JPH0217062A - 人工骨 - Google Patents

人工骨

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Publication number
JPH0217062A
JPH0217062A JP63165344A JP16534488A JPH0217062A JP H0217062 A JPH0217062 A JP H0217062A JP 63165344 A JP63165344 A JP 63165344A JP 16534488 A JP16534488 A JP 16534488A JP H0217062 A JPH0217062 A JP H0217062A
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JP
Japan
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silicon nitride
sintered body
porous
core
powder
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Pending
Application number
JP63165344A
Other languages
English (en)
Inventor
Moritsugu Ootori
大鳥 盛嗣
Kuzetsu Imanishi
今西 久是律
Masakatsu Umagome
正勝 馬込
Kazusumi Tsutsumi
堤 一純
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は歯科用インブラント材、人工ヒップジツイント
などの人工骨に関するものである。
(従来の技術) 歯科用インブラント材などの人工骨として、従来表面部
を多孔質にしたセラミック製人工骨が知られている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のセラミック製人工骨では、表面部を多孔質とし、
且つその表面形状を正確な形状、例えば正確なスクリュ
ー形状に形成することが困難であるという問題があった
(課題を解決するための手段とその作用)本発明の人工
骨は上記問題点を解決するため、芯部を中実の窒化珪素
焼結体で、表面部を多孔質の窒化珪素反応焼結体で夫々
構成されたことを特徴とする。
前記窒化珪素反応焼結体は焼結前はスラリー状、粘土状
、粉状などの成形容易な状態のシリコン系物質であるが
故に、随意の形状に正確に焼成することが容易であり、
焼結後も焼結前の形状と寸分変わらない、従ってインブ
ラント材などの人工骨の表面部は正確な形状となり、又
焼結によって適度の気孔率(例えば30〜40%)の多
孔質材となるのである。そして芯部及び表面部が共に窒
化珪素系焼結体であるので、両者は非常に強く一体結合
する。又窒化珪素系焼結人工骨であるから、すぐれた強
度、剛性、生理特性を備えることになる。
芯部は窒化珪素セラミック又は窒化珪素サーメットの窒
化珪素焼結体によって所定形状の中実体に構成される。
表面部はシリコン粉末に少量のアルギン酸ナトリウム粉
末などの分散剤を加えたものを素材として、その表面が
所定形状に焼結されるように窒化焼成を行って得られる
。例えばシリコン粉末に少量のアルギン酸ナトリウム粉
末を加え、これを少量の水で練ってなる粘土状物質を素
材とし、これを芯部の外周面に被覆し所定の表面形状に
型成形した後、窒素ガスを主成分とするガス中で高温下
で長時間焼成を行えば、多孔質の窒化珪素反応焼結体か
らなる表面部が得られる。
(第1実施例) 本実施例はスクリュー形状の歯科用インブラント材に関
するものである。第1図はその完成品を示し、第2図は
成形途中の状態を示している。このインブラント材の芯
材(芯部)■は第2図に示す形状の窒化珪素焼結体から
なる中実体であり、その歯根部表面(表面部)2はネジ
状に形成された窒化珪素反応焼結体からなる多孔質体で
ある。
芯材は窒化珪素粉末(UBE 5N−Elo)を174
0°C1圧力200kg/cIM、プレス時間1.5時
間の条件下でホットプレス成形してなるものである。
表面部の素材として、シリコン粉末(粒度325メツシ
ユ)50gに分散剤として0.25%〜1%のアルギン
酸ソーダ水溶液70ccを加えて混合してなる可塑性シ
リコンを用いる。
スクリュー形状の形成のために、分離材としてのアルギ
ン酸ソーダ・セルロース系半透明膜で内面が覆われた石
膏型を用いる。そしてこの石膏型のキャビティ中心に前
記芯材を配した状態で、キャビティ内に前記可塑性シリ
コンを押し込み型形成を行った俊、窒化焼成を行うこと
によってインブラント材を得る。
窒化焼成はN2が約95%の混合ガス中で行われ、10
50°Cで90時間焼成する。この結果、正確なスクリ
ュー形状に形成された多孔質の表面部を備えたインブラ
ント材を得ることができる。そしてこの表面部、すなわ
ち窒化珪素反応焼結体からなる部分の気孔率は約35%
であった。
(第2実施例) 本実施例は人工ヒップジヨイントに関するものである。
その芯材(芯部)は次の組成よりなるものを、1740
℃、圧力300kg/cd、プレス時間1.5時間の条
件下でホットプレス成形したものである。
窒化珪素粉末(SN−HIO)   60重量%純チタ
ニウム粉末    30重量% 純アルミニウム粉末   6重量% モリブテン       3重量% タングステン      1重量% 前記芯材の表面に、シリコン粉末30g、リン酸三カル
シウム粉末3gを3000kg/ c4の圧力で、ラバ
ープレスにより被覆成形し、第1実施例と同条件で窒化
焼成して、人工ヒップジヨイントを得た。その表面部に
成形された多孔質の窒化珪素反応焼結体は気孔率が約3
3%であった。
(第3実施例) 本実施例はブレード形状の歯科用インブラント材に関す
るものである。その芯材(芯部)は窒化珪素粉末(粒径
0.3 u m : 5tarck LC−10)70
重量%と、リン酸三カルシウム粉末(粒径0.1μm:
太平化学さ8841)30重量%との混合物を、110
0’C2圧力300kg/cd、プレス時間2時間の条
件下でホットプレス成形したものである。
表面部の素材として、シリコン粉末(粒度325メツシ
ユ)70重量%とリン酸三カルシウム(セントラル硝子
)30重量%の混合粉末6’Ogに、分散剤として0.
3%〜1.0%のアルギン酸ソーダ水溶液90ccを加
えて混合してなる可塑性物質を用いる。この可塑性物質
をインブラント芯材の表面に塗布し所定形状に形成した
後、第1実施例と同条件で窒化焼成する。
なお、表面部の素材として次のものを用いたもので歯科
用インブラント材を得ることも可能であった。
窒化珪素ウィスカー(tlBE 5N−W)    4
0frfi%純アルミニウム粉末        30
重量%水酸化アパタイト(セントラル硝子) 30重量
%以上の混合粉末50gに分散剤として0.25%〜1
%のアルギン酸ソーダ水溶液を加えて混合したもの。
(発明の効果) 本発明の人工骨は表面部が多孔質でありながら、正確な
表面形状に形成することができ、強度、剛性、生理特性
においてもすぐれているという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の正面図、第2図はその作成途
中の状態を示す断面図である。 芯部 表面部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芯部が中実の窒化珪素焼結体からなり面部が多孔
    質の窒化珪素反応焼結体から 人工骨。
JP63165344A 1988-07-02 1988-07-02 人工骨 Pending JPH0217062A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007507250A (ja) * 2003-09-24 2007-03-29 ノベル バイオケアー アーベー (パブル) 歯科用埋入のための方法及び装置
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JP2015516239A (ja) * 2012-05-09 2015-06-11 アメディカ コーポレイション 生体用インプラント及び関連器具の表面の化学的性質を変化させる方法
US9925295B2 (en) 2012-05-09 2018-03-27 Amedica Corporation Ceramic and/or glass materials and related methods

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