JPH0217320Y2 - - Google Patents

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JPH0217320Y2
JPH0217320Y2 JP1983101940U JP10194083U JPH0217320Y2 JP H0217320 Y2 JPH0217320 Y2 JP H0217320Y2 JP 1983101940 U JP1983101940 U JP 1983101940U JP 10194083 U JP10194083 U JP 10194083U JP H0217320 Y2 JPH0217320 Y2 JP H0217320Y2
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JP
Japan
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temperature
fuel oil
pipe
water supply
circulation pump
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JP1983101940U
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JPS608856U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、工場においてエンジンの出力試験
を行う場合に自動的に燃料油の温度を制御する、
工場試験用燃料油温度調整装置に関する。
[従来の技術] 工場において各種のエンジンの出力試験を行う
場合、エンジンの出力は燃料油の温度によつて変
化するので、燃料油の温度を調整する必要があ
る。しかし、従来、この必要性を感じつつも、エ
ンジンの出力試験を行う場合の燃料油の温度を調
整する具体的装置は存在しなかつた。
自動車に組込まれた燃料温度調整装置としては
実開昭57−156069号に記載のものがある。
これは燃料タンクから燃料噴射ポンプに至るま
での燃料配管の途中に燃料配管に直接電熱ヒータ
と加熱・冷却手段を設けたものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記した装置は自動車に組込まれて、初めてそ
の機能を発揮するものであるから、前述した様に
工場に於いてエンジン単体の出力試験については
実施することができなかつた。
又、燃料配管に直接電熱ヒータと加熱・冷却手
段を設けて、燃料の温度調整を行うものであるか
ら、温度調整が微妙であり、燃料油の流量を変化
させた場合等調整が難しいという問題もある。
この考案は、このような従来の必要性を実現す
るためになされ、且安定して温度調整を行える工
場試験用燃料油温度調整装置を提供しようとする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、給水用電磁バルブを介して給水さ
れ、オーバーフローパイプを介して排水される燃
料油温度調整用タンク内にパイプヒータ、燃料油
熱交換器および循環ポンプを取付けるとともに、
該給水用電磁バルブと該燃料油温度調整用タンク
とを接続する給水パイプと、該循環ポンプとの間
に循環パイプを取付け、試験中該循環ポンプを作
動させるとともに、該燃料油熱交換器に測温体が
取付けられた温度リレーを介して、設定温度を超
えるならば該給水用電磁バルブを作動させ、設定
温度未満ならば該パイプヒータに通電してなるも
のである。
[作用] 燃料油熱交換器が燃料油温度調整用タンク内に
貯溜されている水の中に浸され、この水は循環ポ
ンプによつて循環されている。また水中にはパイ
プヒータが設けられ又前記タンクには給水用電磁
バルブを介して冷却水が供給される。而して、燃
料油熱交換器に取付けられた測温体の検出結果で
温度リレーが動作し、パイプヒータに通電され、
或は電磁弁を動作させて冷却水を供給する。
[実施例] 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
図は、この考案の一実施例を示す図である。
まず構成を説明すると燃料油温度調整用タンク
1内には、給水用電磁バルブ2、給水パイプ3、
Tジヨイント4を介して冷却水が供給され、また
燃料油温度調整用タンク1の冷却水はオーバーフ
ローパイプ5を介して排水される。燃料油温度調
整用タンク1内にパイプヒータ6、燃料油熱交換
器7および循環ポンプ8が取付けられている。給
水用電磁バルブ2と燃料油温度調整用タンク1と
の間の給水パイプ3に設けられたTジヨイント4
に循環パイプ9の一端が接続され、循環ポンプ8
に循環パイプ9の他端が接続されている。
燃料油熱交換器7の外部には温度リレー10の
測温体10A,10Bが装着されており、また燃
料油熱交換器7にはパイプ11を介して燃料油が
供給されている。さらに燃料油熱交換器7から、
一定温度に調整された燃料油が燃費計12を介し
てエンジン13に供給され、燃費計12およびエ
ンジン13からパイプ14を介して燃料油の一部
が燃料油熱交換器7に返却されている。
温度リレー10の接点10Xは、設定温度でオ
フになり、設定温度未満でオンになる。また温度
リレー10の接点10Yは設定温度でオフにな
り、設定温度を超えるとオンになる。
試験スイツチSWと循環ポンプ8の直列接続は
電源R,S間に接続されている。試験スイツチ
SWと循環ポンプ8との接続点Aと電源Sの間
に、温度リレー10の接点10Xと電磁リレーX
の直列接続、温度リレー10の接点10Yと電磁
リレーYとの直列接続、電磁リレーXのa接点X
−aとパイプヒータ6との直列接続および電磁リ
レーYのa接点Y−aと給水用電磁バルブ2との
直列接続がそれぞれ並列に接続されている。
次に作用を説明する。
試験をするために、試験スイツチSWをオンに
すると、循環ポンプ8は作動する。燃料油の温度
が設定温度であると、温度リレー10の接点10
X,10Yはいずれもオフで、電磁リレーX,Y
は消勢されていて、電磁リレーX,Yのa接点X
−a,Y−aがオフになつているので、パイプヒ
ータ6は通電されず、給水用電磁バルブ2は作動
していない。したがつて、給水用電磁バルブ2は
閉であるので、燃料油温度調整用タンク1には給
水されず、燃料油温度調整用タンク1内の冷却水
は循環パイプ9等を介して循環している。
次に燃料油の温度が設定温度未満になると、温
度リレー10の接点10Xがオンとなり、電磁リ
レーXが付勢され、そのa接点X−aがオンとな
つて、パイプヒータ6が通電される。これによつ
て、燃料油温度調整用タンク1内の冷却水は、加
熱されるとともに循環ポンプ8の作動によつて循
環して、燃料油熱交換器7内の燃料油を自動的に
加熱する。
燃料油の温度が設定温度まで上昇すると、温度
リレー10の接点10Xがオフとなつて、パイプ
ヒータ6への通電はなくなる。
次に燃料油の温度が設定温度を超えると、温度
リレー10の接点10Yはオンとなり、電磁リレ
ーYが付勢され、そのa接点Y−aがオンとなつ
て、給水用電磁バルブ2は作動する。給水用電磁
バルブ2が作動すると、給水用電磁バルブ2は開
となつて、図示しない冷却装置で冷却された冷却
水が燃料油温度調整用タンク1内に供給される。
冷却水の供給によつて、燃料油温度調整用タンク
1内の水位は上昇し、冷却水の一部はオーバーフ
ローパイプ5を介して図示しない冷却装置に排水
される。また、循環ポンプ8の作動によつて冷却
水は循環し、燃料油熱交換器7内の燃料油を自動
的に冷却する。
燃料油の温度が設定温度まで下降すると、温度
リレー10の接点10Yがオフとなつて、給水用
電磁バルブ2は不作動となり、閉となつて、燃料
油温度調整タンク1内への給水はなくなる。
試験をやめるとき、試験スイツチSWをオフに
すると、循環ポンプ8は停止する。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案は工場に於いて
エンジン単体での出力試験を行う場合の燃料油の
温度を調整することができると共に試験中循環ポ
ンプ、循環パイプを介して燃料油熱交換器に接す
る水を循環させながら、温度リレーによつて、パ
イプヒータを介して該水を加熱し、または、給水
用電磁バルブおよびオーバーフローパイプを介し
て該水を冷却することによつて、エンジンに供給
する燃料油の温度を調整するので、試験中安定し
て設定温度に保持することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案の一実施例を示す図である。 1……燃料油温度調整用タンク、2……給水用
電磁バルブ、3……給水パイプ、5……オーバー
フローパイプ、6……パイプヒータ、7……燃料
油熱交換器、8……循環ポンプ、9……循環パイ
プ、10……温度リレー、12……燃費計、13
……エンジン、X,Y……電磁リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給水用電磁バルブを介して給水され、オーバー
    フローパイプを介して排水される燃料油温度調整
    用タンク内にパイプヒータ、燃料油熱交換器およ
    び循環ポンプを取付けるとともに、該給水用電磁
    バルブと該燃料油温度調整用タンクとを接続する
    給水パイプと、該循環ポンプとの間に循環パイプ
    を取付け、試験中該循環ポンプを作動させるとと
    もに、該燃料油熱交換器に測温体が取付けられた
    温度リレーを介して、設定温度を超えるならば該
    給水用電磁バルブを作動させ、設定温度未満なら
    ば該パイプヒータに通電してなる工場試験用燃料
    油温度調整装置。
JP10194083U 1983-06-29 1983-06-29 工場試験用燃料油温度調整装置 Granted JPS608856U (ja)

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JP10194083U JPS608856U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 工場試験用燃料油温度調整装置

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JP10194083U JPS608856U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 工場試験用燃料油温度調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS608856U JPS608856U (ja) 1985-01-22
JPH0217320Y2 true JPH0217320Y2 (ja) 1990-05-15

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ID=30240506

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JP10194083U Granted JPS608856U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 工場試験用燃料油温度調整装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109828176A (zh) * 2019-03-14 2019-05-31 武汉理工大学 一种新能源汽车电机电池高低温循环测试系统

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JP6855917B2 (ja) * 2017-05-16 2021-04-07 三浦工業株式会社 水素燃焼ボイラ

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JPS5385289A (en) * 1976-12-30 1978-07-27 Matsushita Electric Works Ltd Temperature control system

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CN109828176B (zh) * 2019-03-14 2021-08-24 武汉理工大学 一种新能源汽车电机电池高低温循环测试系统

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JPS608856U (ja) 1985-01-22

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