JPH08219548A - 恒温装置 - Google Patents

恒温装置

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Publication number
JPH08219548A
JPH08219548A JP4613195A JP4613195A JPH08219548A JP H08219548 A JPH08219548 A JP H08219548A JP 4613195 A JP4613195 A JP 4613195A JP 4613195 A JP4613195 A JP 4613195A JP H08219548 A JPH08219548 A JP H08219548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
water supply
heat exchange
constant temperature
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP4613195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Shiraishi
仁士 白石
Takakimi Mitsukami
恭仁 光上
Kazuo Yoshioka
一夫 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Miura Co Ltd filed Critical Miura Co Ltd
Priority to JP4613195A priority Critical patent/JPH08219548A/ja
Publication of JPH08219548A publication Critical patent/JPH08219548A/ja
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量の恒温槽に対応できる恒温装置を提供
する。 【構成】 恒温槽1と、熱交換器3および加熱ヒーター
4を内蔵した熱交換タンク2を設け、この熱交換タンク
2に、冷水を供給する給水ポンプ10を備えた冷水供給
ライン5とオーバーフローライン11を接続し、前記恒
温槽1内の液体を前記熱交換タンク2内へ循環させる型
式の恒温装置において、前記恒温槽1の出口1aと前記
熱交換器3の入口3aとを循環ポンプ7を備えた供給ラ
イン6で接続するとともに、前記熱交換器3の出口3b
と前記恒温槽1の入口1bとを温度センサ9を備えた還
流ライン8で接続し、前記給水ポンプ10、温度センサ
9および循環ポンプ7をそれぞれ回線12を介して制御
器13に接続し、前記温度センサ9の検出温度に基づ
き、加熱時は前記加熱ヒーター4をPID制御し、冷却
時は前記給水ポンプ10を無接点リレー14を用いてO
N−OFF制御する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばLSI製造工
程でのエッチング液や洗浄液等を所定温度に管理する恒
温装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSI製造工程で用いられているエッチ
ング液や洗浄液等の温度管理用恒温装置は、従来、電子
冷却加熱方式の熱交換装置が用いられてきたが、高価で
あり大容量のものには不適当であった。また、近年液晶
パネルの大型化によりフッ酸エッチング工程で大容量の
恒温槽が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点に鑑み、液体温度を応答性よく高精度に温度制御が可
能な大容量の恒温槽に対応することができる恒温装置を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、恒温槽と、熱交
換器および加熱ヒーターを内蔵した熱交換タンクを設
け、この熱交換タンクに、冷水を供給する給水ポンプを
備えた冷水供給ラインとオーバーフローラインを接続
し、前記恒温槽内の液体を前記熱交換タンク内へ循環さ
せる型式の恒温装置において、前記恒温槽の出口と前記
熱交換器の入口とを循環ポンプを備えた供給ラインで接
続するとともに、前記熱交換器の出口と前記恒温槽の入
口とを温度センサを備えた還流ラインで接続し、前記給
水ポンプ、温度センサおよび循環ポンプをそれぞれ回線
を介して制御器に接続し、前記温度センサの検出温度に
基づき、加熱時は前記加熱ヒーターをPID制御し、冷
却時は前記給水ポンプを無接点リレーを用いてON−O
FF制御することを特徴としている。
【0005】
【作用】この発明によれば、恒温槽内の液体を熱交換タ
ンク内へ循環させ、熱交換器の出口側の液温を温度セン
サで検出し、この検出信号に基づき熱交換タンク内の液
体を加熱または冷却し、熱交換器を介して恒温槽内の液
体を所定温度に調節する。そして、冷却時においては冷
水供給により増加した水はオーバーフローラインより排
水する。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、この発明の一実施例を示すもの
であり、恒温槽1と、熱交換器3および加熱ヒーター4
を内蔵した熱交換タンク2を設け、この熱交換タンク2
に冷水を供給する冷水供給ライン5を接続し、前記恒温
槽1内の液体を前記熱交換タンク2内の熱交換器3を介
して循環させる型式の恒温装置である。
【0007】前記恒温槽1には、例えば液晶パネルをエ
ッチングするフッ酸液を収容している。この恒温槽1の
下部に設けた出口1aと、前記熱交換タンク2内に設け
た熱交換器3の入口3aとを供給ライン6で接続し、途
中に循環ポンプ7を設けている。一方、前記熱交換器3
の出口3bと前記恒温槽1の入口1bとを還流ライン8
で接続し、途中に温度センサ9を挿入している。また、
前記熱交換タンク2内の下部に加熱ヒーター4を挿入し
熱交換液を加熱する。前記熱交換タンク2の下部に熱交
換液を冷却する冷水供給ライン5の一端を接続し、他端
は恒温装置を設置してある場所、すなわち工場全般の共
用設備としての冷水タンク(図示省略)に接続し、途中
に給水ポンプ10を挿入している。そして、前記熱交換
タンク2の上部所定位置に開口部3cを設け、この開口
部3cにオーバーフローライン11を接続している。そ
して、前記温度センサ9、循環ポンプ7、加熱ヒーター
4および給水ポンプ10は回線12を介して制御器13
にそれぞれ接続してあり、特にON−OFF回数の多い
前記給水ポンプ10の回線12には、前記温度センサ9
からの信号によりON−OFF制御する無接点リレー1
4を挿入している。符号15は熱交換液を補給する補給
ラインで、開閉弁16を備えている。
【0008】つぎに、前記構成の作用を説明する。ま
ず、補給ライン15より熱交換タンク2内へ熱交換液を
所定液位まで供給する。そして、恒温槽1内の液体(被
恒温液)を予め設定した所定温度に調節するため、被恒
温液を前記恒温槽1の下部から循環ポンプ7の駆動によ
り供給ライン6を介して熱交換器3内へ供給する。ま
た、前記熱交換タンク2内の熱交換液は、予め設定した
所定温度に加熱または冷却してあって、前記被恒温液と
熱交換器3を介して熱交換する。熱交換後の被恒温液の
液温を還流ライン8に設けた温度センサ9が検知し、検
知信号を制御器13へ通報する。前記制御器13は、前
記温度センサ9の検知信号に基づいて、前記加熱ヒータ
ー4または冷水供給ライン5の給水ポンプ10を制御
し、被恒温液を加熱または冷却する。この場合の加熱時
は、前記加熱ヒーター4をPID(Proportional Integr
ate Differential) 制御し、被恒温液を速やかに所定温
度に昇温させる。
【0009】ところで、前記冷水供給ライン5に、前記
給水ポンプ10のかわりに電磁弁等を用いて制御した場
合は、前記恒温槽1内の液体を所定温度にするため前記
電磁弁のON−OFF回数が多くなり、電磁弁の耐用回
数を早期に超過して不具合が発生する。したがって、こ
の発明では、前記電磁弁のかわりに前記給水ポンプ10
を用いている。そして、この給水ポンプ10の稼動、停
止を無接点リレー14を設けて制御するので膨大なON
−OFF回数であっても問題はない。尚、前記熱交換タ
ンク2内の熱交換液を冷却する場合は、前記冷水供給ラ
イン5から冷水を供給するので水位が上昇し、所定水位
に達すると開口部3cおよびオーバーフローライン11
を介して系外に排出する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、恒温槽と、熱交換器および加熱ヒーターを内蔵した
熱交換タンクを設け、この熱交換タンクに、給水ポンプ
を備えた冷水供給ラインとオーバーフローラインを接続
し、前記恒温槽内の液体を前記熱交換タンク内へ循環さ
せる型式の恒温装置において、予め設定した恒温槽内の
液体を所定温度に調節するため、還流ラインに設けた温
度センサの検出温度に基づき、熱交換タンク内の液体を
加熱時は加熱ヒーターをPID制御し、冷却時は給水ポ
ンプを無接点リレーを用いてON−OFF制御するよう
にしたので、大容量の恒温槽においても液体温度を応答
性よく高精度に温度制御することができる。また、ON
−OFF回数の多い給水ポンプの回路に無接点リレーを
用いたもので、長期間に亘り不具合なく運転することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した恒温装置の概略説明図であ
る。
【符号の説明】
1 恒温槽 1a 出口 1b 入口 2 熱交換タンク 3 熱交換器 3a 入口 3b 出口 4 加熱ヒーター 5 冷水供給ライン 6 供給ライン 7 循環ポンプ 8 還流ライン 9 温度センサ 10 給水ポンプ 11 オーバーフローライン 12 回数 13 制御器 14 無接点リレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 恒温槽1と、熱交換器3および加熱ヒー
    ター4を内蔵した熱交換タンク2を設け、この熱交換タ
    ンク2に、冷水を供給する給水ポンプ10を備えた冷水
    供給ライン5とオーバーフローライン11を接続し、前
    記恒温槽1内の液体を前記熱交換タンク2内へ循環させ
    る型式の恒温装置において、前記恒温槽1の出口1aと
    前記熱交換器3の入口3aとを循環ポンプ7を備えた供
    給ライン6で接続するとともに、前記熱交換器3の出口
    3bと前記恒温槽1の入口1bとを温度センサ9を備え
    た還流ライン8で接続し、前記給水ポンプ10、温度セ
    ンサ9および循環ポンプ7をそれぞれ回線12を介して
    制御器13に接続し、前記温度センサ9の検出温度に基
    づき、加熱時は前記加熱ヒーター4をPID制御し、冷
    却時は前記給水ポンプ10を無接点リレー14を用いて
    ON−OFF制御することを特徴とする恒温装置。
JP4613195A 1995-02-09 1995-02-09 恒温装置 Pending JPH08219548A (ja)

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JP4613195A JPH08219548A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 恒温装置

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JP4613195A Pending JPH08219548A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 恒温装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103977850A (zh) * 2014-06-11 2014-08-13 国家海洋标准计量中心 高精度海水变温恒温槽系统
CN105562128A (zh) * 2015-12-21 2016-05-11 苏州市东华试验仪器有限公司 一种带pid控制的恒温恒湿箱
CN108273581A (zh) * 2017-12-19 2018-07-13 无锡其宏包装材料厂 一种恒温水箱结构

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CN105562128A (zh) * 2015-12-21 2016-05-11 苏州市东华试验仪器有限公司 一种带pid控制的恒温恒湿箱
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