JPH0217070B2 - - Google Patents

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JPH0217070B2
JPH0217070B2 JP58057270A JP5727083A JPH0217070B2 JP H0217070 B2 JPH0217070 B2 JP H0217070B2 JP 58057270 A JP58057270 A JP 58057270A JP 5727083 A JP5727083 A JP 5727083A JP H0217070 B2 JPH0217070 B2 JP H0217070B2
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JP
Japan
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water
pipe
hot
hot water
cold
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58057270A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59182328A (ja
Inventor
Yutaka Ueda
Yoshe Tomoshiro
Yasuharu Sakaguchi
Hitoshi Sasai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP5727083A priority Critical patent/JPS59182328A/ja
Publication of JPS59182328A publication Critical patent/JPS59182328A/ja
Publication of JPH0217070B2 publication Critical patent/JPH0217070B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、建物における空調用冷温水管や給湯
管等の温水系配管の漏水試験に用いる装置に関す
る。
従来、建物の温水系配管の漏水試験は、所定区
画の配管工事が完了する都度、当該区画の温水系
配管に静水圧をかけ、原則として一時間以上放置
した後、管内の水圧が降下しているかどうかを確
認するという所謂水圧試験法によつて行なわれて
いる。
しかしながら、この試験方法によつて良と判定
されても、内装仕上げ工事が完了し、温水系配管
のボイラー等へのガス管の接続も完了して、竣工
直前にボイラー等の試運転を行なつた際や竣工
後、1年未満の間に、配管同士のジヨイント部や
配管と他の機器とのジヨイント部、機器同士のジ
ヨイント部等で、漏水事故、殊に、泣き漏水とい
われる微少漏水が発生することがあつた。そし
て、このような漏水事故が発生したら、ジヨイン
ト部の増し締め等を行なうことになるが、ボイラ
ー等の試運転の時点では、既に内装仕上げ工事が
完了しているので、漏水筒所の発見、ジヨイント
部の増し締め等が面倒であるのみならず、漏水の
ために壁紙やカーペツト等の内装仕上げ材が台無
しになつて内装仕上げ材の貼換えが必要になるこ
とが多い。
このような温水系配管の漏水事故の発生は、概
ね次の理由によるものと考えられる。
即ち、水圧試験における管内水の温度は一定
(外気温と同程度)であるため、漏水事故の可能
性を秘めたジヨイント部であつても疲労を生じる
ことなく、そのために漏水に至らないが、一方、
ボイラーの試運転時や実際の使用においては、配
管内に温水又は冷水が流れ、温度差による熱収縮
が生じるから、前記ジヨイント部に疲労が生じ、
その疲労の蓄積の結果、漏水に至ることになる。
また、従来の水圧試験法では、管内水が静止し
ているが、ボイラー等の試運転時や実際の使用時
には、管内水が流動し、これによるジヨイント部
の振動が生じ、これが疲労の一因となることにな
る。
そこで、本発明は、水圧試験に引き続いて、つ
まり、建物の内装仕上げ工事に先立ち、実際の使
用に模した管内水の温度変化と流動状態を与え
て、潜在的な不良筒所をも発見できるようにした
漏水試験装置を提供するものである。
即ち、本発明による建物の温水系配管の漏水試
験装置は、温水系配管の両端に接続される温水器
ならびに温水循環用ポンプと、温水器の出口管に
接続した給水管と、温水器の入口管から分岐した
排水管とを有し、前記給水管と出口管には、給水
管によつて供給された常温の水を流す第一状態と
温水を流す第二状態とに切り換える冷温切換弁を
設け、前記排水管には排水弁を設け、前記冷温切
換弁と排水弁を、前者が第一状態にあるとき後者
が開になり、前者が第二状態にあるとき後者が閉
になるように連動させた点に特徴がある。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
図面は、本発明に係る漏水試験装置の一例を示
し、この装置は、手押し式の台車1を有し、可搬
型に構成されている。2は交流200Vのヒーター
3を備えた電気温水器である。電気温水器2は、
建物における所定区画の配管工事が完了した後、
当該区画の内装仕上げ工事に先立つて、温水系配
管4の両端に、出口管5及び入口管6を介して接
続される。7a,7bは接続部に設けた手動開閉
弁である。出口管5には、温水循環用ポンプ8が
介装され、その上流側には、図外の仮設水道管や
仮設水槽に対して着脱自在に接続される給水管9
が接続されている。給水管9と出口管5の接続部
には、モータM駆動の三方弁よりなる冷温切換弁
V1が設けられていて、モーターMの駆動により、
給水管9にて供給された冷水(これは、常温の市
水である。)を流す第一状態と、温水器2にて加
熱された温水を流す第二状態とに切換え可能に構
成されている。入口管6からは、排水管10が分
岐しており、排水管10の途中には、電磁弁より
なる排水弁V2が介装されている。冷温切換弁V1
と排水弁V2は、タイマーを備えた制御器C1を介
して、前者V1が第一状態にあるとき、後者V2
開になり、前者V1が第二状態にあるとき、後者
V2が閉になるように連動されている。これらV1
V2の切換え動作は、温水系配管4が温水と等し
い温度に上昇する時間及び常温市水の温度まで復
帰する時間ごとに周期的に行なわれ、この周期は
制御器C1のタイマーによつて設定される。従つ
て、タイマーによる設定時間を温水系配管4の保
有水量や外気温に応じて調整可能にしておくこと
が周期を可及的に短くし得る点で望ましい。
また、出口管5のポンプ8下流側には、圧力セ
ンサーPS、緊急遮断弁UV、その上流側から分岐
した緊急排水管11とこれに介装した電磁開閉弁
S、これらの制御器C2等によつて構成した緊急
排水装置が設けられている。即ち、漏水試験中、
ジヨイント部の外れ等による規模の大きい漏水が
発生したとき、圧力センサーPSが管内圧の低下
によりこれを検出し、圧力センサーPSの検出結
果に基づいて制御器C2から発せられる指令によ
り、緊急遮断弁UVが閉動すると同時に電磁開閉
弁Sが開動して緊急排水管11から排水し、もつ
て、漏水筒所からの流出水による二次的な事故を
防止すべく構成してある。
図中、P1,P2は圧力計、T1,T2は温度計、C3
は温度計T3による測温結果に基づいてヒーター
3のスイツチMSをON・OFFする制御器で、電
気温水器2により加熱される温水の温度を一定に
保つように構成してある。
温水系配管4の水圧試験に引き続き、上記構成
の装置を用いて、温水系配管4に常温の市水と温
水を所定周期で交互に流すことにより、温水系配
管4に流れによる振動が生じ、しかも、温水系配
管4の温度変化による熱収縮が繰り返えされるの
で、ジヨイント部の潜在的な不良筒所の疲労が促
進され、漏水を生じるようになる。
従つて、建物の内装仕上げ工事の前に、不良筒
所を発見して、増し締め等の対策が行なえ、竣工
時点では、漏水事故の発生する虞れがない漏水系
配管が得られることになる。
しかも、冷水として常温の市水を用いるため、
冷凍装置が不要であり、漏水試験装置の小型軽量
化、低価格化が可能である。
即ち、給湯管による給湯温度は最高で通常60
℃、また、空調用冷温水管においては、冷房時
(夏季)の冷水の温度が7〜12℃(温度変化の幅
は5℃)、暖房時の温水の温度が40〜45℃(温度
変化の幅は5℃)であり、一方、市水の温度は、
夏季においても約20℃である。
従つて、漏水試験用の冷水として常温(夏季に
おいて約20℃)の市水を用いても、前記電気温水
器2で加熱される温水の温度を60℃に設定すれ
ば、夏季においても温水系配管4に40℃の温度変
化を与えることができ、温水系配管4が給湯管、
冷水又は温水を流す空調用冷温水管のいずれであ
つても、それらの実際の使用時に生じる温度変化
以上の温度変化を与えて、熱収縮に起因する漏水
の有無を調べることができる。従つて、上記の通
り、冷凍装置を備えない小型軽量かつ安価な漏水
試験装置を実現し得たのである。
尚、温水循環用ポンプ8は入口管6側に介装し
てもよい。また、冷温切換弁V1としては、図示
のように給水管9と出口管5の接続部に介装した
三方弁で構成する他、給水管9の途中と出口管5
の前記接続部より上流側に夫々開閉弁(電磁式、
モーター駆動のいずれでもよい。)を設け、両開
閉弁を一方が開動するとき他方が閉動するように
連動させて構成することも可能である。
以上、説明した如く、本発明によれば、建物の
内装仕上げ工事の前に、温水系配管に温度変化や
流れによる振動を与えて、潜在的不良筒所の疲労
を促進させるので、不良筒所を容易かつ確実に発
見して、これに対処でき、竣工直前の試運転時や
竣工後における漏水事故やそれによる内装仕上げ
材の貼換え等を激減し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は漏水
試験装置の側面図、第2図は第1図の装置の配管
構成図である。 2……電気温水器、4……温水系配管、5……
出口管、6……入口管、8……温水循環用ポン
プ、9……給水管、10……排水管、V1……冷
温切換弁、V2……排水弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 温水系配管の両端に接続される温水器ならび
    に温水循環用ポンプと、温水器の出口管に接続し
    た給水管と、温水器の入口管から分岐した排水管
    とを有し、前記給水管と出口管には、給水管によ
    つて供給された常温の水を流す第一状態と温水を
    流す第二状態とに切り換える冷温切換弁を設け、
    前記排水管には排水弁を設け、前記冷温切換弁と
    排水弁を、前者が第一状態にあるとき後者が開に
    なり、前者が第二状態にあるとき後者が閉になる
    ように連動させてあることを特徴とする建物の温
    水系配管の漏水試験装置。 2 前記温水器が電気温水器であることを特徴と
    する特許請求の範囲1項に記載の装置。 3 前記冷温切換弁が三方弁であることを特徴と
    する特許請求の範囲1項又は2項に記載の装置。
JP5727083A 1983-03-31 1983-03-31 建物の温水系配管の漏水試験装置 Granted JPS59182328A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5727083A JPS59182328A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 建物の温水系配管の漏水試験装置

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JP5727083A JPS59182328A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 建物の温水系配管の漏水試験装置

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JPS59182328A JPS59182328A (ja) 1984-10-17
JPH0217070B2 true JPH0217070B2 (ja) 1990-04-19

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JP5727083A Granted JPS59182328A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 建物の温水系配管の漏水試験装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109027468A (zh) * 2018-09-30 2018-12-18 李俊伟 给水管道试压用临时配给环

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55135729A (en) * 1979-04-10 1980-10-22 Saginomiya Seisakusho Inc Pressure endurance running machine of electrohydraulic servo type

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JPS55135729A (en) * 1979-04-10 1980-10-22 Saginomiya Seisakusho Inc Pressure endurance running machine of electrohydraulic servo type

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JPS59182328A (ja) 1984-10-17

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