JPH0216955A - ぎょうざ調理法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はぎょうざ調理法に関するものである。

「従来の技術」 従来のぎょうざ焼器は蓋閉後、給水から焼き上げまで自
動的に行なう為、常に蓋は閉じた状態で調理されている
。この場合加熱された鍋に給水されると多量の蒸気が発
生し、内部圧力の増加に伴い蒸気は蓋を押し上げて外部
へ出ようとするが、蓋の重量にさえぎられて排出しきれ
ず、余分な水分として残ることになる。この状態で調理
が進行すると、水っぽい焼き上がりとなり、うま味の低
下を招いている（実公昭５６−３６３１６号）。

「発明が解決しようとする問題点」 本発明は手焼きに匹敵する焼き上がりのぎようざを簡便
に得ることを目的とするものである。

「問題点を解決するための手段」 上記の目的を達成するため本発明は内部に給水口を備え
てなる加熱鍋内でぎようざを焼成する工程と、該工程に
おいて、該鍋を蓋で閉鎖する工程と、閉鎖時に上記給水
口から注水する工程と、該注水によって発生する内部蒸
気の圧力によって上記蓋を開き該蒸気を排出する工程と
の全工程を特徴とするぎょうざ調理法によって構成する
ものである。

「作用」 従って加熱錫２の中に供給されたごようざは設定温度で
焼成され、該鍋２を蓋３で閉鎖することによって放熱が
防止され、その状態で注水によつて蒸気が発生し加熱錫
２及び上記蓋３内の空間４を充満する。そして蒸気圧が
内部に掛るとその力で上記蓋３が開かれ上記空間４内の
蒸気は大気に排出され大気圧に戻って上記蓋３は元の閉
鎖状態に復元する。

「実施例」 加熱器上に加熱錫２を支持し、開閉蓋５によって該鍋２
を閉鎖するものである。この蓋５には中央部に開口部５
′を有し、該開口部５′を開閉する蒸気排出蓋３をピン
６によって枢支し、該排出蓋３の一端を該ピン６の外側
に延長し、該延長部ごに開口部５′側の重量より若干軽
い平衡錘７をピン６側及び外側に摺動調節可能に設け、
該開口部５′が上記排出蓋３で閉鎖されるように平衡錘
７の位置を調節しておくものである。加熱錫２の内面に
は給水口１を開口し、電磁弁８及びタイマーを介して一
定量の水を該給水口１から鍋２内に給水するようになっ
ている。この電磁弁８は上記開閉蓋５の閉鎖と同時又は
タイマーを介して一定時間後に開き、該閉鎖と同時にタ
イマーを介して一定量の水が供給されるようになってい
る。そのため鍋２内にぎょうざが供給されて焼成され、
さらに上記開閉蓋５及び蒸気排出蓋３で該鍋２が閉鎖さ
れるものであって放熱が防止され、その状態で上記給水
口ｌから一定量の水が注水される。そしてこの水は加熱
錫２内でたちまち蒸発し空間４内の蒸気圧が増しその圧
力で上記排出Ｍ３は図中実線位置から仮想線位置に押上
げられて開き蒸気を外部に排出するものである。上記給
水は速やかに蒸発するため該排出蓋３の開放は給水とほ
ぼ同時に行われ、蒸気排出が終了すると再度上記排出蓋
３は閉じて保温効果をもたらすものである。この結果蒸
気の排出と共に余分な抽かすやこげかすも同時に排出さ
れ、ぎょうざのうま味（食味）が増す。

「効果」 本発明は上述の方法によったので、加熱錫２内で蒸気の
凝縮がなく、そのため水っぽい焼き上がりとならず、か
つ熟練を要せず手焼きに匹敵するぎょうざな容易に調理
し得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明のぎょうざ調理法に用いる加熱錫を示す側
面図である。 １・・給水口、２・・加熱錫、３・・蓋。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）内部に給水口を備えてなる加熱鍋内でぎょうざを
   焼成する工程と、該工程において、該鍋を蓋で閉鎖する
   工程と、閉鎖時に上記給水口から注水する工程と、該注
   水によって発生する内部蒸気の圧力によって上記蓋を開
   き該蒸気を排出する工程との全工程を特徴とするぎょう
   ざ調理法。