JPH02170201A - 無駄時間を含む系の調節制御装置 - Google Patents

無駄時間を含む系の調節制御装置

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JPH02170201A
JPH02170201A JP32323188A JP32323188A JPH02170201A JP H02170201 A JPH02170201 A JP H02170201A JP 32323188 A JP32323188 A JP 32323188A JP 32323188 A JP32323188 A JP 32323188A JP H02170201 A JPH02170201 A JP H02170201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
dead time
control device
control
system including
Prior art date
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Pending
Application number
JP32323188A
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English (en)
Inventor
Minoru Nakajima
稔 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレメータ、テレコン装置およびマイコン
リモート伝送装置によって制御装置と制御端とが接続さ
れているプラント等の無駄時間を含む系の調節制御装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の無駄時間を含む系の調節制御装置として
は、第2図に示す構成のものが知られている。第2図に
おいて、参照符号10は制御装置であり、この制御装置
10は比例演算器14.積分演算器16およ微分演算器
18からなる制御演算器12で構成される。制御装置1
0は、伝送装置20および伝送路28を介して制御端で
ある伝送装置30に接続され、伝送装置30は制御対象
32と接続されている。
このように構成される無駄時間を含む系の動作について
、簡単に説明する。設定値26が制御装置10に入力さ
れると、制御演算器12において所要の比例・積分・微
分(PID)演算が行われ、演算結果に基づく操作信号
22が伝送装置20を介して伝送路28へ送信される。
伝送路28を通って制御端の伝送装置3oに受診された
操作信号22に従って、制御対象32が制御される。そ
して制御対象32は、計測データを計測信号24として
伝送装置30.転走路28を介して制御装置10側の伝
送装置20へ送信する。制御装置10は、この計測信号
24を制御演算器12にフィードバックし目標値との偏
差を小さくするよう動作する。しかるに、制御対象32
と制御装置10との間は、1云送装置20゜30および
伝送1128を介して遠隔操作されるなめに、制御対象
32が制御装置10からの操作信号22による変化が認
められる時間と計測信号24のフィードバック時間との
両方に遅れが生じる。すなわち、この系には、無駄時間
が存在する。これに対し、従来の調節制御装置は、制御
演算器12内の積分演算器16の積分時間を長くする等
のパラメータ調節によって、無駄時間を含んだ系に対す
る調節を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述した無駄時間を含む系の調節制御装
置によれば、現時刻の偏差[=(計測値)−(設定値)
]に対してPID等の制御を行っているため、テレメー
タ、テレコン装置およびマイコンリモート伝送装置によ
って、制御装置と制御端とが接続されているプラント等
では、不確定の無駄時間が制御装置と制御端との間に発
生し、このような系の過渡応答において積分時間を延ば
しなり、比例定数を下げてもハンチングが生じたりして
安定な系を実現することが困難であるという問題点があ
った。
そこで、本発明の目的は、無駄時間を含む系の調節制御
装置において、制御装置と制御端との間の無駄時間に対
応して設定値変更や外乱に対する補正を最短時間で適正
に行い、安定な系を実現することのできる無駄時間を含
む系の調節制御装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る無駄時間を含む系の調節制御装置は、伝送
装置および伝送路により、制御装置と制御端とが接続さ
れている無駄時間を含む系の調節制御装置において、 制御装置と制御端との間の無駄時間を計測し、計測され
た無駄時間に対応した輔正量を制御装置内の演算器で演
算して無駄時間を補正するように構成したことを特徴と
する。
〔作 用〕
本発明に係る無駄時間を含む系の調節制御装置によれば
、制御装置と制御端との間の無駄時間を計測する装置を
備えたことにより、系の無駄時間に対応して制御装置内
の演算を行い、設定値変更や外乱に対する補正を最短時
間で適正に行うことができる。
〔実施例〕
次に本発明に係る無駄時間を含む系の調節制御装置の実
施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す無駄時間を含む系の
調節制御装置のブロック構成図である。なお、説明の便
宜上、第2図に示す従来例と同一の構成部分には同一の
参照符号を付して説明する。第1図において、制御装置
10と制御対象32とは、伝送装置20゜30により伝
送路28を介して接続される。
制御装置10は、制御演算器12と、リアルタイムに無
駄時間を計測するためのパルス信号発生器34および無
駄時間測定器36とから構成される。さらに、制御演算
器12は、PID演算を行う比例演算器14.積分演算
器16および微分演算器18と、無駄時間による遅れの
補正時刻を演算するための設定値ホールド装置38とに
より構成される。すなわち、従来例の第2図と比べて、
本実施例ではパルス信号発生器34.無駄時間測定器3
6および設定値ホールド装置38が新たに追加されてい
る点が異なる。
このように構成された本発明に係る系の無駄時間測定に
関して、以下説明する。無駄時間測定器36は、パルス
信号発生器34より出力されるパルス信号と、このパル
ス信号が伝送装置20.30および伝送路28を往復し
てくる信号との差により無駄時間τを計測する。計測さ
れた無駄時間τは、設定値ホールド装置38に入力され
、 (現時刻)−(無駄時間で) の演算を行い、無駄時間τによる遅れの補正時刻設定値
40を出力する。比例演算器14および微分演算器18
は、従来のPIDft/J#と同様に、 (現時刻での設定信号5V) −(現時刻での測定信号pv) を偏差入力として与えられるが、積分演算器16には、
設定値ホールド装置38の出力値である補正時刻設定値
40を使用して、(補正時刻設定値40) −(現時刻での測定信号PV) を偏差入力として与えられる。
このように構成される系の過渡応答について、第4図の
ブロック線図を用いてシミュレーションを行った結果を
第3図に示す、なお、第4図において、参照符号50は
調節計、52.58はそれぞれ伝送無駄時間、54は遅
れ要素、56は制御対象である。第3図は、ステップ入
力に対するシミュレーション結果であり、従来例の場合
の過渡応答波形60と、本発明の実施例の場合の過渡応
答波形62を示している。これから、本発明の無駄時間
を含む系の調節制御装置の過渡応答波形62は、安定し
た応答を示しており、従来の無駄時間を含む系の調節制
御装置の過渡応答波形60は、無駄時間に大きく左右さ
れた波形を示して不安定であることが確認できる。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本発明によれば、
制御装置と制御端との間の無駄時間をリアルタイムで計
測し、この無駄時間測定結果に基づいた時刻補正を用い
て制御演算をするため、設計値変更や外乱に対する補正
を最短時間で適正に行うことができ、制御対象がハンチ
ング等の不安定状態を生じないように制御することがで
きる。
従って、テレメータ、テレコン装置およびマイコンリモ
ート伝送装置によって、制御装置と制御端とが接続され
ているようなプラント等において安定な系を実現できる
調節制御装置を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は前記実施例に限定されることなく、本発明の精神を
逸脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得るこ
とは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る無駄時間を含む系の調節制御装置
の一実施例を示すブロック構成図、第2図は従来の無駄
時間を含む系の調節制御装置を示すブロック構成図、第
3図は無駄時間を含む系の調節制御装置に対する過渡応
答のシミュレーション結果を示す波形図、第4図は第3
図のシミュレーションに使用した制御系のブロック線図
である。 10・・・制御装置    12・・・制御演算器14
・・・比例演算器   16・・・積分演算器18・・
・微分演算器   20.30・・・伝送装置22・・
・操作信号    24・・・計測信号26・・・設定
信号    28・・・伝送路32・・・制御対象  
  34・・・パルス信号発生器36・・・無駄時間測
定器 38・・・設定値ボールド装置 40・・・補正時刻設定値 50・・・調節計52.5
8・・・伝送無駄時間 54・・・遅れ要素    56・・・制御対象60・
・・従来の調節制御装置の過渡応答波形62・・・本発
明の調節制御装置の過渡応答波形τ・・・無駄時間 FIG。 FIG FIG SεC

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)伝送装置および伝送路により、制御装置と制御端
    とが接続されている無駄時間を含む系の調節制御装置に
    おいて、制御装置と制御端との間の無駄時間を計測し、
    計測された無駄時間に対応した補正量を制御装置内の演
    算器で演算して無駄時間を補正するように構成したこと
    を特徴とする無駄時間を含む系の調節制御装置
JP32323188A 1988-12-23 1988-12-23 無駄時間を含む系の調節制御装置 Pending JPH02170201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32323188A JPH02170201A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 無駄時間を含む系の調節制御装置

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JP32323188A JPH02170201A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 無駄時間を含む系の調節制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02170201A true JPH02170201A (ja) 1990-07-02

Family

ID=18152472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32323188A Pending JPH02170201A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 無駄時間を含む系の調節制御装置

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JP (1) JPH02170201A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014109176A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Denso Corp 車両制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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