JPH0328131Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328131Y2 JPH0328131Y2 JP1983117607U JP11760783U JPH0328131Y2 JP H0328131 Y2 JPH0328131 Y2 JP H0328131Y2 JP 1983117607 U JP1983117607 U JP 1983117607U JP 11760783 U JP11760783 U JP 11760783U JP H0328131 Y2 JPH0328131 Y2 JP H0328131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- door
- front panel
- crosspiece
- folding door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 7
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 4
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
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- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
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- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
本考案は両面化粧タイプの折れ戸に関するもの
であつて、製造が容易であり、使用時には軽量で
動きが軽く、優美な外観を呈し、かつ低コストで
製造可能な鋼板製の折れ戸を提供するものであ
る。
であつて、製造が容易であり、使用時には軽量で
動きが軽く、優美な外観を呈し、かつ低コストで
製造可能な鋼板製の折れ戸を提供するものであ
る。
折れ戸の従来品の多くは、螺着された複数枚の
戸板を上下に設けたレールで支持して開閉を可能
としている(例えばU.S.特許第3866658号)。この
ような折れ戸の戸板としては、内部にハニカムの
芯材を入れたものや木製一枚板のものなどがある
が、ハニカムコア芯材のものは強度、デザインの
ための表面の凹凸形状にあわせた複雑な形状にす
ることが難しく、また部分接着となるので表パネ
ル7を薄くすることができない。また一枚の木製
品の場合、複雑な形状に加工するには、手間がか
かり、重量も大きなものとする。
戸板を上下に設けたレールで支持して開閉を可能
としている(例えばU.S.特許第3866658号)。この
ような折れ戸の戸板としては、内部にハニカムの
芯材を入れたものや木製一枚板のものなどがある
が、ハニカムコア芯材のものは強度、デザインの
ための表面の凹凸形状にあわせた複雑な形状にす
ることが難しく、また部分接着となるので表パネ
ル7を薄くすることができない。また一枚の木製
品の場合、複雑な形状に加工するには、手間がか
かり、重量も大きなものとする。
本考案の折れ戸はこのような従来品と異なり、
戸板は化粧鋼板製の表パネル7と裏パネル8から
構成され、表パネル7は左右凸部と中央部凹部を
一体に形成し、表パネル7、裏パネル8共に側縁
を折り曲げて表パネル7と裏パネル8による二重
板部をもつた嵌め合い結合させ、表パネル7中央
凹部の上桟9及び下桟10の一端は鈎状の係止部
11により表パネル7の係止穴に挿入固定し、表
パネル7の中間には下部に突条19を有する取手
桟17を付設し、パネル内部空間に発泡樹脂を注
入充填した構造としている。
戸板は化粧鋼板製の表パネル7と裏パネル8から
構成され、表パネル7は左右凸部と中央部凹部を
一体に形成し、表パネル7、裏パネル8共に側縁
を折り曲げて表パネル7と裏パネル8による二重
板部をもつた嵌め合い結合させ、表パネル7中央
凹部の上桟9及び下桟10の一端は鈎状の係止部
11により表パネル7の係止穴に挿入固定し、表
パネル7の中間には下部に突条19を有する取手
桟17を付設し、パネル内部空間に発泡樹脂を注
入充填した構造としている。
本考案の折れ戸はこのような構造としたことに
より、戸板の両面に化粧鋼板を配し中間部に芯材
として発泡樹脂層を発泡注入して一体に形成する
ことにより面剛性を高めることができ、かつ軽量
になつたために下レールが不要となつて、軽く開
閉でき、しかも、木目調化粧鋼板の使用で屋内木
製戸に類似した優美性をも具備したものとなつ
た。 加えて、面剛性が高いので面一が出せて、アラ
イナーを必要とせず、開閉においてもふらつきが
なく、動きがスムーズである。 更に中桟に設けた下向きの突条が取手となるた
め、中桟兼用の取手桟となり、別に取手を設ける
必要がなくなる。
より、戸板の両面に化粧鋼板を配し中間部に芯材
として発泡樹脂層を発泡注入して一体に形成する
ことにより面剛性を高めることができ、かつ軽量
になつたために下レールが不要となつて、軽く開
閉でき、しかも、木目調化粧鋼板の使用で屋内木
製戸に類似した優美性をも具備したものとなつ
た。 加えて、面剛性が高いので面一が出せて、アラ
イナーを必要とせず、開閉においてもふらつきが
なく、動きがスムーズである。 更に中桟に設けた下向きの突条が取手となるた
め、中桟兼用の取手桟となり、別に取手を設ける
必要がなくなる。
以下例示図面によつて本考案を詳細に説明す
る。 第1図は折れ戸の正面図である。第2図は第1
図中一部省略A−A部拡大断面図であり、第3図
は同B−B部拡大断面図である。第4図はヒンジ
部の斜視図である。第5図はピン受の側面図であ
る。第6図及び第7図は表裏パネルの接合構造を
示す部分拡大断面図である。 この本考案に係る折れ戸は2枚の戸板1,1が
ヒンジ2によつて螺着されており、折れ戸の一端
には上下にピボツトピン3,4が配設され、下ピ
ボツトピン3は床面に設けられた左右に位置調節
可能なピン受18により、また上ピボツトピン4
は上レール5に設けられたピン受によつて回動自
在に軸支されている。折れ戸の他端上方にはガイ
ドピン6が配設されており、上レール5のガイド
溝中を摺動可能となつている。従つて、この折れ
戸は下レールが不要な構造である。 折れ戸の戸板の詳細な構造は第2図及び第3図
に示すところである。戸板の表パネル7と裏パネ
ル8は化粧鋼板製であつて、第3図にみられるよ
うに両縁は折曲げて二重板部をもつ危害防止を兼
ねた嵌合構造としている。つまり、表パネル7の
両縁内に裏パネル8の両縁を嵌めたのみのシール
材を必要としない構造である。表パネル7と裏パ
ネル8の嵌合構造は、他に例えば、第6図のよう
に表パネル7縁部を段付に曲げて形成し、裏パネ
ル8の縁部を鈎状に形成するとか、第7図のよう
に裏パネル8縁部をL形に曲げて挟持する構造と
してもよい。戸板の上桟9及び下桟10はこれも
鋼製であつて、部分的に鈎状に折曲げて係止部1
1を形成して、表パネル7に設けた係止穴に挿入
固定している。表パネル7の人が手を掛け易い位
置には、下部に突条19を形成した取手桟17が
第2図にみられるように配設されている。 戸板の上下は表パネル7と裏パネル8の間にチ
ヤンネル状補強桟12,13が配設されており、
チヤンネル内にはスポンジ材等のシール材14が
使用されている。表パネル7と裏パネル8の嵌合
構造とこのシール材14の使用によつて密閉構造
となつた内部にはポリスチレンとかポリウレタン
等を注入充填した発泡樹脂層15を形成してい
る。表パネル7の両縁部分は第3図にみられるよ
うに、縦方向に凸部16を設けておくと、発泡樹
脂層15の厚肉部分が形成されて、戸板のみかけ
上の厚みを増し、縦桟とみなすことができる。こ
のことによつて戸板全体の面剛性を増しかつ戸板
の板厚を小さくすることによつて軽量化ができ、
デザイン上も良い。
る。 第1図は折れ戸の正面図である。第2図は第1
図中一部省略A−A部拡大断面図であり、第3図
は同B−B部拡大断面図である。第4図はヒンジ
部の斜視図である。第5図はピン受の側面図であ
る。第6図及び第7図は表裏パネルの接合構造を
示す部分拡大断面図である。 この本考案に係る折れ戸は2枚の戸板1,1が
ヒンジ2によつて螺着されており、折れ戸の一端
には上下にピボツトピン3,4が配設され、下ピ
ボツトピン3は床面に設けられた左右に位置調節
可能なピン受18により、また上ピボツトピン4
は上レール5に設けられたピン受によつて回動自
在に軸支されている。折れ戸の他端上方にはガイ
ドピン6が配設されており、上レール5のガイド
溝中を摺動可能となつている。従つて、この折れ
戸は下レールが不要な構造である。 折れ戸の戸板の詳細な構造は第2図及び第3図
に示すところである。戸板の表パネル7と裏パネ
ル8は化粧鋼板製であつて、第3図にみられるよ
うに両縁は折曲げて二重板部をもつ危害防止を兼
ねた嵌合構造としている。つまり、表パネル7の
両縁内に裏パネル8の両縁を嵌めたのみのシール
材を必要としない構造である。表パネル7と裏パ
ネル8の嵌合構造は、他に例えば、第6図のよう
に表パネル7縁部を段付に曲げて形成し、裏パネ
ル8の縁部を鈎状に形成するとか、第7図のよう
に裏パネル8縁部をL形に曲げて挟持する構造と
してもよい。戸板の上桟9及び下桟10はこれも
鋼製であつて、部分的に鈎状に折曲げて係止部1
1を形成して、表パネル7に設けた係止穴に挿入
固定している。表パネル7の人が手を掛け易い位
置には、下部に突条19を形成した取手桟17が
第2図にみられるように配設されている。 戸板の上下は表パネル7と裏パネル8の間にチ
ヤンネル状補強桟12,13が配設されており、
チヤンネル内にはスポンジ材等のシール材14が
使用されている。表パネル7と裏パネル8の嵌合
構造とこのシール材14の使用によつて密閉構造
となつた内部にはポリスチレンとかポリウレタン
等を注入充填した発泡樹脂層15を形成してい
る。表パネル7の両縁部分は第3図にみられるよ
うに、縦方向に凸部16を設けておくと、発泡樹
脂層15の厚肉部分が形成されて、戸板のみかけ
上の厚みを増し、縦桟とみなすことができる。こ
のことによつて戸板全体の面剛性を増しかつ戸板
の板厚を小さくすることによつて軽量化ができ、
デザイン上も良い。
以上詳述したような構造の折れ戸は、両面化粧
タイプとなり優美である。また、充分な剛性を有
しながら軽量であり、開閉時の動きが軽い。製造
に際しては表パネルと裏パネルは簡単にロール成
形でき、複雑な形状の桟は小部品化することによ
り、これらを一体で成形するのに比べて低コスト
化できる。更に、嵌め合い構造としたためにビ
ス、リベツト等が不要であり、その使用数を減ら
すことができた。 また、表パネルと裏パネルを嵌合し、上桟、下
桟の鈎状係止部を単に差込み係止することのみの
ものとし、これに樹脂発泡を行なうことによつて
発泡樹脂自体の接着力により表裏両面パネルと樹
脂層とが一体化するので、製造が容易で、アライ
ナー等を必要とせず、得られた戸板が薄く軽量で
あり、面剛性も高い。 面剛性が高いので面一が出せて、開閉において
もふらつきがなく、動きがスムーズである。 戸板が軽量であるから、垂れがないので下レー
ルが省略でき、床まわりをすつきりさせることが
できる等の効果が得られたのである。
タイプとなり優美である。また、充分な剛性を有
しながら軽量であり、開閉時の動きが軽い。製造
に際しては表パネルと裏パネルは簡単にロール成
形でき、複雑な形状の桟は小部品化することによ
り、これらを一体で成形するのに比べて低コスト
化できる。更に、嵌め合い構造としたためにビ
ス、リベツト等が不要であり、その使用数を減ら
すことができた。 また、表パネルと裏パネルを嵌合し、上桟、下
桟の鈎状係止部を単に差込み係止することのみの
ものとし、これに樹脂発泡を行なうことによつて
発泡樹脂自体の接着力により表裏両面パネルと樹
脂層とが一体化するので、製造が容易で、アライ
ナー等を必要とせず、得られた戸板が薄く軽量で
あり、面剛性も高い。 面剛性が高いので面一が出せて、開閉において
もふらつきがなく、動きがスムーズである。 戸板が軽量であるから、垂れがないので下レー
ルが省略でき、床まわりをすつきりさせることが
できる等の効果が得られたのである。
第1図は折れ戸の正面図である。第2図は第1
図中一部省略A−A部拡大断面図であり、第3図
は同B−B部拡大断面図である。第4図はヒンジ
部の斜視図である。第5図はピン受の側面図であ
る。第6図及び第7図は表裏パネルの接合構造を
示す部分拡大断面図である。 1……戸板、2……ヒンジ、3,4……ピボツ
トピン、5……上レール、6……ガイドピン、7
……表パネル、8……裏パネル、9……上桟、1
0……下桟、11……係止部、12,13……チ
ヤンネル状補強桟、14……シール材、15……
発泡樹脂層、16……凸部、17……取手桟、1
8……ピン受、19……突条。
図中一部省略A−A部拡大断面図であり、第3図
は同B−B部拡大断面図である。第4図はヒンジ
部の斜視図である。第5図はピン受の側面図であ
る。第6図及び第7図は表裏パネルの接合構造を
示す部分拡大断面図である。 1……戸板、2……ヒンジ、3,4……ピボツ
トピン、5……上レール、6……ガイドピン、7
……表パネル、8……裏パネル、9……上桟、1
0……下桟、11……係止部、12,13……チ
ヤンネル状補強桟、14……シール材、15……
発泡樹脂層、16……凸部、17……取手桟、1
8……ピン受、19……突条。
Claims (1)
- 複数枚の戸板をヒンジ結合にすると共に、戸板
の一端上下にピポツトピンを設け、他の戸板の他
端に上方ガイドピンを設けて上レール中を移動可
能にしてなる折れ戸において、戸板は化粧鋼板製
表パネル7と裏パネル8から構成され、表パネル
7は左右凸部と中央部凹部を一体に形成し、表パ
ネル7、裏パネル8共に側縁を折り曲げて表パネ
ル7と裏パネル8による二重板部をもつた嵌め合
い結合とし、表パネル7中央凹部の上桟9及び下
桟10の一端は鈎状の係止部11により表パネル
7の係止穴に挿入固定し、表パネル7の中間には
下部に突条19を有する取手桟17を付設し、パ
ネル内部空間に発泡樹脂を注入充填してなる折れ
戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11760783U JPS6026577U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 折れ戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11760783U JPS6026577U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 折れ戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6026577U JPS6026577U (ja) | 1985-02-22 |
JPH0328131Y2 true JPH0328131Y2 (ja) | 1991-06-18 |
Family
ID=30270657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11760783U Granted JPS6026577U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 折れ戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026577U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6299927U (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-25 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3866658A (en) * | 1974-01-28 | 1975-02-18 | Lester L Smith | Pivotal support and guide hardware for folding doors |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP11760783U patent/JPS6026577U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3866658A (en) * | 1974-01-28 | 1975-02-18 | Lester L Smith | Pivotal support and guide hardware for folding doors |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6026577U (ja) | 1985-02-22 |
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