を形成するようになつており、各補助框
21の停止部端面にはその保護および可動障子体
緩衝用の樹脂製キヤツプが取付けられる。
可動障子体Bは、上記紙貼り障子体15と同一
断面形状の組子桟20を井桁状に組み上げるとと
もに、縦方向付け子17aと横方向付け子18a
に組子桟20をネジ止めして、片面に障子紙を貼
り付けたものであるが、各縦横方向付け子17
a,18aは第6図に示すように凹溝部29を有
する断面略状の押出形材で、凹溝部29の両側
内面に夫々係止突条29a,29aが突設されて
おり、枠組みによつて各縦横方向付け子17a,
18aの凹溝部29は外周面において開口する。
特に横方向の上下の付け子18aについては、こ
の凹溝部29を夫々上方および下方に露出する。
塞ぎ材30は帯状の合成樹脂製よりなり、裏面に
突設した鉤形を有する2条の突止突片30b,3
0bによつて、上記上下の夫々の付け子18aの
凹溝部29の係止突条29a,29aに係合し、
凹溝部29の全長を塞ぎ材30によつて閉塞す
る。さらに塞ぎ材30は上下の付け子17aの長
さより長めとし、少なくともその一側端を折曲げ
てスベリ部30aを形成し、これを一側の縦方向
付け子17aの凹溝部29の係止突条29a,2
9aに係合して、縦方向付け子17aの角部を被
うとともに、縦方向付け子17aの外周端縁を被
い、案内溝24に嵌め込まれた縦方向付け子17
aは、外周端縁が案内溝24の底部に直接接触し
ないように外周端縁と底部との間にこのスベリ部
30aが介在されて滑り材として利用される。一
方反対側の縦方向付け子17にはバネ31が取付
けられる。このため、こちら側には滑り材は不要
であるが、角部の保護および角部における塞ぎ材
30の剥離防止のために上記と同様にして塞ぎ材
30を嵌着しても良い。
そして、上部補助框21と下部補助框22を堅
框3,4の凹部9内に嵌着係止し、障壁体Aを嵌
合用凹溝23,23aに嵌め込み、上下框1,2
を連結するとともに、可動障子体Bを案内溝24
に組み込むことにより、室内建具が出来上る。
この様に構成されているので、この考案におけ
る室内建具の可動障子体Bは、下部補助框22の
案内溝24内を上下に摺動し、下方位置にある時
は、障壁体Aのガラス枠組み体15に並置されて
ガラスを隠し、又上方に移動すると、上端角部が
上部補助框21の停止部28に当接することによ
つて上昇を阻止され、第1図のように堅框3,4
の全長に対して途中で停止し、紙貼り障子体16
に並置されてガラスは透過状態となる。
(考案の効果) 以上、実施例について詳述したように、この考
案は、可動障子体を構成する枠組みされた付け子
の、建具框の案内溝に係合しない付け子は、その
凹溝部を塞ぎ材で閉塞するものであるから、凹溝
部が露出せず外観を美麗に形成できるとともに、
チリやホコリの堆積を確実に防止することができ
る。又、塞ぎ材は可動障子体の角部をなす一方の
付け子から他方の付け子に亘つて連続状に設けた
ものであるから、可動障子体はその角部を塞ぎ材
で被われ、建具框の案内溝を摺動する際、角部で
案内溝を損傷するおそれなく、その上、他方の付
け子に取付けられた塞ぎ材の部分をスベリ部とし
ているので、可動障子体を円滑に作動させること
ができ、堅牢にして安価な室内建具を提供するこ
とができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る室内建具の正面図、第
2図は同じく分解図、第3図は第1図イの部分の
断面図、第4図は同じくロの部分の断面図、第5
図は同じくハの部分の断面図、第6図は可動障子
体の部分斜視図、第7図は同じく可動障子体の正
面図を示す。 A……障壁体、B……可動障子体、1……上
框、2……下框、3,4……堅框、17a……縦
方向付け子、18a……横方向付け子、20……
組子桟、24……案内溝、29……凹溝部、29
a……係止突条、30……塞ぎ材、30a……ス
ベリ部、30b……係止突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向する一対の押出形材製建具框の相対向面
    に設けた案内溝に可動障子体を上下に摺動自在に
    組み込んだ室内建具において、該可動障子体を構
    成する上記案内溝に係合しない押出形材製付け子
    の外周面凹溝部および上記案内溝に係合する少な
    くとも一側の押出形材製付け子の外周面凹溝部に
    亘つて可動障子体の角部を被う合成樹脂製塞ぎ材
    を嵌着するとともに、案内溝に係合する付け子に
    取付けられた部分をすべり部として、付け子外周
    端縁と上記案内溝底部との間に介在したことを特
    徴とする室内建具。
JP16584085U 1985-10-30 1985-10-30 Expired JPH0217115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16584085U JPH0217115Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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JP16584085U JPH0217115Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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Publication Number Publication Date
JPS624578U JPS624578U (ja) 1987-01-12
JPH0217115Y2 true JPH0217115Y2 (ja) 1990-05-11

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ID=31096247

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JP16584085U Expired JPH0217115Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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