JP3401552B2 - 塑性セラミックス及びその製造方法 - Google Patents

塑性セラミックス及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望の形状、表面
性状、精度をもつインプラント成形体、及び該成形体
を、アパタイトの粒子又は焼結体を型に充てんしたの
ち、所定温度で塑性加工することにより、簡単に効率よ
く製造する方法に関するものである。本発明のインプラ
ント成形体は、歯冠、人工歯根、人工骨などのほか、人
工弁、人工血管や、透析用シャント、ぺ一スメーカー、
その他、生体内留置機器に好適に利用し得る。
【0002】
【従来の技術】インプラント成形体は患者により形が異
なり、また複雑な形状をしている場合が多く、特に歯冠
材料や人工歯根等の口腔外科用インプラント成形体は患
者や部位等により全く形が異なっている。これまで、こ
のような別異の形状のインプラント成形体を製造するに
は、インジェクション成形法や流込成形法等により成形
体を製造したのち、焼成し、加工するのが一般的であっ
た(例えば、特開昭63−174647:人工歯根)。
しかしながら、これらの製造法では寸法精度が得られに
くいし、形を変えることが困難である上に、加工により
表面に傷がついたり歪みのために強度が低下してしまう
のを免れなかった。さらに、インプラント成形体は生体
骨とゆ着することが重要であるが、より効果的にゆ着さ
せるためには、表面性状をコントロ一ルすることが重要
である.しかしながら、通常の加工方法では、表面性状
を鏡面にしたり、あらして粗面にしたりするなど表面性
状を自由にコントロ一ルすることが困難であるのを免れ
なかった。また、通常、セラミックスは、生体親和性は
優れているが、機械的強度が弱いため、人工歯根や人工
股関節など大きな力が加わる箇所には使用できなかっ
た。そこで、金属の表面にアパタイトなどを溶射したり
溶着するなどの方法で被覆した複合材料が研究されてい
る(例えば、特開昭59−11843:義歯溶着用歯科
インプラント、特開昭59−21443:人工移植
材)。この場合、溶射法では、約2,000〜20,0
00℃に加熱したアパタイト粒子を金属表面に吹き付け
接着する。アパタイト表面が一部溶けているので接着可
能となる。溶着法ではガラスフリットとアパタイトを混
合し金属に塗布しガラスが溶ける温度まで加熱後冷却し
て金属表面にアパタイトを被覆する。しかし、生体内で
長期間使用するうちに金属とセラミックスの剥離が免れ
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来のインプラント成形体の有する欠点を克服し、患者
ごとに適合するなどの所望の形状、表面性状、精度など
をもつインプラント成形体を提供することを目的として
なされたものである。また、本発明は、上記インプラン
ト成形体を簡単に効率よく製造する方法を提供すること
を目的としてなされたものである。本発明者らは、この
ような目的を達成するために種々研究を重ねた結果、9
00℃以下で焼成されたアパタイト、特に炭酸アパタイ
トが780℃以下で大きな塑性を示すこと等の新たな知
見を見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至
った。本発明者らは、今回はじめて900℃以下で焼成
されたアパタイト、特に炭酸アパタイトが大きな塑性を
示すことを知見した。さらに、本発明者らは、上記アパ
タイトが多孔体であっても大きな塑性を示すことを発見
した。すなわち、本発明は、アパタイトを塑性加工して
成るインプラント成形体及びその製造方法を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、以下の技術的手段から構成される。 (1)優れた生体親和性をもち、所望の形状、表面性状
及び寸法精度を形成できるインプラント成形体であっ
て、炭酸アパタイトを900℃以下で焼成して得られる
平均グレインサイズが0.005〜10μm、相対密度
が95〜30%の多孔質炭酸アパタイト焼結体を、所定
形状の型又は材料を用いて、780℃以下で塑性変形さ
せ、成形して成るインプラント成形体。 (2)前記(1)に記載のインプラント成形体を製造す
る方法であって、炭酸アパタイトを500〜900℃で
焼成し、得られた平均グレインサイズが0.005〜1
0μm、相対密度が95〜30%の多孔質炭酸アパタイ
ト焼結体を所定形状の又は材料用いて、300〜
780℃で塑性変形し、成形することを特徴とする
ンプラント成形体の製造方法。 (3)目的とする成形体の形状及び寸法に応じた型を用
、炭酸アパタイト焼結体を押出加工又は型押し加工
により塑性変形させ、成形することを特徴とする、前記
(2)に記載のインプラント成形体の製造方法。 (4)所定形状の金属材料を用いて、当該金属材料の表
面に、必要により孔を形成し、炭酸アパタイト焼結体
300〜780℃で塑性変形により接合、接着又は被覆
し、成形することを特徴とする、前記(2)に記載の
ンプラント成形体の製造方法。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明におけるアパタイトは、一般式Ca10(P
4 )X2 (式中のXはヒドロキシ基又はハロゲン原子
を示す)で表わされるものの中でも炭酸アパタイトやヒ
ドロキシアパタイト、フッ化アパタイトが生体親和性、
化学的安定性、機械的強度の点で特に好適である。ま
た、アパタイトの場合、そのCa/P原子比は1.6〜
l.75が好ましい。本発明において、アパタイトは、
アパタイトの粒子又は焼結体が使用される。アパタイト
の粒子はスプレードライ法、転動造粒法、ゲルカプセル
法、アクアカプセル法等の方法で作製する。
【0006】本発明においては、通常、原料にこれらア
パタイトの焼結体を用いるが、この焼結体には、焼結体
助剤などとして、全量の5重量%以下の範囲内で、Al
2 3 、SiO2 、MgOさらにはCaOなどが含有さ
れていてもよい。この焼結体の平均グレインサイズは、
l0μm以下であることが好ましく、さらに好ましくは
1μm以下、特に0.7μm以下であり、その下限は一
般に0.005μm程度であるのが好ましい。この平均
グレインサイズが10μmを越えると、塑性の発現が不
十分となるのを免れない。この平均グレインサイズは、
走査型電子顕微鏡によって測定すればよく、具体的には
平均グレイン面積から、これを円と仮定してその平均直
径を求め、これを平均グレインサイズとする。前記焼結
体の平均グレインサイズは、後述の塑性加工によっても
ほぼ保持されるので、加工前の焼結体の平均グレインサ
イズは、加工後のそれとほぼ同等である。
【0007】前記焼結体の作製に際して用いる原料とし
ては、前述のアパタイト、特に、炭酸アパタイト、ヒド
ロキシアパタイト、フッ化アパタイトなどが好ましい
が、それらと同効のものであれば適宜のものが使用でき
る。これらは、各種脊椎動物の骨や歯などから回収され
た天然物であってもよく、また各種湿式法や乾式法で製
造された合成品であってもよい。前記焼結体を作製する
には、通常、前記アパタイト原料を粉末状で用い、これ
を成形したのち、焼結するのが一般的である。この際、
用いる原料粉末は、BET値でl〜300m2 /g程度
であることが好ましい。成形は一般に1〜3,000k
g/cm2 程度で一軸プレスしてもよいし、1,000
〜10,000kg/cm2 程度で冷間静水圧プレス
(CIP)してもよい。また、成形形状は、最終形状に
近い形のほか、粒状、粉末状などその後の塑性加工と組
合せて適宜選択する。
【0008】焼結は、一般に、900℃以下、好適に
は、500〜900℃で0.05〜30時間程度焼結す
ることによって行う。焼成に際しては、材料を緻密化す
るためホットプレスあるいは熱間静水圧プレス(HI
P)を行ってもよく、圧力は50〜5,000気圧程度
とすることが好ましい。また、雰囲気は不活性ガス中、
エア中、水素中、真空中などいずれであってもよい。ま
た、焼成に際し、400〜800℃で0.05〜30時
間程度の仮焼を行ってもよい。それにより、粒径の均一
化、組成の均一化が可能となる。このようにして、前述
のグレインサイズを有する焼結体が得られる。また、機
械的強度を向上させるために塑性をそこなわない範囲内
で焼結体内にウィスカーを含有させることができる。ウ
ィスカーとしては、ムライト、シリカ、ジルコニア、ア
ルミナ、アパタイト、ガラスなどが好適なものとして例
示されるが、これらに限定されるものでなく、適宜のも
のを使用することができる。また焼結体は緻密であって
も、多孔体であってもよい。多孔体とは多数の連続し
た、もしくは不連続の気孔を有するもので、生体親和性
の向上には5〜200ミクロンメートルの大きさの気孔
が好ましい。多孔体であれば、生体内での親和性の向上
が期待できるので好ましい。これらは、埋入箇所に応じ
て、例えば、強度が必要な場所には緻密体、それ以外に
は多孔体というように、適宜選択する。このときの相対
密度は95%〜30%がよい。
【0009】次いで、この焼結体を塑性加工により成形
する。この際の加工温度は、一般に300〜780℃と
することが好ましい。これ以上高い温度では粒成長がお
こり塑性変形が充分に発生しないし、炭酸アパタイトの
場合は炭酸が蒸発してしまう。また低い温度では塑性が
発現しない。塑性加工は、目的とするインプラント成形
体の形状及び寸法に応じた型を用い、アパタイト焼結体
を押出加工や型押し加工などに付すことにより行われ
る。型としては、例えば、窒化ケイ素、アルミナ、マグ
ネシウム、ジルコニア等のセラミックスやモリブデン等
の金属、又は、シリカや石膏などの歯科用埋没材などが
例示される。この際に焼結体及び型は焼結体が塑性を示
す温度に加熱されていることが必要である。このような
成形に用いるアパタイト焼結体は、薄板状、粒状、粉状
であることが好ましい。この場合、複数の薄板や粒子な
どを用いた時には、薄板同士や粒子同士は塑性加工によ
り接合して界面では結晶構造が連続するため、接合は極
めて強固である。
【0010】前記成形時の圧縮速度、加圧力、変形量は
加工方法によっても異なるが、通常、圧縮速度0.01
〜50mm/分程度で、加圧力0.0001〜100M
Pa、好ましくは0.0001〜10MPaとし、変形
量は真ひずみで0.l〜1.5程度である。また、型押
し法では、所定形状例えば歯冠形状などに近似的に成形
されたアパタイト焼結体を用い、これを型押しすること
もできる。この場合、塑性による変形量は極めて少なく
てすみ、成形が容易となる。このような塑性加工は、必
要に応じ何回か繰り返すこともできる。
【0011】このようにして得られた成形体のアパタイ
トのグレインサイズには、100%程度以下の変化しか
認められない。ただし、グレインは、粒界に沿ってすベ
り、またグレインの変形を伴い、グレインの配向が観察
されることがある。さらに、例えば、金属、チタン、チ
タン合金、ステンレス、ジルコニア、アルミナなどに代
表される、強度のある材料の表面に生体に対して親和性
の良いアパタイトを塑性加工により接合もしくは接着、
被覆してもよい。被覆する場合、特に接着強度を高くす
るには、金属表面にあらかじめ、穴をあけておいて、そ
の穴にアパタイトを塑性変形させて押し込む方法が好適
である。この場合、原料のアパタイトとしてはアパタイ
トの粒子又は焼結体が使用される。このように、本発明
は、アパタイトの粒子又は焼結体を所定の条件で塑性加
工することを特徴とするものであり、本発明の方法を用
いることにより、所望の形状、表面性状、精度をもつイ
ンプラント成形体を簡単に効率よく製造することができ
る。
【0012】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明は当該実施例により何ら限定される
ものではない。。 実施例1 (人工歯根の製造)湿式法によって得られた炭酸アパタ
イトを、ゲルカプセル法により粒子に造粒した。すなわ
ち、アパタイト20wt%を1wt%のアルギン酸ナト
リウム水溶液に分散し、これを1wt%塩化カルシウム
水溶液に滴下した。滴下することでゲル反応が起こり直
径100〜500ミクロンの粒子ができた。大気中で7
50℃で2時間焼成し、焼結体を得た。この焼結体は、
相対密度は90%、平均グレインサイズは0.2μmで
あった。この焼結体を、Mo基合金(TZM)製の人工
歯根用金型により、不活性ガス雰囲気中で成形した。成
形時の保持温度は700℃、焼結体の圧縮速度はl.0
mm/分、加圧力は1MPaとし、変形量は真ひずみで
0.5の条件とした。このような成形により、炭酸アパ
タイト製の人工歯根が形成された。
【0013】実施例2 (歯冠の製造)実施例1と同様にして、炭酸アパタイト
の焼結体を得た。ただし、寸法は7×7×7mmとし
た。この焼結体をCaO−TiO2 −ZrO2 −MgC
2 系セラミックス製の歯冠用型の中に押し出し、成形
した。成形時の条件は実施例lと同様とした。このよう
な成形により、歯冠基材表面にアパタイト製の歯冠が形
成された(図2)。
【0014】実施例3 (チタン金属との接合)3×3×3mmのチタンに直径
200ミクロン、深さ100ミクロンの孔を多数あけ、
その孔に直径約200ミクロンの実施例1と同様にして
得た炭酸アパタイト粒子を仮づけした。これを700℃
で5MPaで窒化珪素の型を用いて10分間加圧した。
その結果、炭酸アパタイトが孔のなかで塑性変形し、チ
タンにしっかりと固定された。これらを人工歯根(図
2)、人工股関節(図3)の材料として使用した。
【0015】
【発明の効果】本発明のインプラント成形体において
は、目的や必要に応じて金型を適宜変更することにより
簡単に所望の形状、表面性状、精度を同時にあるいは別
個に得ることができる。例えば複雑な形状のものでも容
易に得られ、表面性状を金型により鏡面としたり、ある
いは粗面としたりすることなどが自由にできる。また、
加工しても強度が低下しない。さらに、従来、インプラ
ント材においては患者により個人差があって形や大きさ
が異なるため成形上種々の問題があったが、本発明方法
によれば、これを克服し、患者に応じ金型を代えて、患
者に適合したインプラント成形体を与えることが可能と
なり、極めて有利である。
【0016】本発明のインプラント成形体は、少なくと
も一部が生体内に留置されて用いられるもの、例えば人
工歯根、歯冠などの歯科材料、人工骨、人工頭蓋骨、人
工耳小骨、人工顎骨、骨置換材料、人工関節、人工鼻軟
骨、骨析固定用材料、人工弁、人工血管などに好ましく
適用でき、また、透析用シャントなどの経皮埋入機器、
ペースメーカーなどの生体内埋め込み機器、その他、生
体内留置機器などの医療機器にも好ましく適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例3の方法によるチタン金属と炭
酸アパタイトとの接合方法を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例2で作製した人工歯冠及び実施
例3の材料で作製した人工歯根を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例3の材料で作製した人工股関節
を示す説明図である。
【符号の説明】
A チタン B 炭酸アパタイト粒子 C 窒化珪素の型 1 人工歯冠 2 人工歯根 3 歯肉 4 顎骨 5 金属 6 アパタイト 7 人工骨頭 8 人工股関節 9 大腿骨
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 豊 岐阜県本巣郡穂積町穂積1851−1 朝日 大学歯学部歯科理工学講座 (56)参考文献 特開 平3−37171(JP,A) 特開 平3−40981(JP,A) 特開 平3−40982(JP,A) 特開 平4−83811(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 優れた生体親和性をもち、所望の形状、
    表面性状及び寸法精度を形成できるインプラント成形体
    であって、炭酸アパタイトを900℃以下で焼成して得
    られる平均グレインサイズが0.005〜10μm、
    対密度が95〜30%の多孔質炭酸アパタイト焼結体
    を、所定形状の型又は材料を用いて、780℃以下で
    変形させ、成形して成るインプラント成形体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインプラント成形体を
    製造する方法であって、炭酸アパタイトを500〜90
    ℃で焼成し、得られた平均グレインサイズが0.00
    5〜10μm、相対密度が95〜30%の多孔質炭酸
    パタイト焼結体を所定形状の型又は材料用いて、3
    00〜780℃で塑性変形し、成形することを特徴とす
    インプラント成形体の製造方法。
  3. 【請求項3】的とする成形体の形状及び寸法に応じ
    た型を用い、炭酸アパタイト焼結体を押出加工又は型
    押し加工により塑性変形させ、成形することを特徴とす
    る、請求項2に記載のインプラント成形体の製造方法。
  4. 【請求項4】 所定形状の金属材料を用いて、当該金属
    材料の表面に、必要により孔を形成し、炭酸アパタイト
    焼結体300〜780℃で塑性変形により接合、接着
    又は被覆し、成形することを特徴とする、請求項2に記
    載のインプラント成形体の製造方法。
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